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【25/5/10】 爆風高滝湖で2本。ショートリーダーキャロの話 GAME#21

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湯原ダム、房総リザーバー・・・ここ最近はリザーバーの陸っぱりが連続しました。そこで、陸王動画、日指ダムの各年の対戦見てみたんですけど、リザーバーって、シャローの釣りと沖の釣りで極端に釣果に差がつく時があったり、時間帯で岸から沖にメインの釣果が移ったりしてます。釣る人のタイプや戦略によってガラリと結果が変わってしまうんだな、と勉強になりました。

そこにシーズナルも絡んで、深いところでは、フォールスピードやレンジも変わる。水深がある上でにアプローチまで問われるとなると・・・考えなきゃいけない要素が多すぎる!今年は川の釣りからスタートしているので、まだまだ経験しないといけないことが多いですね。

というわけで、そんな複雑なリザーバーを攻めるには準備不足なので、比較的皿池チックでよく知っている高滝湖に繰り出して参りました。

ここのところ、長距離移動や1日がかりの釣りが多かったんで、ブログの更新が遅くなることが多かったんですが。久々に関東、よく知ってるところに、午後のちょい釣り:体力が余ってることが嬉しい・・・いつもはヘトヘトで寝てしまうもので(笑)

目次

釣行の概要:風速6mのジャブジャブ高滝湖

  • 釣行回数:#21
  • 日付:2025/5/10
  • 場所:高滝湖
  • 天候:曇り時々雨
  • 気温:22度(最高23度・最低気温16度*釣行中は常時21度前後、風でジャージがないと寒い)
  • 水温:20度(表層)
  • 風速・風向:南南西 5~6m(爆風)
  • 時間:14:30~19:00
  • 狙いの魚種:ラージマウスバス
  • 使用したタックル

週中は雨の日も多かったものの、最高気温は20度前後で安定して気温そのものは暖かい日が続いた5月2週目の週末釣行です。

ものもらいなる目の腫れに苛まれ、ちょっと疲労溜まってるのかな、と睡眠を優先。午後からのちょい釣りです。

東海地方では大雨が心配されましたが、関東は小雨程度で午前をやり過ごしましたので決行。しかし、この日の特徴は何より風!アクアラインは風速14mで40km規制がかかってました。高滝湖も南南西6m程度の風の予報で、釣り場に着く前から、草木が激しく揺れてます。

「南風なら大丈夫(あったかいから)」という謎の自信を胸に突撃。見立てはそんなに悪くなくて、車から降りると風は強いものの、体感温度も「あったかいね」と声があがったくらい。気温も22度ありましたから。

GW明けの高滝湖なんて、叩かれまくってきっとまともに釣れなんてしないだろうな、という期待値です。同行の嫁に関しては、「久々にギル釣りたいからギル釣れたらOK」という温度感。毎年高滝初バスを釣る(ギルも多い)ストレッチの様子はどうだろう、くらいのつもりで午後釣行開始です。

水位戻ったいつものポイント。濁りのある風表でスタート

強風でボートも少なく、オカッパリは絶えず人の出入りはあるものの、いつものポイントが空いていたので、陣取ります。今日はもうここから動かず生態調査と決めています。

空が薄暗くて、水も緑+風で少し茶色く濁りが入ってます。写真で見ても、風景として薄気味悪いですよね(笑)薄気味悪い日はカメが多いのも高滝名物で本日もぎょうさんいらします。風がビュンビュンに吹いていて、このあとは沖には白波が立ってる状態が続きます。

減水傾向だった高滝湖もすっかり水位が平常運転。ここから数段の階段と手すりが沈んでて、漂流物もたくさん。そこからチョコレートブロックなのを冬にチェックしてあるのだ(笑)。今日はもうこの手すりとチョコレートブロックに回ってくる魚だけに照準を絞っています。

多からずギルと子バスの反応あり

早速岸際を、といきたいところですが、水位も戻っているので、ちょっと沖側からチェック。ライトキャロ3.5g+スイングインパクトで、沖10mから岸際までのボトムを調査します。

3投に1回くらい、足元に近い(ちょうど手すりが沈んでる周辺)ところで「ス、(ラインを少しだけ持っていく)、ココン」とアタリがでます。ギルでしょうね。真夏になると、このバイトが無限に発生するわけですが、この強風+ここで粘るという釣りをしにくるのが、いつもより時期的に早いこともあり、たま〜にアタるくらい。数回に1回、子バスっぽいアタリもあります。乗りません。

近くで釣りをしている嫁(今日はギルを釣りたいらしい)に「こっち、ギル当たるよ〜」と伝えて、ダウンショットによるテクトロを行うと、

開始30分の15時すぎに嫁が無事ギルをゲット。本日のミッションはコンプリートとなります。

その後は小さくてもいいので、バスを求めて、僕もキャロから、ブレーバーのネコリグにチェンジ。
足元でアクションチェックしていると・・・シェイクしている横の段差の影から30cm前後のバス登場・・・ブレーバーを凝視して、プイ。階段の影に帰還・・・「バスおった!」と興奮し、岸際を絨毯爆撃していきます。

アタリはあるものの、どうにも子バスなのかギルなのかつかめずに1時間ほど過ごしていると、ついに、嫁にバスがヒット!

ノンキーだったそうですが、時期的に早いものの、このポイントに小バスが入り出してきました。

このポイントで子バスをキャッチするにはですね、とあるルアー法則があります・・・細長い小型ルアーの方が圧倒的に食うという。ちなみに、テールやら、何やら余計なものがついていないことが大事・・・。
というわけで、僕はブレーバーからサイズを下げて、フリックシェイクのジグヘッドワッキーにチェンジして、テクトロを再開。

じゃぶじゃぶの足元で念願のヒット

テクトロしながら、漂流物が貯まる小規模のワンド地形のところまで歩いてきます。結構往復して、もう時刻は17時ちょうどを迎えそう。

あと数mでもう岸。ピックアップしないといけないくらい木が溜まっているところです。足元1mくらいのところをシェイクしていると、足元の水中でカメがいきなり泳ぎ出します。

「このカメ、逃げてるような泳ぎ方だな・・・もしかしたらバスが近くに食いにきてたりして・・・」

同時に、ロッドに根掛かりのような重みが。何度もテクトロしているので、ここに引っ掛かるようなものがないのはわかっていて「あ、多分これバスっぽいな」と心の準備をします。

冷静になって、一度ラインを張って、ラインが動くか、じ〜〜っと確認すします。すると、少し生命感ある重さと一緒にスイーっとラインが沖に動きます。確信してフッキング!

カバーに行かないようにいなして・・・・キャッチ!

34cmのバス。やっぱりここは細長いルアーなんだな〜・・・

強くなる風、空になるシャロー

周囲のオカッパリアングラーもカバー周辺で続々とバスを揚げています。なんなら僕が上記の写真を撮っているうちに、まさに同じカバー周辺に入った方も釣り上げてました。これは回遊が入ってきたんですかね、僕もどんどん岸際を攻めますが、続かず・・・。

そのうち、風がどんどん強くなり、足元の反応もなくなっていきます。もどかしいのが、もう諦めようとするとギルなのか、子バスなのかが、ちょっかい出してきて、少しだけ当たるんですね。

沖でバスだけを狙う

そこで、ちょっと沖だけに絞って、レギュラーサイズ以上のバスだけ食ってくれれば良い!と腹を決めます。

ずっとやってみたかったキャロがあったのです。

ドライブスティック3inのキャロ。しかも高滝湖にピッタリワカサギカラー。

上述の通り、この場所でサイズ選ばずバスを釣るとすると、ストレートで余計なものがついてない小型ワームでしか釣れません(誰が決めてんだよ笑)。なので、ドライブスティックは最適解ではありません(だから誰が決めてんだよ)。あえて、ギルが突けないくらいのボリュームがあり、アクションもド派手なドライブスティックでバスだけを狙っちゃおう作戦です。

ふとワームに精通する方なら思ったことでしょう・・・「なんで比重のあるドライブスティックをわざわざキャロにするんだよ?」って。

これは僕の性格が影響しています。僕はとある病なのです。センコーやドライブスティック、沈み蟲といった高比重ワームの着底を待てない病です。せっかちすぎて、気づくと、ボトムから浮き上げてしまい、正気に戻るとワームが表層直下に浮いていることすらあるんです。

今日ここまでの釣果では、ヒットはボトム付近です。時期的にスピナベで釣り切る自信も時間もない、ボイルっぽい水面に色々投げたけど食わせられない・・・なので、表層〜中層までは一旦捨てます。

だから、確実に沈むキャロにしてドライブスティックをボトムで確実に使うという理由でキャロにしました。

ボトムでドライブスティックをニョロニョロ動かして、ボトムの変化があるところで、ベイト食いの回遊バスだけを狙ってしまおうという都合の良い作戦です。どっちかいうとスプリットショットみたいな使い方ですね。

ショートリーダーキャロで狙い通りにヒット

高滝湖のキャロといえば、超絶ロングリーダーが基本と言われています。なんでかは知りません。しかし、ドライブスティックは、滑るような滑らかな動きが特徴なので、あえて、40cm未満のショートリーダーにして動きを良くして、ボトムの変化があるところでは、放置してピリピリと食わせの間を作ってやろうと思いました。

少し沖に投げます。泥底のところはズルズルさっさとひきづって、チョコレート護岸に切り替わり、岸に向かって浅くなってくるブレイクにぶつかったところが狙い目(感覚がザラザラし始めます)です。ロッドをしゃくってダートアクション。ガリガリと何かに擦れたら、放置。

これを繰り返していると、

ズズズ(シンカーが引っ張られる)・・・ブルブル。早速ギルとは違うあたり!フッキングするも、一瞬の重みと共にすっぽ抜けてしまいます。

フックが小さかったようで、大きいものに変えて、場を休めます。18:30、もうすぐ日暮だ(それにしても日が伸びたもんだ)。
同じように沖に投げて、ズルズル、ジャークジャーク、放置・・・すると、

ココ、ウイーンウイーン(ロッドティップが勝手に動く)。

これは来たな・・・と近くにいた嫁に、「多分食ってる」と伝えて、少しバスにワームを持っていかせてから、フッキング!

しっかりと決まった〜!!!キャロはこの、少し食いを確認してからアワセる瞬間が気持ち良いのです!

ファイトしていると、何やら嫁が騒いでいます・・・ふとバスをいなしながら、嫁に目をやると・・・カメが泳いでる。

カメの甲羅にすれがかりしてます。僕のヒットシーンを写真に撮ろうと高速でルアー回収してたら、甲羅にかかってしまったらしい(幸い貫通しておらず、ラインを緩めたら取れました)。

中年男女(通称アベック)がバスとカメを同時にヒットさせて、わちゃわちゃしてるという高滝湖始まってカオスな共同作業を発生させ、無事バスもキャッチ!釣り好きのカップルの皆様、高滝湖で結婚式をされるなら、ケーキ入刀の代わりの初の共同作業におすすめですよ!

さっきより色白のバス。サイズは同じ34。狙っていたハードボトムのブレイクのキャロ釣りで食わせて、結構嬉しかったです。風でバイトかどうか確認するのが遅れた上に、ちょっと食わせた時に送り込みすぎて、飲む寸前でした、あぶない・・・今後は強風や荒れた日のキャロはバーブレスにしないと(汗)

その後ギリギリ明るさが残る19時まで粘ってみましたが、連発はなく納竿となりました。

使用タックル

タックル1:スピナベ・チビビッグベイト・ヘビキャロヘビーバーサタイル

  • ロッド:TULALA Baksyn Heavy Wire 70MH
  • リール:SHIMANO カルカッタコンクエスト100HG
  • ライン:シーガーフロロリミテッドBASS 12lb

スピナベとブラストボーン、ヘビキャロで使用。ボイルぽいところにはブラストボーン投げましたが、ダメでした。風が強かったのでスピナベ投げてましたが、隣のアングラーも同じことしてたのでやめました(笑)。

タックル2:キャロ・ジグヘッド・ネコリグ

  • ロッド:JACKALL×SHIMANO 24POISONアドレナ 164L-BFS/2
  • リール:Loongze AirLite DBC A100(右)
  • ライン:ハードブル1号+リーダーフロロマイスター6lb

最近アドレナでしか釣ってないくらい活躍している新たな相棒。3.5/5gキャロもしっかりボトムや繊細な当たりをとってきてくれることがわかりました。ネコリグやジグヘッドの操作性はこれまでの釣行で体感してきましたが、房総某ダムに続いてキャロでしっかりとアタリをとってきてくれる感度、しっかりと粘って余裕を持ったファイトができるパワーも気に入ってきました。

ヒットルアー:フリックシェイク

もう餌みたいなもんなんでフィールド関係ないんですけど・・・高滝と相性の良いワームです。レインズスワンプと比べてバス率は高い(ギル率が低いだけ)気がします。インチワッキーとのジグヘッドリグは常に切らさず持ち歩いておけばアタリは得られますね。久しぶりにやりました。

ヒットルアー:ドライブスティック 3inch

ドライブスティックで釣るの、何年ぶりだろう。新しいキャロの具として今後煮詰めていきたい名ワームです。20年前くらい、発売当初は着水させて表層に置いといて、ジワジワじっくり沈めさせとくだけでバスが飛びかかってきたことがありました。改めて使ってみると艶かしい動きで、今日みたいにベイト食いに回遊してくるバスを狙い撃ちするときに使いたいワームだと思いました。来週から一軍だな・・・ワンサイズ小さい3インチなのは、スモールに使おうと思っていたこと+キャロにする前提だから重量バランス考えて、です。

センコー同様にノーシンカーでしっかり使える人は4インチとかでいいと思います。

風ビュンビュンってどうなの?

今日はあえて、「風がビュンビュンの時ってどうなの?」というテーマで風裏という選択肢を消して挑みました。一般的に水温を下げてしまったり、泥底をかき混ぜてしまうような風でなければ、風はバス釣りにとってポジティブと言われます。

酸素量が増えるとか、ベイトが波によって寄せられる、魚から水面上が見えなくなるとか。今日は南の暖かい風だったので(イカれたように吹いてましたが)、ポジティブに捉えていいのではないかな、と思ってます。水温も風吹いてる時でさえ20度ありましたし。

風によって波が出て、風が巻いて、変なヨレができたりするスポットもあり、そこにワームを流し込むとアタリがあったりもして、なるほど、川の流れみたいに捉えても面白いのではないかな、とも感じています。

岸際の釣り・沖の釣り

今日はこれまで高滝湖のこのポイントで培った足元での釣りに加えて、ちょっと沖側で変化を探ってフィーディングのバスにあてていく釣り方も成果につながったので、今後の手数が増えそうな予感がしています。

ただ、沖の釣りをするにしても、やはりボトム変化をしっかりと把握して意図的に釣りに行けないと、無限に遠投するはめになります。だから、しばらくはしっかりとシンカーつけて、変化を感じ取る能力を磨かないと、と思ってます。キャスティング大会になってしまいますから・・・

5. まとめ

この日の釣果は以下の通りです:

  • 5バイト2フィッシュ
  • 累計キャッチ回(1尾以上キャッチできた回):8(バス6/渓流2)
  • 累計釣行回数:21回(バス19/渓流2)
  • 累計キャッチバス数:22尾(バス18/アマゴ4 *ナマズ2は未カウント)

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