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25アンタレス。初代フェイスの爆飛びスペック見てたら、平成リール昔ばなししたくなった件。

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はい、25年も新製品発表の時期になりました。昨年はカルコンのシャローエディション、メタニウムのDCとなんとも言えない発表だったシマノさん。

今年はヌルっとアンタレス発表してきましたね。もう予約もスタート!?


村田基さんがYoutubeで塩対応していたので、きっと氏は開発に関与してなかったんでしょうね:「アンタレスってリールが出るらしいです」で瞬殺というドライな紹介でしたからね(笑)。村田さんはMD専用になったんでしょうか?
使う側は買ったら誰が開発したかなんて関係ないっすね、というわけで、今回の記事は2本だて:簡単にアンタレスの特徴を見ていきつつ、後半にはリールの価格偏差値表で、昔のカタログ遊びみたいなことをして行こっかなと!

目次

初代彷彿フェイスの25アンタレス。

いや〜アンタレス。シマノのフラッグシップ、最高級リールですが、最近は立ち位置めっちゃくちゃなのにひたすらぶっ飛ぶネタリールじゃないすか?(笑)。19はちっちゃいからアンタレスじゃないとか、逆に19が最高に使いやすいバーサタイルだ!(ARもよかったよね?)とか、MD(モンスタードライブ)がホンモノのアンタレスだ!とか、村田さんが噛んでるか噛んでないかで味付けめっちゃ変わったり。一体アンタレスは誰のものなんや、と。もうダイワみたいにCTとかSVとか分けたらいいのにね?あ、それがMDか!まぁそれは置いといて。

3月には発売ね・・・どうやらマイルドで安全になっていた古今のアンタレスとは一線を画すようです。初代・12アンタレスというピーキーな仕様が復活しそうな(酒井さん曰く「危うい」)かっ飛び機種になりそうです。フェイスも初代のようなロボコップ風だしね。かっ飛ぶけどどこかこう偏ってそうな匂いがします。その危うさをどう最新技術がカバーするのか、触ってみたいところです。

Kさんのフィッシングチャンネル」でも、12アンタレスって意外と別格扱いされてましたからね。僕もあの時代のアンタレスのじゃじゃ馬具合こそが好きで、実は旧友に昔よく投げさせてもらっていたんです。今でも所有しているというその彼から安く譲ってもらおうかとも思ってたんですよね。

今回はアンタレスの仕様を簡単に調査してみると・・・

  • 新型スプール: 径37mm、幅21mmの「MGLスプールⅣ」(形は真ん中がへっこんだ谷型ではなく真ん中が膨らんだ山型)を搭載し、14lbラインを100m巻けるラインキャパ
  • ブレーキシステム: 遠心力ブレーキ「SVSインフィニティ」を採用し、外部ダイヤルでの微調整が可能。
  • ギア比のバリエーション: ミドルギア(MG)、ハイギア(HG)、エクストラハイギア(XG)の3種類
  • デザイン: ガンメタリック調の鏡面仕上げで、初代アンタレスを彷彿とさせる外観
項目詳細
発売予定日2025年3月(右ハンドルモデル)、2025年5月(左ハンドルモデル)
スプール仕様径37mm、幅21mmのMGLスプールIVを搭載
ラインキャパシティナイロンライン14lbで100m
ブレーキシステムSVS∞(インフィニティ)ブレーキシステム、ブレーキブロック6個搭載
ギア比5.6(ノーマル)、7.4(ハイギア)、7.8(エクストラハイギア)
最大ドラグ力5kg
自重210g(ノーマルギア)、215g(ハイギア、エクストラハイギア)
最大巻上長65cm(ノーマルギア)、86cm(ハイギア)、91cm(エクストラハイギア)
主な搭載技術マイクロモジュールギア、サイレントドライブ、サイレントチューン、S3Dスプール
価格メーカー希望小売価格:68,500円(税別)
公式サイト他より

要はとにかく伸びて飛ぶリール

奥田さんや伊藤巧さんのコメントから、とにかくぶっ飛びスタイルみたいですね。伸びがすごいって異口同音に言ってます。かといって、なんでもかっ飛ばすかというとそうでもなさそう。それはスプール径。

径37も話題になってますけど、僕はイマイチ径がわからなんだで、調べてみました。要はミドル〜ヘビーバーサタイル系みたいですね。

でもマグナムライトスプールで立ち上がりも良くなってこの径でも一定軽いウエイトも扱えるように(最近のリールはカルコン使ってても特に)なってきていそうです。

逆テーパーのスプールはラインの収納、放出もスムーズにするようでそれがさらに飛距離に寄与するそう。

ちなみに僕はスプールに微塵も興味がなかったので、簡単ですが勉強してみましたのでシェアします:

*参考:スプール径とスプール幅

1. 軽量ルアー(フィネスフィッシング)

  • スプール径:小さい(30mm以下)
  • スプール幅:狭い
  • 軽いルアーでもスプールが回りやすく、キャストしやすい

2. オールラウンド(バスフィッシング一般)

  • スプール径:中程度(32~35mm)
  • スプール幅:普通
  • 様々なルアーサイズや釣り方に対応

3. 重量系

  • スプール径:大きい(36mm以上)
  • スプール幅:広い
  • 飛距離とパワーが必要な釣りに最適


なんとなく熱量の低さというか、第三者目線を感じると思うんですけどね、僕、カルコン派なんで(笑)。いやいや、ほんとはアンタレス、一生のうち一度は所有したいんですよ?でもでも、いっつも「まだ進化するかも」ってどこかしらに遠慮があって見送ります。今回は初代のフェイスにそそられていて・・・どうしよう。

昔のカタログ遊び(シマノ・ダイワのリール価格ランキング)

そんなアンタレスを見ていて、カルコン派という言葉を打ってて、ちょっと思い立ったことがあります。調べ物してみました。そう、値段によるリールの格付けです(笑)。なんでいきなりこんなことしようかってね?

平成の世にアンタレスが出た日にゃ、小学生だった僕も憧れたもんですよ。
村田さんの手元に輝く銀色のリール。「ありゃなんぞや!」と驚いたもんです。
そして、(当時はインターネットも希少品でしたから)釣具屋でカタログもらって、眺めてるわけです。

他にみるものも、今みたいにSNS情報もないもんだから、何度も何度も読んで覚えてくるわけ。

頭の中に「アンタレスはめっちゃ高いから大人にならないとダメだ、メタニウムは高校生になったらバイトして買えそう、スコーピオンはワンチャン誕生日プレゼントでねだれる」なんて。

そうこうしているうちに、頭の中に偏差値表みたいな、リールのランキング表が刷り込まれていて、「アンタレス・カルカッタ持ったら一丁前」みたいな固定観念になって育つわけですね(笑)。今大人になって、当時買えなかった「高級な丸型」カルコンを愛でているんですね。

というわけでそんな手間かけるのもアレなんで、ちょっとAIに調べさせまして。最近のリールの定価を並べさせてみました。今でも、アンタレスがトップに君臨し、カルコン、メタ、スコーピオン、と続くわけですな。ダイワもわかりやすい!スティーズ、ジリオン、アルファス。

シマノ (定価)ダイワ (定価)
1位アンタレスDC MD (76,000円)スティーズ SV TW (58,800円)
2位アンタレスDC (76,000円)ジリオン TW HD (54,500円)
3位19カルカッタ コンクエスト DC (69,000円)スティーズ A TW (54,000円)
4位21カルカッタ コンクエスト(59,000円)ジリオン SV TW (50,000円)
5位メタニウムDC (55,000円)アルファス AIR TW (45,000円)
6位メタニウム MGL (48,000円)アルファス SV TW (40,000円)
7位アルデバラン BFS XG (45,000円)タトゥーラ TW 300 (39,000円)
8位スコーピオン DC (42,000円)タトゥーラ HD (36,000円)
9位バンタム MGL (40,000円)タトゥーラ SV TW (34,000円)
10位SLX DC (37,000円)タトゥーラ CT (30,000円)
公式サイトの価格より抜粋(詳細モデルにより変動あり)

こうやってシンプルに並べてみると、何かこう、懐かしさを感じますね。平成のバスブームで全盛を極めたリールが今でも進化しているわけですからね。

昔はアクシスとかコンクエストしてないカルカッタもあったっけな。
2010前後でアルデが台頭して、バンタムが復活して、SLXが驚きのコスパで出てきてね。それでも、伝統のモデルは今でもフラッグシップなわけですな。

25の新作で懐かしい顔のアンタレス眺めながら、ふと昔のリール選びを思い出したくなって、並べてみたとさ。

・・・てかさ、最近のベイトリール、高くね?

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