嫁のベイトタックルにニュータックルを組み込みました。ロッドもリールもスコーピオン。ロッドは1703(意図は後述)、そしてリールは、今年発売 26 スコーピオン DC MD。僕らはハイギアモデルにしましたがXGも評判いいみたいですね。

嫁の現在のタックルは、バーサタイルのベイトとライトリグ向けスピニングの合計2本。今まで、嫁のタックルは「必需品を揃える」「今ある道具を良いものにアップデートさせる」という買い替えの観点で揃えてきました。しかし、今回は「こんな場面でこんな課題を解消したい」というステップに突入したので、チョイスがとてもしやすかったです。
そんな経験談も含めて今回はスコーピオンDC MDの導入記と簡単なインプレをシェアしようかなと。
スコーピオンはフリースタイル(バス以外にも使う)という位置付けで、手を出していいか迷われているアングラーの方もいると思いますので、結論的に言うと、
ヘビータックルでバス釣りをするリールとしては、良い
と言い切れる使用感でした。
「23アンタレスDC MDの飛びと剛性は魅力的だけど、8万円超えはさすがに手が出ない…」
「オカッパリで太糸をたっぷり巻いて、ヘビキャロを大遠投したり、大きめのルアーをストレスなく投げ倒したい!」
こんなニーズであれば本当に十分なリールです。
前半はスペック分析、後半が購入時の比較や使用感といったインプレになってますので、必要に応じて読み進めてください!
購入の背景:”極端な”遠投ヘビーバーサタイルを追加したい
さて、そもそもなぜ妻のタックルを追加するにあたって、スコーピオンのDC MDを追加することにしたのか、です。
正直、大柄ではないうちの嫁にとっては、スコーピオンの200って、重い、デカいリールというイメージだったんですよね。しかし、それをも受け入れる目的がありました。
極端くらい元タックルとは異なる遠投も可能なヘビーバーサタイルなタックルを追加する
*ヘビーバーサタイル=1/2~1ozくらいまでのキャロや大きめのスイムベイトなど
ということです。
現在のタックル:軽さゆえに重量級が扱いにくい
現在の嫁のタックルは、
・21 ジリオン SV TW
・スティーズ C69M+ -SV・ST 【FIREWOLF】2ピース

僕からしても羨ましいハイエンドタックルですね(笑)。あくまで今後もメインはこちらのダイワセットになるでしょう。これで7gのリグでのワーミング90%、10g前後の巻物10%くらいで釣りをしているわけです。
ロッドの推奨ウエイトが5g 〜 28g(3/16 〜 1oz)です。リールもSV(ストレスフリーバーサタイル)、軽量型、スプールΦ34 mm / 24 mm。
ライト〜ミドルバーサタイル・中距離を狙うオカッパリ一本としては、もうここまで揃えたら道具のせいにしてはいけない、不満を言ってはいけないセットです(笑)。我ながらドストライクなセットを組んだな、と。自分のセットより良いハイエンドを買い与えている自分を褒めたくなるタックル。
たまに借りても
軽くて疲れない!手首でクイっと投げた時の精度なんて最高!なわけです。

そんでこれめっちゃ軽いんですよ。
21 ジリオン SV TW175g
スティーズ C69M+ -SV・ST 【FIREWOLF】112g
100g台のコンビ。
ただ、軽さゆえに、気持ち良いのが、12g前後みたいなのですね。特に非力なうちの嫁だと。
最近多用している14g以上のキャロとかだとかヘビーテキサスとかは、もうシンカーの振り子で投げてるような感じで、投げにくそうです。実際僕が振ってみても、(僕が愛用している)長尺のMHロッドたちと比べると、自重とパワーの差ゆえに「ロッドごとぶん投げそうになる」バランスになっていることに気づいたんですね。
投げられるけど気持ち良さはそんなにない、リトリーブもだるそう。できなくないけど、気持ちよくない、くらいのもんですけど。
つまり、重いものを目一杯ぶっ飛ばすセットがあるといいなというのが追加の背景です。
嫁の上達具合に合わせて
あとは、嫁の釣りのバリエーションの変化です。
7gのフリーリグ、キャロ、5gテキサスメインだった嫁が、
・14g以上のヘビキャロでの遠投をし出した(ホームフィールドが秋口、遠投ゲーになる)
・高比重ワームやスイムベイト投げ出した
という変化もあり、重量級ルアーをやりたい時や遠投ゲーになった時のタックルが1セットあっても良いのではないかな、というのが購入の背景なのです。
それでなんでスコーピオンDCMDになったのか。本数をやたら増やしてもよくないので、今のタックル(スティーズ+ジリオンの軽量ミッドバーサタイル)とは極端に異なるタックルを組みたったんですよね・・・実際に店頭で触って幾つか比べていて決めた感じですが、スペック面から見ていきます。
公式スペックから読み解く「26スコーピオンDC MD」4つの機能と実戦メリット
スコーピオン。我々、釣りロマン世代(?)においてはハイエンド代表格。アンタレスやメタニウムが台頭したあとは、ミドルクラスの代表格になってしまいましたが。シマノの定番化技術を全てぶち込んでくれるので、「これ買っとけば問題ない」リールとして永く愛されているブランドです。
まぁ、今回も「間違いない機能」は全てぶっ込んできた安心のスペックです。

そんで、この26スコーピオンDC MDは、
DC=デジコン
MD=モンスタードライブ
ということで、電子ブレーキ+世界のビッグフィッシュを相手にするパワフルコンセプトなスペックを持つモンスタードライブのスコーピオンです。
ところで、モンスタードライブってどういう意味なんでしょうね。アンタレス、カルコンと歴史あるリールには次々とモンスタードライブモデルになってます。スーパーサイヤ人みたいな感じですかね。悟空(アンタレス)、トランクス(カルコン)がスーパーサイヤ人になったあと、ベジータ(スコーピオン)もスーパーサイヤ人になったみたいな。
| 項目 | 200HG / 201HG | 200XG / 201XG |
| ギア比 | 7.4 | 8.5 |
| 最大ドラグ力 | 5.5 kg | 5.5 kg |
| 自重 | 225 g | 225 g |
| スプール寸法(径 / 幅) | 38 mm / 21 mm(マグナムライトスプールⅣ) | 38 mm / 21 mm(マグナムライトスプールⅣ) |
| ナイロン糸巻量 | 14lb-145m, 16lb-120m, 20lb-100m | 14lb-145m, 16lb-120m, 20lb-100m |
| 最大巻上長(ハンドル1回転) | 88 cm | 101 cm |
| ブレーキシステム | NEW I-DC5(3モード×5段階=計15段階調整) | NEW I-DC5(3モード×5段階=計15段階調整) |
| 主要テクノロジー | マイクロモジュールギア、HAGANEボディ、サイレントドライブ、S3Dスプール | 同左 |
| 本体価格(税別) | 44,500円(実売3万円台前半) | 44,500円(実売3万円台前半) |
1. 「低慣性MGLスプールⅣ」×「MD専用チューン I-DC5」
- 機能:
肉薄化を極めた大口径マグナムライトスプールⅣに、重量級ルアーの初速〜後半の伸びをコントロールする「I-DC5」を搭載。最新のDCシステムが入ってます。
おまけにスプールは前年のアンタレスに搭載されていた逆テーパー。 - 陸っぱりのメリット: この価格帯で最新のDC、しかもスコーピオンのDCはサミングが必要なくらいの飛ばし系らしい(Youtubeやコメントより)味付け的にはぶっ飛ばす系みたいなんですよね。飛ばせそう。
2. 「HAGANEボディ」による高剛性と圧倒的巻き上げトルク
- 機能: 高剛性アルミニウムフレームによる強固なハウジング。
- 陸っぱりのメリット: 今時のリールはそう簡単にたわんだり、アベレージのバスでヒーヒーいうことはないとは思いますが、年50回釣りに行く我が家のハードユースに応えてくれそうですw
3. 「マイクロモジュールギア」&「サイレントドライブ」
- 機能: 細密なギア歯面と駆動関連部品の徹底したガタつき排除。
4. タフユースを想定した「ソルト対応&高耐久ドラグ」
- 機能: 最大ドラグ力5.5kg+安心の海水対応仕様。
- 陸っぱりのメリット: バス釣りだけでなく、遠征先での海でも使える。我が家は冬に海も少しやったりするので、実は裏の目的でもあったんですよね。元々がフリーゲーム設計なのでMDならどこでもハードに使いにいけるので心配ない。

レベルワインダーとラインの距離も飛距離が出るように考えて作られている感じがあるって意見もありましたね。
HGとXGで僕はHGでいいって感じですが、海や大遠投やる方はXGが評判いいです。
【最大の特徴】23アンタレスDC MDと唯一の同径機種!「38mm / 21mm」大口径スプールモデル
26スコーピオンDC MD最大のトピックは、フラッグシップ機である「23アンタレスDC MD」と全く同一のスプール規格(径38mm / 幅21mm)を採用している点です。
バスにも使われるベイトリールに限るなら、MD=モンスタードライブ仕様のシマノのリールにだけラインナップされているスペックなんだとか。まぁ、ダイワだとタトゥーラ200は径は同じで幅が違う感じですね。
38mm径ってどうなん?
現在メインリールのジリオンSVTWの径34mmスプールと比較してみると、4mm差があります。
直径がでかいってことは、スプールが同じ1回転をしても放出されるラインの長さが長くなります。高回転になりすぎず、回り出したら慣性によってルアーが着水する直前まで回転が持続するため、遠投時の後半の伸び・最高飛距離では有利。
代わりに軽いルアーはスプールを回転させずらいので、苦手となるでしょう。それは上述の現メインタックルたちのお家芸なので全然OK、今回は極端にヘビー側に振っていくので問題なし。
バスで、ライトウエイトも含む本当にバーサタイルやるには少しオーバースペックなのがMD仕様の特徴と言えるかもしれません。まぁ、フリーゲームロッドですからね、良し悪しではなくてコンセプト。
ネットで見た評判が面白い「これで良い」
そして、この26スコーピオンDC MD。ネットの評判が面白かったんですよ。
XGの巻き取り量の評判がピカイチ
1m以上を1回転で巻き取るXGのスペックが注目されてました。確かに遠投・早まきするなら、他にはない圧倒的スペックですね。
いきなりフラッグシップ行くならこっちでいい多数
「これで十分」「(スペック的に)これしかない」というなんでしょう、、パッとしてない表現のくせに満足度がクソ高いってやつです。
飛距離
「20gのルアーがスピニングと同等に飛んだ」
「14g以上など重いルアーの飛距離だけならもうハイエンドとそんなに変わらない」
「メタDCなどとはブレーキの味付けが違って暴れるけど飛ぶ感じ」
「サミングが必要なDC、設定や操作の調整はシビアだが、ハマれば飛ぶ」
「DCを弱目に広がった。ピーキーだが遠投側に寄せられる気持ちよさがある」
スペック
「XGの巻き取り長とスプールスペックが他にないからこれしかない」
で、結論的に結構多数を占めたのが
「もう、これでいい」
リールが高騰している中、投げて巻くだけならこれでいいと。フラッグシップのDCに7〜10万円払うのと変わらない基本性能じゃないか、と。
なんでしょね、わかります、僕。「これでいい」って言葉の意味。スペック的に、比較対象がどうしてもアンタレスDCMDになるリールだけになるので、「(アンタレスで一気に大枚叩いていきなりフラッグシップ行くくらいなら)これで十分良いってこと」と解釈。
・・・というか、アンタレスが高すぎるだけで、別に安くもねぇからな、スコーピオン(爆)。
僕もIMZとカルコンなどのハイエンドを使ってるプライドや所有感の防衛本能から、「いやいや(フラッグシップ系は)違うのよ」って言いたくなりながら、普通にホームフィールドで投げる、ズル引くという側面からすれば、ミドルクラスと何が違うのって。別にそんなに変わらないやつね。そういう時「これでいい」っていうんですよ。
話それますけど、同価格帯前後のアルファスとかジリオンとかSLXなどのミドルハイエンドのリール、仲間やガイドさんから借りて、不満持ったことないです。「これじゃだめだ」とか「これで釣れない」なんてことそうそうないんです。
話を戻すと、もちろん、スコーピオンとアンタレス、
巻き心地やパーツ精度などは結構な差があるみたいですけど、当たり前ですわね(僕もこのあたりの違いはわかるのでこれは確実にあると思います)!
やっぱりアンタレスはね、細かなところまでこだわられてますからね。
実際に触った時の感覚・比較
200番ということを忘れるな=「デカ・重」は200番として普通のこと
いきなりネガに見られると思うんですが、誤解なきようポジなことです。
僕がお店で握った瞬間思ったのは、
「デカいし、重いな」と。
僕はIMZ100、カルコン100という200g強の2機種をメインタックルとしていて、比較的重い系のリールばかりなのですが、そんな僕でも220gのスコーピオンに重さを感じました。思わず嫁に「これ、俺のIMZより重いぞ、これ振り切れるのか」と詰め寄ったくらいです(3万強払うわけですから)。
ただ、店員さんが苦笑いしながら「これ、200番ですからね」という一言で我に帰りました。そうです、これ、デカく作られてるモデルなんですわ(笑)。
カルコン100を使っている身としては、ヘビキャロの飛距離はカルコン100でもそこそこ出るので、嫁の手のサイズでパーミングの観点などからも100番くらいでもいいのかななんて思ったんですけど。
いやいや今回は「極端にヘビータックルに振り切る」という目的がありますので、200″が”いいのです。
そう考えたら、普通です、この重さ。アンタレスDCMDが235gですから、スコーピオンの220gも普通です。
赤い差し色がかっこいい
ガンメタ、かっこいいです。何にでも合いそう。しかし、わかる人にはわかると思うんですけど、スコーピオンといえば紅色じゃないですか(ん?)。僕、スコーピオン1500ユーザーだったんで。ガンメタでスコーピオンなんて言われても・・・というのはスコーピオンを25年ぶりに買うからでしょうか?(笑)
そこはシマノさん。メカニカルブレーキにちょっとだけ工夫してます。

一見とってつけたような赤を入れやがって、って思ったんですが、ロッドにつけてみて、納得。

スコーピオンロッドの赤色とマッチングする感じでギリスコーピオンの血統を保ってます(笑)。
比較したリール
22バンタムMGL/シマノ
35m径なんでもう少し軽めのルアーにも対応するモデル。パーミングはコンパクトでうちの嫁にはマッチしてる感じでしたが、「極端に重い側に特化したタックル構築が今回の目的」という観点でパス。Mロッドでバーサタイルに使いたいのであればバンタムの方がパーミング、スプールスペックとしては良いと思いました。
24スコーピオンMD 200/シマノ
同じ200番のDC非搭載version。スプールは35mm径で使用ルアーウエイトにはマッチしてました。どうせなら新しいDCが良くない?ってことでパス。こちらもSVのキャストフィールが好き、などであれば良いと思います。全然悪いところはないかと。
ジリオン HD TW/ダイワ
ダイワのリール、僕はこれがず〜〜〜〜っと気になっていまして、自分のキャロロッドにはいつか搭載してやろうと思ってる機種です、Iこれは、単純に値段の話とハンドルが結構なレベルで長くてゴツいんでちょっとうちの嫁向きではないなと。これは、スコーピオンにはスコーピオンやろ+最新のDCがやっぱり味わいたいよね、という偏見と興味でパス。
重量級にも向いてますし、評判もずっと良い、最近150の新作ジリオンが出ちゃいましたけど、それでもバス釣りにおいては、かなり良いんじゃないかと機を伺ってます(笑)僕がいつか買います。
合わせたロッド
スコーピオン1703R-2
はい、繰り返し繰り返しですが、今回は現在のMのバーサタイルタックルでカバーできない、ヘビーなバーサタイルタックルを目指しています。したがって、購入すべきはMH以上。そして住宅事情から2ピース。
そして、14g以上のウエイトを余裕で背負える、がテーマなので、1703の2ピースです。

・パワーはあえて”3″(1652でパワー2のワーシャ・スコとも投げたことありますが、全然14g背負えます。今回は下限で”14g以上”が欲しい)
・ロングキャスト意識で7ft(持って見た感じを見ると嫁には長すぎるかもしれませんが、今のロッドと同じようなものより極端に7ftという境界はこえてみるw)
・海釣りでちょい投げやボートシーバスとかもできそうなレングスとパワー(これ、冬に大事)
自重は決して軽くはないですが、現状タックルのセミマイクロガイドのMに対して大口径なガイドというのもあえて。このあたりの違いもわかると嬉しいなという。
あとは、重量や素材は違うけどワーシャの1703を有名YoutuberのKさん(当該記事へ)が愛用していたり、ブログ界隈でもキャロだったりヘビールアーに使われてる方も多い型番ってのもありました。繰り返し、ワーシャとは違いますが、安心のスコーピオン品質ですから問題なし(あとは、ガイド以外は基本青シャウラの設計っつー情報なんでね)。
ちなみにレングスは結構最後まで、7ftはうちの嫁には長いかな、と悩みました。僕、8ft使っているんですが、非力な自分が8ft振ると、振りに初速が出なくて、結局飛距離って7ftのロッドからそんなに伸びないことが多いんですよ。あと、疲れます。
だから、嫁で7ftだと同じことにならないかなって・・・。ただ、うちの嫁、延々にヘビキャロやるってよりも要所で少し粘る時に使うくらいなんで、まぁ、遠慮しないほうが極端でいいかと。
ちなみに、1653がないと思ったら、特殊なRSモデルだったんすね。レングス的にこっちでも良かったなと思いつつも購入後、やはり極端に7ftにしておいて良かったとは思いました。目的として極端にしたかったので。
他に比較したロッドとしては・・・
シマノ エクスプライド172MH
エクスプライドのMHモデルは触ってみました。6ft台の方と長尺どっちも。エクスプライドは軽いし、バスロッド然とした張りもあって、そんでお手頃、「無駄のないロッド」という表現がぴったりでした。6ft7inの方はワーミング・ボトムゲームも意識されたモデルで、僕がワーミング用に購入するならスコーピオンよりエクスプライドの方がアリでしたが、今回は目的として避けておきました。
Dスタイル ブルートレックDBTC-702H
青木大介さんのブランドDスタイルの2ピースモデル。こちらも3万円超のなかなかのロッド。Hだけど、3/16~1ozまでをこなすロッド。ヘビーバーサタイルで巻きも撃ちもいけるコンセプトでした。単純に使ってみたいブランドで、結構迷ったんですけど、軽いものへの対応は現行のスティーズでできてしまうのと、どちらかというと上限が1ozというところでもう少し余裕が欲しい、で見送り。
ブラックレーベル SC C69MH-2
一番迷ったのはこれです。正直これで良かったくらい、持った感じ、バランス、仕上がりのゴージャス(見た目)感は文句なし。さすがダイワのプロフェッショナルモデル。ただ、うちの釣り仲間にブラックレーベラー(?)がいるので「被ってもねぇ・・・」というのと、とにかく今回は「極端に変える」というテーマだったんで、スコーピオンにしました。ブラックレーベルがセッティング的にはバス釣りで定番のMHかつ仕上がりのオーラというか質感も素晴らしいですね。7〜84g(1/4〜3oz)の対応幅でありながらも119gで軽量なのも素晴らしい。でも、4万超は高いっすわ(笑)
実際に投げてみて
実際の釣り場で試し投げしてみました。当初の目的である、1/2クラスのテキサス・スピナベ・中大型クランクなどです。
海釣りの方が誤認してしまうといけないので、距離の価値観を話しておくと
35~40mをコンスタントに楽な力で、ルアーもセッティングもバチっとハマった時に5~60mくらい飛ばすことができれば、秋の遠投ポイントには届きます(僕のIMZのライン放出量掲出より推定)。100mチャレンジとかはしてません、秋口にやってみようかな。
フロロ14lb100mで試してみました。ロッドは先述の通り、スコーピオンの1703ですね。
キャストフィールと飛距離
爽快です。シマノDCのシュイーン音とともにスムーズなキャストフィール。気持ちいい。
今回は軽量タックルからの追加になることは繰り返し書いていますが、重量系ロッドと重量系リールは手元にしっかりと重心があるので、ルアーのウエイトに負けずに遠慮なく振り抜いてスプールを回しに行けたのも大きいかなと。
なるほどデッカイ径のリールってこんな感じで重いルアーに相性良いんなんだな、と。
ジリオン、カルコン、IMZって使ってますが、僕程度の感覚だと、別にもう振り抜いた時のキャスト性能なんて差がわからないくらいスムーズに飛んでいきます。普通に釣りをするにおいて、明日IMZが入院して、スコーピオン使ってって言われても「あ、問題なし、了解」って感じです。
これでいいです(笑)
僕はアンタレスDCMDをしっかり使ったことはないのでアンタレスとの比較は避けますが、普通に1/2oz以上であれば同じ7ftのロッドで、自分も遠投しているIMZ100とか21カルコン100(スプール幅が違うし、コンセプトも違いますが)とか同等くらいには飛びます。
21gのフリーリグなどだとH3~5くらいだと安全にノーサミング、H2くらいから「あ、浮くかも。でも気持ちいい伸び方してくるな」って感じです。
空気抵抗が多少ある平たいワームのテキサスなどでも重量さえあれば、(IMZのライン量計測ですが)40m前後のところには無理なキャストで届いている感じです(アラフォー・非力の男性)。ウエイトに負けないハリがあり、しっかり振り抜ける強いロッドとのセットは条件ですが。おそらくちゃんとセッティングすればもっと飛ばせるくらいに余裕があるキャストでいけます。
もちろんIMZ100などと比べるとウエイトやラインの対応幅だったりに違いはありますけど、ちゃんとロッドとのベストウエイトのルアーでセッティングされた状態で、遠投専門家では無い素人がぶん投げること+琵琶湖の遠投のようなバス釣りではない限りはほんと大差なし。
ロッドの要素も大きいので、単にリールが飛ぶ断定、というわけではないものの、
リールの性能が足枷になって飛距離が落ちるということないリールです。
比較的制御が強くかかるHモードでも十分に飛びます。Hの4とかで上記は出せていた感じですので。
DCの設定
DCは3モードに5つの強弱がある合計15パターンを選んでいきます。
モードは3つ、ブレーキが強い順にH(High?)>M(Middle?)>L(Low?)です。それぞれに5段階調整がつくということ。
DCに安全を求めるならHモード。
基本Hの4以上だとトラブルレス。Hの下側以上はいろいろ試して追記する予定ですが、サミングが必要な場面が出てきます。
え、DCなのにサミングいるの?
って思ったと思うんですが、要りますし、僕からするとこれは歓迎です。
前提として、Hの4~5くらいだと着水サミングもなくていいくらいの時があるくらい安全です。
ただ、飛距離も求める場合に、(僕もIMZでよくやるのですが)ちょっと暴れるくらいのセッティングにしておいた方が飛ぶ時があります、その時にMとかLモードでコントロールしながら飛距離を伸ばしていく
いわゆる伸び代があるDCの味付けになっているそうです。
これが歓迎です。繰り返し、僕はIMZで遠投する時には遠投モードの1or2(最弱)にしてやる時があります、その時はラインは浮くこともありますが、ハマった時の気持ちよさがあります。
この重いルアーをぶっ飛ばす時を考慮しているのか、あえてブレーキが弱い側に幅を持たせてくれているセッティングは200という番手を考えても妥当ですし、ありがたいです。
ちなみに飛距離はいらないから超絶安全にサミングなしで釣りをしたい場合は、IMZをお勧めします。
巻き心地
巷では巻き心地はそんなに・・・みたいな評価ですが・・・うちの嫁の評価は上々でした。むしろ、良い、と(笑)。僕も巻いてみましたが、
フラッグシップモデルのヌルヌルが当たり前になっている人からすると、違いはありますが、それを知らないなら別に文句言うところないです(笑)。
僕、カルコンとIMZから持ち替えたんですけどね、「巻き心地が”悪いな”」にはならなかったです。
最高級を求めるなら違いますが、(特にうちの嫁はキャロとか底物がメインなので)普通に釣りする上で困ることないと思いました。
安っぽいカサカサした感じも(まだ新品だからかな)ないですし、普通の、良い、ベイトリールです。
どんなルアーで使う
ロッドがシマノの3番なのと、スプールの径から1/2oz以上は必須かなと。3/8とかも全然投げられますが、リールのポテンシャルを活かすこと+今回の我々の導入目的からは、1/2以上限定機にはなりそうです。
逆に5~7gの小型ワームのフリーリグとか、ライト目のキャロなどは快適には扱えない物ですので、ライトバーサタイルも兼ねたい場合には、他のリールの方が良いと思います(そもそもそう言う目的のアングラーのスコープにはスコーピオンのMDは入ってこないと思いますが!)
うちの嫁は近距離の巻物も少しやるのでHGにしましたが、巻き取り長が魅力的(1m超)のXGも話題ですので、ギア比は用途に合わせて選定するのが良いと思います。
目的は達されたのか・スコーピオンがマッチする人
目的となる1/2以上のヘビー目のバーサタイルのタックルとしてはよかったです。1/2ozにデカめのワームをつけてもしっかりと振り抜けて、トラブルレスで使える。バッチリでした。
これまで軽量系のMタックルを使っていた嫁がこのリールのポテンシャルを引き出すには、もう少しロッドを曲げて、反発を使ったキャストの修得が必要そうですが、普段からロッドを曲げてキャストできる人にとっては、持ち替えてすぐにコスパと気持ちよさを体感できるリールだと思います。
3万円台のリールもここまできたのか、とわかるリールです。
なんでもできるバーサタイルリールを持っていて、重いルアーのキャストフィールを向上させたい、ラインのキャパシティを確保したいアングラーには3万円台でこのクオリティなら文句はないかと(少なくとも僕は全然使えちゃいます)。また、シーバスなど他の釣りにも使えるベイトをお探しであれば、なおのこと、手元に置いておくと汎用性も出て、使い倒せる一品だと思います!
3万円台でこの飛距離と使用感なら、もう別にこれでいいじゃん、が本音です。

