1年が約50週間。先々週まで29回釣りに行ってます。3月から毎週1回は行ってきたバス釣り、久々に先週(6月21日の週末)は釣りを断念しました。
腰痛・・・。元々姿勢がものすごく悪いので、ストレス溜まると腰に出やすいタイプです。去年も6月にストレートバックなる腰痛に悩まされたんですよ。スマホ首(ストレートネック)みたいなやつみたいなんですけど。
今回は、明らかに背中、腰、左のお尻、太ももに張りがあり、前傾姿勢を取ると、引っかかるような痛みがあります。カッチコッチステーション(!)。
この数週間、
飛行機乗って、翌朝帰ってきて在来線乗り継いて商談して。
展示会や諸々の立ち合いで立ちっぱなし仕事して。
週末は釣りに行って。
おまけに6月上旬は結構立て込んで、毎日深夜までデスクワーク。疲労が腰に現れても何ら不思議ではないわけで。
先週末はサウナ行って、マッサージ受けて、コルセット巻いての安静生活を送って回復。
リハビリ兼ねて、房総リザーバーに行ってきました。
結果は・・・日の出からお昼までで10本!そして、
6月までの半年でバス50尾キャッチを達成しました!人生初のはず!
ハイシーズン到来です。
・・・で、今回はですね、
いつも釣ったことのないワームで釣ってみよう。
というコンセプトでチャレンジしてみました。
釣行の概要:夜は肌寒いものの日中は30度の夏日
- 釣行回数:#30
- 日付:2025/6/29
- 場所:房総某所リザーバー
- 天候:晴れ
- 気温:30度(最高気温31度・最低気温22度*釣行中は25~30度前後)
- 水温:27度(午前・表層)
- 風速・風向:南1~5m(ほとんど1m前後)
- 時間:4:00~13:30
- 狙いの魚種:ラージマウスバス
- 使用したタックル:
- ヘヴィバーサタイル:カバースキャット・スピナーベイト・ブルフラット
- ロッド:TULALA Baksyn Heavy Wire 70MH
- リール:SHIMANO カルカッタコンクエスト100HG
- ライン:シーガーフロロリミテッドBASS 12lb
- ライト:ダウンショット・ジグヘッド・シャッド・ライトキャロ
- ロッド:JACKALL×SHIMANO 24POISONアドレナ 164L-BFS/2
- リール:Loongze AirLite DBC A100(右)
- ライン:ハードブル1号+リーダーフロロマイスター6lb
- ヘヴィバーサタイル:カバースキャット・スピナーベイト・ブルフラット
梅雨だというのに、週末の雨は少なく、夏日が続いてますね・・・前日の土曜日も猛暑。
アオコのシーズンも到来し、水も緑色に。暑くなった、と感じるバロメータですね。

しかし、夜は22度と実は薄手のロンTでは少し寒い、という感じ。朝、水がから湯気立ってましたからね。
MHタックルで釣りたいなぁ
釣りに行く前に、思ったんです。
「最近、MHのロッドで釣ってないなぁ」と。要はライトタックルだけで釣りしている。
せっかく気に入ったMHロッドを見つけたのにもったいない気持ちと何より
久々にバスフィッシング然としたサイズのルアーや巻きの釣りでバスを仕留めたい。しかし、強気に振り切りすぎて状況を読めない釣りをするのも嫌だなぁ。と。
最初は「ライトタックルは置いてく!」なんて言ってましたけど、心細くなってライトタックルゴリゴリに携帯して釣り場に降り立ちました(笑)。
ベイトっ気ある岬でスタート
薄暗い朝。4:00。ベタなぎからのスタート。
スピナベでチェックも、このリザーバーはハードルアーへの反応がすこぶる悪いです。いや、猛者は釣ってますが・・。この日も、朝から多くのアングラーが続々と岸辺にたちますが、時間と共にどんどんルアーを弱めていっているのがわかります(笑)。僕も同じです。なんなら諦め一番早いくらい(笑)。
普段ならぼちぼち釣り出す人がいそうな5:00も嫁がチビバスをバラしたくらい。
しかし、ハードルアー云々の要素を無くせば、魚っけがあります。子ギルが足元で戯れたり、沖ではしつこくベイトを追い回すバスが背中を見せるボイルをしていたり。フィーディングのタイミングにハマればいけそうです。
にしても、いつもよりアタリが出るのが遅い気がする。*とはいえこのフィールド、回遊待ちゲームみたいなところもあるので、いい場所に陣取って、いつかは来ると信じるしかないのですが。
なんとか、サイコロのズル引きで30cm少しくらいのバスをゲット。*MHの強いタックルで攻めたい!なんて言ってましたけど、気づいたらライトタックルを握りしめてる自分がいました(爆)。

その後、シェードの絡むカバーにサイコロを浮かせてシェイクすると小バスが飛びかかってきました。

見えバス減少で感じる季節の移り変わり
4月はスポーニング絡みだったのか、たくさんの見えバスがいましたが、すっかりギルに入れ替わってきましたね。
春のバス釣り記事にも書きましたが、百聞は一見にしかずで、スポーニングの最盛期が終了し、バスのポジションが夏に変わってきたんだな、と感じた次第。
というか、春、異常な至近距離までいたんだな〜と(笑)。恐るべし産卵行動。
こうして毎週のように釣りに来ていると、こういった変化がわかるようになってきます。

釣っている人の共通点。ボトムにへばりつくアプローチが有効
ここのバスはカニでも食べているのか、ボトムが好きなんですよね。日が上がりきるとなおさら。
前回の記事でもサイコロラバーをゆっくり沈めて、ボトムでシェイクするときだけ、釣れたんです。
この日もそう。ハイプレッシャーで人だらけのこのリザーバー。対岸や付近のアングラーを見渡すと、釣っている人と釣っていない人の差が明らかにココに出てます。
僕の1尾目・3尾目(後述のカバースキャット)も完全なボトムアプローチ。ブレイクを絡めているとサイズが上がります。僕の横でも同時タイミングで僕以上に釣ってらっしゃるお方がいらしたんですが、ラインダルダルにしてボトムを攻め出した瞬間に3本くらい連発。
めちゃめちゃ反感を買うこと書きますが(笑)、この日、他のポイントで、その直前まで別の方が攻めた後に入って、ボトムアプローチすると3本くらいとれたんです。前回の釣行でも同じ現象があったんです。スタイルやサイズ関係なく、アベレージ釣りたければ、ボトムが極端に有効。
ノーシンカーや低比重ワームのライトリグってシェイクしているとボトムをきってしまうことありますが、こうなると一気にアタリが遠のくor小バスとギルの猛攻を受けるという構図です。
というわけでこの日はボトムに心中することにしました。
釣ったギルにバスがバイト。敵か味方かブルーギル

朝に珍事が起こったんです。嫁がかけたギルにデカバスヒット!しかも2回。フックの長さが足りなくて、結局ランディングはできなかったのですが。
前回このリザーバーに来た時にも、ギルはいたのですが。いまいちベイトとして(小バスが超絶ミニギルをたまに食ってましたけど)ギルをメインに食べているところを見たことがありませんでした。
しかし、この日は、珍事も含めて、岸際で結構ちゃんと食ってるシーンを目撃できました。
いつもはワームをちぎってくるアカンやつですが、バスがリンクしているとなるとむしろギルを追っかけてみても釣る方法があるわけです。
場所とレンジが合っていればなんでも食うんじゃないか?と実験してみた
ギルを食っていることは確認できたものの、それとは別でボトムで何かを食べているバスを追うと反応が良いのは傾向です。
おそらく得意なサイコロラバーをやり続ければ、それもそれで数釣りはできそうです。しかし、今日は、ボトムの解像度も上がってきているので、こう考えました。
「釣りたいけど、なかなか思うようにやりきれていないワームでやってみよう」
と。
そうです、ワームはたくさん購入しているのに、実はレインズスワンプやサイコロでほぼ釣ってきてます。
MHで釣りたい!の思いを成就させるためにも、今回はヘビーなものやギルルアーも入れて、次項のルアーで挑戦しました。
結論から言うと、やってよかったですし、釣れました。調子がいい日はこういうチャレンジをしたいです。「ワンパターン」を脱し「季節進行ごとでのアプローチの変化」に幅が生まれます。
ルアー別活用方法の振り返り
サイコロラバージグヘッド
もう毎回これでいい思いさせてもらっているので、いちいち書きませんが、最近ハマっているのが、サイコロのジグヘッド。ダウンショットよりも根掛かりしない使い心地です。
2025年で一番釣ったワームは圧倒的にサイコロ先生です。落としてもいいし、シェイクしてもいいし、放置もできるわけで。
このリザーバーではどちらかというとカニ食べているバスを狙うイメージでしたが、どうなんでしょうね?こればかりはよくわかりませんが、とにかく釣れてます。
1.3g~1.8gのジグヘッドでやるとカバーやボトムを添わすように動かすことができます。
イモグラブ4inch
ゲーリーグラブのテールカットは昔大変大変お世話になったんですけどね。実はこのイモ単独では釣ったことなかったんですね。
本来はノーシンカーのズル引きが基本ですが。僕は1.8gのテキサスリグで、ボトム感知とボトムを切らないことを優先しました。ブレイク沿いをズルズルズルズル、たまに放置やシェイク。これで結構あたります。

でもやっぱり・・・放置が強い。ゲーリー素材は放置が最強なんでしょう。風に煽られたバックラッシュ直していたら、ラインが勝手にカバーに巻かれていて、解いて巻いたらバスがくっついてました(笑)

イモは坊主逃れとしては巷では定番だったんですが、テールカットのグラブですら、すっかり使い方を忘れており、今回また戦線に復帰してくれました。
カバースキャット3inch
こいつです。僕は今年、どうしてもこのカバースキャットで釣りたかったのです!だって、入手しづらい上に、せっかく見つけて買っているのに、
・フックの付け方間違えて1個没にする
・全然釣れないから投げ倒せないまま放置
という使い手の僕が未熟なせいで宝の持ち腐れルアーとなっていました。

- とにかくバスがいそうなポイントまでぶっとばす(めちゃ飛びます)
- ラインごと沈み込ませます
- 3ジャーク、10秒くらい放置
実際に今回、この飛距離に救われて、竿抜けとなっていた場所、しかもオーバーハングある岸際に届いたんですね。
そして、沈み込ませて、岸沿いをボトムジャーク+放置していると、根掛かりのような重み(結構な遠投なので、ほんとにラインで水深を判断するのが精一杯で底質などは一切わからなければ、もちろんアタリなんて分りゃしません)。しかし、持ち上げられる。大木でも引っ掛けたのかと思いました。しかし、途中途中、「これ多分バスだろうな〜」なんて思ってました(笑)。でも木がくっ付いていたら恥ずかしいので、動き出すまで待ったら、やっぱりバスでした。
しかも40UP。今日一でデカかった。

別の場所でも水中シェードとブレイクが絡む遠投ポイントにぶっ飛ばしすとヒット。
・・・しかし、同様に遠距離でアタリもろくに取れないので、途中まではただ、重いものを引っ張り上げる作業でした。しかも、遠すぎてフックが刺さりきっていなかったのか、バラシました・・・。
ただ、カバスキャでヒットするバス、デカい・・・(写真はカバスキャで釣れたの嬉しくてフック外した後にあてがってみましたw)。

ブルフラット3.8inch
「え?まだブルフラで釣ってなかったの?」。はい、このベストセラーワームがなんで釣れるのか、今日まで全く理解できませんでした。
使い方は、こちらもボトムを丁寧にズルびいて、たまに止めたり、ハードボトムの上でシェイクしたり、跳ね上げたりして、また止める。
これでギル食いのバスが「ガツン」とヒットしました。
ギルパターンなギルネストの時期(6月〜盛夏)に有効と言われてますが、これは紛れもない事実のようです。というのも、前述のボトムアプローチですが、あくまで、「沖のブレイク」で食ってくるのがこのリザーバーの基本なんですが、ブルフラだけは岸に近いカバーまで食いあがってきたんです。2尾とも。ほんと足元2mくらいの至近距離。

ギルを襲うボイルは幾度もみましたが、やはり結構足元でやっていたんですね。なので、ブルフラットをマスターすることで狙える個体が広がるなと感じました。
あとは、藤田京弥さんが陸王の八田原ダム?でやっていたブルフラ作戦の見よう見まねですが、岩盤へのフォーリング(+リフトフォール)。

こんな感じで凹凸ある岩盤質の岬が水中に埋まってました。画面上(沖)の水深がガツンと落ちてるわけですね。この先端の凹みにブルフラットを落として、ズルズルしながら、時折フッとブルフラを掬い上げて、また、ボトムまで落とし込む。これをしていたら、釣れました。

これからの主戦力になる気しかしないですね。比重もあるし、テキサスでささっとセッティングでき、MHロッドでしっかりとやり切れる汎用性高いワームです。ちなみに僕は3.5gのテキサスでやってます。
まとめ
というわけで今回は半日10本+新たなルアーの習得ができた+錆びつきそうだったMHタックルにバスを味合わせられたことがとても嬉しい・・・!今後も幅を増やすアプローチと勉強は進めていきたいです。

この日の釣果は以下の通りです:
- 15以上バイト10フィッシュ3バラシ
- 累計キャッチ回(1尾以上キャッチできた回):13(バス11/渓流2)
- 累計釣行回数:30回(バス28/渓流2)
- 累計キャッチ数:54尾(バス50/アマゴ4 *ナマズ2は未カウント)