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【実用品2024】渓流釣りで揃えるべき道具:バサーが渓流ルアーデビューした時のオススメ装備品

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バス釣りに加えて、渓流釣りを始めて3年。渓流デビュー時、装備品を揃えるのにあれこれと調べていました。

●バス釣り:普段着+タックルだけでOK
●渓流釣り:入水を前提とした諸装備+タックルが必要


つまり、本格的に渓流釣りを楽しむためには追加装備が必要ということですよね。

「渓流釣りを始めたいけど、何を揃えればいいかわからない」
「なんだかマニアックな道具を揃えないといけないんでしょ?」

僕も同じことを考えていました。道具が揃い、ある程度勝手がわかってきた今、渓流ルアー釣りに必要な道具を探している人に向けて、改めて整理をしてみようと思っています。

目次

なぜ装備が大事?渓流釣りはバス釣りよりも過酷な環境である

大前提として、渓流釣りはバス釣りよりも怪我やトラブルのリスクが高いと考えています。
せせらぎの音、綺麗な水、のどかな環境に見えますよね。確かに、釣りしていて、めちゃくちゃ気持ち良いです。

しかし、写真や目にみえる景色以上に
●流れが強い
●水深が深い
●川底の岩や石、傾斜が大きく滑るし歩き難い
つまり、中途半端な装備で臨むと怪我や事故につながる環境です。

だからこそ、適切な装備で臨むことが大切です。

分類して考える:タックル・ウェア・アクセサリー・バッグ

まず、そもそも必要なものを分類しましょう!

タックル

説明不要。ロッド・リール・ルアーですね。

ウェーダー/ゲーター/シューズ

入水に必要なウェア類です。渓流はこれがないとそもそも100%楽しむことができません。
というか、渓流を進めなくなります(笑)

ウェア

入水装備の下に着用するウェア類です。速乾系であれば別に専用品でなくとも成立します。

アクセサリー

ランディングネットやフォーセップといった小物類です。

バッグ

バックパックやショルダーバッグなど、道具を収納する一式です。渓流はバス釣りより荷物を下ろせるスペースがないので、重要度は高めです。

こんな順番で説明していきますね。
僕が渓流釣りした川幅やシチュエーションはこんな感じです。

川幅は3メートルないんじゃないくらいです。ここで不便を感じずにできた装備をシェアします!

タックル:規模感+対象魚で選択!ショート+パックロッドがおすすめ。

タックル選びですが、渓流の規模感(川幅)や対象魚で選択しましょう。
前述の小渓流を例にして僕の実釣体験を交えると以下です。

●川幅数メートル、オーバーハングもあるような渓流=4~5ft前後
●里川など竿が十分に触れるスペースがある=5ft前後
●中流域など、ある程度川幅もあり距離を投げる=6ft~


基本的には入渓まで藪や林、岩場を越えるならパックロッド一択かと思います。リュックに刺したりできますので。バス釣りのように1ピースを持ちながら移動できるフィールドなら問題ないですが!

僕の実際の装備を見ていきます:

●ロッド:Fishman Beams blancsierra52UL *詳細記事はインプレ記事(ブランシエラ52UL)
→汎用的なレングスで、渓流デビュー〜里川ではメインで使用。ただし、山岳渓流は川幅が狭く、オーバーハングもあったため、4ft台でも良かったかなと思いました。これ以上長いと水面を叩く気がしてフリップキャストをする勇気が湧きませんでした(笑)

●ロッド:Fishman Beams blancsierra39UL *詳細記事はインプレ記事(ブランシエラ39UL)
→結局書い足しました!52でも十分できますが、立ち込んだ時のフリップのしやすさなどは格別です。小渓流ではこいつの方が圧倒的に使いやすいので最近のメインロッドです。オーバーハングが多い川幅の狭い渓流は39くらいがとにかく投げやすいです!


●リール:Shimano Calcutta Conquest BFS(カルコンBFS)*詳細記事はインプレ記事(カルコンBFS)
→3g程度の渓流ルアーがすっ飛んでいきます。結構やらかしても大きなバックラッシュなどはなし、性能が助けてくれるリールです。渓流ベイトはこいつかアルデバランBFS、アルファスAIRを選んでおけば間違い無いかと思います。僕は丸型ロマニストなんでカルコンなだけです。
リールは
 ●トラブルレスの観点で可能な限り軽いルアーが快適に投げられるものを選ぶべき
 ●3-5gのルアーをしっかりと投げられることを重要視すると快適
と確信しました。上級者はどんなリールでも投げられると思いますが、軽量ルアーを投げ慣れていないうちは、とにかくリールの性能で快適に、余計なバックラッシュを防止してキャスト数増やせるからです。


●6ポンドナイロンライン(バス用流用)
→念の為渓流用4ポンドも携帯しましたが、問題なし。岩でざらざらになった感じを見るとデビューにはちょうど良かったと思いました。
*予備ラインも持っていきましょう!岩や水面、枝を叩いてラインが使い物にならなくなる危険は感じました。

僕は渓流釣りをするときはベイトです。全然おすすめしないです。
スピニングがいい、という意見もありますし、実際そうなんだろうな、と思うこともあります。道具増やすのがめんどくさいのでベイトです(笑)。あとFishman使いたいからベイトです(笑)。

おすすめルアー:スピナー・ミノー・スプーンで成立する

渓流ルアーは主に3つ:シンキングミノー、スピナー、スプーンです。

根掛かりに備えて3つずつくらい持っていきましたが、ロストなしです。岩や枝、水生植物にひっかかっても、歩いて取りに行けるので(笑)

●Smith AR-S(スピナー) 3.5gのもの 
→ネットでも最強と名高いスピナー。ガチでどこでも釣れます、餌釣りより釣れたことあります。必携です(あまりに無双するのでAR-Sインプレ記事書きました)。最初はこいつ投げておけば心配ないです。

●Smith D-Compact(シンキングミノー)3.5g
→ロングセラーで「ミノーといえばDコン」と言われています。ミノーデビューには「D-コンパクト」の3.5gモデルがオススメです。トゥイッチしてスピーディにリトリーブするだけです!

スプーンは僕はあまり使用しません。スピナーが釣れすぎて(笑)。スミスのPUREやD-Sラインの3~4gでいくつか用意してみると良いかと思います。うちの嫁はスプーンただ巻きで結構釣ります。

ウェーダー・ウェア類(一番揃えるの大変だった)

バス釣りと一番異なるのがウェア類です。薮・岩・水中と移動するので、専用ウェアの装備は必須です。

渓流釣りはバス釣りの開けた湖川とは次元が違う障害物ばかりでした。そもそも歩道がないので、ウェーダーとフエルトソールのシューズがないと移動できませんし、ヘビや虫・草木のとげからの被害や岩での転倒などを考慮して、初心者こそ万全の装備にすることは必須だと思います。

●ウェーダー・シューズ
→チェストウェーダー(胸まで)なら深みに行きかけても安心です。
僕はリトルプレゼントとかいうメーカーのゴアじゃないやつ。胸にポケットがあり、携帯入れられて良かったです。
→シューズはフエルトソールならある程度の環境下でも安心です。ウェーダーと一体型の長靴型シューズは足首の自由度が奪われるので、全くもってオススメしません!専用のシューズで臨みましょう。

シューズはウェーダーを履いた状態で何度も試着した方がいいです:足の大きさがウェーダーでかさ増しされるからです。いつものスニーカーサイズよりも数センチ大きくなります。

●レインウェア
→急な雨は渓流ではよくあります。釣りやアウトドア用の普通のもので問題。防寒としても用意しましょう。2022関連記事:ワークマンにしました

●速乾インナー・速乾アウター★長袖推奨★
→岩や棘のある枝から肌をガードするために長袖推奨。僕はラッシュガードの上に速乾Tシャツです。
 こけたり、根がかり回収で濡れるので速乾。移動で手を伸ばしたりするのでストレッチするものにしましょう。
 朝は寒いので必要なインナー+重ね着できる長袖1枚も忍ばせましょう。
 ワークマンの速乾系ロングTシャツで事足りました。1つ500円程度!最強。。。

●パンツ:ワークマンエアロストレッチクライミングパンツ *春先・寒い時は4D防風ウォームパンツ(記事
軽くてストレッチすることが大切です。大きな岩を跨いだりするので、チノパンとかタイトな普段着はやめましょう。

●グローブ
→指出しの安いやつで十分ですが必須です。実際僕は岩で滑った時に手をすりむかないで済みました。魚を釣った時にしっかり濡らせるので素手よりも魚に優しいという意味でもオススメです。最近Fishmanのベイト専用グローブにしました!

アクセサリー

●ロッドケース:上州屋のセミハードケース(硬い合成ナイロン?みたいなやつ)です。
→車での保護用(林道の車の揺れで荷物の下敷きになり折れたりしないように)として安心でした。釣り場では全く使わなかったので、途中から車に置きっぱなしにしました。ハードケースは多分邪魔なだけなので、セミハードにしておけば積み込み・現地ともに使うかどうか選べます。

●偏光グラス
→渓流では必須です。渓流では、流れを確認したり、チェイスをしっかりと捉えないといけません。反射で裸眼では何が何だかわからないため、偏光グラスがないとやりたくないくらい重宝します。ルアー10個買うなら、グラス1個買った方がいいです。僕はオーバーグラスなので無くさないように、首に下げるワイヤーも買いました。

●帽子
枝や日差しから頭部をガード、偏光グラスとセットで視界を守ります。必携です。僕はキャップ。風で飛ばされないものにしましょう!

●ネット・たも網
→渓流魚はバスのような口持ちは絶対NGです。また、取り込める場所も少ないので、ネットでしっかりキープしましょう。ネットもそうですが、リュックなどへの脱着用のマグネットホルダーまで買った方がいいです(魚を釣って、すぐにリュックやベストから脱着できるやつ)。

●熊鈴・スプレー
→僕は3回目の渓流でクマを目撃しました。命のために絶対もつ。猪もおるし。爆竹も持っていきましょう。

●細身のプライヤーペンチ(フォーセップ)
→イワナもヤマメも結構ガッツリ食べてくるので、小さい口にガッツリフック刺さります。丁寧にそしてスピーディに触れることなくフックオフしてあげられるようにフォーセップは必ず携帯しましょう。コーモランやダイワを使っています。


●ラインカッター
→細いラインは糸ヨレ・岩の傷などで交換が必要です。スピナーなどでもヨレるので、バスよりも頻度は高めです。すぐに取り出せるようにしておきましょう!

●水温計
→水温で魚の付き場が変わります。表水温中心ですが、自動を使っています。流れ強いのでアナログだと手が冷たくて。。。パッとはかれてアナログ式よりも重宝してます。

●ゴミ袋
→渓流くらい綺麗な自然を見たら、落ちてるゴミは全て持ち帰らないといけないという使命感にかられるため、必携です。
●タオル2枚
→落水用・汗拭き・雨拭き用だったけど、ほぼ使用せずでしたが、もしもの時のために。

リュック

●登山用のリュック(NorthFaceのTellus25)


正直25リットルはデカすぎました。底が少し水浸しになりました。「釣りだけなら20でいいな」と思ったけど、荷造り・積み込みで旅館で使う一式など一気にぶちこめる魅力は捨てがたく、大規模移動を伴う釣りではあえてこのリュックで行ってます。背負い心地がよくて疲れないです。常時背負ったままでも全く邪魔にならずキャストもできます。

サイドポケットにロッドケースやタモを固定できる
D管やプライヤーホルダーをつけられる場所が多い
腰にもポケットがあり、携帯や小物を収納できる(が調子に乗るとこけて浸水する)
背負い心地がとてもいい
防水じゃないけどリュック用のカッパは付いている

という点で実用的なリュックと再認識!さすが!

一方で外ポケットが縦開きで、釣りの小物は落としそうで怖い・・・・。釣りと旅館バッグ別なら20Lで十分。

*最近はショルダーバッグやベスト型でもやっていますが、やはり、忘れ物したくなければ大型がいいですね。

あったら良かったもの

●タモホルダー
→上述の通り、タモはサッと出せないと意味がない(笑)

●防水の携帯ネックホルダー
→電波ないけど撮影のために。撮影となるとスピード勝負なので、首にでも。ウェーダーから出し入れするのめんどくさかった。

●救急セット
→グローブなかったら岩で擦りむいていただろう転倒が一回。虫もいるしね。

●GoPro
→この釣り進んでいく感じやヒットした時は記録しておきたかった。。。。

装備予算は4万円程度

釣具を持っている初心者で渓流釣りの装備を揃える場合に、
ウェア類や小物を揃えると大体4万円でした。

ほとんどがウェダーとシューズのお金ですけど。ウェアはワークマン、ルアーはメルカリやナチュラムさんで安く調達すれば4万円でタックル以外は揃えられるな、という印象です。

ぜひ参考にしてください。

ウェア関係の記事はこちら(ウエア類まとめ)にまとめてあります。
村田さんのYoutube見てると、バス釣りの人口が減って他の釣りが増えているみたい。
僕も多分にもれず、渓流の魅力に取り憑かれそうです。

釣りが変われば多少の装備も変わります。特に渓流は釣りが始まると簡単に車に戻れないので装備の重要度が少し高いと感じました。

今後渓流デビューする方の参考になれば嬉しいです。

道具の準備ができたら釣り方を学びましょう!

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