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【2024/5/3~5】GWでスレかけた山陰渓流。定番ミノーとスピナーで5月のアマゴを捻り出す

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GW後半は地方で過ごしました。ちょうど4月末から関西出張があり、5月の4連休はそのまま山陰地方で渓流釣り三昧。3日間、釣り漬けの日々を送ってきました。

僕が釣りをする川は秘境的なプレッシャーの少ないポイントだったんです。新子は無限バイトもあるような。しかし、なんと今年から漁協のHPがリニューアルで超イケイケのHP、おまけにアプリ遊漁券にも対応してしまい、GWにきっと叩かれたんだろうな、というくらい釣果に変化がありました。

というわけで今回は久しぶりの渓流釣りについて書きたいと思います。

目次

幸先よく3尾もあとが続かない:5月でも夏日の高気温、超クリア、弱い流れ

暑い日が続いたGWのど真ん中、電子遊漁券を購入し5月3日は午後からの釣行。前日には少し雨もあり、濁りと増水を期待しましたが水位も水質も晴れの日の状況でした。、ウェーダーで入渓しますが、違和感・・・流れ弱いし、元々綺麗な水ですが、例年以上にクリア。

アプローチ間違えるとプレッシャーを与えるので、ロッドは長めのblancsierra52ULをチョイスし、ルアーは渓流のエサとも言える安定のARSスピナーから。

今回からリールをloongzeAirliteDBCに。

幾度も釣行しているので、「いつも魚がついている」ポイントを細かに撃ちます。
流れこみ+落ち込み+大岩が点在する1級スポットです。

幸先よく小型2尾と15cm程度の1尾をゲット!3尾でスタートと「GWも秘境はいつものパターンでいけるな」と手応えを感じます(これがいけなかった)。

新調したゴムネットですが、アマゴには大きすぎて、すり抜けてリリースとなります(笑)
渓流の無敵ルアーARSはやはり堅い。最強のパイロットルアーですね。

ここからが地獄。釣り上がりますが、「いつも釣れるポイント」でチェイスすらない地獄ロードでした。おまけにいつもはアマゴしか釣れないポイントの流れが緩やかになり、ハヤが釣れる。

少しずつ、状況が異なることに気づき始めました。が、幸先良い釣果が「いつものところにいるはずだ」の固定観念になり、そのままノーバイトで納竿。4時間で3本、ハードな初日となりました。

実はこの川、一昨年の5月にきた時には大雨で濁りが入り、2時間でかなりの数を釣ったことがありました。そのため「イージーゲーム」を想定していましたが、自然ってのはそんなに優しいもんじゃない。

5月はポジショニングが違う!?7時間で1本

2日目の5月4日。天候変わりなく夏日。「水温が高いからもう少し上流か?」と仮説を立て、別のポイントから入渓します。最初のポイントでは、バイト1回、これまた、夏とは全く異なる箇所でのバイト。違和感が確信に変わっていきます。

少し下った支流に入り直し、落ち込みの上からARSをドリフトさせながら巻き上げると、良い型がヒット!陸上ピックアップ直前にポロリ。がっくし。

バイトが浅いのかな、フッキングが甘いのか?ARSのフックを携帯していたフックシャープナーで研ぎ直します。

釣り上がって再度強い流れと落ち込みの間のポケットをアップで攻めると・・・

フックを研いだかいがあったのか、外がかり。でも、やっと釣れた・・・。イメージ通りに食ってきたので、達成感があります。

このあとは陰になっている淵をミノーで攻めるも、不発。前日のポイントを洗い直すも、チェイスすらなく不発。とにかくいつものところに魚がいない。
無敵ルアーのARSでこの渋さ。攻め方を変えることを決意し納竿。

ロッドを短くし、フックを研ぎ澄まし、ミノーで丁寧に攻めて6本

3日目は、朝から前日と同じポイントを攻め直しから。ARSがとにかく不発のため、困った時に釣れるミノーDコンパクトアユカラーにコミットします。

2時間、ノーチェイスノーバイトで午前中を終了の予感。「今回はGW前半にプレッシャーでもかかったから釣れないんだろうな」と自分を納得させかけて、ラスト一投、しかも陸っぱりからやけくそでミノーをぶん投げてみると・・・


16cmで食料として頂戴しました。

この写真の一番上。四角い岩の上のところで釣れました。岩の間から飛び出してきてパク!

昼休憩して、午後は初日のポイントへ、少しだけ下流部から入渓し、釣り上がります。

ゴージャス。前日までの2日間に敢えて手を出さずに寝かせておいたポイントです。
そして、タックルも代えました。
blancsierra 39UL。理由は、キャスタビリティです。52だとどうにも立ち込んだ時のフリップの弾道が高い。風も吹きだしたので、低い弾道で的確に丁寧に攻めたいと考えて、39ULで攻めます。

同時に、フックメンテナンスも。午前に、岩への軽い根掛かりもあったので、きっとフックがダメージを負っているはず。Dコンパクトのフックもキンキンに研ぎました。上着に触れるだけで引っかかってほつれちゃったくらいキンキンに(笑)。

午後は強い南風が吹きつけ始めます。これで流れの弱く、水質がクリアな中でも、魚の警戒心が薄れたのか、
上記のポイントを細かく、丁寧にキャストしていくと・・・





+タカハヤで連発しました。しかも、サイズも悪くない。本来の秘境のポテンシャルが発揮されました。

Dコンパクトにコミットしてよかった!渓流ミノーは一通り試しましたが、明らかにDコンパクトは反応が良いです。

フックも研いでよかった!明らかにバラシがなくなりました。

型の良い魚やダメージを負ってしまってそうな魚は頂戴しました。

今回の学び:丁寧に攻める・フックは研ぐ・ロッドは短く

というわけで、外道含めると3日で「つ抜け」を達成できました!
今回は学びが多かったです。

1:とにかく丁寧に攻める
渓流は肉眼だと一見浅く見える箇所が実はポケットになっていたりします。この数年の経験でなんとなくわかってきました。なので、無闇に踏み込まず、浅瀬に見えても、しっかりと投げ込んで引っ張ってみる。岩の間に潜むアマゴを引っ張り出すために、角度をかえて何度もトレースしてみる。これだけで1尾がしっかりとれる学びがありました。

2:フックは常に研ぐ
ルアーを増やすよりも確実に効果があります。岩、草でフックは思った以上に劣化します。爪にフックが引っかかるくらいには常に研いでおくことで、明らかにバラシが減ります。渓流は魚の動きも早く、特に慣れるまでは、向こうアワセになることも多いです。だからこそ常にフックシャープナーを持ち歩いて、確実に1尾を取りに行くべきです。

僕はこれ使ってます。

3:ロッドは短く、正確なキャストをたくさんする
丁寧に攻めていく上で、渓流はとにかくキャストが命。着水音、トレースコースを予想して、しっかりと投げ切ることができないと、トラブルや根掛かりでポイントを潰します。今回立ち込んだ際に、僕の腕では、5ftだとまだまだ上手にキャストできません。39にしたことで、立ち込んだ状態でのバックハンドキャストやフリップキャストが決まりだし、結果的に釣果が伸びました。
loongzeの軽量丸型リールはキャストの集中力にとても寄与してくれました。

タフな状況でこそ学びがありますね。いつもバスで大味な釣りをしてきたので、クリアな水で色々試せたことは良い経験になりました。ちょっとしたあたりを感じ、考えて釣る繊細な釣りで学べることは多いです。

今回の経験をもとにバス釣りや海釣りでも丁寧な攻めで釣果を伸ばしていきたいものです。

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