こんにちは!最近は釣りを始めたばかりの後輩を連れて行くことが多いのですが、
一番困る質問があります。
「どこが釣れてます?」「釣れてるところ連れてってください」
そりゃそうだよな。僕もそんなところに行きたいよ(笑)。
昔「釣れる場所」を探し求めて、
いきなり河口湖や琵琶湖に行ったこともありました。
もう何していいかわからないわけですよ。
琵琶湖は広いし、河口湖は水綺麗だし。もちろん坊主でした。「何が聖地やねん!」って
そんなに甘くないわけですよ。
今は「釣れる場所」を探して安易に初場所をチョイスしまくっていたことが
釣れない原因だったのではないかとすら(笑)
今日はそんな釣れるところの探し方について、思うところを。
釣れるところを探すのが釣り。
結論から言うと、サンデーアングラーの僕は「どこが釣れてるか」なんて言い当てることはできません。
探すしかないんです。
せめてtwitterみて、「高滝湖いい感じだなー」くらい。
が、これも意味ないなぁと。だって、これSNSに載ってる時点で「過去の条件下」ですから。
「なう」ではないわけですよ。
プロの投稿やボートのピン(僕はおかっぱりですので結構異なる)釣りだともっと再現性低くなります。
では、釣れるところを探すには何が大切か、それは「1つのフィールドを知り尽くす」ことだと思います。
1つのフィールド・ポイントに通い詰めればわかってくる
僕は学生時代に(学校サボって)週2-3回、印旛新川に通った時期がありました。
理由は「近いから」。別に釣れる、とか前情報はなかったです。
am4:00~8:00に行くわけです。ほんで、いつも決まったコースを釣り歩きました。
はじめはボウズもありましたが、ポツポツと釣れ始めて、その後は水質や水位の急変がない限りは
ボウズはあまりなくなりました。
いつ・どこでバスがフィーディングしているかわかる
まず、護岸びっしりの新川では、バスが回ってくる時間が決まっていたように思います。
(そりゃそうだろ)
釣れる時間帯は大体決まっていました。だから、
「この時間にここをこうやれば」というフィールドの特性が掴めてきました。
大体そこで一尾釣れるわけです。
それでダメなら、何かが違う、だから、ルアーや攻め方を変えるわけです。
そうすることで少しずつ釣れる攻め方も増えていきました。上達したと思います。
水色・流れ・ベイトの変化がわかる
釣りをあまりしていないで、いきなり初場所だと目の前の状況が異常事態なのか、
デフォルトなのかわかりません。
同じポイントに通いつめると、
●いつもより水が透き通っている
●いつもは流れているのに今日は流れてない
●雨の日ってここにいることがあるんだ!
●風がふくとここに反転流ができるんだ!
●あれ?なんか島ができてる(新川は水生植物の島が流れてきます笑)
●フナやコイが浮いてきた
●カメが浮いてきた・カエルがうるさい日
こんな変化がわかり、水色・流れと釣果やバスの居場所がなんとなく
繋がっていることがわかりました。
これによって、
「この状況ではこのルアーでこうしてつれたな」
「この状況だとここは捨ててあっちに行った方がいい」
「あ、これはお手上げ」(上手い人ならやり切れるんでしょうが)
がわかるようになりました。
結果として初場所でも仮説が立てられるようになる。
そうして一つのフィールド・ポイントを知り尽くすことによって、
初場所や久しぶりの場所でも、
●通い詰めたあのフィールドのあの状況に似ている
と言う仮説を立てて、釣りをすることができます。
最近僕は高滝湖とかは通っています。昔から馴染みがあるのと、
バスが絶対にいる+小規模だから変化に気付きやすいかな、と。
そうすると、釣果につながることがあるんです。
(もちろん僕はまだまだ外しまくりですが!)
手つかずだった頃の房総野池とか、もうぼこぼこ釣れるみたいな
もちろん例外なところがありますけど、
もし「釣れる聖地」を探したいと初場所にたくさん行っていて苦戦している
釣り始めのアングラーさんは、ぜひ、一度、月数回からでも、
同じフィールドに通いつめる、やってみてください!!