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【揃えるべきツール】釣りに行く前に!ルアーを買い漁る前に!現地で困らない陸っぱりのオススメ必需品リスト

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実は、現在「これから釣りに行きたい」という初心者の知人と釣りに行く機会が増えました。現在はタックルが揃ってきた段階。これまで3人ほどの釣り初心者を釣り沼にはめてきましたが、今回も骨がありそうです。

釣り初心者の君(いや、かつての俺!)!タックルが揃ったから、ルアー集めだ!・・・異なります!釣り場では投げる、巻く他にたくさんの行動があります。それは、自然だったり、釣り場や釣り人を守るための行動です。ルアーの前に、マナーのための道具を必ず揃えましょう!

自分がたくさん失敗してきたので今回からはバス釣りを中心に初心者の揃えるべき道具を紹介しようと思います。

目次

釣り場の困りごと・怪我を防止し、自然や周囲に迷惑をかけないために

さて、道具を揃える前に、これから釣りをするための問いを準備しました。中級者の方は読み飛ばしてくれてOK!です。でも、初心者の皆さんはぜひ場面を想像して、「なぜ道具が必要か」逆算する手筈にして欲しいです。

●魚が釣れた!どのように針を外しますか?
→カエシがついた針(フック)を動き回る魚を傷つけずに抑えながら手で外す必要があります。
→カエシは指に貫通すると自分で取り外すことができなくなります(親戚が病院直行で切開したことあり)。
→アメリカナマズのヒレや雷魚などの歯が鋭い魚は素手では怪我をする可能性があります。
→魚をコンクリや乾いた素手に触れさせてしまうと、魚は火傷や皮膚病になってしまう可能性があります。

●ルアーを変えたいな・・・釣り糸、どうやって切りますか?
→友達が50m先ですぐに呼ぶことができない時など、ラインが切れないことはかなりの時間ロスになります。
→岩に擦り付けて切ることは、ラインをたくさん消耗し、万一釣り場に残ってしまえば、自然動物や他のアングラーに迷惑な御法度行為です。
→無理に指や腕で切ろうとすると、摩擦で火傷・怪我をする場合があります。

●釣り場でおにぎりを食べた、新しいルアーを開封した・・・ゴミはどうしますか?
→釣り場にゴミやパッケージを置いていくことで、ほぼ確実に次回その釣り場は釣り禁止になります。

●足場の高いところで魚がかかった!・・・・どう陸にあげます(ランディング)か?
→大きな魚を吊るしてしまうと竿や糸が折れてしまい、魚は針をつけたままになってしまいます。

●釣り場でリールの糸が足りなくなってしまった・・・どうやって釣りを続行しますか?
→糸なくして、投げることも、巻くこともできません。

このような視点から逆算すると、実は釣るよりも先に必要になるものが見えてきます。

必携ツール(必携度:★★★★★)

・・・というわけで、これらはマナーとして持参しましょう。

  • 陸っぱりバッグ:道具やツールを持ち歩き、落とさないようにするため
  • ラインカッター(100均の爪切りや小型ハサミ可):糸(ライン)を切るため
  • ロングノーズペンチorプライヤーorフォーセップ(100均のラジオペンチ可):魚から針を外すため
  • フィッシュグリップ:魚を素手で触らず安全に抑え込むため
  • 小型ビニール袋:ゴミや糸くずを持ち帰るため
  • ライン100m:ライントラブルでの交換のため
  • 飲料:脱水防止のため

環境により、以下も検討しましょう

  • 防寒(水)着・靴:水辺の風・水飛沫対策のため
  • 水温計:その日のコンディションを図るため
  • ライジャケ:救命のため
  • ランディングネット:足場が高いところや、触れられない魚を釣る時

はじめは、100均や安いモデルでも問題はありません。ただ、やり込むと、切れ味が良くて細かな作業にも向いているラインカッターや、ルアーの金属部分を曲げて直したり、オモリを潰せるペンチなど、釣りに特化したものに行き着きます。

口の小さなブルーギルなどはフォーセップと言われるランカッター兼針外しが魚に優しいです。

僕はフィッシュグリップを持ち歩かないときに、予想しない魚がかかってしまった時は、基本的に水面リリースと言って、魚を水面に浸けたまま、フックを外します。こんな感じで魚の口を出して、ペンチでフックを引っこ抜く流れです。
「釣りはしたいけど、魚、触れません」って人、最初は結構いると思います。実際触らない方が魚にとっても良かったりしますし、だからこそ、迅速に針を外すペンチ類、ないし、負担をかけず持ち上げてあげられるフィッシュグリップは必須と思います。

道具なく釣りをして危険な想いをした魚たち

こんなクドクド書くのもですね、バス釣りやっていれば、もう100%あるわけですよ。

外道を釣る時が。なので、せっかくなので、僕がやらかした外道と危険と思った瞬間書いておきますね。笑。

●「ぬるぬる+膿んでしまうトゲ」霞水系:アメリカナマズ
→まず、重いっす。50cm超えてくると丸太でも引っかけたんじゃないかくらい。なので、抜きあげ(竿の力だけで岸に乗っけること)はできないと思った方がいいです。僕はレアなルアーで抜き上げようとして、リップ曲がりました。ネットかグリップ必須です。初めて釣った時は小型のラジオペンチでどうにかしましたが、それがトラウマで、ロングノーズ買いました(快適です)。
→対応ミスると怪我します。お腹のひれにある棘は何かに刺さると折れます。その折れた棘が皮膚に残ると化膿してしまって一時期霞の漁師さんが怪我したってニュースになりました。
→釣ったところぬるぬるになり落水します。ナマズは在来種も含めて体表がぬるぬるしています。自分の父親がその昔、印旛沼でナマズつって、自分で釣ったナマズのヌルヌルに足滑らせて落水しました。この話を外国人の友人に「父を殺しそうになった魚」として話したら、「日本のキャットフィッシュはそんなに凶暴なのか!」とビビってました。絶対英語間違えてます僕。


●「陸上でも直進タックルで竿を折る+強靭な歯」関東各地:雷魚
→まず、重いっす。これはナマズとおんなじ。バスの比じゃないです。スピナーベイト、ビッグベイトなどなんでもくいます。
→歯で怪我します。こいつは歯がとんでもなく鋭いです。噛まれたら、怪我します。指持っていかれるとかは聞いたことないですが、無事ではすみません。高滝湖で巨大雷魚をかけたことがあり、とにかく無尽蔵な体力でこちらも疲れていたら、なんと「針刺さっていない!」。つまりビッグベイト(に食べてきたんですが)、ただ咥えたままファイトしてたわけですこいつ。顎の力半端ない(しかも外れてくれたから良かった)。
→陸上で呼吸可能なので体力無限です。雷魚で一番やばいのはこれです。陸上げ直前に一旦大人しくなります。これ、嘘です。陸上げした習慣にとんでもない速度で水に帰ろうとタックルします。絶対に平置きしてはいけません。グリップで吊るすしかないです。もし、糸が張った状態でこのタックルを喰らうと、竿は重みで折れるor竿ごと水中持っていかれる、必死です。ラインは切ってフックオフするなどの措置が必要です。



代表的な外道はこれらですが、ワームが巨大ウシガ●ル(本当に嫌いなんで文字にもしたくない)に襲撃されそうになったこと数多、巨大なニゴイやコイのスレがかりも数回、とバス釣りしているとバス以外の魚の遭遇する機会は年々増えています。

シーバスもエラで指切ったとか、ブルーギルやカサゴの背鰭刺さってちくっとした、とか、素手での措置は何かと危険なんですね。

魚と自分を守るためにも釣り道具以外も万全に

とはいえ、魚に針をかけて釣っているのはこっち(人間)な訳で、彼らも悪気じゃないわけです。早く家に帰りたいだけの話で。

なので、魚を傷つけないためにも、自分の身を守るためにも、ロッド・リール・ルアーと同じ優先順位で、ツール類も揃えて釣り場に立ちましょう。

その他釣りの初心者におすすめのツール類の記事もまとめています。


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