さて、なんとなく、続けているこの処方箋シリーズ。


2021年の記事を、この数年の経験を反映し、リライトしてみました。
釣り方、スポット(場所)・・・そして今回は、時間です。時間というか、タイミングという概念。難しい言葉です。
小学生の頃ですね、父や従兄弟のにいちゃんと釣り行くと、釣れるんですよ、僕以外(笑)。大抵ものの1時間くらいの間で釣っているんですね。その時大抵僕、子どもらしく、もう投げることを放棄して足元で遊んでたりしてたんですね。
一昨年くらいですかね、霞の牛堀で、「もうすぐ釣れそうだよな〜」なんて思ってたら、(当時釣りにハマりきってなかった)嫁に「帰ろうよ」と言われて帰って、家でX開いたら、同じ場所に残っていたアングラーが軒並み釣りまくってこともありました。
さて、何が言いたいのかと言いますとですね、
魚がルアーを襲うタイミングとそうじゃないタイミングがあること、意識して釣りをしましょう
タイミングを意識できないと、釣れる好機を逃してしまい、簡単に釣れるタイミングを逃してしまうんです、小学生の時の僕のように。
ってことです。
今がタイミングかも?とか、食いがたってるかも?と敏感になることができれば、釣れる魚は増えます。これまで2回にわたって書いてきた釣り方とスポット選びも、さらに有効になってくるのです。。
なぜタイミングが大事なのか?釣り方が変わる
さて、タイミングを意識することがなぜ大事なのか。まずバスをスイッチがついた機械のように考えてみましょう。
オン:エサやルアーを襲う・餌を探しまわる/追う
オフ:エサやルアーに興味を示さない・積極的に追わない
簡単にいうとこんな感じです。もちろん簡単に釣ることができるのは、オンのバスです。
で、オフモードのバスは、
・そのスポットにいても食わない
・そもそもそのスポットが餌を食べる場所であればバスが回って来ていない(差してない)
なんてことになってるわけです。
オンのバスは、
・横の動きをする(巻く)ルアーや早く動くルアーにも反応しやすい
・距離があっても追いかけて食べやすい
口を使いやすい状態です。
先日の某所。クリアウォーターでシャローにバスがいないことがすぐわかるワンド。しかし、特定のタイミングになると、見えバスが群れで入ってきたり、30分くらいでドドドっと全員に当たりがでて、釣れたりしました。オンになるタイミングが周期していたんですね。
僕がよく行く房総のリザーバーの1つもそうです。初夏、岸際にはギルの群れ。1時間に1回だけ、バシャン!とギルが襲われます。そこにず〜っとワームを入れておくと、タイミングでバスが釣れるんですね。ギルの動きがバスのスイッチが入るのか、オンになるとバスが回ってきているのか、いずれにしろタイミングです。
オンになる魚を狙うのか、オフの魚にスイッチを入れて食わせるのか
タイミングによるバスの釣り方は変わります。
オンになっている魚を狙うのであれば、巻物だったり、大きめのワームだったり、結構幅広い釣り方に反応が見込めます。一方、オフになっている魚を釣るには、目の前までルアーを持っていて、誘い続ける、などの釣り方でも反応するかどうか、です。
伝えたいことは、タイミングかどうかで
・釣り方が変わるということ
です。
第1回の記事に書きました・・・「いつもなんとなくできる/過去につれた釣り方してませんか?」
第2回の記事に書きました・・・「なぜそこで投げてるんですか?」
タイミングかどうかで立つ場所も釣り方も変わっていないといけないんです・・・!
タイミングじゃないのに、強くて早く動くルアーを振り回している、タイミングなのにピンポイントで魚に見つけてもらえない釣りをしている、あるあるです。
では、どんな時がタイミングなのか!
タイミング1:基本はマヅメ前後
まず当たり前とされるタイミング、マヅメの時間帯。
朝か夕。ここはシャロー(浅場)に餌を求めてバスが回ってくる、捕食スイッチが入っている時間です。
朝一なんかは、トップウォーターなどでも反応が得やすかったりしますね。朝は魚が元気跳ねたり、ボイルを見ることができたりして、どのフィールドでも比較的に釣りやすい時間帯です。僕は朝が好きです。
●夜に魚はルアーを目にしていないであろうという謎の安心感
●新鮮な空気と景色が気持ちいい
●生命感豊か
真っ昼間よりは確実に水辺に生命感も出てくるので、釣っている側のモチベも上がります。
とはいえ、夕方もチャンスなので、マヅメのタイミングとして、
●日の出前から9:00
●15:00-日没
この時間帯は集中して、どんどんキャストしてチャンスをものにすることで釣れる確率は上がるということです。時間帯について詳しくは、僕の実釣時間を記録した以下の記事をご覧ください。

タイミング2:回遊
では、朝と夕でダメならダメなのか?これは釣りをすればするほどそうではなくなってきました。
回遊、です。リザーバーや川スモール釣りをしていると顕著ですが、バスが餌を食べに回ってくる時間帯が存在します。先ほどまですっからかんだったワンドに魚が入ってくる。連続でヒットしまくる。
桧原湖のオカッパリなどもそうですね。とあるポイントは、特定の時間に数本ドドドと釣れて、嘘みたいに釣れなくなる、みたいなことがあります。
先日の多摩川もそうでした。テトラポッドはあるけど、バスがいないことが丸わかりのクリアウォーター。しかし、ついた瞬間から、「ここは回遊が回ってくるだろう」というなんとない感覚があり、地場アングラーからの同様の情報をいただき、粘ってみると、15時から当たりが出だして、1本、夕刻には岸際でのボイルが起きて、嫁がサイトで2本、とやる気ある魚が入るタイミングで釣れたんですね。

タイミング3:天気・風・流れ・水位・水質の変化
その他のタイミングは、変化、です。
●天気が変わった(雨が降り出した)
●風が吹き出した、止まった
●流れが出てきた
●濁りが入ってきた
こんな変化が起きたら、バスにスイッチが入る可能性があります。特に夏の風は水中の酸素量が増えますし、水面が波立って、人間の存在やルアーの着水が悪目立ちしなくなります。僕は雨や風は喜ぶようにしてます。人間には不便ですが、魚にとっては、ポジティブに働くことが多いからです。
穏やかな晴れた日の昼間、スイッチがオフになっていたバスが、雨や風をきっかけに、狩に出るかもしれません。変化はチャンスと捉えて、手数を増やしてみるのも良いと思います。
タイミングの感じ方
では、いつがタイミングなのか?
●今までアタリがなかったのに、バイトが出始めた
●ボイルが発生した/見えバスが出始めた
●周りが釣りだした(笑)
●今まで穏やかに泳いでいたベイトがざわつき始めた
こんなちょっとした変化が合図だったりします。変化に敏感になることで大事なタイミングを逃さない感覚が身につきます。
フィールドによってタイミングは異なる
そして、大事なこととして、リザーバー・川、それぞれでタイミングは異なります。真昼間にいきなりボイルが起きてタイミングがやってくることもあれば、朝と夕しかタイミングが来ないところもあります。魚が溜まっていて、スイッチがオンになった時だけ釣れるスポットもあります。
幾度か通って、季節やフィールドごとのタイミングや餌場となるスポットの特徴を捉えておくことが大事です。こればかりは経験です。一定の経験をすると、「この場所はタイミングで回ってくるかもしれない場所だ」とか、「ここは朝と夕しか効かない所だ」というのがなんとなくわかって応用が効くようになります。
結局はそれまでは、1日でも頑張ってそのポイントを知るというプロセスが必要ってことですけど(苦笑)
スイッチオンのタイミングに竿を触れていること
そして、そんなタイミングでしっかりと根拠ある場所で竿を触れていること、これが釣果への近道です。
技術も道具も大切ですが、魚がフィーディングする時間に
竿を振れてるかどうか、意外と上達への近道かも。

