やっぱりですね、アングラーってのも「進化」していかないといけないわけですね。
この3連休、僕は去年もそうだったんですが「1日目は釣りに行かず休養する」という選択をとりました。真夏の釣行はとにかく体力を消耗するので、「1日目は体力を養って、2日目に1日ガッツリ釣行、3日目はまた休む」というローテーションが、この年齢になると一番吉なんですよね。そんで、休みの日でも「進化」しないといけないなと。田辺哲男さんのリミット1みて、「俺も巻いて釣りテェ」なんて変な知識突っ込んで鼻息荒くしていた僕。
そんな休養を満喫していた1日目、釣りチームのササタケ君はひとりで荒川に行っていたらしく、LINEで「ブルーギルの進化系が釣れました!!」と写真が送られてきました。ギルが進化するらしいです。すごいですね、アングラーではなく魚が進化するわけだ
「どれどれ、どんなデカギルだよ」とよく見てみると……

いやこれ、クロダイやないかい!(笑)
完全に外道だけど、えらい良い魚釣っとるやんけ……と、彼も海魚ハンターに進化していることを理解し、僕の鼻息はさらに荒くなり釣行日を迎えます。
連休2日目の釣行ですが、増水&ハイプレッシャーの某リザーバーにて、リミット1ばり「攻めのスタイル」+たまに不安になって「いつもの釣り」で進化拒否してビッグバスに挑むという釣行。
まずは当日のコンディションからご紹介します。
当日のフィールドコンディション
| 項目 | 内容 |
| 情報 | 関東エリア |
| 日付 | 7/19 |
| フィールド | 某リザーバー |
| 天候 | 晴れ |
| 最高気温 | 31℃ |
| 最低気温 | 23℃ |
| 水温 | 26〜27℃ |
| 風向き | 無風〜南・南西・南南西(0〜3m) |
| 水位 | 満水 |
| 水質 | 不明 |
| 釣行時間 | 4:30〜19:00(13:00〜15:00は休憩) |
東京では週中に35度なんて報道も。毎日暑い週でした。この日は、朝4時の時点では、少し過ごしやすい朝でした。しかし、太陽が昇るにつれて気温はぐんぐん上昇し、8時前には真夏のような熱気でジメジメ、日中は31度超えの猛暑に!最初は無風でしたが、お昼前あたりから南〜南西の心地よい風(最大3mほど)が吹き始め、これが当日の大きなターニングポイントになりました。
先週は超満水。今回は少しだけ放水したのか多少減水していたものの、それでも満水とそんなに変わらないレベルです=足場は多くないです。それでいて連休の人だらけで、移動先がなさそう・・・

蝶々や蜻蛉が繁殖の季節なのか、日中は周りが飛翔物だらけでした(笑)日暮の帰り道には(僕が一番嫌いな)ガマガエルも道路の真ん中に佇んでいたり(道路の真ん中に石でも落ちているのかと思った、轢かなくてよかった)、水辺の生き物は元気です。
綺麗なアオアゲハがめっちゃ飛び交ってます↓

熱中症対策を!ペットボトルは複数本準備を!
熱中症対策は万全にして釣りに行かれていますか?僕ら夫婦はこの日1人3〜4本のペットボトルを消費しましたが、それでも帰宅して水飲みましたので、水分は過剰なほどに用意して熱中症対策を。途中休憩の時、速乾シャツが絞れるんじゃないかくらい汗だらけでした。それだけ水分必要になってます。これからが夏本番。自販機がある釣り場ならいいですが、コンビニが通り釣り場などは水分確保は万全に。
実釣レポート
朝一の展開:謎の3連続バラシと嫁の無双劇
午前4時、釣行スタート。前述のように増水状態とプレッシャーで、オカッパリできるポイントが「ブイ周辺」と「東岸の岬」のみに絞られている状況で、。
僕は今回、少し強気の攻めのタックル(ラバージグやキャロロッド・トップ、スピナーベイトなどのハードルアー系・ベイトフィネス改めI字系巻きセット)を組んで臨みました。
朝一、魚が上ずっている気配があってボイルやライズが至るところで。トップを投げるも反応なし。ラバージグでピンスポットのカバー撃ちをしてもノーバイト……。「今日も渋いかぁ」と思っている横で、嫁がドライブスティックとブルフラットのフリーリーグでボコボコに釣り始めます。

なんと午前中だけで8本を水揚げ。朝一この1ヶ月好調だったドライブスティックとブルフラ(と後述の釣り方)……朝一ブルフラも釣られちゃったしなぁ。先週はギルパターンに固執して、チビバスで終わってしまったから、僕は釣り方変えよ。
しかも、満水のこの場所は沖の釣りも成立しずらいんです(減水の時にはホットスポットになるところまで届かなくなるから)。夏+満水になるとガラリと攻め方が変わるんですよね。
コイケフィッシュ、エラストマーの予習不足
ゴールデンタイムに釣り切れなくて焦る僕は、「今年はこの時期にしては、(先週から)ギルの接岸が少なくて、マイクロベイトを捕食しているのでは?」と推測し、コイケフィッシュMサイズの5gダウンショットを投入。すると岸際で3回もバイト!やっとコイケの使い方わかったぞ!エラストマー素材とフックの相性なのか、魚体が見えた瞬間にバラしたり、魚が進行方向を変えた瞬間に外れたり、まさかの悪夢の3連続バラシ……!メンタルが崩壊しそうになりました。
エラストマー、特にコイケはフックをしっかり固定してくれるくらい固く作られているので、魚がかかってもワームがズレない=セッティングちゃんとしておかないとフックが魚に深く刺さらない事態になるんですね。サイコロラバーみたいな付け方してしまって、反省。
おまけに最後やばいブッシュに投げてしまい殉職しました、1個2,000円ってのもあり水中に手を突っ込んで探しましたがだめでした(泣)。そこはフッキングすんのかよ。
夏のシャローでボイルしているリザーバーには効くよな、これ絶対。食い方がガチだったもんな。追加購入、迷うものの、バラシがコワイ。
9時台の転機:風とシェードを撃ち抜き、スピナベで45cmをキャッチ!
3連続バラシでヤケクソになりかけた午前9時台。ここで少し南風が吹き始め、今年としては珍しく、岸際にギル登場。頻度は例年より少ないもののを襲うバスのボイルが発生してきました。
「これはタイミングが変わるかも(いや変わってくれ)」。スピナーベイトをセレクト。風が当たっているブイのシェードになる側にキャストし、カーブフォールさせていきます……ブイの下に隠れてギル狙っているバスをイメージして、ブイから逃げるような意味合いでカーブフォール。意味あるのか知らんけど。
ブイ1つ1つのそばに投げて、丁寧に・・・4個目くらいのブイでしょうか。ちょうどボイルしていたところのブイ。
カーブフォールさせて、巻き始めでスピナベの軌道が変わった瞬間。
「グッ……」とルアーを抑え込むような重みから、「グーン!」とラインが強力に引き込まれるスピナベらしいヒット!
ばっちりフッキングを決めると、MHのロッドが綺麗に、というか過剰に曲がります。
カルカッタコンクエストのきつめに設定したドラグが「ジジジッ!」と引き出される凄い引き。ブイから引き剥がします。過去イチ楽しい引きです。久々に巻くのを中止して本当にバスか確認するシャローの近距離戦……あ、14lbだし結び立てだし大丈夫だわ(笑)。寄せて寄せて45cmのビッグバス!

痩せててるけどよく引きました。

パワープレイで巻き物の作戦して無理やり釣った経緯もあり最高の瞬間でした!
サイズを選べないハイピッチャー1/4ozでしっかりしたサイズ取れてよかった。

プレッシャーをかけずに巻いて釣る:スピナーとi字ワーム
フィーディングに入ってきたやつを仕留めただけなので、スピナベで続く感じはなく、期待もせず。
スピナベって別に同じところにしつこく投げるもんでもないので、考えます。なぜかシャローにいるボイル待ちでポッパーとか投げたり(めちゃくちゃや)
シャローに残っているバスを拾い釣りするか、と。数釣るならダウンショットとかになるんだけど。でも巻きたいな・・・
ふと、嫁がスピナーに換えはじめます。小バスが多くワームに反応するこのリザーバー。「スピナーで釣れるよ」って去年から話していましたが、今回嫁がスピナー持ってきていたようで、僕が釣ったバスがスピナベに反応したことから、使い出します。
連発。3本追加してました。同じボイルに僕のポッパーとスピナー投げたらスピナーで釣れたり(笑)


最近あんまりバスコーナーで見ないスピナーですけど、巻き物に抵抗ある人は絶対おすすめです。波動小さいし、ボリュームも小さいから、釣れるんでしょう。バス、トラウト、海、どこでも釣れますからね。AR-Sは僕は渓流では必携品です。

僕はスピナー持っていないので、逆に波動を抑えたフォローとして用意していた今期初投入の「I字系(フォロースティックのノーシンカー)」を投入すると、早速数バイトをもらいつつ、10時55分に30cmのキーパーを追加。

ボトムじゃない釣りを開拓してる感じがあるのでいいですね。13時、前半を終えました。
午後の展開:一段沖のスピナベと「ボトムI字系キャロ」の閃き!
温浴施設で昼寝して15時半に午後の部を再開。岸際の冠水植物にスピナーベイトを通すも反応がなかったので、「一段沖はどうだ?」と、少し思いスピナベで廃盤になったジンクスのオリジナルモデル(1/2oz)を沖目にキャストして巻いてみることに。
すると、これまたスピナベ独特の「グッ!」と抑え込まれるバイト!非常に引きやつをキャッチすることに成功しました。

ここから17時過ぎまで、少し沈黙の時間が訪れます。
例年だとギルが溜まるワンド。先行の方に許可をいただき、調査開始。I字系ワームを通すと、ギルのバイト。ここはギルが居着いてます。今年にしては珍しい巣窟です。
例年だと「このギルの群れの一段下にバスが控えている」わけですがどうでしょうか。
しかし、フォロースティックはノーシンカーやジグヘッドだと、一段したまで飛ばない・・・
「ジグヘッドにフォロースティックをセットし、さらに5gシンカーを組み合わせたキャロライナリグ」!
名付けてジグヘッドキャロ(ライトゲームだとこうやって使う人いますよね)、うーんわかりにくい・・・「ボトムI字系キャロ」です(笑)。
ボトム付近でI字系のスッと動くアクションを出したら効くのでは?と試したところ……ギルバイトに混じってきて、ラインごと持っていったアタリが!まさか来ると思ってなかったので焦ってキャッチ。

さらにその後も同じパターンでヒットが続いたものの、痛恨の合わせ切れで納竿。
最終的に、嫁はなんと合計9本という圧倒的釣果!僕は15バイト6バラシというコイケのセッティングミスに泣き、4本キャッチという結果になりました。
本日のヒットルアーとパターンの解説
今回は、プレッシャーの高い状況下であえて「巻き」と「I字系」という強気な手札を入れたことが、良型キャッチに繋がりました。読者のみなさんの参考になるよう、今回のMVPルアーを解説します!
スピナーベイト(ハイピッチャー1/4・ジンクス 1/2oz など)
いつもは釣れないとフィネスに行く、という概念を打ち破るために無理やり使いました。特に「風が吹き始めたタイミング」や「ブイなどの構造物が作るバスのフィーディングポイント」に対して、カーブフォールさせたり、ベイトがいる一段沖のレンジを引くことで、やる気のあるバスを引っ張り出すことができます。いきなりスピナベだとやる気が出ない人はスピナー。嫁も僕の巻きを見てスピナーを投げ、ボイル撃ち含めて3本釣るなど、「巻きを無理やり成立させる」楽しさがありました。
ドシャローなら1/4ozくらいだとウィードが絡みづらくておすすめ(1/4ozといっても、ブレードなど含めると実際には1/2近い重さがあるのでベイトで投げられます)。ハイピッチャーはコンパクトで重心が固まっていて、飛ばしやすいです。
フォロースティック(I字系 & ボトムキャロ)
ノーシンカーでの表層I字系はもちろんですが、今回最大の発見は「ジグヘッド+キャロライナリグ」によるボトムI字系というアプローチ(I字してるのか知らないけど)。表層のギルやマイクロベイトを嫌っている、あるいはその一段下で待ち構えているバスに対して、ボトムレンジで余計な波動を出さずにスッと通すと場所を荒らさないのでよかったです。
総括と本日のまとめ
今回のリザーバー釣行は、これまで「ドライブスティックのライトキャロやネコリグ」「ブルフラットのフリーリーグによるギルパターン」といった、ある意味ワンパターンな釣りに依存していたをあえて脱却してみた1日。
もちろんその王道パターンは健在で、嫁は9本も釣ってそれを証明してくれましたが(笑)、そこに「スピナーベイトの巻き」や「I字系」という新しいカードが手札に加わったことで、45cmという良いサイズのバスに出会うことができました。
バラシが6回もあったのは今後の大反省点ですが、タックルバランスやフッキングの工夫など、次への宿題もできて本当に有意義な釣行になりました。まだまだ暑い日が続きますが、皆さんも熱中症に気をつけて、夏バスを狙ってみてください!
■今回の釣果:15バイト 4フィッシュ 6バラシ
■2026累計キャッチ回(1尾以上キャッチできた回): 24回
■2026累計釣行回数: 36回(バス34/ライトゲーム1/シーバス1)
■2026累計キャッチ数: 77尾(バス72/カサゴ2/シーバス3)
■2025~累計キャッチ数: 264尾(バス254/アマゴ4/シーバス3/メバルorカサゴ2/他0)

