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【2024/09/21-22】桧原湖遠征:雨のボート・陸っぱりでラージ6本とギル無限

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*当ブログはアフィリエイト広告を使用しています(筆者で実釣したものを厳選しています)

さて、恒例の桧原湖遠征。この季節はちょうど1年ぶり。

今回は嫁に加えて、釣り仲間を連れて4人の遠征です。クマの目撃情報もあるので、一応ボートをレンタル。

釣り仲間と春先から磨いてきた釣りの腕をぶつける集大成!秋の一大イベントということで不眠で行ってまいりました。

目次

都心から4時間弱のスモールマウスの聖地

毎年訪れる桧原湖ですが、都心からは車で4時間弱。東北道+磐越道でほぼ一本道です。
猪苗代ICで降りて、そこから舗装された山道を1時間ほど走ると桧原湖です。

もちろんバスは「スモールマウスバス」かつてはここと野尻湖にしか生息していなかったので、聖地と呼ばれているわけですね。いいですか、何度も言いますよ、桧原湖は「スモールマウスバスが釣れる湖なんです」。

夜中の1時すぎに出発、仲間を拾って2時に都内を出て、5時半にはつきました。

「今どこにいるのか」はわかるように事前調査。心持ちは違う。

今回は釣行前にかなり事前調査をしました。え?今更?って言われるかもしれませんが、結構人生半分くらいの損をしていたと気づいたことです。

こんなことないですか?釣りマップやネットのポイント図だけみて、実際釣り場についたけど、自分が今そのフィールドのどこにいるのか、わからない経験。これやらかすと、ポイント移動に計画性がなくなり、結局釣りを満喫できず、中途半端な気持ちで釣りをすることになります。

というわけで今回は、地図を印刷して、あらゆるネット検索にヒットするポイントを書き込み、

◆駐車スペース
◆ポイントの簡単な特徴や水深
◆カーナビの目印になる建物の名前(意外とカーナビ対策は大事)

を完備した自家用マップを作成しました。事前準備は本当に大事ですね。
これをちゃんとやったおかげでこんな効能がありました:

◆今自分がどこにいるかわかるので迷子にならない
◆風向きや水位による場所選定のヒントになる
◆陸っぱりのポイントに見立てがつく

周遊順序がすぐ決められるわけです。マジで大事だな〜って思いました。

秋の桧原湖は減水。予報は終日雨・当日は結構な雨

この季節は桧原湖は減水しています。なんでこんなことわざわざ書くのかというと、桧原湖の減水は極端で、普段は絶対に入れないようなところが陸地になります。この時期こそ陸っぱりがしやすいんです。

天気予報は雨。しかも前日から気温は前日-6度前後。寒そう・・・。
関東は曇りくらいだったのですが、磐越道から様子が変わり、結構な雨・・・。

パラパラと、シトシトが交互に降りしきり、時間帯によっては、ザーっと降るような不安定な天気です。

水温は24度と適水温は割っていない。なんなら朝は水の方があったかい・・・。
とはいえ、雨による終始ローライト=魚を散らしてくれるので、探れば浅場でも戦える!そう信じてフィールドに降り立ちます。

朝イチ陸っぱり:ゴールドハウス付近のスピナベでラージ2本

ボートが6時からなので、5:30に雨の様子を見るがてら、ゴールドハウスさんの近くの岩場でキャスト練習兼ねて陸っぱり。

時間もないので、小型スピナベ「キュアポップスピン3.5g」だけをくくりつけて出撃。底が見えるようなところですが、ゴツゴツと岩が点在していて、雰囲気があります。小雨がトロン、と水に溶け込んでいるものの、水質はクリア。

そんなに遠投することなく中層から表層を巻き巻きしていると、1投目から、バスがバイト!びっくりして弾いてしまいましたが、気を取り直して、少し遠めに投げてから、岸際のウィードと岩の間を通すと、同じようにバイト!

小バスでも遠征先で幸先よく巻きで釣れた・・・(嬉)。同じように岩場に投げて巻いてくると、同じようにバスがスピナベを咥えて反転。ヤマメがスピナーで釣れるみたいに持っていくな・・・2連発!

その後、ウィードにスピナベを投げて、表層をバジングでバシャバシャさせていると、「バシャン!」となんと豪快に水面でバイト!惜しくも弾いてしまいます。時間もなくなって、うしろ髪ひかれながら、ボート屋に移動します。風があるわけではないものの、巻きたい時にキュアポップスピンはアピールが強すぎず、いいですね。

桧原湖西湖岸キャンプ場でボートをレンタル

ボート。いつもは東岸のBさんでお借りするのですが、今回は電話が繋がらず、西湖岸オートキャンプ場でレンタル。あとは、月島っていう島のポイントに行きたかったのと、この島が当時の風をブロックしてくれそうという予想の下でした。

セッティングもしていただき、操作法を習います。

◆とにかくウィードにだけは近づかない(エレキに絡まって壊れる)
◆岩の近くは通らない
◆風と波は頭で受ける

と念を押されます。過去に強風で怖い思いをしたので納得したものの、これがフラグだったんですね。

南南東の強い風が吹いていて、免許不要船の非力さだと出船時から実は不安を抱えていましたが出船!
ボート屋さん周辺で十分釣れているようなので、、少し沖に出る前に浅場を攻めます。

風でボートやラインが流されていて、セッティングやりづらすぎる!出船前に全部セットしておけばよかった・・・

ボートでスピナベ:35cmのラージからの・・・座礁(お詫び)

そして、ウィード群から距離をとった浅場で朝の陸っぱりで有効だったスピナベ(キュアポップスピン3.5g)を投げると、3投目、グーンとスピナベに重みが!確信してフッキング!35cm弱のラージが釣れました。やばい!今日は巻いて釣れるのか!

・・・と、ふとリリースした後に周囲を見ると、結構流されてる。ん、ウィード群の真上にいることに気づきます。急いでエレキを船に引き上げ、オールで脱出を試みるも、強い風に押し戻され・・・座礁。

相方の船も同様に流されて、同じ場所に漂着・・・

ボート屋さんに電話すると「オールで脱出せよ」ということでしたが、さすがに難しく・・・ボートから飛び降りて、桧原湖で人生初のボート屋さんへの駆け込みSOS。

大型船に引き上げていただくことに。本当に何度も謝りましたが、この場を借りて本当に申し訳なかったです(泣)。

というわけで、波も強いし、どうしてもすぐにボートに乗る気分になれず、ボート屋さんから「桟橋で釣れるよ」と助言いただき、桟橋フィッシングで心を落ち着かせます。確かにスピナベ投げていて、全然アタリがありますね、桟橋。

月島の風裏無反応で危険撤退:桟橋でギルと小バス釣り

とはいえ、ボート借りたし・・・ということでボートで月島へ。
南東の風が強いので、月島が風を遮るポイントへ。ライトキャロでボトムの変化に引っかけては外す、で魚を探します。ところどころ、ボトムが盛り上がっていたり、駆け上がっていたり、でいいポイントですね。

持ってきた魚探をかけてみると・・・

ちょっとだけワカサギぽいのが映るが、バスが絡んでいない模様・・・てかお留守やん。

1時間ほど島周りや深場を攻めますが、無反応で風も強くなり、撤退します。

桟橋で小バスと小ギルと戯れる

その後、ボート屋さんに「ボートは危ないし迷惑かけるので、終了したい、でもせっかくだし、桟橋を使わせて欲しい」とお願いすると快諾!ありがたい!

「この桟橋、50UPも出てるから釣れるよ」とのこと(これもフラグ)。

そうこうしながらバイトはあるものの、乗らない。痺れを切らした嫁が、超ライトリグを投入します。すると、先端部で、

ギルが釣れました。ここぞとばかりに仲間みんなでライトリグを投入。

たくさん釣れました。しかもですね、そこから僕のハードルアーにも

すげ〜な桧原ギル。ハードルアーで釣れるんかい。なにかこう、このブログ読み返すと、ギル釣りが上達してしまっているように思うのって僕だけですかね?バサー改め、ブルーギラーです。この後もギルを4人で無数に釣りました。ところどころ、嫁のダウンショットには小バスが混ざり始めます。

同じサイズが続きます。

諦めずにブレイクを探し、強風の桟橋で45UPも・・・

ここで僕は小バスを一旦見切り、桟橋からブレイクを探すために、キャロに変更。
風も雨も強いので、ワームを少し大きめの沈み蟲2.2inchにして、バスに見つけてもらおうと。
桟橋から少し斜めに投げると、「ゴリゴリ」という段差。ウィードの絡むブレイクを発見。2時間はその周辺を攻め続けました。

ボート屋さんが16時閉園ですが、厚意で「車をあっちに置いてきてくれたら桟橋は使っていていいよ」とのことで延長戦を許してもらいます。

風が一気に強くなり、「これは食いっ気が立つかも!」ともう一度駆け上がりにキャロを投下。
・・・ウィードに引っ掛けてしまいます。「もう!こんな時に!」とウィードを巻いて回収していると

ウニウニ・・・ん?ウィード動いてね?いやいやそんなはずない。

とさらに巻いて足元まで寄せると、

グググググググググン!!!

ラインが沖に走ります。「ついにバスが来た〜!」と真横でギル釣りしていた仲間に叫び伝え、必死で巻き上げると

45はくだらないデカバスが水面へ浮上!全員で「うお〜〜〜〜〜!!でかい!」。沖のボーターもこちらに注目しています。

あとは桟橋に寄せてランディング、というタイミングで、

ボッシャーン!・・・フッ(沈み蟲が空中を舞う)。

デカバスの大ジャンプにより、フックオフ・・・。膝をついた僕の姿を見て、仲間も状況を把握したのか、「お前、何やってんの感」が桟橋を覆います。

僕「いや〜アレがビッグスモールか」
仲間「だ〜やまさん、言いにくいんですけど、あれ、ラージです。普通に緑色で黒いラインありました」

・・・僕は今でもあれは50upのスモールと信じてます。


沖のボーターがその後、バスを釣り上げてました。いいなぁ・・・。

そして、雨足が危険レベルに達したので、撤収となりました。

DAY2:昨年秋に小バス爆釣のバックス陸っぱり

2日目は帰宅時間もあるので午前だけ。バックスさんにお邪魔して、「桟橋には触らないんで、陸っぱりさせてください!」と頼むと「OK」とのこと!

こんなストレッチをランガンします。去年の今頃(記事へ)はここでウィードの穴にジグヘッドやダウンショット落として連発したんですよね。

しかし、雨風強い今日はそんなことも通用せず、ひたすらノーバイト。僕はキャロでブレイクのスモール回遊を待ちましたが、不発。諦めて帰ろう、と言いかけたその時、昨年と同じ釣り方で粘っていた嫁が、バスを吊り下げてました。

25cmくらいのラージ。諦めずに釣った一本。ここから熱を入れて頑張ろう!となりかけましたが、

こんなレベルの雨に見舞われ、雨具も貫通するレベルで体温低下が限界になり、撤収!

温泉に入り、帰宅となりました。

このあと警報も出たみたいなので、いいタイミングだったのかも・・・。とはいえ、このレベルの雨には安物の雨具や中途半端な着こなしは風邪ひきますね。結構な防備だったものの、パンツまでびしょびしょでした。

というわけで桧原湖釣行。ギル含めれば大量!でしたが、なんとバスはラージ6本。スモールは何処へ!?

また来年来る口実が見つかりました。


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