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【ショートロッドでバス釣り】5フィード台ロッドを5年してみたら釣果UP。汎用レングス・使用感を紹介します!

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*当ブログはアフィリエイト広告を使用しています(筆者で実釣したものを厳選しています)

6ft台のロッドを全部売っ払って、5年間5ft台でバス釣りやっています(追記:2023~海釣りやトラウト本流用にロングロッドも少しずつ追加)。2024年も5f10inのロッド現役なので、もう5年以上。
ショートロッドが再度注目されていますね。2021年は、スコーピオンやゾディアスにもショートモデルが登場していて、村田さんも「いきなり長い竿買う必要あるの?」なんて言ってましたね。

「バス釣りって6.5ft以上でやるもんでしょ?短くして釣れるの?」こんな声をよく聞きます。
今日5フィート台のショートロッドでバス釣りした僕のショートロッドの感想を書きます。

「ロッドを短くしたら飛距離が心配」
「短くすることで釣果はどうなの?」
「どのくらいのレングスがおすすめなの?」

購入前の僕のような人のために参考になればと思います。

目次

バス釣りにおけるショートロッドの歴史/バスロッドは6ft以上が定番に。

ショートロッドといっても曖昧なので、
●6ft未満のロッド
とします。

バスロッドにおいては、この20年くらいで徐々にロングロッド化が進んでいます。1990年代はバスロッドって5ft台が多かったんです。エクセージとかバスワンとか、みんな5ft台だった気がします。

この20年で素材の軽量化が進み、バスロッドの長さは以下のような構図になりました。
●6ft前後:ショートロッド
●6.5ft前後:バーサタイル・標準のレングス
●7ft以上:ロングロッド
何を隠そう、僕も2010年くらいにロッドを新調した際にはカタログで「6.5ftが標準」的な教育を受け、6ft~7ftロッドを使用していました。

しかし、村田基さんの100mキャストは昔は5ft10inchで達成されていました。ふと実家に放置されていたエクセージの5ftロッドや中古で買ったシャウラの5ft10inchを使った時に、投げやすい!って思ったことをきっかけに、調べると、どうやら5ft台はショートロッドとカテゴライズされていることを認識したわけです。

そんなわけで、5ft台をショートロッドとして話をしていこうと思っています。

ショートロッド:精度UP、無駄キャスト減、テンポUP

結論から言うと、
●ショートロッド超あり
●釣果は全く落ちず、寧ろ増加しました。
です。
*2022年、初心者の嫁にも4/5ftのロッドを使わせていますが、
初回でバンバン岸際キャスト決めてナマズ釣ってました(釣行記)
桧原湖でも4ft台で陸っぱりBASS4尾!意味わからん(釣行記)

理由はシンプルです。
●無駄な遠投しなくなる(小場所なら不自由するほど飛距離は落ちない)
●キャストの精度が爆上がりする
●片手キャストで疲れない
●トラブルが少ない
●キャスト総数増加・テンポが上がり確率的に釣れる

からです。
*おかっぱりで小さなフィールドでやっているサンデーアングラーの僕調べ

6~7ft台からショートロッド持ち替えで釣果は減らず

僕は、これまで
●6ft11inch→6.5ft→6ft7inch+7ft2本持ち
というロッド遍歴です。
現在は
●5.2ft
●5.10ft

*2022年8月からは渓流も3.9ftまで短くしました(釣果増)
で釣りをしています。

ショートロッドにした理由は「ショートロッドにしたい!」ではなく、都内在住や車の廃車・旅行が重なってパックロッドにして、気に入ったモデルがたまたまショートロッドだけだった、ただそれだけです(笑)

ちなみに購入したのはfishmanです。
●beams blanc sierra 52UL

●B.C.4.510LH

最初は6.7ftも持ち出していたのですが、2021年に売却しました。その後は専らショートロッドメインで釣りをしています。

バス釣りにおすすめのショートレングスは5.5~5.10

5.2ft,5ft10inchと使用しているのですが、5.2は短すぎるな、という瞬間もありますので、バス釣りでおすすめしたいレングスは以下です。

◆初心者や近距離だけを狙いに行く:5ft5inch
◆飛距離とコントロールの両立で汎用的に使用したい:5ft10inch


実際にうちの嫁は5.5ftでバス釣りもしていますが、小柄な身長・体格(痩せ型)には5.5ftがちょうど良いなと思って見ています。7ft持たせると流石に投げづらそうです。

逆に僕は5ft10inchをメインで使用していますが、岸際のバス釣りはキャストが楽しいくらいに決まります。

陸っぱりでライトカバー攻略スタイルならショートロッドで十分

僕は、基本遠投はせず、岸から10mくらいしか投げず、バス釣りでは、岸際ライトなカバー周りの釣りなので、コントロール重視なんです。

使用シチュエーションは、
●オカッパリ
●小場所
●足場低い


印旛新川の護岸に点在するアシでスピナベを岸と並行に引いたり、中央水路のパラアシにセンコーをポションと落とす。高滝湖の沈み手すりの並行巻き、霞ヶ浦の牛堀の岸際、水原の石積みも石積みの内側のみ。

もちろんキャストテクと集中力は皆無です(笑)一番恩恵を感じるのはこのスタイルだと思います。

ショートロッドはキャストがしやすい!上手くなる。

前置きが長くなりましたが、たまにバス釣りに行く自分がショートロッドを使うメリットは間違いなくこれです。

●竿が短いから、しなりや穂先の操作が体の前で完結する。
●軽いから、片手のスナップ(少ない力)で振り切れる。
ロングロッドをしならせ切れずに「エイヤ!」って投げてしまっていたことに気づけました。


●低い振り出しでのキャストやフリップキャストができる(長いロッドでは個人的技術で無理。笑)
→低弾道でカバーの下や横をいろいろな角度に投げ分けることができるわけです。
→弾道が低いので、着水地点や着水音のコントロールもしやすくなります。
正直、長いロッドの癖でしばらくは怖くて水面ギリギリキャストは封印していましたが、ショートロッドでやってみるとバシバシ決まるわけです。

バスプロがやっているような、水面ギリギリでカバー奥に送り込むあのキャストができます。

岸際を攻めるときにも、近いところから順にピンポイントキャストしていくので、ルアーをコントロールできる有効なキャスト数も増えて、結果上達している感覚があります。

狭い水路や竿を振れないスペースでも振りやすいと言うこともありました。

飛距離も6ft台ロッドと比較して大きく変わらない

もちろん数m程度の差は出てると思いますが、少なくとも、巻物をオーバーヘッドで投げる分には
●おかっぱりで必要な距離がカバーできないと困ったことはない
のと
●何してるのかよくわからない遠距離を雑にトレースすることがなくなる
ので、

しっかりとルアーコントロールができるようになったメリットの方が大きいと感じています。

その後7.2ft、6.4ftも使っていますが、そもそもの釣法(岸際カバーゲーム)的に足場や岸の障害物問題さえなければ飛距離は変わらないか、振り切れる分飛距離が伸びるシチュエーションがあったりしたこともあります。

片手振り抜く爽快感がある

そして、ショートロッドにして変わったのがもう一つ。
●片手キャストが増えた
です。僕は身長は170cm、超痩せ型の非力人間です。6ft以上のロッド時代は、基本的に両手で竿を握って、投げていました。僕の体格と力だと短くないと片手で振れないのです。

5ft10inchくらいですと、サイドハンドキャストやオーバーヘッドキャストを片手で振り抜けます。見た目的にもイケてる(自称)上に、体の軸がぶれずバス釣りのキャストの基本がわかる感覚があり、もちろん連続キャストにおいては、わずかですがテンポが上がります。

フッキング云々は特に感じない

よくフッキングがしづらい(短い分、長距離のフッキングストロークが必要)と言われますが、僕個人の意見としては

変わんなくね?

です。もともとアタリに敏感ではないので、向こう合わせだからでしょうか?ショートロッドで大きい魚は(そんなに掛けてないから笑)まだバラしたことがなく、パワー不足も別に感じないです、相手、バスですし(笑)

デメリットも・・・ライン角度がつけづらい

逆に6.7ftと比べて最初に大変だったことも挙げておきます。
想像してもらうとわかりやすいんでが、目の前が護岸だったら短い方が足元攻めやすいと思います。一方で、目の前に背の高いアシがたっていたら/または水面にウィードやリリーパッドが数m生い茂っていたらどうでしょう?

ズバリ、ショートロッドでやりにくさを感じるのはこういった場面です:

●ラインの取り回しやリトリーブするコントロール領域の制限
です。

足場が高い・目の前に障害物がある時、正直お手上げです。

長いロッドは
●リトリーブコースの調整
●カバーに撃ち込んだ後の陸上からのライン入水角度調整
がショートロッドに比べて幅広くできます。


ショートロッドは自分が動いたり、背伸びしないといけない場面があります(笑)。少し投げてのボトムの釣りでも根がかりを外そうとできる角度に限界があるのでちょっと怖さがあります。

ロングリーダーの遠投リグは相当やりずらい

これは次の項目に絡むのですが、

◆ロングリーダーのヘヴィキャロを大遠投する
◆ディープクランキングやヘビースピナーベイトのスローロール

みたいなそもそもつけているルアーやリグがロングロッド向けの場合には、ある程度の操作性やキャスト性能は「捨て」ないといけないな、と思いました。

できないことはないのですが、

◆ロッドは横捌きになる
◆ドリフトもやりにくい
とか、弊害はありますね。ただ、上述の通り、シャローの近距離線が中心の陸っぱりなら、キャストの精度が上がる恩恵の方がでかいので、普段はショートロッドで、上記の釣り方が必要なシチュエーションの時にそれ用のタックルを用意してもいいかな、って思います。

ヘビーカバーや広大なフィールドだと効率悪いかも

そんなこともあり、
ヘビーカバーで根掛かりを避けたラインコントロールや魚とのやり取りをしなければいけない場合は制限がかかる
霞ヶ浦本湖・琵琶湖など広いフィールドをぶん投げて、沖のブレイクを狙う場合はリトリーブコースに制限がかかる
●キャロ遠投はやりずらい。リーダーが長いリグは、竿の長さがない分ストロークが取りずらい

わざわざショートロッドである必要はないと思います。

ショートロッドは釣りの基本に徹せる楽しさがある

それでも、僕はしばらくは5ft台のロッドでいいかな、と思います。やっぱりキャストの楽しさで狙って釣っている感じがたまらないです。

キャストを上達させて、丁寧に狙ったところで釣る、一番効率いいし、楽しい。

キャスト数が増えて精度も上がっていることが結果的に釣果に繋がっていると思っています。

しばらくはショートロッド特化で釣りをしていこうと思います。


渓流やバス釣りで使用している他のショートロッドインプレもこちらに!

◆渓流からバスまでをカバーするパワーあるULロッドBeams blancsierra 52UL(インプレ記事)

◆源流釣行でキャストが決まりまくるBeams blancsierra 39UL(インプレ記事)

◆バスのバーサタイルにおすすめ!BC4 510 LH(インプレ記事)

ロングロッドも使用しています。


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