毎年恒例となっている夏秋の桧原湖合宿ですが、早いもので今年で3年目になりました。
我々釣り仲間でのハイシーズンの恒例行事、桧原湖合宿。
大自然に囲まれたクリアレイクでバス釣りの真髄に触れることが目的・・・のはずはなく、単純にスモールマウスを公認で釣ることができる素敵な高原で釣りして温泉入って、サウナしてリフレッシュしようぜという道楽旅。
しかし、意外と毎回結局ひたすらちゃんと釣りをしています。
思い起こすとですね
何も釣れなかった2024年夏の陣

スモールマウス釣りに行ったのにラージマウスしか釣れなかった秋の陣*しかもボートで座礁した2024年

ガチで勉強してスモールマウスの釣り方がわかってきた2025年


徐々に桧原湖の解像度が上がってきているわけですが、今年も行きますよ、桧原湖。
いやね、本当にね、桧原湖って大好きなんですよ、あたくし。移住しちゃう釣り人がいる気持ちがわかります。
都会の喧騒がない自然の水辺ってのが結論かも知れませんけども、具体的には
絶景、空気も綺麗、水も綺麗、湖岸道路もしっかりしてる、最低限の食事や買い物が景観を崩さない程度に整備された湖畔、電波悪いから携帯がビービー鳴らない。アングラーもフレンドリー。気さくに声をかけてくれてマナーも良いから、性善説で色々な場所(桟橋・駐車スペース・食事処)が釣り向けに完備されているんですね。くまと猿はとんでもない頻度で目撃されてますけど(笑)。

昨年も7月5日前後に行ってきたんですが、今年は3日〜5日。昨年今年は夏の土日は変わらずも、秋は連休シーズンに行ってきたのですが、祝日や連休が絡むと深夜移動しない限り首都圏側道路や現地の宿が混雑するの確定なので、今回は通常週末も使いつつ、思い切って金曜日に有給を取得して3日間!
金曜の朝東京から車で移動、昼からオカッパリ、2日目はボート、3日目は体力次第でオカッパリして帰京…という、釣りジャンキーまっしぐらな3日間の日程を組んでみました。
これまでの合宿との違い・・・それは2泊3日。ん?普通だろ?と。いえ、これまでは不眠のまま1日釣行+宿泊という弾丸ベースだったのです。金曜の夜中に不眠で出発して、日中は眠気と戦いながらの釣り(ほぼ白目)になるんですが、今回は贅沢に2泊!しっかりと睡眠をとった状態で挑めます(歳で最近は不眠釣行辛いんですわ)。気合いを入れて車のタイヤも新品に変え、窓もピカピカに磨き上げて出発しました!
睡眠十分で3日間同じフィールドを攻め続けるってのは、良い経験になります。
今回は特に、初日から順に大雨→ドピーカン→曇りという毎日の天候変化。山天気ここにあり!みたいな急激な気象変化がありまして、もうバスの反応が変わる変わる・・・。
そんな合宿の初日、大雨の中でのオカッパリ編をお届けします。
ベイトオンリーで挑む桧原湖
| 項目 | 内容 |
| 情報 | 福島エリア |
| 日付 | 7/3 |
| フィールド | 桧原湖 |
| 天候 | 大雨・時々曇り |
| 最高気温 | 19度 |
| 最低気温 | 不明 |
| 水温 | 約20度 |
| 風向き | 南西・南東(風速0〜2m) |
| 水位 | 増水 |
| 水質 | クリアアップ |
| 釣行時間 | 13:00〜19:00 |
現地に着く前から、予報通りの雨。ボツボツの雨からポツポツに弱まって、また強くなったと思ったら、曇って、また降る、みたいな(笑)。
昨年の雨の日のボートで爆釣した経験から、「雨は桧原湖の強い味方…!」と意気込んでいたものの、大半の時間は、ボックスやレインコートのフードに水が溜まるような予想以上の本降りでした。
気温19度。数字以上に涼しくなっていて、レインウェアの上下に厚手のインナーを着込まないと寒く感じるレベル。水の方が暖かい時間もありました(笑)。「本当に7月かよ…」と突っ込みたくなる気候でしたが、桧原湖はそもそも山間部で冷える+関東-1ヶ月くらいの季節感と思えば、まぁそうか。時期的にはアフター〜回復とのこと。
水面を覗くと岸際には小型のラージがウロチョロ。時折スイッチが入ったかのように表層でボイルが起きたり、大きめのラージやスモールのスクールが岸際スレスレを回遊するなど、生命感に満ち溢れていました。
今年は例年にもまして水がクリアアップ。水深数mレベルのウィードまでしっかり見えます、本当に綺麗です。ただ、この綺麗さは強いルアーが効きにくそう=タフな予感。雨風など、変化によるバスの食欲スイッチを入れるきっかけが大事なわけがよくわかります。
そういえば、桧原湖は夏に水位が上がる(秋に落ちる)ので、昨年以上に水が多く、オカッパリポイントが減ってました。
↓去年秋は岸から5~10mくらいは陸だったところ。

で久々のタックル紹介。今回はスピニングは嫁とササタケくんに任せて僕はいつものようにベイトオンリー。桧原湖はウィードが切れればさほど根掛かりをしないので、ライン太すぎたかも・・・
| タックル名(用途・ルアー) | ロッド | リール | ライン |
| 遠投タックル ヘビキャロ・フリーリグ・ラバージグ | DAIWA ハートランド(スタンダード) 802MHRB-21 | DAIWA IMZ 100C-XH | フロロリミテッド14lb |
| ヘヴィバーサタイル スピナベ・ヘビキャロ・トップ | TULALA Baksyn Heavy Wire 70MH | SHIMANO カルカッタコンクエスト100HG | シーガーフロロマイスター14lb |
| ベイトフィネスタックル ライトキャロ・ダウンショット | JACKALL×SHIMANO 24POISONアドレナ 164L-BFS/2 | Loongze AirLite DBC A100 (右) | ハードブル1号 + リーダーフロロマイスター5lb |
マイクロワーム無双と、ライトキャロの「放置」パターン
13:00、いざ釣りを開始しようとするも、平日だというのに、目当てにしていた有名な長峯桟橋はすでに満員御礼。秋にはたまに陸っぱりができ、流れ込みがある「メダカの学校」周辺は増水の影響で、そもそも岸にも入れず。
ラーメン屋前(歴史館前)の桟橋ポイントへエントリー。
ここは昔から「別に釣れた記憶ないけど仕方ないからくるポイント=おすすめとかではなく、単純にここしか空いてないから来た」です(笑)実際にボートの発着も多くキャスト中止しないといけないタイミングもありますし、ラーメン屋さんの利用客も多く晒しものになりがちなので、初めての桧原湖の方にはマナー面なども注意が必要で、基本はおすすめしないポイントです。
実際、昨年はこの周辺で減水時期にウェーディングで沖に投げて釣ってますが、陸からだとノーフィッシュ。今年は満水に近いので安易に入水できない感じ。大丈夫か?
ここから6時間同じ場所でひたすら粘る激闘の幕開けです。
見えているラージはルアーが動くと逃げ出すレベルでスイッチオフ。ベントミノーなど見には来るのですが、アクションすると逃げていきます。
僕がそんな実験をしている最中、開始間もない13:20頃、沈黙を破ったのは嫁でした。

ダウンショットでヒットさせると、そこからコンスタントに釣れ続けます。実にこの日、延々とこの場所で大小12本。実はこの3日間を通して、彼女が使っていた「マイクロ系の細身の極小ワーム」がずっと無双し続けることに。


ササタケくんも細身ワームで良い型をあげてます。

1日目の早い段階でこの「正解」を見つけてくれたのは本当に心強かったですね。「あ、こっちは確実に釣れるから、俺は違うアプローチを試そーっと」と、別ルアーにチャレンジする余裕が生まれました。
エビ系を意識して「ドライブクロー2インチ」のライトキャロを投入。
開始早々に1バイトあり、その後、同じ場所で無事に桧原湖スモールをゲットできました!サイズは小さいけど、まずは1日目にしっかり釣り上げることがリズムを作る上で大事です。

その後しばらくライトキャロは沈黙でしたが17:00過ぎにタバコ吸いながら適当にズル引きしていたら、ヒットしました(笑)。次の1投でもヒットで連発モードに入るも、ばらしてしまいました。

面白いのは、アクションしている時よりも、電子タバコの吸い殻をゴミ袋に入れようとしたり、飲み物を摂るために地面にちょっとしゃがんだりしたタイミング……つまりリグを完全に「放置」している時に当たることが多かったこと。今回3日間通してこれが5回くらいありました。このよそ見パターンでアワセが決まらずに2〜3回バラしてます。。やっぱり放置は強い+殺気を消すのが一番釣れるんでしょうか(笑)。
夕方のボイルラッシュと、トップへのバイトラッシュ
ササタケくんと嫁がマイクロ系で継続的に釣る中、僕のエビやギル系には明らか反応が悪いまま、時間が経ちます。16時前後に入ると、この日一番のピークタイムがやってきます。
ボイルが沖やらシャローで断続的に発生。背中見せたようなボイルまで。そもそも桧原湖オカッパリってタイミングでドドド!っと釣れるのが常ですが、この日も例に漏れず。魚の回遊が回ってきたタイミングは、もう「何投げても当たる」んじゃないか、なタイミングがやってきました。
ササタケ君はパルステールのボイル撃ちでゲット

「これはトップで出るぞ!」と僕もトップウォーターを投げ、ボイルした直上に着水。
少し放置すると、ゴボゴボとルアーの周りに波紋が立ち、バシャ!っとバスが襲い掛かります。
「うおー!!」と一緒にルアーを見ていたササタケくんと絶叫も、乗らず。
このあとボイルがあるたびに同じような攻め方をしてみます。数度に渡って派手に水面が割れたんですが……乗らない・・・やっぱりトップって楽しいけど、難しい・・・いや、このラッシュでノーフィッシュは痛恨の極み。
ドラマは最後に!48cmのビッグバス登場
バタバタと釣れ続いた18時台を過ぎ、時刻は19時。僕はトップに乗らずで、ブルフラなどの強めのワームも色々試しますがダメ。もうすぐ日もくれるので納竿が迫っています。
ここでササタケ君が、ギルを捕獲。ん?ギル?そういえば桧原湖の桟橋でライトリグといえばギルが釣れまくるはずなのに、今日ギルってここまで見てないな。それを見て、ふと閃きました。

「シャローにギルが入ってきているなら、日没直前にそれを狙うデカいバスが一段下にいるんじゃないか?」
実はこの日、バスが吐き出したエビやベイトはとても小さく、ギル系ワームにはずっと無反応でした。でも、去年ラバージグで良い型が出たこともあり、どうしても「ジグ+ギルワーム」のストロングなルアーで釣りたかったんです。
ルアーは、ナカタジグ7g(ギルカラー)にベローズギル2.8インチのセッティング。
周囲はウィードだらけで、正直フォール以外でジグを使うシチュエーションなのかはダウトだったんですが……桟橋周辺のウィードをほぐし、揺すりながら丁寧にズル引き。
この時、隣で嫁がダウンショットでヒット!
「うわ〜やっぱり今日はマイクロ系だよね」と思いながら、ズルズル、ウィードほぐして、ズルズル・・・
ココッ!
という小さくも明確なバイト。ラインは動きませんが、このチャンス、逃してたまるか、すかさずフッキングすると、乗った!
14lbなので、安心だ!ヒットを伝えて、ランディングネットの準備を頼むと、現在ランディングネットはファイト中の嫁が使用中です(笑)。
そんなことを確認していると、IMZ 100のドラグが勢いよく引き出され、ササタケ君がびっくりするくらいロッドがぶち曲がってます!ドラグ鳴ってます。
ロッドのしなりを見て、ササタケ君が嫁のランディングサポートを一旦中止して、ネットを持ってきてくれます。
MHロッドでこの引き・・・なんとか沖に走る強烈なファイトを制した末に上がってきたのは……

なんと、48cmのビッグラージ(ビッグとラージ・・・言葉の並びがガンキャノン砲みたい)!早めにフッキングしたけどちゃんと奥に刺さってはいました。

抜きあげてないのにフック曲がってるし。

スモールとラージの「夫婦ダブルヒット」という出来すぎたエンディングを飾ることができました。諦めずにジグを信じて投げてよかったです!

本日のヒットルアー
■ ナカタジグ(ジャッカル)+ ベローズギル 2.8インチ(ジークラック)
最後の最後で48cmを引きずり出した立役者。ウィードを揺すりながらのズル引きがハマりました。ただ、桧原湖本来のジグの使い方ではないので、ラージが釣れました(笑)。
■ ドライブクロー 2インチ(O.S.P)
ライトキャロで使用。オカッパリで困ったらこれ、だけど、今回はあまり反応良くなかったですね。アクション後の「完全放置」がこの日のスモールには効きました。
■ パルステール(バークレイ)
最近手に入りにくくなってますが、今年も安定の釣果。僕はこれに頼るとこれ以外信頼できなくなるくらい釣れるので、あえてこの日は封印してました。
■ マイクロ系細身ワーム(極小サイズ)
嫁がダウンショットで使用し、3日間通して無双し続けた今回のMVP的ルアー。詳細なワーム名は教わったもののため諸事情で控えますが、以下のワームと方法でも代用可能です。

重要!桟橋の釣りとライトリグならネットと飲み込み救済グッズ持参を!
で、いつもは桟橋ではあまり釣りをしないのですが、ライトライン+ライトリグで桟橋の釣りをするとき、
ランディング、クソ大変です。ハンドランディングするには水面まで距離があります。これ、やってみたから言いますけど、結構危ないです。雨で滑って落ちる、魚が暴れてフックが手に刺さる、無理に抜きあげてラインブレイクする・・・リスクが高いです。
実際にネットを持ってくる前のランディング。嫁の魚を僕が雨でビショビショ地べた這いつくばってランディングしました(数尾これでやったら、背中からバスを持つ技術は上がりました笑)

その後はネットでこんな感じでゲット。持ってきておいてよかったです。

安くはないですけど、車に積んでおくだけでもこういった足場の高い場所のランディングのストレスは一気に減るし、キャッチ率は上がりますよ!僕はネットは投資しておいてよかったと、今回初めて思いました。ボート釣りでも、無理に持ち上げてラインブレイクなんてこと誰でもやってたりしませんか?これあるだけでほんと楽です。
あとは、マイクロベイト系の小型フック、飲まれます。普段ディープの釣りをやらないと、アタリが弱くて送りすぎてしまうことがあります上、スモールは飲み込みやすいです。今回はライトリグ中心の2人が結構飲ませてましたが、オエオエ棒で瞬間救済でき、出血もなく大活躍しました。桧原湖いくなら絶対必要です。
1日目のまとめ
最終的な釣果は、3人で18本程度(嫁12本、自分3本、ササタケ君4本)。
去年はワンフィッシュ・ワンバイトだった同じ場所で濃淡ありつつこれだけず〜〜っと釣れたのは、間違いなく「雨の桧原湖パワー」のおかげです。
偏食と言われるスモールマウスはその通り、ルアーごとに反応が全然違うことが一番。そして、ボイル打ちや無理やりラージを引き出した最後のルアーローテーションなど、意外性も学ぶことが多い初日でした。
初日に大漁・・・良かった。この日の夜はホテルで祝杯も進み、
さて、2日目はピーカンの晴天ボート編!果たしてどうなるのか!?
次回に続きます!
■今回の釣果(自分):5バイト 3フィッシュ 1バラシ
■2026累計キャッチ回(1尾以上キャッチできた回): 20回
■2026累計釣行回数: 32回(バス30/ライトゲーム1/シーバス1)
■2026累計キャッチ数: 66尾(バス61/カサゴ2/シーバス3)
■2025~累計キャッチ数: 253尾(バス243/アマゴ4/シーバス3/メバルorカサゴ2)
