冬のバス釣りは僕では手に負えない日々が続いておりますが、「寒い冬を吹き飛ばす熱気ムンムンの激アツスポット」といえば、やっぱり釣りフェス。行ってきました、1月19日の最終日。大盛況だったこのフェスに実際に足を運んでみました!
2年連続2年目だから、だんだんわかってきたぞ、このイベント!
この記事では、釣りフェスの現地の雰囲気や楽しめるポイント、そして来年行く価値があるのかどうかを詳しくお伝えします。「ツリフェスってどんなイベント?」「実際に行くと何が楽しめるの?」と気になっている方はぜひチェックしてください!
釣りフェスとは?
釣りフェスは、釣り好きな方々のための一大イベントで、毎年多くの釣りファンが集まります。2025年の釣りフェスは、最新の釣具やアウトドアグッズの展示から、有名アングラーによるトークショー、さらには実演イベントまで盛りだくさんの内容となっています。
釣りに興味がある方はもちろん、これから釣りを始めたいと思っている初心者にもぴったりのイベントです。特に今年は、家族連れでも楽しめるような体験型アクティビティが充実しており、釣りが身近に感じられる工夫がたくさんありました。
会場は「パシフィコ横浜」!アクセス方法をチェック
ここ最近の釣りフェスの会場は、神奈川県横浜市にあるパシフィコ横浜です。横浜の美しい港エリアに位置しており、イベントの前後にみなとみらい周辺の施設でショッピングを楽しむこともできます。
・・・千葉の田舎出身で、墨田区のザ・ファミリーエリアに居を置くアタクシにはおしゃれすぎますが、綺麗な街ですね。
アクセス方法は以下の通りです:
- 電車の場合
最寄り駅はみなとみらい線 みなとみらい駅で、駅から徒歩5分ほどで到着します。また、JR桜木町駅からも歩いて10分程度と、非常に便利です。 - バスの場合
横浜駅東口から市営バスで「パシフィコ横浜」行きの便も利用可能です。
アクセスが便利で、初めての方でも迷わず行ける立地なのが魅力です。
僕は桜木町駅から歩きました。10分くらい歩きましたけど、ショッピングモールを抜けていくので、しんどさはなかったです。
参加費用はざっくり1人1日2,000円
事前予約などにより変動はしますが、土日で1日だけいくとなると当日券で1人2,000円が参加料金となります。チケプラというアプリで事前に予約して購入しておくと、スマホがチケットがわりになるので便利です!
チケプラは面白いですよ。スタッフさんがスマホ触れると参加スタンプが浮き上がるんです!
まずは腹ごしらえ!会場での食事は早めが鉄則
のっけから関係ないこと書きます(笑)。僕が朝飯抜きに11時集合にしたのが悪いんですけど。。。腹ごしらえはしていきましょう。会場の中で簡単に飯が食えると思わない方がいいです(混むから!)。
思いっきり楽しむためには、まずお腹を満たすことが重要です!会場内にはいくつかの飲食スペースやカフェがありますが、特に11時前後くらいから混雑がピークに達します。椅子の確保も大変です。
僕たちも現地でその混雑を目の当たりにし、まず最初に会場の外の飲食店で、食事を済ませることにしました。会場内は混んでますが、ホールの外(でもパシフィコの中)にある喫茶店などは、昼より早い時間であれば席も比較的確保しやすく、ゆっくりと食事を楽しむことができます。
ちなみにフェス内の食堂では、限定メニューもいくつか用意されています。たとえば、地元の新鮮な魚を使った海鮮丼や、釣りフェス限定のコラボスイーツなどが人気のようです。
ただし、時間が経つとどの店舗も行列ができるため、食事を後回しにするとかなり待つことになります。スケジュールに余裕を持って、早めに食事を済ませることを強くおすすめします。
ダイワのロッドセミナーは2ピースのスティーズ!
会場に到着してまず向かったのは、バスファンなら絶対に見逃せないダイワのブース。お目当ては、川村光大郎(コータロー)さん、オリキンさん、そしてササカツさんによるロッドセミナーです。この豪華メンバーが揃うセミナーでは、ロッドの製法や製作意図、ノウハウが惜しみなく披露され、「イベントに来ているな!」とテンション上がりました。
その中でも特に衝撃だったのが、2025年の目玉、スティーズ ショアコンペティションの2ピースモデル!
ハイエンドロッドでありながら持ち運びに便利なマルチピース仕様という、まさに「待ち望んでいた形」が実現していました。正直、これには興奮を隠せません。「ほ、ほしい…!」と心の中で何度も呟いていました(笑)。
さらに、実物を手に取ってみると、その軽さと絶妙なレギュラーファーストのテーパーが印象的で、操作性も抜群。これなら遠征や都内住居からの移動でもストレスなく使えそうだと感じました。お値段78000円。
セミナー後には、コータローさんと話して、記念撮影も!うちの嫁がコータローフリークなもんですから、その旨をお話しして、小貝川とか霞とか、釣りいってますよ〜なんて話して、愛用のMPSですごく釣れるようになったことを伝えると前向きな言葉で丁寧に褒めてくださいました。ええ人!
こんな交流ができるのも釣りフェスならではの魅力ですよね。
ハートランドコーナーで教祖村上さんとの感動の出会い
ダイワブースを練り歩き、ハートランドコーナーへ。そこで目にしたのは、昨年僕の釣りを大いに支えてくれた「沈み蟲」の生みの親、村上晴彦さん!常吉リグ、ネコリグ・・・etc釣りファンなら誰もが憧れる存在に、思わずテンションが上がりました。
勇気を出して声をかけ、キャロライナリグの動画を参考にした話や、実際に釣果を上げたエピソードを伝えると、村上さんもにこやかに耳を傾けてくれました。それだけでなく、「どの辺でキャロしてるの?」「スモール釣れてんの?」と気さくに質問してくださり、釣りトークが自然と弾んでいきました。
写真を撮るときも「ケータイかして」とセルフィーをご自身でやってくださりました(こだわりの人らしさ)。
村上さんとの距離感の近い交流は、「憧れのプロと直接話せる」この魅力を実感。なんてったって、アタクシ小学生の時、みんな常吉!常吉!の世代ですから、感動。
NT海洋事業部でのお礼と奇跡の初対面
次に訪れたのは、NT海洋事業部のブース。ここでは、昨年僕がやらかして壊してしまったloongzeリールの修理をしていただいた経緯があったので、直接お礼を伝えることが今回の目的のひとつでした。
ブースには今年も本格展示されたloongzeリールがずらり。特にチェックしたかったのがノンデジタルのベイトフィネスモデル。試しに手に取ってスプールを回してみると、その滑らかさと回転性能に驚愕!マグネットブレーキでこれかよ。
これ超ライトリグ、渓流での釣りにもピッタリです。「これはもう買うしかないな…」と心の中で購買欲が暴走するのを感じました(笑)。
そんな中、隣ではFishmanのロッドとloongzeリールについて熱く語る釣り猛者の姿が。会話を聞いていると、どうしても話に入りたくなり、意を決して割り込んでみると…
「だーやまさん?」
なんとその方、僕とX(Twitter)で相互フォロワーさんだったんです!初対面にもかかわらず、ロッドが同じシリーズということで盛り上がりました。この奇跡の出会いは、釣りフェスならではのドラマチックな瞬間でした。
シマノブースで豪華プロアングラーを発見!
次に足を運んだのは、毎年話題の中心となるシマノブース。ここは豪華なプロ祭り。伊藤巧さんや秦拓馬さんといったトップアングラーを発見!シマノの最新アイテムをチェックしてきました。
お目当ては、今年の目玉商品でもある2025アンタレス。新型のMGLスプールと最新のシェイプデザインを搭載したこのリール、実物を目にすると想像以上の存在感でした。「意外と大きいな」と感じつつも、洗練されたフォルムに心惹かれました。
さらに、スプールの回転や振動を体感。
さすがの性能に感心しましたが、今使っているカルカッタコンクエスト100がまだまだ現役だし大好きなので、買い替えは見送りかな…(なんて心の中で葛藤しながら、財布と相談)。
憧れの田辺哲男さんに奇跡の遭遇
そして、シマノブースでどうしても会いたかったのが、僕が長年リスペクトしている田辺哲男さん。しかし、なかなか姿が見えず、「今日は会えないのかな…」と諦めムードになりかけました。
ですが、釣りが如く「もう一度トライだ!」と時間をおいて再訪すると、なんと単独でいらっしゃる田辺さんを発見!これにはテンションが爆上がりです。
勇気を出して声をかけ、ずっと巻きの釣りや強い釣りを勉強していることを伝えると、田辺さんも気さくに応えてくださり、「船は下ろしているのか?」とか、「●●川もやってるのか!」、「ほぉ、嫁さんも釣りしてるのか」と仙人が如く相槌をいただき、最後に「カルコン使ってます!」と言ったら、「O〜K!いいね!」とクールに返してくださいました。この独特の世界観と存在感、やっぱり田辺さんは最高です!
念願の田辺さんとの交流に大満足し、シマノブースを後にしました。
その後は他のメーカーも一通り、製品に触れて、解散、3時間半、フェスを担当することができました。
釣りフェス2025を振り返って
総じて良かったところ
今回の釣りフェスでは、多くの魅力的な体験ができました。特に以下の点が素晴らしかったです:
- 記念品がたくさんもらえる
ステッカーやボールペンなど、各メーカーが配布するノベルティが充実しており、思い出として持ち帰れるのが嬉しいポイントです。 - 有名プロとの交流が可能
憧れのプロアングラーと直接話せるだけでなく、記念撮影もOKという距離感の近さが釣りフェスの魅力です。普段は聞けないような話ができるチャンスに、胸が高鳴りました。 - 最新プロダクトに触れられる
新しいロッドやリールを実際に手に取り、メーカーのスタッフさんから直接解説を受けられるのは、釣りフェスならではの贅沢な体験。特にロッドはシリーズごとに横並びで触れられるため、使用感を比較しやすいのが良かったです。 - 釣り好きとつながれる
現地で同じ趣味を持つ人と交流でき、X(旧Twitter)でつながっている釣り仲間と初めて対面するなど、釣りフェスは「人とのつながり」も深めてくれる場でした。
一方で覚悟しておきたいこと
楽しい体験がたくさんある反面、釣りフェスならではの「混雑」という試練も…。以下のポイントは要注意です:
- 人気ブースは大混雑
人気メーカーのブースは人がひしめき合い、通路を歩くだけでも疲れることがあります。じっくり製品に触れたい場合は、時間をずらすなど工夫が必要です。 - 飲食スペースの激混み
会場内の飲食スペースはお昼時になると座るのがほぼ不可能。ご飯は事前に済ませるか、パシフィコ横浜内のコーヒー屋さんやピザ屋さんを利用するのがベストです。昼前に早めの食事を心がけましょう。
作り手の熱意に触れる大切さ
釣りフェスを回っていく中で、一つ大きな気づきがありました。それは、道具を選ぶときには性能やブランドだけでなく、「誰がどんな想いで作っているか」を知ることが大事だということです。
どうしても、普段の釣具選びでは、「あのメーカー・ブランドだから」とか「新しいから」とかそういう理由で道具を選んでしまいますよね。
実際にプロの方々やメーカーのスタッフさんと話をしてみると、釣り道具にはそれぞれの開発者の熱い情熱やこだわりが込められていることが伝わってきました。そういった背景を知ると、「この道具を応援したい」「もっと大事に使おう」と自然と愛着が湧いてきます。
釣りフェスは釣りファン必見のイベント!
総じて、釣りフェスは釣り好きにとって最高の時間を提供してくれるお祭りです。混雑をうまく避けながら、最新の釣具を触れたり、有名プロと交流したりする楽しさは他に代えがたいものがあります。
来年もこのフェスが開催されるなら、ぜひ訪れてみてください!次回はもっと計画的に回ることで、さらに充実した時間が過ごせるかもしれませんね。