釣りブームらしいですね。数年に1回あるやつですね、密回避って時勢もあるのだろうけれど。
僕は専ら単独か、中級以上の友人と行くことが多いですが、年1ー2回嫁やアウトドアしたい初心者の部下を連れて釣りに行きます。
そんな時、多分最初に思うこと・・・
「どこで何すりゃいいの?」
今回は家族や知人など初心者と釣りを始めるなら、という釣り場所の選び方について書きたいと思います。
*最後にマナーなども書きたいと思います。
目的別3つの選択肢
1:なんでもいいから魚を釣りたい/見たい=釣り堀・管理つき海釣り公園
2:自然に近い環境で釣りを覚えたいし、高確率で釣りたい=管理釣り場
3:自然の中から魚を見つけ出す狩猟(笑)やスポーツとして釣りをしたい=自然の川・湖・海
*大海原で食べられる魚をがっつり釣りたい=漁船・釣りというスポーツを極めたい=ガイドサービス
こちらのサイトから海や管理釣り場、釣り堀が検索できるのでおすすめです。
◆道具の有無も大切で、「用意したくない」「すぐに用意できない」なら無条件で1ー2です。
◆投げ方もよくわからない、投げることに興味もないなら、1です。
初心者は釣り堀・海釣り公園から管理釣り場が無難
もし、家族やカップル、初心者同士で「ぜったい釣りたい」なら、1:釣り堀から2:管理釣り場くらいがおすすめです。
◆道具を借りられる:有料で貸してもらえますので手ぶらで行くことが可能です。餌や仕掛けもセットされている場合がほとんどですし、トラブルがあっても、管理の人に助けてもらうこともできます。釣りの最初はライントラブル(糸が絡む、針が引っかかる)がつきものですし。
◆釣れる:魚は放流ないし養殖されてるんで、釣れる可能性が高いです。
◆アクセス良い:Googleで「釣り堀(管理釣り場)+都道府県」で調べればたくさん出てきて駐車場も完備されてる場合がほとんど。自然の釣り場は駐車スペース探しも一苦労です。
家族で安全に、ということであれば、釣り堀から管理釣り場・管理事務所ある海釣り公園ですね。
ちなみに僕は嫁を連れる時は2の管理釣り場に連れて行きます。理由は
◆ルアー釣りで歩いたり、投げたり、動き回って運動になる
◆嫁分の道具が借りられる
◆景色がそこそこ良い
◆魚が放流されているので釣れる可能性が高い(でもちゃんと投げて巻かないないと釣れない難しさがある)
からです。ただ、2は日によっては釣れなかったり、玄人さんがいると邪魔にならないように気を遣います。
釣り堀に行かない理由は、釣り堀の大半はプールのような景観なのと、餌を垂らして釣るというケースが多く、退屈してしまうからです。
嫁が釣ったニジマス(4尾くらい釣ってました)
以下のサイトは渓流・海・管理釣り場の検索や予約ができるのでぜひ参考にしてみて下さい。
自然河川は「大変」「釣れない」前提でいく
もしそれでも、自然の河川に行きたいと思うなら、とにかく「釣れない日の方が多い」「釣れるまで苦労する」前提で準備しましょう。
自然河川は
◆釣りの腕がもろに釣果に影響する
◆気温・水温の変動で釣れない日もある
◆駐車・釣り可否エリアを事前に調査する必要がある
◆道具は自前でそのエリアの魚にあったものを揃える必要がある
◆トラブル・危険は自己責任
◆人に慣れていない魚が相手なのでうるさくしたらもう釣れない
です。つまり、初心者にはエグすぎる環境です(笑)。
家族連れなら、例えばお父さんが釣りに多少でも精通している、とか、ピクニックのついでに暇潰しでやる、くらいのノリか、「大自然の厳しさを教える」教育の一環、または「忍びの修行」くらいの覚悟で行くべきです(笑)。きっとお子さんは1時間もしないうちに「帰ろう」というと思います(初めて釣りに行った時の僕の記憶)。
*おまけ:どの釣り場でも守るべきマナー
というわけで初心者向け釣り場所選びのカテゴリーを紹介しました。最後に簡単に、ですが、釣りブームで懸念されるマナー面にも言及しておきます。どの釣り場でも気をつけて欲しいことを記します。
◆ゴミ・糸・針は釣り場に残さない:受付の回収場所ないし持ち帰る
◆違法駐車・迷惑駐車をしない
◆釣り場では騒がない
◆近くで投げている人がいたら、近づかない、近くに投げない
◆釣りをしている人の近くを通るときは挨拶or一声(後ろ失礼します、あそこでやっていいですか?など)かける
◆魚は乾いた地面に置かない:水の上か湿った草の上(火傷して死んでしまいます)
ゴミを置いてくどうしようもない教育してるファミリーを見かけたことがありますが、悪意はなくとも、そういう行為が釣り禁止エリアを広げます。
ゴミを拾ったり、周囲に気を使うきっかけとしてマナーも確認してもらえたら、と思います!