【2021/6/23-24】バス釣り野郎が渓流ルアーをやったらクソ楽しかった件
先日、生まれて初めて渓流デビューしました。父が渓流フライマンで、「いつか一緒に行こう」が叶いました。
僕はルアーで挑戦しましたが、結論から言うと最高の経験でした。
◆釣果もあり:2イワナ・1ヤマメ
◆魚っけたっぷり:チェイス・バイトは無数・見えるし
◆リフレッシュ:景色とクリアウォーター・ウェーディングで自然と一体感たっぷり
翌日は頭もスッキリ。場所は父の釣り会に連れて行ってもらったので伏せますがロケーションも最高でした。
今回はそんな中で良かった点と注意点を書き殴ります!
Contents
スピナーで釣れた!
簡単に釣れた状況をば。7:30頃にスタート。水温は11度前後です。
タックルは
●Fishman Beams blancsierra52UL
●Shimano Calcutta Conquest BFS
●6ポンドナイロンライン
です。
最初はネットで大好評のD-コンパクトというシンキングミノーを投げました。
ブレーキを調整するために適当に投げた超浅瀬、3投目でチェイスという大興奮な展開でした!
その後は続かず。
父に聞くとどうやらこのエリアのイワナは小さくてミノーは食い切れないのではないか
ということ。というわけで、これまたネットで釣れるルアー最強と言われていたSmithのARスピナー(別記事で詳細)に
チェンジ。メリカリで3個セットで購入しておいて良かった。
4gないくらいなので、多少の投げずらさを感じながらも、だんだんキャストが安定してきます。
(渓流は近距離だけど、突き出した岩やウェーダーで水に入っている分ロッドを振るストロークが取りずらいので遠心力で投げるのが難しく、しっかりと竿を曲げてやらないといけない)
カルコンBFSは渓流ルアーもしっかりセッティングする(結構バシッとセッティングしないとやばいけど)とスーーーっと飛んできますね。楽。
そして、アップストリーム(流れに向かって投げるやつ)で、落ち込みギリギリに投げて引いてくると、、
ラインが横に走り、ツンツンと!釣れた!
この日はこれともう少し型の良いイワナ1尾釣れました。翌日はヤマメも釣れました。
*写真は父のデジカメ待ち・・・
バスとはまた違う美しさ
イワナみて、
●綺麗!
●かわいい!
●すごいスピードで飛び出してきてスリリング!
●歯がギザギザ!
とにかくグローブも手も濡らして、プライヤーで直接触らないようにフックを外して逃しました。
Youtubeで解説動画見て、「絶対坊主」と思ってきたので、嬉しかったです!
緑たくさんの景色も水の音も集中力を保ってくれて、14:30まで没頭しました!
ベテランと行こう!林道・野生動物・岩場・急流など危険もたっぷり
楽しかった・釣れたとはいえ、大変だな渓流・・・と思ったこともありました
まず、初めて渓流に行くときは、ベテランに連れて行ってもらってください。ガイドとか使ってもいいです。
とにかくすぐに釣りができるような感じではなかったです。渓流までは車でも未舗装の林道を走ったり、急斜面を荷物を抱えて歩きます。携帯の電波もなかったです。
釣り場近くに降り立ったら今度は動物や棘のある植物に注意!
動物といえば熊!僕はキャンプで熊(人馴れしているやつですが)に出くわしたことがあり、今でも家族で「怖かった!」と語っています。最近も北海道の件もありめちゃびびっていました。
何度も会うものでもあるまい・・・と思いきや、普通にイノシシがいました。突進されるとナイフ並みの牙と突進力ででえげつないダメージを負うそうです。怖いですね。1人じゃもう復帰できないです。
釣り場ではウェーディングしますが、これまた、岩と水は危険がいっぱいでした。流れが強いところは手が悴むくらいに水は冷たいし、深くなっていたり、足を持っていかれたり、歩く時に踏んだ石が動いたり滑ったりと油断できない時間があります。
初めは渓流をよく知る人とさまざまな可能性を聞きながら歩くことが大切ですね。
タックル・装備・荷造りは完璧に!
そんな場所なので、装備は妥協しない方がいいです。僕は
●ウェーダー・シューズ・レインウェア
●速乾インナー・速乾アウター・防寒アウター・グローブ
●登山用のリュック(NorthFaceのテルス)
●偏光グラス(ないと渓流釣りは楽しくできないと思った方がいいです)
●帽子
●たも網
●熊鈴
●プライヤーペンチ
で行きましたが、岩で擦ったときはグローブがあって良かったし、リュックを登山用にしたので、急斜面は全部リュックにインして両手フリーで歩けて良かったと思いました。
そしてタックルですが、トラウトタックルがいいです。
僕は5.2ftのロッド+カルコンBFSでしたが、川幅が狭いところに行ったので、4ft台でも良かったくらいです。
まず、オーバーハングや岩が突き出ているので長いロッドは振れません。
おまけにウェーディングしているので、アンダーハンドキャストでは水面に叩きつけちゃいました。
短くてトラウトルアーがしっかりと投げられるタックルを準備した方が良いです。
キャストが肝
近距離戦ですが、投げるところに近づいてミスキャストすると、食いきれないところで魚が追ってきてしまったり、近づいたらこちらの気配ですぐに逃げてしまうので、一発勝負が多いです。従って、キャストが命。
●フリップキャスト
●アンダーハンドキャスト
●低弾道キャスト
はめちゃくちゃ練習した方がいいと思います。
気配を消せ!クリアウォーターの楽しさと難しさ
渓流はびっくりなほどクリア。魚が食べるところや追うところ、走る(逃げて散る)ところがもろ見えです。岩から竿先出した瞬間でも逃げるやついました。
岩の手前からそっと、ポシャッと落とすような忍びの動きが釣果を左右します。
しっかりと投げると見たことのないスピードで渓流魚がすっ飛んできて、クルンと反転して行きます。ルアーみたいなサイズのやつもめちゃ早く、クリアウォーターならではのスリリングな体験です。
また、クリアウォーターは根がかりの勉強になります。ウェーダーで取りに行くと、岩に挟まっているだけだったり、角度を変更するとすぐに外れるので竿で煽ることに何もいいことがないことがよくわかります(笑)
流れやスポットの読み方を学べる
アップストリームと呼ばれる、流れに対して上流側に投げて巻く方法で釣れましたが、今までだったら、流れの下に投げていたと思います。しっかり流れを読んだり、スピードやレンジを意識しないと1キャストが無駄になります。
そして、流れの落ち込みや流れの変化、流心などからスポットを予想して、予想通りに食ってくるという経験はバス釣りでも魚の習性をもっと考えられるヒントになりそうです。
渓流はここぞ!というポイントで食ってきました。いい経験です。
渓流釣りは全てが気持ちいい!
バス釣りをしている僕が渓流デビューで感じたのは、本当の自然の中でする釣りは格別だということ。
上述の通り、自然に溶け込んでいるので、都会だと「うわ」ってなるちょっとした虫や水生の生き物にびっくりすることもありません。
水の音を聞きながら、集中する時間はリフレッシュになります。
実際帰ってから、2日ほどは体が軽いし、頭も回転しました(笑)
あと、綺麗な水辺にまたすぐ行きたい!!こんな気持ちがおさまりません(笑)
イワナは30cm程の「尺」っていうのが大物らしいです。
早く上達して、大物の引きを味わいたい!!