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【2022/08/11-13】Fishman Beams Blancsierra 39 UL実釣レビュー(中国地方里川釣行)

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Fishmanのロッドを買い足しました。ずっと欲しかったFishman Beams Blacsierra39ULです。今日はその使用感について書いていきたいと思います。

1年半溜め込んだ楽天ポイントで7月に購入していたのですが、コロナになってしまいまして、使う機会を逸してしまい、封印されていました。お盆に嫁の実家近くの渓流に3日間入り浸って使ってきました。

結論から言うと、
●川幅の狭い渓流では最強!(釣果↑、トラブル↓)
●大場所や本流などの河川では他のロッド
です。僕は川幅が狭い(数m、10歩も歩けば余裕で渡り切れてしまう)渓流しかやらないので、メインロッドになりそうです。

目次

あえて3.9fのレングスにこだわったワケ(新作の48にしなかった理由)

Fishman Blancsierraは3.9ft,5.2ftというラインナップ、そして2022年に4.8ftも追加されました。

宣伝では、4.8は軽さや張りにもこだわったモデルで、とても魅力を感じたのですが、僕、5.2ftのequality(使用記事に飛びます)という、少し張りがあるモデルを持っています。これで十分だな、感じたことで48は気になったものの購入しないことにしました。

なにより、購入目的が「取り回し向上」だったんです。
●山岳系の渓流では岩や草木、急流で竿が上手くふれない
●ウェーディング中に水面を叩いてしまうことが多い
●これまで釣行した川幅が数mと小規模で飛距離よりも正確性が求められる


マスレンジャーの4ftを振ってみたところ、とても良かったので、どうせなら4ft前後にしようという結論になり巻いた。まだまだキャストも立ち回りも未熟な僕には5.2でも長かったので、4.8ftではなく3.9ftまでレングスを落として取り回しを重視した経緯です。

デフォルトがこれくらいか、もう少し広いくらい。

値段は39ULの方が高かったので、「その分モノは良いはずだ」と信じてポイントは鬼のように溜めました(笑)。


取り回し・キャスタビリティ◎

まず、取り回しは完全に目的を達成しました。3日間の実釣でも草木や飛ばし過ぎのトラブルが激減しました。

●体の前で竿の動きが完結するので省スペースでキャストができる
●ウェーダーでの立ち込んでもフリップできる
*ロッドティップの糸絡みや移動時の潜り動作でも穂先が近くて安心(笑)
●曲げることができれば勝手に低弾道で飛んでいくのでオーバーハングキャストも楽
でした。2.5gの虫ルアーや3.5gのスピナーも投げることができます。

ARSも操作できました(AR-S使用記事へ)

飛距離○(大場所では△)

次に飛距離ですが、「必要十分」くらいで、「めっちゃ飛ぶなー」とはなりませんでした。というか、52ULもよく飛ぶんで、飛距離に贅沢になっているのかもしれません。僕は元から飛距離を求めていなかったので、「こんなもんよな、十分十分!」って感じです。釣果も上がりはすれど、下がりはしませんでした。

小場所ならドリフトまで問題なくできました。

ただ、大場所でぶん投げる釣りをする、とか「うおーめっちゃ飛ぶぅぅぅ」って感覚が目的なら、まず話にならないレベルです(そのために作られた竿でもないです)。

ドリフトさせて釣りました。

フッキング○ トゥイッチは慣れ必要

これは、52UL Equalityと比較して、感覚的な話なんですが。短くなっているのに、なぜか明らかにフッキングが向上しました(むこう合わせ的な意味でのフッキング)。おそらくEqualityの張りの恩恵だと思うのですが、小さい魚は弾いてしまうことは多かったんです。

39ULはとにかくグニャリと曲がってくれるので、おそらくフッキングにも寄与しているのか、という個人的な感覚です。小さい魚がちゃんと掛かってくれるんですね。

代わりに、トゥイッチングは、張りがあるロッドと比べると、慣れが必要というか、上手くできる時とできない時があって、要練習という感じです(とはいえ、ミノーでも釣ることができたので、腕の問題ですね)。

ブランシエラ39UL+Dコンパクト(ルアー詳細使用記事)で。

重さ△

唯一、「短くなったのに」と思ったのは、重さです。実際スペック上でも52ULより少しだけ重いんです。
これは、こだわりのウッドグリップです。結構しっかりと作られているので、その分、重みは感じます。

手元に重心が集まっている分使いにくさはありませんが、カルコンBFSとセットで使うと、持ち替えた時に「あ、重くなった」程度の変化は余裕で感じるレベルです。初日に「少しだけ手首疲れたな」と感じたことを覚えています。

ただ、古いロッドなどと比べて明らかに重すぎる、というよりは、最近の軽量ロッドと比べたら、くらいの差ですので、許容範囲かと。軽さを最重要視される方はリールをつけて、他の製品と持ち比べて判断すると良いかと思います。

52ULはオールラウンダー・39ULはスペシャリスト

・・・というわけで、新入りの39ULは購入目的をしっかりと果たしてくれた良竿でした。

実際に3日間で10本以上のアマゴを釣り上げることができました。
これまで52ULを使って行っていた山岳渓流は完全に39ULで行くことになると思います。
52ULはもう少し広い河川やこれまでどおり、バス釣り(39ULは流石に無理+折れそう)などのオールラウンダーとして活躍してもらい、39ULは複雑な渓流用のスペシャリストとして使い込んでいきたいと思います!




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