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【ロッド選びの基準:パワー・レングス・テーパーってNANDA!?】友人のバスタックル選びで改めて整理してみた。

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*当ブログはアフィリエイト広告を使用しています(筆者で実釣したものを厳選しています)

後輩が着々と釣りにドハマりして行ってます。一人で計画して釣りに行くようになりました。これは魔境の入り口です。もう沼から抜け出すことはできません。

さて、その後輩のデビュータックル(バスタックルね)は僕が一緒に行って選びました。

我ながらいいチョイスをしたな(後述)、そしてその後輩もハイエンドも含めて良くぞ買って続けてくれてるな、と思うわけでございます。

そんな後輩がタックルの幅を広げていこう!と(これももう沼なんですよね)いうことで、今回は新たに後輩タックル選びのプロセスを公開していこうと思います。

目次

肝はロッドパワー✖️テーパー✖️レングス(長さ)

ロッドを超簡単にいうと
◆パワー:どのくらいの重さのルアーや魚に耐えられるか
◆ライン:どの糸の太さを投げるのに適しているのか
◆テーパー:どんなしなり方をするのか
◆レングス:長さ
の3点が重要な要素になります。僕はこれを無視して「長さ」だけに注目して大ミスをしたことがあります。

ロッドパワー

パワーの強さパワー名釣り・ルアー例要は用途の広さ
極弱/めちゃ細UL(0)渓流・ライトゲーム・超セコ釣り
1~5g
超軽ルアー
狭い
弱/細L (1)バスのライトリグ・ライトプラグ
5~7g
軽めルアーそこそこ
普/基準M (2)バスの3/8~1/2oz程度周辺ルアー軽め〜重め無難広い
強/太めH(3)1/2~1ozクラスのルアー重め全般ルアー広め
劇強/極太XH(4)1oz以上のルアーやカバーから引き出す釣り超重めルアーそこそこ
*は一部シマノなどのメーカーのパワー表記に無理やり当てがった場合



◆パワーの考え方:英語で読んで字の如くなので難しくない。メーカーによっては1、2、3で番号で表す場合あり
<弱>〜<強>の順
・UL(ウルトラライト):
 1g前後の「超軽い」ルアーを投げることができる:7g以上などや根掛かりで無理に煽ると折れる可能性あり。
 渓流やライトゲームなど小さいルアーを用いる釣りで主に使用される。
 僕はバスでも使います。

・L(ライト):
 ULより少し重め、3~5g中心の「軽い」ルアーを得意とする。
 軽いルアー全般に使えるので、ゲーリーグラブなどノーシンカーワームの操作性は良い。
 10gくらいまでを扱える

・ML(ミディアムライト):*MとLの間なので割愛

・M(ミディアム):
 「真ん中」。12g前後などバス釣りルアーのボリュームゾーンのウエイトを得意とする。「バーサタイル(幅広い釣りに対応する)」と言われるモデルも多く、ルアー釣り全般に対応しているモデルも多い。

・MH(ミディアムヘビー):MとHの間なので割愛*ちなみに僕はこの辺が一番好き

・H(ヘビー)
 「重いルアー」を得意とする。20g前後もしっかりと乗せて投げることができる。ビッグベイトやディープをせめる重量ルアー、でかいジグを使用する場合に使用される。

・XH(エクストラヘビー):Hのより重いものに対応版。

「どんな釣りしたいか」:どんな重さのルアーを使うかで考える時にロッドパワーはしっかりとチョイスする必要があるわけですね。バス釣りのベイトタックルは12g前後のルアーが多いことから考えるとMとかMHで選択するのが「堅い」選択と個人的には思っています。

テーパー(しなり方)

名前どこが曲がるのどんな釣りキャストしやすさお薦め
ファースト(F)先が曲がるワームの繊細な動き2本目くらいに
レギュラー(R)真ん中周辺が曲がる巻物や何でも屋さんまずはこれ
スローテーパー根本から全体巻物⚪︎用途が決まったら
パラボリックっていうのもあるが一旦おいておこう


◆テーパーの考え方:ロッドが曲がる時、どこが一番曲がるか、だと思ってください
・ファーストテーパー(FとかFF)
 ロッドの先端側がよく曲がるテーパー。穂先での操作を中心とするワームの釣りなどに有利とされる。個人的にはキャストしにくい(投げる時曲がってる感覚が違うので、感覚を知る必要がある)
・レギュラーテーパー(R)
 ロッドの中央から曲がるテーパー。最もスタンダードで、様々な釣りに対応できる。これ選んでおけばまぁ普通に釣りできる。僕はスピナーベイトなど巻き物はRでやるのが好き。
・スローテーパー
 根本から曲がるテーパー。魚の動きや、負荷量に対して粘りがあるのでヘビータックルや大物釣りなどで使われる(らしい)。

レングス

長さどんな釣りこんな人に
4ft~5.5ft渓流・超小場所・初心者の投げ練習渓流など狭い場所:バスにはあまり使われない
5.6~6ftキャストの精度が問われる近距離戦遠投不要・足場の低い場所:ミノーなどの強いアクションをつける釣りにも
6~7ft近距離から一定の遠距離戦までカバーとりあえずバスとか海とか幅広い場所:6~6.5でチョイスするとバスや淡水は概ねいける
7~8ft大場所の遠投や海釣り兼用・深場の釣り琵琶湖や霞ヶ浦での遠投や、足場が高かったり、深場に落として穂先でコントロールする釣り
9ft~海釣り、深場に落とす湖でのスプーンゲームバスではほとんど使われない


◆レングス(長さ):バス釣りを基準にして語りますね。長さも非常に重要です。
・4~5.5ft:
 いわゆるショートロッド(短い)に分類される。渓流釣りではこのレングスがメインとなる。とにかく投げやすいが、短い分飛距離を稼ぎにくい。巻くコースや角度が限定されるのでバスのカバー釣りなどでは逆に扱いづらくなることも。5ft~バス釣りでも使用が一般的(僕も5.2ft全然使う)。

・6~7ft前後
 バス釣りでは一般的なレングス。昔はね、5ft台が基準だったけど、今は6ft半(ftと12inchなので小数表記避けます)くらいが一般的。琵琶湖や霞ヶ浦でぶっ飛ばすなら7ft前後も使う人はいるし、最近のロッドは長くても軽いので、今後も長くなるのかな。長いほど飛距離が出ると言われているが、取り回し(障害物にぶつけちゃう)やコントロールは難しくなる。

・8ft~
 バス釣りではあまり聞かないが、シーバスのサーフ釣りなどでは9ftとかも全然いる。僕は9ft持っているが、投げられる自信がない。

これらに釣りたいシチュエーションを組み合わせていくわけです。
M使っていて、もっと軽いルアー投げたいなら、パワーを落とせばいい。もっと重いルアーを投げたいなら、パワーをあげればいい。こんな具合です。
*ただ、メーカーごとに味付けが違ったり、カタログスペックだけではわからない良さがあることも事実。

メーカーのサイトで対応重量などはしっかりと表記されているので、それをみるのが一番早いけど!

僕の失敗談:下手の長竿

僕はですね、これを調べないで大失敗したことがあります。

当時「魚は遠い沖にいる」と信じて疑わなかった僕は、アルバイトのお金で

◆6.11ft(ほぼ7ft)
◆Hパワー
◆ファーストテーパー(先調子)
=「長いし太いし、先しか曲がらない」
のロッドを購入しました。

これで下手くそなもんだから、

長すぎるので、枝や木にぶつけまくる。
しならせる技術がないので、投げたら糸切れる。
魚がかかってもしなりで合わせられないからすぐバレる。

まぁとにかく下手くそが長くて硬いロッドを使うものではないな、と。
その後勉強して、6.5ftのレギュラー・ミディアムロッドにしたら、大好きなスピナーベイトも使いやすい使いやすい。また、勝手にしなるので、下手くそでも魚がしっかりと掛かってくれたのを覚えています。
懐かしいな、ABUのファンタジスタ65MR。

後輩の事例:なうM(ミディアム)+R(レギュラー)

さて、後輩の現在のタックルは、

◆ロッド:スコーピオン1652R-4(シマノの4ケタ目の番号はパワー:2はミディアム)
 ・ミディアムパワー+レギュラーテーパー
◆リール:20メタニウム

なつかしい

つまり、バス釣りやるには、なんでもござれ、だけど重いルアーは少しだるい、軽いルアーは投げづらい、になるわけですね。

ニーズに合わせてみる

さて、後輩が今後広げて行きたい方向性で、パワーやレングスをあてていくことが失敗しないタックル選びなわけですね。

例)
◆ビッグベイトなど思いルアーを使いたい、大海原でぶん投げたい
 ・H(ヘヴィ)パワーのロングロッドを検討すべき

◆バス釣り中心にもっと軽いルアーを快適に投げたい
 ・L/UL(ライト・ウルトラライト)パワーで、6ft前後のロッドを検討すべき

なわけです。

そうなると今回の後輩は後者。今より重いルアーを投げる予定はなさそうで、3g程度のライトゲーム~今投げづらそうなノーシンカーワーミングができるくらいまでをできるようにしたい。

◆L/ULのロッドを探すわけです。

・・・・というわけでこれからネットを漁ってきます。

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