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【26/8/30】 関東アングラーが旧吉野川のオカッパリ聖地巡礼してみた #43

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「バス釣りじゃなくてゴルフやろうや」

18歳の頃、毎日のように一緒に釣りに行っていた友人からの最近のLine。ついに彼はワールドシャウラをドライバーにもちかえ、ゴルフの道を歩んだのでした。「そんなに面白いならゴルフの良さを教えてくれ」と。すると

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あの、これをみて、「こんな長文で・・・熱心で優しい友人だな」って思った方がいると勘違いされている読者さんがいるかもしれません。誤解のないように。僕と彼のいつものやり取りは以下です。

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非常に雨という声に出して読みたい日本語でことを済ませる男。これが何を意味するか・・・

ゴルフの良さを語るLineが完全にChatGPT作であるということは暴く必要もないということです。

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僕もGeminiでLineを返し、25年来の友人同士がAIを通じてのみでしか会話不能という21世紀なコミュニケーションを体験し、結局僕はゴルフデビューをせず今日を迎えているのです。AIも使いようですね。

・・・僕がやるやらにしろ、ゴルフって仕事のコミュニケーションでも盛り上がること、多いですよね。

逆に

仕事において、「実は趣味がバス釣りでして…」という一言から、思いがけず話が大盛り上がりすることってありますでしょうか?

僕は40年くらい、そんなこと一度もありませんでした

バスブーム時代なら、「印旛沼で〜」「霞ヶ浦が〜」とかいうんでしょうけど、バスブーム終焉から外来魚論争を経て、業界もシュリンクしている2020年代、

へ?バス?まだいるの?みたいなクールアイで見られることがほとんどです。

なんなら、「外来魚は」とか「食べないんでしょ?」みたいな議論に発展すれば儲け物。大抵の場合、「あ”~そうなんですね」「釣りね〜やってみたいんですよね〜」的な優しさたっぷりの相槌とともに話題が膨らむこともなく、変わるのです、ゴルフネタとか、美味しいお店ネタに。

そうこうしているうちにバサーはひねくれ、とある進化論を辿るのです。

まず、「バス釣り」という言葉から「バス」を抜き出して「海釣り」をしていることにする。

しかし、出世魚や仕掛けの話が分からず、本当に漁船で出ているガチな取引先から「ニワカ」として再びクールアイを喰らい、釣りの話題すらも話さなくなり、最後は飲み込まれていくのです、安住の地、ゴルフ党に。往年の遊撃手が体の負担を考えサードやファーストを打診されていく様に。

昨年も、とても大切な会食の前に、自社の社長から「だ〜やまさんってめっちゃ釣りしているのに、釣りをしている話題ってあんまり役に立ったことないですよね」なんていじられてました。ゴルフの打ちっぱなしに連れて行かれたりしゴルフ党へのコンバートを打診されながら、僕は薄れゆくバス釣りの記憶の中で、虎視眈々と釣りが報われるその日を待っていたのでした。

しかし、しかしですよ、昨年のとある会食・・・

取引先の社長様がバサーでいらしたのです!!会食後の帰り道は大盛り上がり。四国の社長様で、お若い頃の修行期間には関東にいて、高滝にも通われていたとか!(僕が通っていた時期と駄々かぶり)。

「旧吉野川は京弥水路が〜!地蔵があって〜」と行った事もないのに陸王知識だけの僕の話を受け止めてくださり、翌日にご一緒した京都の仕事で天下一品(京都発祥なので)でら〜めんを食べたときに「カバスキャに天下一品の味がするバージョンがあるらしい」みたいな話でも盛り上がり、「話が進んだら、旧吉野川を案内しますよ」と初対面にもかかわらず、完全な身内ネタで固い握手を交わしたのでした。

以後、その会社の役員様のお話では「だ〜やまさんはジョークではなく、本当に吉野川に釣りに行きたがっている人間の可能性がある」というネタが湧き、僕が四国にお会いしにいく度に「釣りに連れて行かなくて良いのか」という議論に発展したとかしなかったとか・・・。

そして、1年間、取引を進め、ついに、契約が成立、お礼のご挨拶に伺う予定を立てていると、役員様から

「だ〜やまさん、竿持ってきてくださいね、仕事明けの日曜日に、社長が旧吉野川をご案内します」

・・・約束、覚えていてくださったんだ、、、、嬉しさと感謝を胸に、背筋を伸ばし四国へ向かったのでした。

そして、送迎を受けた社長のお車にはすでにロッドが・・・!もう仕事の方も絶対滑るわけにも行かない、こんな人に損はさせられない!

初めて、健全に、仕事に、ご縁に、釣りがリンクした瞬間でした(笑)

週末にスタートした取引の共同着手も大成功に終わり、ついにその日が・・・今回はご厚意に甘えまくって、四国が誇るメジャーリバー・旧吉野川を下流から上流までくまなく案内していただいた釣行記です!

*仕事のご関係のため可能な限り写真や情報はぼかさせていただきます。

目次

真夏の旧吉野川全域巡礼!

項目内容
情報四国エリア
日付8/30
フィールド旧吉野川
天候晴れのち曇り
最高気温30℃超
最低気温25℃くらい
水温30はない
風向き南0~4m程度
水位減水傾向(下げのタイド)
水質クリア
釣行時間5:00〜14:30

朝イチは涼しくて快適でしたが、9時を過ぎて完全に夏の晴れ間になるとジリジリとした暑さに。とはいえ時折吹く南風が心地よく、多くはないチャンスを狙う雰囲気です。

社長様が4:30過ぎ、僕の宿泊するホテルにお迎えに来てくださり、荷物を積んで旧吉野川へ。てか、近!吉野川。ホテルから15分くらいでつきました。

普段都内から90分はかけて釣り場に行く僕。前日に「何時に迎え行きます?」って言われた時「4時」って提案したら「日が出てないですよ(苦笑)」って言われた理由がわかりました(笑)。西日本は日の出も遅いですし、実際に到着した5時は、真っ暗でした。

タイダルリバーの洗礼と、ベテランの「地形リズム」攻略

普段はリザーバーで粘りの釣りをすることが多い僕ですが、旧吉野川はタイダル(潮の満ち引き)とカレントが絡むリバーフィールド。要は水位と流れが日々変わるフィールド+僕にとってはほぼ初体験なフィールド(利根川あんまりやらないのでね)。

この日は減水時期でかつ、下げのタイミングとのことでした・・・ことの深刻さが全然わかりません(笑)

普段タイダルをやらない僕は「へぇ〜」と頷くばかりですが、社長はまるで霞ヶ浦の水門を巡るかのように、ハイテンポでエリアを回っていきます。

なんと5時間超の釣行で、最下流の今切川から旧吉野川の最上流まで回り切るという超ランガンスタイル

水はクリアで、イナッコやナマズ、ニゴイ、さらには中流域にティラピア(笑)までふらついているのが見えます。そして、タイミングが合うとそこにバスが入ってくる!朝イチは特定のポイントでスクールが入ったり、イナッコを追い回すボイルが大発生していました。

タイミングを目で見てアジャストしていく釣り

面白いのが、ほんとにタイミングでバスが急に現れては、消えるフィールドなんですよ。スクールが入ってきて、いい場所を陣取る・・短時間の滞在。

最初の数投はルアーに多少の興味を示すものの、難易度は高めで、見切られたり、人が認知されたら終わりの一発勝負。

足元のえぐれとか、ディープからシャローへの切り替わりのスポットでそういうことが起こるフィールドなんです。フィールド?・・・いや、違うな、多分僕が普段やっているステイン・マッディの川も水中で起こっていること自体は同じなんでしょう。でも、見えるからダイレクトにわかってしまう、そしてクリア故にアプローチが難しい。

濁りや風の重要性が身にしみるのも学びですね。

フィールドの全体像+タイミングを掴みにいくランガン

で、これが今回の最大の面白さ。先ほど、ハイテンポで移動しましたなんて書いてますが、普段ネバリストの僕からするとほんとにすごい速さだったんです。

そもそも小場所なら、竿だけ持って、5投して、はい、移動!

ここぞという場所はバッグ+ロッド2本持って、少しやるけど、いないのがわかったら、上流へ!みたいな。

フィールド全体を掴むってことの重要性も。一見異なるポイントでも、そのフィールドの地形のリズムみたいなのがあります。旧吉野川の下流なら、リップラップ・テトラ・水門・・・みたいなリズムで、なんとなくフィーディングされているポイントに共通点があったりするわけです。そこにタイミングを合わせていく。

クリアウォーターだから、いるかいないかくらいならその地に立てばわかる=答え合わせもできるわけです。

フィールドの全体像と魚の動きを把握しながら、自分をアジャストさせてバスを追っかけていくバス釣りの姿がありました。僕、回遊スポットで待ちの釣りをしていましたが、最近不調だったんで、目が覚めた気分です。

本当にガチなのは社長様だった

各ポイントのメインベイトや特徴、タイミングを社長がかなり詳しく解説してくださりました。

おかげで僕も小さなアタリも、小さすぎるのか、バスじゃないのか、乗りません。

開始1時間半くらいでしょうかで社長がオカエビのボトムジャーク1本キャッチ!

旧吉野川は「テトラ、リップラップ、水門…」と地形に一定のリズムがあり、それが続いていくストレッチがあるとのこと。そのディープに隣接するブレイク沿いで、「オカエビ」のボトムジャークで食わせたそうです。

地形の変化とタイミングを合わせた象徴的な一匹。ベテランの引き出しの多さに脱帽です・・・というと言葉が綺麗なのでもう少しガチな言い方でいくとですね

僕もこの数年は釣行記の通り、回数だけなら、かなり数バス釣り行ってますので、社会人アングラーの中では釣りキ●側になってきているのではないかという自負がありますが

・・・社長の方がガチ勢です絶対。
もうね、僕が喜びそうなウェアにキャップに、道具立てなわけです。

・道具立て(目的別にタックルがしっかりと組み上げられている)
・ポイントとタイミングの考え方
・カレントや状況への敏感さ

元々ご経歴もご優秀で、お人柄も落ち着いていて「あ〜だ〜やまさんに釣ってもらわないといけなのに〜」って釣ったのに凹んでくださるような穏やかな社長様なんですが、釣りも穏やかながらも経験に基づく鋭い仮説を語り、検証を即実行するわけです。「一般的には小場所とされているこのポイントだが、個人的に要素を見渡すとここだけは粘る価値がある」みたいな鋭さや、検証も徹底されていて、完全にガイドを受けている気分なのです(笑)

いやこれでもまだ言葉が綺麗ですね・・・簡単に言いましょうか

・陸王のオープンで上位ステッカーをもらったことがある釣りうま
・旧吉野川も短時間でも通い込んだ実績に基づくロコ知識
・昼休憩後に「品揃えが良いところがあるので釣具屋いきましょう!」

そんで一尾目もデッカイワーム、ボトムジャークという西日本な釣りをされるわけです。

一緒に釣りをしている人がうまければ上手いほど燃えてくる僕もキャストや状況理解のリズムが上がってきます。

でも・・・キャロとスピナベは不発、フリーリグで先ほどの2回の小さなアタリがあったものの乗せきれず。ラインを送っても走らなかったので、別の魚だったのかな…?と自分を慰めつつ、沈黙の時間が続きます。

メジャースポット巡りからの「先回りドリフト」

その後は、三原プロが釣っていたプールや京弥水路など、釣り番組でお馴染みの超メジャースポットを案内していただき、ただただ感無量。画面越しに見ていた景色が目の前に広がると、それだけでテンションが上がりますね。

完全に日が昇った9時以降は、上流へ向けてランガン。中流域のワンドには見えバスがうろついています!

しかしここで大問題が発生。今日、僕はMHロッド2本しか積んでおらず、食わせのタックルがない…!

見かねた社長様が「だ〜やまさんが狙ってください!」とファイヤーフラッシュを貸してくださり、サイコロラバーで35クラスをバイト直前まで持ち込むも、クリアウォーターゆえにギリギリで見切られる始末。

代わりにセンコー3インチを投げると、元気な小バスが遊んでくれました(笑)。

釣らせていただいた一尾。「0か1かは大違いですよ!」と2人でハイタッチ。
「こういうのサイトで食わせられるのが関東っぽいっすね(笑)」
-内心で「いつもリザーバーでたまにサイトで小バス遊びしていてよかったぁ〜」と思ったのは内緒です(笑)。

やっぱり食わせの要素が必要だ!とヤケクソ…いや、パワープレイに出ることに。MHロッドに7gのダウンショット+レッグワームという強引なセッティングで挑みます。

さらに上流へ移動すると、またしても35クラスのバスが登場。

ただ目の前に落としても見切られるだけなので、流れを計算してアプローチ。バスも流れに沿って下流に落ちてくるため、ワームも流れに乗せ、バスの移動先を予測して目線の先に先回りして落とし込む作戦です。

これがドンピシャにハマり、ちょうど陰でワームが見えなくなりそうなところで、バスの魚体がギラッと翻る反射が見えて「グググッ!」とヒット!!

…が、無念のすっぽ抜け。マジかー!!

場を少し休ませてから入り直すと、またしても小バスが代わりに釣れました。なぜ君なんだ(笑)。

その後、ヤマメもいそうな最上流部でドリフトさせてバイトを得るも乗らず。最後は最下流部に戻りましたが、クリアな水の中にバスの姿はなく納竿となりました。

今日の総括:川はタイミングとテンポ!そしてスピニングを持て!(笑)

今回は本当に勉強になる一日でした。川の釣りは「タイミング」が命。要所(地形変化)を押さえてローテーションを組み、水辺のコンディションを把握しながらテンポ良く移動して「ここぞ!」という場所を絞り込む。ベテランの思考回路を間近で見られたのは大きな財産です。

そして何より、経営者であり、顧客である社長様の貴重なお時間を費やしていただき、温かいお人柄でなんとかバスにありつくことができたこと、最高の思い出になりそうです。感謝で帰りの飛行機はルンルンしてました。

最大の反省点は、「食わせタックルを持って行かずに釣果が下がる問題」。桧原湖・湯原ダム・そして今回で3回目です。なくて打ち手がなくなるわけですが。今回は社長がとても気遣って、ガイドまでしてくださったんで、なんとか小バスはさわれましたが、これ、自分がもてなす側だったら悲劇だったと。

「デカイルアーで勝負だ!」というストロングスタイルも良いですが、いざクリアウォーターで賢い見えバスと対峙すると、どうしても仕留めきれなかなくなることはあります。

というわけで帰京した釣行の後、

……UL+スピニング、買っちゃった(笑)。完全自分用にスピニング所有するの10年以上ぶり。ちゃんと投げられるのか問題はありますが、徐々にね、慣れていきます。

■今回の釣果:6バイト 2フィッシュ 1バラシ
■2026累計キャッチ回(1尾以上キャッチできた回): 28回
■2026累計釣行回数: 43回
■2026累計キャッチ数: 91尾
■2025~累計キャッチ数: 274尾(バス264/アマゴ4/シーバス3/メバルorカサゴ2/雷魚1/他0)

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