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バスアングラーが渓流ルアー釣りを始める際に覚えるべきテクニック

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バス釣りから渓流釣り中心にシフトして2年弱経ちました。渓流釣りは、バス釣りと違う難しさが多くて、独学ながら毎回魚に出会えているのはありがたい限りです。今回は、僕が渓流釣りで「もっと早く勉強しておけばよかった!」と思う渓流釣りのテクニックを書き残したいと思います。

目次

基本の「き」:アップ・アップクロスのリトリーブ

流れに向かって巻く、流れに向かって斜めに切って巻く、リトリーブ。
渓流はバス釣りと比べると、常に急流レベルで水が流れています。バス釣りだと、流れに「対して」(下流に向かって)投げることでも釣れましたが、渓流ではその流れに「(上流に)向かって」投げることがベースになります。

これ、びっくりするくらい速いです。ルアーが流れてきちゃう。はじめは、ルアーが流されて岩の間に挟まって根がかりとか普通です。バックラッシュしているうちに流されてくることも。かといって、ダウン(流れに対して下流に)投げようもんなら、水流で竿がへし曲がって、水中でのルアーの動きなんてがわかりません(笑)。

流れよりも速めにかつ、魚がいそうなポイントを通してリトリーブする作業。これは意識して習得すべきだと思いました。右巻きなので、キャスト後のロッドのもちかえとかもシビアにしないといけない場面や、バス釣りでは考えられないスピードで巻かないといけない場面もあり、最初はとても苦労しました。

練習あるのみ:フリップキャスト

次にフリップキャストです。これは家で練習してから渓流にいきまして、かなり役に立っています。
渓流は、大きな岩、オーバーハングなど障害物がとても多いです。

バス釣りの大場所でやるような、サイドハンドやオーバーヘッドが物理的にできない場所の方が多いんです。
省スペースで低弾道が求められる。しかも飛距離も出し過ぎても余裕で対岸に引っかかります。

僕はオーバーハングの枝に引っ掛ける、ルアーを岩にぶつけてバックラッシュ、全部経験しました(笑)

そこでフリップキャスト。体の前で下に竿をしならせて、コンパクトな振りで撃ち込むだけでトラブルが激減します。

こればかりは、練習です。4フィートのロッドで家で練習すると形だけはできるようになりますので、渓流に行けない冬場に、練習用ロッドを購入してお部屋で練習がおすすめです(僕はマスレンジャーで練習しました)。

粘り強くいくなら:ドリフト

これももっと早く覚えておけば、もっと釣れたなぁと思うテクニック。
流れに対して横に切る、ないし、ダウン(下流)に投げて、ルアーを流しておくテクニックです。

実はこれ、全然釣れる気がしなくて、やっていなかったんですが、今年、少し濁りが入った日に、このドリフトでだけ良い型が出たことがありまして、「あぁあんなところやこんなところでもやったら釣れたなぁ」と後悔しています。

そんなに難しいことではなく、川の流れにルアーを乗せながら、川幅分横断させるようなロッド捌きをすれば良いので、細かにサーチしたい場合や、明らかに美味しいポイントでは丁寧に探れるように覚えておくと良いと思います。

ミノー釣りの必須テク:トゥイッチ

渓流ルアーといえばミノー!と僕も息巻いてました。が、始めはスピナーでないと釣れなかったです。

理由は、トゥイッチングが上手にできなかったから。バス釣りでも、ミノーってそんなに使っていなかったり、流れのないところのジャーク中心だったんです。

上述した、アップ(上流に向かって)に投げた状態で、しっかりとミノーを動かし続けないと渓流では釣れません。これが難しい。はじめは、「そもそもルアーがどこにいるのかわからない状態」でラインテンションを保ちながら、ロッドを刻まないといけないので。

この習得方法は2つあります。

●堰堤など視界が良く魚影が濃いポイントで練習する
(渓流って高低差があるから上流に釣り上がっている最中ってなかなかルアーの場所がわからない場所も多い)
●youtubeなどで「水中映像」を見る(詳しくはこちらの記事に動画も置いています)。
水上映像でトゥイッチの様子を見ていても、ルアーの場所わからないじゃないですか。水中映像だと、「どんな動きをしているのかということがわかります。ルアーのイメージを先に頭に叩き込んで、リズムなど同じ動きができるようにしていくことの方が上達には有効です。

難しいけど習得すればすぐに釣果に繋がる!

さて、文字だけでなかなか想像できないことも多かったと思います。

これらは他の釣りから渓流にシフトした時に先に想像できておくだけでも効果があると思います。動画やベテランに教えてもらって想像できる環境を用意していくと良いと思います。僕は渓流ではルアーは僕ひとりだけってことが多いので、動画でなんとかそれっぽく覚えた次第です。

ただ、渓流釣りでいえるのは、基本テクニックを覚えた分だけすぐに釣果に跳ね返って来るということ。これまでの釣行記でも渓流では常に基本テクニック習得と共に獲れる魚の数や状況は増えています。バス釣りよりも結果に出やすいという印象です。

すぐに覚えられるものはすぐに、練習が必要なことは禁漁時期の自宅練習でマスターしてしまってください。

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