今年はグアムでも釣りスポットを捻り出して、お魚ゲットできたり、渓流も新しいポイントを開拓できたり、で釣りの頻度が大学時代以来になってます。
ふと釣り始めた友人複数から「ポイントの探し方を教えてほしい」と相談を受けました。確かに釣りっていざ道具を揃えても「で、どこにいけばいいんだ?」って瞬間多いですよね。
アマチュアめんどくさがり代表の僕がバス釣りを例にやっているポイントの決め方を書いていこうと思います。
とはいえですね、ポイント選びっていくつかの要素があるので、何回かに分けて書きます。前提として、「全く場所を知らない人」を対象として書きます。
場所選びの基準となる考え方
まず、そもそも釣り場を選ぶ時の考え方を要素に分けます。考え方は、絞り込みです。「動物」の中に「犬」がいて「犬」の中に「チワワ」がいる、みたいな考え方です。
◆フィールド:なんという川・湖(利根川でやるの?霞ヶ浦でやるの?)
◆ポイント:フィールド(川や湖)の中でどこの部分(利根川の中での下流部分とか)
◆スポット:ポイントの中で特にどういう場所(杭があるとか、水門があるとか)
これを順番に絞り込んでいきます。今日はこのフィールドとポイントの探し方を書いていきます。
落とし穴なのが、「スポット」だけを考えてしまうこと。
「あの川のあの橋の下の水門があるところ」しか知らない状態。
これは最初は仕方ないんです。釣り上級者に連れて行ってもらうことが多い釣り。大抵上級者が考えたスポットに連れて行かれると、連れて行かれた側は「その場所」だけを覚えてしまい、そこしか知らない、だから釣り場がわからない、になるんですよね。今日はそれを解消します。
いつも絶対釣れる場所はない、複合要素で決まる。
今回はややこしくなるので割愛しますが、フィールドやポイントを選ぶ方法は以下によって変わります。
◆季節:その季節に狙っている魚がどこで何しているのか
◆時期による環境変化(前後の天気・気温・水温・水質):釣りに行く日は魚が釣りやすい日なのか
◆その日の魚の活性:釣り場で釣りをしてみて、魚は積極的なのか、消極的なのか
◆時間帯:何時に釣りをするのか
これを語りだすと複雑になるので、今日は割愛して別記事を立てます。
2つだけ覚えておいてほしいことを書いておきます。
★年柄年中釣れる場所なんてないです。要素が変わるから。仮説と検証で潰していくのが釣りです。
★とはいえ、時間帯として魚(バス)を釣りたいなら朝(日の出前後)か夕方からがおすすめです。人間で言う旅先での朝食と夕食時間と考えましょう。ホテルの食堂に行く時間です。(これは以下の記事に詳しくあるので割愛)
と言うことで本題に入ります。
場所の選び方:釣りマップ書籍でメジャースポットに行く
はい。もうまず初心者の方にやってほしいのがこれです。世の中には腐るほど、釣りのマップの本が売っています。まずは、そこに掲載されているフィールドに足を運びましょう。
釣りマップがお勧めな理由は、「日本の、たくさんあるフィールドの中で釣れそうなところを絞ってくれるから」。あとさ、金とって書籍にしてるくらいだから、魚は確実にいるわけで。いく場所に迷いがなくなります。初めていく川や湖の中でどこがどうなっているかなんてわからないし、ポイントを自分で絞れないでしょ?そりゃみんなそうです。
「釣れる場所+地域」でインターネット検索でもいいんですけど、僕は本をお勧めします。理由はですね、、、
結局、ネットってスポット単位で紹介されているから、以下のことが起こります。
◆全体像がない中のポイント情報を断片的な文やgoogleの断片地図で書かれても想像つかない
◆駐車スペースがなかったりで、結局効率が悪い
◆インターネットのポイントマップって画面の構成上すごくみずらかったり、アクセスがわかりにくい
あとは、噂ベースでテキトーな川に行くのは、別に止めませんが、手詰まりになると思います。「本当に魚いるのかな」とか、そもそも大きなフィールドの中で、その川はどんなところなのかがわからないと、ただ竿を振っているだけになるので。
一方で釣りマップは、
◆フィールド全体像+ポイントを地図とマークで書いてくれているので全体像が頭に入る
*有名なフィールドの歴史や全体の特徴も解説されているので知識としても初心者にはお勧め
◆季節の特徴や攻め方(参考程度の無難なやつ)も書いてあるので、釣り場で何をすればいいのか迷わない
◆駐車スペースが書いてある場合や道路図もあるので確実に釣り場に立てる場合が多い
*遊漁料がいるかどうかもわかったりするのでトラブルも少ない
想像がつくので「どこにいけばいいんだろう」から「ここに行ってみたいなぁ」になると思います!
僕は大学時代、有名な川や湖がたくさん書いてある釣り雑誌を買ったり、関東釣り場マップなる本を購入して、フィールドの名前を覚えて、その本を片手に友達とメジャーフィールドは大抵行きました。長期休暇になると友人と「野尻湖行ってみたいな!」とか「琵琶湖行ってみるか〜!」と前向きになったのを覚えてます。
そして、気に入ったフィールドは個別の詳細マップを購入する。当時から愛読しているシリーズが今もあったので貼っておきます。こんな本です。釣具屋さんや本屋さんにもあります。
ちなみに、僕が大学時代に釣りにハメた友人は、最初は僕と一緒じゃないと釣りしなかったのが、上記のマップ買ったら、勝手に行くようになって少し寂しかったです(笑)。
超大事なこと:とにかく行って、回り切ってみる!
大事なことはですね、
◆とにかくメジャーなフィールドにいき、マップの乗っているポイントは1年でも2年でもかけて回り切ってみる
です。これだけでポイント選びのスキルは上がります。
ポイントを回ることで、さまざまなシチュエーションを体験し、魚が釣れた釣れないの経験していく中で、脳みその中に「こう言うところに魚がいるのか」と言う景色が刻まれます。これが大事です。あとは似たところを探していくゲームだったり。自分で「今日はここだ!」と言うインスピレーションが湧いてきます。
そして、地図全体を把握して釣りをしているので、「行ったことのないフィールドやポイントがどうなっていそうか」想像がつくようになります。
マップを信じて少しずつやり切ることでしかこの能力はつかないと思います。
印旛沼でたくさん釣りをすると、きっと葦が広がったマッディウォーターがあって、支流は護岸がこうなっている、だから、まだ行ったことがないこっちの川もここら辺ならバスがいて、こう言う釣りができるはずだ!(行ってみよう!)とか。
基本フィールド情報を足で理解した上で、SNSやネット情報を足していく
上記をした上で、その日その時期の情報を
・SNSの情報
・ネットの情報
・漁協の情報
をみて、付け加えていく。そうすることでタイムリーな情報もわかりますね。
いきなりSNSで●●●●が釣れている!なんてみたって、自分が釣り場に行く日や時間にはもう釣れないことの方が多いです。あくまで、マップで自分の足で回り切る経験をした上で、ネット情報は活用すべきです。
まずは1フィールド、通い詰めてみる
とはいえ、あちこち行ける時間がある人は大学生の頃の僕くらいだと思うので(笑)、まずは車で1〜2時間圏内のフィールドを1つ選んで、釣り場マップ片手に通ってみましょう。
僕は印旛新川が実家時代自宅から30分ほどで、印旛水系の南側は印旛沼マップや釣り雑誌片手に回りきりました。そのおかげで、ちょっと釣り行くか〜と言う時に、さっと行けるようになりましたし、季節や水色で釣れそうかどうか、想像できるようにもなりました(大抵釣れないけど)。
釣り場選びはその日の釣果を左右する大切な要素です。まず第一歩フィールドに踏み出すのは、初心者のうちは勇気もいるし、大変です。でも1回釣り場に降り立ってしまえばなんとかなります(笑)。
まずは1つ、マップ片手の場所選びを体験してみてください。
第2弾記事追加しました!