渓流行ってまいりました。昨年渓流デビューをした宮城県中部の河川です。
昨年とは異なる場所を2日間に渡って攻めました。
釣果は・・・イワナ4尾!渓流初心者にしてはまずまずではないでしょうか?
・安定最強のAR-スピナーで1尾(良型1バラシ)
・ミノーの定番Dコンパクト45で3尾
とついに念願のミノーで釣ることができました!
渓流うん十年の、フライマン・エサ釣り師との異種格闘技戦(ただくっついていっただけの素人)になりました。
今回は予習:テーマは4つ
今回は久々の釣行ということもあり、Youtubeをベースに少し勉強をしていきました。
水中動画でイワナがルアーを追っかけている映像やプロの動画を見て、
テーマは4つ
◆アップストリーム以外のアプローチをする
◆ミノーの釣り方を身につける(スピナーでしか釣ったことない)
◆チェイス1回で諦めない(水中動画を見ると何度も追ってくる)
◆熊とマムシに気を付ける(前回バス釣りでヘビを見かけたので)
悪条件・・・気温12度・水温8度・雨による増水
関東地方も7日から肌寒い日となり、8:00頃で現地宮城の気温は12度。水温は8度。雨が降ったり止んだり。
雨は霧雨からぽつぽつと繰り返し降り続いていて、増水。歩けそうな川岸も浸水してまして、結構なサバイバルしながら入渓しました。
バス釣りだとぽつぽつ降り続く雨は歓迎なのですが、渓流では増水よりも増水後の減水が良いらしく、おまけに水温が10度ないのは相当よろしくないそう。よくわからん僕は「ボウズかよ」と覚悟で臨みました。
初めての増水渓流・・・ポイントがわからん
昨年の同河川は、落ち込みとプールという法則性がある形状だったんですが、そんな川が増水しているもんだから、なんかずっと流れている=ポイントが見つからんわけです。
エサ釣りは反転流を探してぽつぽつ釣れている様子。フライには相当な悪条件らしく、たまーに出るけど乗らないらしい。というわけで、安定釣果のAR-Sで流れの横をトレースします。
すると・・出た!しかも引きがいい感じ!
過去1の良型か!水面まで上げて、ネットを取ろうとすると・・・ポロ。。。フックオフ。
その後は流れの周辺で全く反応もなく、やけになってきます。
白泡にぶち込みまくると小型イワナが一本
やけになって、白泡にAR-スピナーを打ち込みまくっていると、きた!
10cmくらいのイワナ(撮影しようとしたら、僕が転倒し、帰宅されました)
とりあえず1尾釣れた・・・ので本日のテーマです。
スピナー封印:ミノーで釣る
そう、今回のテーマはミノーで釣ることです。トゥイッチングってやつです。
バス釣りでもスピナベ大好きな僕。巻く釣りでAR-スピナーだよりだったのですが、意を決してスピナーを封印しました。
そして、Youtubeだけ見てると馬鹿みたいに釣れている、でも僕には全く微笑んでくれない神ルアー、Dコンパクトへ。
エサ釣り師が反転流で釣っているのを見て、クロス気味に落として(今日のテーマ2)、一箇所でトゥイッチしてみると、
超チビイワナが飛びかかってきました(乗らず)。
「え、、、ミノー、釣れそうじゃないか」。そこからはひたすらミノーを投げ続けました。
堰堤で鬼のチェイス劇
そうこうしているうちに、堰堤まで駆け上る。
堰堤でフライ1尾。「もうここやっていいよ」と言われたので、堰堤を隈なく探索します。
すると、そこそこのサイズのイワナが、足元まで追いかけてくる。それも1度や2度ではなく、無数に・・・。
よくYoutubeでも堰堤で釣っている映像が多いけど、魚が貯まるってそういうこと?!
フライマンも「こんなに追うのか」とビックリの様子。ただ、僕のトゥイッチって糸のたわみがすごく出るので、フッキングができないで何度もスカしました。
しかし、堰堤の端の岩で幾度もアプローチしていると、でた!
結構いいサイズ!人生初ミノーイワナをゲットしました。
マムシに気をつけていたら、クマが出た
そして、マムシには気をつけて、無事堰堤で魚をゲット。さらに上には堰堤がもう一つあるらしい。
意気揚々と釣り上がっていると・・・
「クマだ!!」。
2メートルくらいの黒い物体が30メートルくらい先に。。。。
こちらに気づいていない様子だったので、とにかく静かに、クマがそっぽ向いてる間だけ移動して、対岸の茂みに退避。
子供の頃に、熊に遭遇したことがあり、その時よりも距離があったので、冷静に対処できました。
が、その後も退渓ルート付近をうろついていたので、急遽斜面に退渓路を見出し、納竿。
1日目は2尾で終了しました(エサ4尾・フライ1尾)。
2日目も堰堤ゲー
増水と低気温から、2日目は地元民さんに話を聞いて、別の川へ。
結論、Dコンパクトで2尾、堰堤オンリーでした。ただ、ミノーで堰堤、最強かもしれません。。。
渓流って堰堤ゲーじゃねぇか!と嬉しい悲鳴をあげそうになりました。
上がった後の川筋は歩きやすいし、美味しそうなポイントも数多くあったのですが、全く魚の気配もなく、景色は良かったんですが、不発。
納竿となりました。