↑でカテゴリごとの記事検索ができます twitterはこちら

【25/5/3-4】自然観察を考えさせられた肌寒い地方渓流アマゴ釣り GAME#19~20

  • URLをコピーしました!

当ブログはアフィリエイトプログラムを利用しており、商品やサービスを紹介することがあります。

連日しつこいくらい書いてますが、嫁の帰省で中国地方ロングステイです。今回は雑記多めに書きたいと思います。

ドアを開ければ山と田んぼが広がる嫁の実家。歩いて3分でアマゴの住む川。コンビニもなければ、デパートもないですし、飲み屋なんてあろうはずもありません。最寄りのコンビニは山を超えて3〜40分の運転は必至です。

結婚当初、嫁関係の親戚からお気遣い込めてよく言われたわけですよ、「こんな田舎に、都会の人が来てもやることなくてかわいそうに」と。しかし、今嫁関係の親戚で僕にそれをいう人はいません。僕が一番この帰省にワクワクしているからです(笑)。

釣りしかできない=釣りができまくる・・・家から徒歩で渓流釣りができる・・・人少ない・・・地元の方々が義父を知っているから色々教えてくれる。

こんなに安全に、安心して、釣りができる環境があるでしょうか?前日に湯原ダムの遊漁料金の高さに震えましたが、この川は年券でも安い(3回行けばペイ)!くらいの環境を用意してくれているんですね。

僕をみて、最近親戚が集まると「今日はどこに釣りに行くんだ?おにぎりは持ったか?」と発破すらかけてくれるわけです。そして、一番大きいアマゴを1尾だけ拝借して実家に献上するというサイクルが出来上がってるわけです。

というわけで、恒例の渓流釣り、開幕しました。

目次

自然観察と季節感

本編の前に、こうして自然豊かな場所に数日過ごして家族や親戚と話していると、面白いことに気づきます。僕が「とある季節や環境になると全く魚が釣れない」理由がわかったんですね。

自然豊かな中で育った人や、都会に住んでいても自然が好きな人って、「自然に(ナチュラルに)自然(ネイチャー)に詳しい」んです。「頭痛が痛い」みたいな表現ですけど(笑)。

「藤の花がいつもより咲いてる」
「菜の花がまだ咲いてる」
「風強い日が例年よりも多い」
「まだ田んぼに水が張られてない」
「毛虫が出てきてない」
「カエルが少ない」

植物や動物の動きや農業の動きを景色から情報として受け取ってるわけです・・・当たり前?僕は理科の授業、極端な人間で、遺伝や電気の並列やら直列はぶっちぎりに点数良かったんですが、植物とか星とか地層など興味なし。授業はず〜っとノートと教科書にガンブレードやアルテマウエポンの設計図書いたり、思春期独特のよろしくない落書きをしてたタイプ(笑)。テスト前も勉強せず20点台とかやってたんで、ソメイヨシノくらいしか植物の時期もわからない(笑)

関東平野育ちが関係あるかはわかりませんが、山のことも知らない。山菜の名前なんて1個も知りません。自然薯とツチノコは同じカテゴリです。連休中にウドという野菜の漬物をいただきましたが、大木(ウドのタイボクのことですよね?)切り取ってきたのか?ウド鈴木ってウドが好きなのか?というレベルです。

カレンダーでざっくり春だ、夏だ、は誰でもわかります。デジタルな情報はスマホでリアルタイムでわかります。誰かの記事や動画を見て、切り取られた自然の情報は簡単に手に入ります。

しかし、その土地、その水辺の本当の状況や季節進行度合いって植物や動物の動きを見てしか判断できないんですね。

魚も自然の一部であり、そういう観察や変化に敏感であることは、生き物を知る上での基礎知識として、自然観察はできないといけないものだな、と痛感。自然に鈍感なこと=自分が釣れない、アジャストできない理由なんだな、と感じたわけですね。

草原耐久値というパラメータ

関連してもう1個。今年はこの渓流釣り2日間で20回、釣りに行ったことになります。気づいたことがありました。

草原に強くなった(笑)

みなさん、小学生の時には近くの原っぱに半ズボンで突っ込んで、バッタ取ったり、カマキリ取ったりしてましたよね?僕も実家は田舎、実家の土地は荒野みたいだったんで、毎日のように草っ原に弟や友達と繰り出してました。

では、今できますか?くるぶし以上の草っ原、めっちゃ怖く感じません??蛇出てこないか?とか変な虫いないか?とか。

都会に住み、護岸された湖川ばかりで釣りをしていた僕が明確に失った能力が草原耐久値です。アスファルトに慣れすぎて、草木に対する耐性が落ちるということです。

父と山岳渓流するとき、最初に森に入る時や藪漕ぎをする時、とにかくマムシやカエルが出てこないか怖くて数十分は心の調整が必要になります。

僕が嫁の実家の川に出るときにも、(今となってはたかが知れてる)くるぶしくらいの草を超えたり、水と草が混在する場所を歩くに際しても、心の準備に結構な時間を要していました。トカゲがカサカサいおうものなら、声を出して「うわ!」とか言っちゃう。

それがですね、今年はもう20回、関東の川に繰り出していることもあって、(もちろん毒蛇や棘系植物、ダニ・毛虫は気をつけますけど)結構動揺なく踏み入っていけるようになっていました。

そう、「これくらいだったらこんなことに注意すれば大丈夫」「生物にしても、別に人間がいたら、特別な事情(子守り系)がない限り、逃げていくことが前提」ってわかってきたのです。

あとは、自然の中で見る生物は彼らが先住民なので違和感がなくスルーできます。逆に変に都市型の河川で見る生物が違和感で気色悪く感じちゃうだけだな、とすら思えるようになりました。

草原耐久性はゲームの経験値みたいなもんで、草原と戦って養われるものだと、少しだけ安心したという話しです(笑)

釣行の概要:季節進行が遅い里川

  • 釣行回数:#19-20
  • 日付:2025/5/3-4
  • 場所:中国地方某所
  • 天候:晴れ時々曇り
  • 気温:15度(最高気温22度・最低気温9度*釣行中は常時14度前後、冷たい風でパーカーがないと寒い)
  • 水温:13度(表層)
  • 風速・風向:北西 2~5m 2日目は南風も。
  • 時間:10:00~15:00/9:00~12:00
  • 狙いの魚種:アマゴ
  • 使用したタックル:後述

2日間、毎年訪れているので、詳細は割愛します。昨年は1日目は7時間で1本、2日目は6本?とそこそこ釣れましたが。

今年はというと・・・
季節進行は遅いそう。植物の状況もそうですし、こんなに風が吹くのも、5月では珍しいそう。昨年もその前もこの連休、「暑い」って思いながら釣りしていたんですけど、今年は「寒い」とすら思える状況。さらに、関東で治りかけてた花粉症が再発したので。

北風が強く、ヒートテック着込まないと寒いです。ルアーも投げにくい・・・。バックラッシュ地獄でした。

いつもの場所にいない・新子が追ってこない

いつものエントリーポイントから釣り上がります。今年も水はかなりクリアアップしてます。水位も少なめ。



この川ですが、毎年この時期は10cmもない、新子が結構積極的にチェイスしてきて混ざってきてしまいます。しかし、今年は2回チェイスしたかどうか・・・いや、むしろチェイスしている個体も新子ではないくらいのサイズ感です。放流量は昨年よりも多いので、もう少し混ざってもいいのにな。

そして、何より、毎年「ここなら釣れる!」というスポットで全く反応がないです。
渓流では教科書的な反転流・軽い落ち込みが堅いポイントなんですが、全く持って反応がありません。

ミノーにチェイスがあるものの、なんか鼻先まできて嫌う感じがあり、我慢できなくなって、AR-Sスピナーへチェンジ。

どちらかというと、遠投してフラットを引いていると事故みたいに釣れちゃう方が多い。

そんな事故で11:30と13:00に2本。というか、数百mのストレッチを2時間以上かけて釣り上がっていたのかと思うと、いつもより細かく攻めざるを得なかったということか。

深くえぐれているベント部分だけ高活性

昼に一度服をさらに着込みに戻り、さらに釣り上がります。しかし、昨年夏に好調だった箇所は全てダメ。あっても1チェイス。

唯一、複数の流れがぶつかるベント部分の落ち込みだけ、20cm弱の型が釣れました!

このポイントだけはその後も何度かヒットがありましたが乗せきれず。1日目は3尾で納竿となりました。

2日目:下流の別の川も不発。いつもの場所で1本

2日目は、逆に下流の川を攻めてみます。毎年1〜2本は堅い川です。しかし、ここも全くダメ。なんならチェイスすらないという地獄のような時間でした。

結局前日同様のポイントでこれまた18cm程度をゲットして、午後はバス釣りに移動となりました。

ドラグズルズルとノーテンション

渓流ベテランの皆さんに一度聞いてみたいんですが、渓流ルアーのドラグってどうしてますか?僕、結構硬くしてたんですけど、今回はアタリも浅いし、バスみたいにアワセするわけではないので、かなりズルズルにしてみましたが、良型ほど、持っていってくれて、食いが深くなる感じがしました。

アマゴって、向こう合わせに近いのと、口がでかいわけではないので、結構ズルズルが良いのかな、と。

また、バス釣りでも川でのドリフトをしていたもんで、とにかく巻物は変にテンションをかけずにドリフト+ラインを水につけずに引っ張っていくと、反応が良かったような。

使用タックル

タックル:39UL+渓流ベイト

  • ロッド:Fishman Beams blancsierra 39 UL
  • リール:Loongze AirLite DBC B100(右)
  • ライン:GT-R ピンク 4lb

風が強くてバックラッシュ天国でした。風がある日の渓流ベイトは5gくらい重量があるミノーじゃないとキャストの正確性は確保できないな〜と思いました。

それにしても、バスで7ft近いロッド振った後の短いロッドは投げやすいです(笑)。リールがしっかりと飛距離が出るモデルなので、短くても低弾道キャストがしやすすぎます。昨年は5ftのロッドより明確に釣果の差が出たのは、多分、ピンポイントに落としやすいからだな、と(今年は3.9ftしか持ってきてない)。

ヒットルアー:AR-Sスピナー3.5h

もう餌と呼ぶべきルアーですね、これで釣れなければ諦めがつくレベルで、実際に今回も大型ミノーからつけ変えたら坊主は無くなりました。多分これスモールマウス釣りにも使えるんですよ、アフター終わったら導入してみようと思います。

5. まとめ

この日の釣果は以下の通りです:

  • 4フィッシュ
  • 累計キャッチ回(1尾以上キャッチできた回):7(2回は渓流)
  • 累計釣行回数:20回(バス18+渓流2)
  • 累計キャッチ数:20尾(バス16+アマゴ4)

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次