2021年で所有していた1ピースロッドを手放しました。一昔前(10数年前?)にワンハンドハーフとかがではじめた時には友人に「やっぱりいい竿は一本竿だよ」なんてヌかしていた僕が今や立派なパックロッダーです(笑)
初任給だか初ボーナスだかで買って、ずっとメインだった、EVERGREENのRED MEISTERは最後まで残していましたが、「物置の肥やしにしておくなら誰かに使ってもらったほうがいい。それくらいいい竿だ」と近所の中古屋に売ってきました。*メリカリの方が高かったけど、輸送トラブル怖いので。
実際にパックロッドだけにしてどうか、目下2年程度パックロッドオンリーにした僕の感想をシェアします。
*例によって月数回釣行・小場所のオカッパリ・ミニマルスタイルの素人の意見です*
結論:釣果は全く落ちていない
はい、というわけで、釣果ですが、むしろ上がっています。
釣果の定義は、釣れた日/釣行回数です。悔しい痛恨のバラシとかはないです(小さいのが外れたくらい)。
つまり、というか、当たり前に、
僕程度の釣行回数や決まり切った数少ないフィールドで粘るのであればワンピースロッドだろうがパックロッドだろうが釣果への影響はないということです。
なんなら、昔自分で勝手に「長い方が良い」と思い込んでいたロッドの長さは1フィート近く落としてますからね。ショートロッドにしても、小場所であれば、釣果が落ちるとかもなかったわけです。
性能面でもほぼ不足なし
僕は20代はスピナベ・クランク縛りがメインだったので、RED MEISTERは「スピナベ・クランキングロッド」的なポジションが好きで愛用し続けていました。確かに長いのに投げやすい、巻きやすい、カバーでの巻きもこなせる竿でした。テキサスとかも全然使えてましたし。
パックロッドにして、どうなったか。
・・・あんまり変わらない・・・・(笑)
これは、買い替えたロッドがレギュラーテーパーでMH周辺のパワーという同クラスロッドを選択したのが大きいですが。
ワンピースだったから云々、パックロッドだから云々は、一度もないです。違いがわかるほど投げてないからわからない(笑)
ワンピース→パックロッド:保有可能本数+釣行回数が増えた
ワンピースからパックロッドに変えて、釣りに行く回数は増えました。理由は超簡単です。都内生活がメインになって、パックロッドの方が
電車だろうが、小型車だろうが、保管・運搬が容易だから
です。
駅でも持ち歩けるし
ケースにも入るし
都内のマンションでも保管から運搬までが楽
ワンピースは自家用車じゃないとどうしても持ち運ぶ気になりませんでした、そもそも車がないと持ち歩きたくないからです。
パックロッドはちょっとしたお休みにリュックにくっつけて、短時間の電車釣行とかに行くことができます。
回数が増えても釣果が下がっていないので、パックロッドでいいや、ってなったわけです。
家にスペースがない・車がないならパックロッドで十分
昔はマルチピースってなにかこう入門用というイメージがありました(昔はそんな価値観ありませんでした!?)が、
最近のパックロッドはしっかりとしたメーカーや製品なら、ちゃんと曲がるし、キャストもしやすい。
ワンピースとの差は、本当にキャストなり専用タックルなりにこだわりがあり、釣り自体をやり込んでる人がわかる領域なんじゃないかと思っています。
適当にバーサタイルにできて、気が向いた時いけて、不足なくキャストやアクションができるならいいや、なら、ワンピースにこだわる理由は薄くなってきましたね。
特に僕は、技量に対して(今もだけど)「オーバースペックな道具」で釣りしていただけですね。
究極ちゃんとキャストできればいいわけです。
「頑張ろう!」というテンションに寄与してくれたのは思いの外大きいとは思いますが(笑)。
古今は車もシェア、ミニマルライフもありな時代、でも、釣りをやりたい、そこそこ行きたい、なら、もはやパックロッドでいいものを数本持っておいて、省スペースと機動力を得るという考え方もありかな、とワンピースロッドを手放して思いました。