最近は渓流とバス交互に釣行しています。小規模湖・印旛水系の川・里川・源流と繰り出してきました。
よくよく考えると、最近はFishman Beams Blancsierraしか使ってねぇ・・・。そこで今回は愛竿Blancsierra52UL(equality)の汎用性について書きたいと思います。
「ブランシエラって良さそうな竿で興味もあるけどなに釣りまで使えるの?」
こんな方の参考になれば嬉しいです。新作も結構いい値段しますからね、僕も買う前は結構慎重になりました(が、ワイルドワンで実物触ったらリアクションバイトしましたけど)。
結論ですが、渓流や近距離ライトゲーム中心に、小規模ポイントでバスやる、とかであれば、名竿と呼んでいいと思います。Fishman初期の代表作だけあって、ロングセラーですし。Beamsシリーズを揃えてきた今でも、レングス、味付け、ULとは思えぬパワーともに手放せない一本です!
小規模渓流・湖川どこでも釣れるようにしてくれた竿
まず最初にこれだけ溺愛しているのはですね、明らかにこの竿を手に入れてからボウズが減ってるからです。
バス・外道・渓流魚、ほぼ全部こいつでやり切れてしまう。魚に出会えるロッドです。
思い当たる節は
◆5.2ftという短さ+よく曲がるFishmanコンセプトゆえのキャスタビリティ(投げる楽しさ)
◆ワームでのフィネスもプラッキングもできる守備範囲
ルアーウェイト | 2~7g |
---|---|
ライン | 3~6LB PE0.5~1号 |
◆源流でも取り回せるし、小場所のバス釣りでも必要十分な飛距離
◆本職の渓流釣りでは文句のない適用ウエイト幅
◆ULからは想定できない大物も寄せちゃうパワーと頑強さ
です。要はなんでもできちゃうロッドな訳ですね。
クランクも使えました。
渓流釣り・バス釣りどちらもしっかり使えます。
「年数回しか行けない遠征での渓流釣りだけのために4万円もかけらんねーよ=バス釣りに使わせろ」という願望を叶えてくれました。
ちなみに僕はJointer FishmanコラボのBlancsierra 52UL Equalityという、三等分になるロッドにしています。
コラボモデルじゃないものと比較するとバット部が細く、曲がり方も若干違います。
具体的には、しなりはFishmanらしさがありつつ、少し「張り」があって、感度良くなっている印象、わかりにノリが少しオリジナルより劣る(弾く)という印象です(その他Beamsシリーズを使ってわかりました)。僕は渓流のトゥイッチやバスのワーミング(ライトカバーでも柔らかすぎると食い込んでしまう)を乗り切るのにこれくらいの方がいいです。
理由は3等分の方が(長さがまばらに分かれるものより)山歩きしやすそう、わかりやすい、色がかっこいい、以上です(笑)適度に張りもあり、バット部が細いのでなんか自然な感じがしてこちらにしました。
バス釣り、余裕で使えるパワーあります
レギュラーサイズのバスであれば、リフティングまでしっかりできます。
カバーも含めて、結構荒っぽい使い方もしてきましたし、20-40cm程度は何本も掛けてきましたが、今のところは折れたり、変な音がしたり、とかはないです。
琵琶湖で50近いニゴイをかけた時も全く心配ないレベルで取り込みまで、できています。
クランクベイトも普通に使えて連れますし、上述の張りもあり、ワームの操作性も良く小バスがたくさん釣れます。
おかっぱりの近距離戦であれば、キャスタビリティも良いし、軽くて投げやすいので、テンポ良い釣りができます。
とはいえブランシエラに限らず、ULロッドなので
●抜き上げは流石にしてない
●根がかりも竿は過度に曲げない(でも結構やっちゃった)
●オーバーウエイトのルアー(メーカー記載上限の7g以上)は投げない
●ラインも1号までなので太すぎるものを張らない
*スピナべが投げられないのはちょっと残念だけどスピナー投げてる(遂に5g未満のマイクロスピナベ:キュアポップスピンなるものを発見!)という使い方です。
でもまぁ気を遣ってできない、みたいな釣りはないので、使えると結論づけていいと思います。
渓流ではオールラウンダー
渓流では里川と源流いずれも使ってみましたが、オールラウンダーなレングスです。
●里川ではちょうど良い飛距離です。
→川幅がそこそこの里川では対岸までも届くので、絨毯爆撃的に攻め切れる長さです。細かいところもキャストが決まるので釣り切れる長さと性能。
●源流の立ち込みだとカバー周りで今少し短くてもいいかな、くらい。取り回しや飛距離が入らないことを考えると39ULを検討しています。
軽量スピナーはもちろん、ミノーの操作性も良くて、ルアーも選ばず使えます。3g-7gのウエイトはトラブルなく、非常に使いやすいです。
他の釣りには?
僕がBlancsierraを検討したときに他の釣りで言うと
◆メバル・アジのライトゲームに使っている記載を発見した
◆そこそこ大きいナマズ釣ってるツイートやピーコックバスつってるyoutubeを見た
こんな事例がありましたね。実際に釣れなかったんですが、僕も海で投げて使ってましたし。かからなかったですが、ハゼのキスバイトもわかりました。
汎用性は高いと思います。あくまで渓流むけに基本設計されたロッドですので、無理は禁物ですが、機能性は高い分、様々な分野で使えるロッドじゃないかな、と思います。
投げてて楽しいロッド
こうまでして色々使っているのは、単純にFishmanのBeamsブランドロッドの投げるコンセプトです。
手首を自分の方に「クイッ」と捻るだけで、ロッドがしっかりと曲がり、反動でルアーがスイーーーっと伸びていく感じが好きです。プロみたいにパキパキの竿でヒョイって上手にできないので。
バス釣りでもこの感覚で投げたいので、どこでも使ってしまいます。
僕も多分、壊れたら、修理とか使ってずっと手元に置いておきたいロッドであります。
軽いし、投げてて楽しいし、実際に釣れますので!
もし、ブランシエラってバス釣りでも使えるの!?って思っている方がいれば、渓流やライトゲームとの併用竿として持つことは全然可能!(バス専門の人は専用ロッドでよし!)
ぜひ参考にされてください。
Fishmanのその他ロッドとの比較は以下のインプレ記事もご覧ください。
◆ライトゲームやロックゲームも網羅するBeams LOWER 73L(インプレ記事)
◆渓流からバスまでをカバーするパワーあるULロッドBeams blancsierra 52UL(インプレ記事)