2024年3月14~17日、感染症の影響で4年お預けしていた新婚旅行で、グアムへ行ってまいりました。日本から3時間半で行けて平和な南国・・・これは釣りをするしかない!というわけで、今回は初の海外釣行の記録を書いていこうと思います。
結果的には2日で2時間半ずつ約5時間で3尾ゲットできました!嬉しい!
グアムのレジャーやアクティビティって色々オススメがあると思いますが、釣りは意外と盲点で喧騒から逃れて物思いにふけられるので、家族連れのパパの息抜きにもおすすめです。
どこで釣りができるのか問題:ネットと現地で情報収集
グアムで釣りをしようと思い立ったはいいものの、「どこで釣りができる?禁止とかあるの?」全然わからず、ネット検索しました。感染症流行前のウェブサイトが中心で、なかなか正確な情報がありませんでした。
ただ、複数のウェブサイトで紹介されていたスポットはありまして、出国前はホテルからスポットまでの距離と時間だけなんとなく覚えておく程度でした。
簡単にお伝えすると
◆観光ホテルが多いタモンビーチ周辺は特定のホテル意外のビーチは保護区につき釣り禁止
・これは現地のタクシードライバーやホテルスタッフにも聞いて確認しました。
◆タモン周辺から釣りが可能なスポットへのアクセスはタクシーないし、レンタカーが必要
ということです!
ただね、僕が初日ビーチ散歩していたらですね。
現地民がタモンでエサ釣りしていたんですね。少し会話してみると、「この辺りは釣りはできるよ。リリースはしないといけないけどね!色々釣れるよ!ルアーだと岩が多くてスタック(根掛かり)しちゃうよ」とのこと。その後ホテルに戻って、ビーチで釣りしてOK?って聞いたら、結構迷惑そうな顔で「NO!」でしたので、やはり地の利がないならタモンビーチでの釣りは避けた方が良いです(翌日にタモンのタクシードライバーに聞いても同じ回答でした)。
タモンビーチは泳いでみたんですけど、保護されているだけあって、人のすぐ近くまでお魚さんがやってきますね。
パセオ公園でライトゲーム
というわけで、タクシードライバーに聞いてみると、「パセオ公園」なら地元の人も釣りをしているとのこと。
・タモンのホテル(PICホテル)から車で15分程度
・25~30ドル程度でいけます。
僕はこのドライバーさんと仲良くなってLineを交換して、迎えもお願いしました。2日間送迎全部やってくれた上にですね、なんとおすすめスポットまで歩いて案内してくれました。優しい、グアムの方々。
こんなところです。グアムぽさはないですね(笑)。ロックなライトゲーム場ですね。船の通り道があって、少し投げると深くなります。
地図では、パセオ公園。ランドマークとしては、野球場・ミニチュア自由の女神像を目指すとすぐに海に辿り着けます。駐車場もあり、アクセスは良いです。*近くにBIGHOOKという釣具屋などもあるそうです(僕は看板だけ見て、行かなかったです)
地元の釣りの定番スポットということで、イカ釣りおじさんがいたり(2日間ともあったけど、すごい訛った英語であまり会話成立せずw)、フライリールでロックゲームやりに来ている人がいたり、ちょろちょろと釣り人が出入りします。とはいえ、日本みたいに堤防に人が並んで場所取りするみたいなことはないのがいいですね。
水が綺麗で、時折、ベイトやイカ、サヨリが接岸しているのが目に見えてわかるのでテンションが上がります。
ミノーはダメ、ジグで探るとカサゴ・ハタ・エソが釣れた!
というわけで、今回のタックルボックスはこちら
フローティングミノー(浅いところやる可能性あったので)、シンキングミノー、ジャークベイト、メタルジグです。
*マジでワーム持ってきておけばよかった・・・と思いました(後述)。
14:00~。気温30度。
ミノーで広範囲をランガン探っていきますが、たま〜に小型の魚が興味を持って観にきますが、「食べる気ゼロ」。サイズなのか、食性なのか分かりませんが、多分ロック場、しかも引き潮のタイミングだとあまり効かなかったみたいです。
パセオ公園はロック中心の深場隣接エリアもあれば、少し歩くと遠浅のサーフにも出られます。どちらもやってみましたが、やはり「興味は持つけど食わない」。
意を決して、岩場に戻り、メタルジグ(ジグパラマイクロ7g・赤金)で岩の間を攻めます。
いい感じの岩陰を見つけたので、ジグを落として、少しシャクってみると、ドン!グググ!!結構強烈なバイト!
オニカサゴ?釣れました!初の海外フィッシュに叫びそうになりました。いや、叫んだなこれ。
同じように、今度は深場にモロに隣接岩にジグを落としてみると、フォール中に沖から、魚すっ飛んでおってきます。食うところ丸見えで、
カンモンハタですかね?トロピカルフィッシュゲット!楽しい!グアム!
ただ、これ、ワームだったら、もっと強気に丁寧に、小型の魚もとれたのかな、なんて思ったりしました。
引き潮で17時には明らかに魚の周りも無くなったので納竿。
ジグパラマイクロ、ええやんけ・・・!買い足し確定しました(笑)
ジャークベイトでも釣れた!
翌日は午前7時からやって観たところ、水位は上がり、波もあって悪くない・・・。
しかし、今度はジグがダメで、岸際にジャークベイトをぶち込んでみます。
この木の下の岩の凹みにスパッと入れると、ジャークした瞬間に岩に激突したような感覚、ん?岩にスタックした?いや、ラインが走ってる・・・!
エソハゼ?歯が鋭いハゼが釣れました。
この後、ジャークソニックを早まきしていたら、サヨリがかかりましたが、多分スレで、すぐに水面走られ、跳ねられてフックオフでした・・・(泣)ただ、1日目とは打って変わって、ミノー系だったんですね。
ジャークソニック、いつか南国でやろうかな、なんて一番小さいサイズ買っておいてよかった(笑)
というわけで2日間、旅行の合間で釣りしてみましたが、日本以上にいい想いができました。
グアムちょい釣りに使った道具・タックル
今回は初の海外遠征ということもあり、準備物についても書きたいと思います。スーツケースの中身はこんな形です。
◆ロッド:Fishman BC4 510LH(これが結果的にすごく良いチョイスだった/510LHに関する詳しい解説記事です)
◆リール:loongze AirLiteDBC(1g~20g前後投げるリール/AirLiteDBCの実用インプレ・解説記事です)
◆ボックス:フローティングミノー・シンキングミノー・ジャークベイト・メタルジグ
*7~14gのハードルアー
◆リールケースの中にフォーセップとラインカッター
◆8lbライン+現地のKマートで10lb買い足し
これをこんな感じでショルダーに収めて、サクッと釣りしました。
フォーセップと替ラインは必須!
現地での釣りに持って行ってよかった、持っていけばよかったものをあえて上げるなら、
◆フォーセップ
◆替えライン
です。
カサゴにエソに尖った魚が釣れるので、大事な旅行で怪我をしないように、フォーセップは絶対に持っていきましょう。
また、風が強いので不意のバックラッシュなどで糸がなくなることがないように予備のラインも強くお薦めします。
ちなみに過去のウェブで釣具がギョウサン売っていると書かれているKマートですが、今や過疎ってました。ルアーは絶望的にないと思った方がいいです。
おまけ:BC4+Loongzeリールは海外では無双のバーサタイルだった
そして、今回何より真価を発揮してくれたのが、FishmanのBC4 510LHです(以前書いたBC4のインプレ記事)。
元々感染症流行前のハワイ旅行用に買ったものだったのが、すっかり国内の巻物ロッドになってしまっていました。
今回本来の目的の海外釣行に使用したのですが、
◆5~20g、低弾道でめっちゃ飛ぶ
→エソハゼを釣った、ピンスポットにキャストがスパッと決まりました。
スペック上は7g~なんですが、loongzeのAirLiteが1g~Okなので、下限を広げてくれた感じですね。
海外で1本でやる時に、ウエイトレンジが広いことと、飛距離やキャスト精度が高いことのありがたさを感じました。
縦の釣り(ジグ)も普通に操作できますし、レングスが絶妙なので、ジャークもしやすい。
◆バットパワーもあって、ライトロックなら引っ張ってこられる
日本のバスとかだとオーバースペックなくらいの竿なので、ロックフィッシュも基本ぶち抜けます。
海外で何かかるかわからん時にこれは心強かったです。岩の隙間でカサゴかけた時に、思い切りリフティングして、根ごとぶち抜けたはありがたかったです。
なるほど、海外向けに作られたロッドだけのことはある。僕の初代Fishmanロッドだけに、さらに愛着が深まりました。
海外で魚との出会いは感動!グアムでルアーフィッシングはアリだった
というわけで、日本でろくに海やってない僕でも釣れたグアムフィッシングでした。
五目釣的に色々な魚と出会えたのも大きいですし、知らない異国のフィールドで釣れた時の喜びは代え難いものがあります。
これからはしばらくまた国内のいつものスポットに通い詰めるでしょうが、季節に1回は国内でも遠征・旅行フィッシングして腕を磨きたいものです!