こんばんは!
今年の冬は本当に寒い!釣りに行く気は全く起きません(笑)
そんな時は動画で春の釣りに思い馳せるのが吉ですね。
さて、僕は読書大好き人間でして、もちろん釣りの本も何冊かですが
購入してきました。
今日はその中から、僕が読んで
明らかに釣果に結びついた・釣りが楽しくなった本を紹介します。
ズバリ1冊だけ紹介します!
実際にこの本を何度も読んで
●釣りに行って、途中で飽きなくなった
●実践して釣れた魚がたくさんいる(と思う)
と思います。
最適なのは、キャストやルアーの種類くらいはなんとなくわかったけど、
もっとバス釣りの楽しさを知りたい、くらいの人。中級者以上は向かないです。
え?1冊?
なぜなら、以下のような書店でも見かける他の本
手っ取り早く、って話なら上記もいいのですが。
圧倒的にオススメしたいのは下記の1冊。
今の自分の基準になっているからです。その理由も書いていきます!
釣り入門書の半分は広告だったりする
半分は言い過ぎかもしれませんが、僕が入門書の類をあまり多く紹介できないのは
「これ、広告じゃね?」っていう本が多いから。
●実釣記事いくつか掲載して、ここでこうして釣れましたー!
・・・Youtubeでよくね??。
●夏はこのメーカーのこのルアー×20個
・・・どれがなぜなのか教えて欲しい。
●このプロのタックルボックスがこれだ
・・・こんなデカイボックス持ち歩けるか!こんなにルアー買えるか!
●琵琶湖の名スポットはここです
・・・関東人なんですけど。
ある程度経験ある人なら納得できるのかもしれませんが、
横着な僕は応用効きずらいなー・・・って思っちゃうわけです。
前置き長くなりました・・・僕がオススメしたいのは
田辺哲男さんの「最強のバス釣り入門」!
これです。この本は「バス釣りは自分で仮説を立てて組み立てて行くんだ」という
バス釣りの面白さが書かれています。
ルアーを判断する基準が明確になる
この本にはルアーを選ぶ際の基準が書かれていますが、
面白いのはその設定方法にある程度自由度があることです。
例えば、ルアーの色。
僕は上述の通り「赤が釣れる」とか「黒色が爆釣!」みたいな固定された
広告文句が大嫌いで(笑)、「だったら全部赤のルアー売れよ」って
思っていました。
だってそれって、ごく小さな母数の釣りでの話でしょ?
そんなことに制限されて赤でやって釣れなかったら
釣り、つまらなくないですか?
「赤、釣れないじゃん。じゃーもう釣れない」みたいな(笑)
本書は色やルアーの発する波動などの「軸」を持って、
経験を反映しながら「自分だけのルアー出しどころ」を作る楽しさが
書かれています。
●どんな時にどんな色でどのルアーを投げようと意思決定できる力
●つまり、応用力
がつきます。しかもそれは自分が釣りに行けば行くほど鮮明になるように。
なんか邪道で釣れればいいブログやっていて矛盾してますが、
自分で考えて釣りをする、そしてその基準を増やしていけること自体が
楽しみになります。
釣れる場所や要素に根拠をつけていく
これもこの本の良いところで、例えば、場所でも、
●鳥の羽がある・・・ってことはここには小魚が!?
的な自分で仮説を立てて、魚を探す面白さが書かれています。
実際に僕も、サギの餌場を発見して、しつこくポイントに入っていたら
あるタイミングで連発、みたいなことがありました。全部アメナマでしたけど。
この本がなかったら、鳥が邪魔で怖いからそのポイントは避けていたでしょう!(笑)
●釣りづらいからさけていた風や雨を喜べるようになった
など釣れる要素を自分なりに整理して、自分の力で魚を探す基礎を
教えてもらいました。
魚が来るのを待って、じーっと根拠なく投げ続けるのではなく、
こうして考えている時が実はバス釣りの面白さなんだなーと。
仮説が正しいかどうか、よりも考えて釣った1尾は嬉しいぞ、と。
実際にその後は(正しいかどうかは知りませんが)自分で釣った魚に
自分なりの理由を言えるようになりました。
その後、「もう釣れればなんでもえーわー」と邪道に堕ちましたが。
田辺さんのストロングな釣りを学ぼう
田辺さんは動画などでも、
ハードルアーやゴツいジグに拘ってそれで釣り切っちゃったりする
おもろい人。
口調は本当に釣り好きで●タクなんだろうなーってくらい
独特で、少し天然なんじゃねーかっていう節もありますが、
イカつくてチャラい他のメディアプロよりしっかりしている印象が
強くて好きです(好みの問題ね)。
そんな田辺さんの「強い(本を読めば意味がわかる)」釣りの考え方に
触れて、自分で自分の釣りをカッコよく思える釣りライフを作れる本だと
思います。
ぜひこれから、もう一段、釣りを楽しみたいなら、
読んでみてくださいね!!