↑でカテゴリごとの記事検索ができます twitterはこちら

Fishman Beams Lower73Lは「釣れる竿」だ/バス・ライトゲーム1年インプレ

  • URLをコピーしました!

*当ブログはアフィリエイト広告を使用しています(筆者で実釣したものを厳選しています)

2023年はですね、溜め込んだポイントでたくさん釣具を手に入れることができました。
ブログやっていると性格なのか、つい「自分語り(釣行記)」に走ります。そういや、道具を検討している方のお役に立ちたいと思ってブログ始めたんだっけ?と新年に初心に帰ってます。


その中で2024年までの最大のヒット作と言って過言ではないのが、

◆Fishman Beams Lower 73Lです。
購入して結構時間も経って使い込めてきたので、今回はインプレしっかり書きます。

私的には「アルティメット・ライトウエイト・バーサタイルロッド」。
淡水・海水どんな魚でも使えますし、サイズを問わずしっかりとファイト可能な竿。
新しいフィールドに行く時などは困っちゃうロッドです。

*2024年は、川スモールのライトキャロドリフト・館山での海釣りでも、活躍。あらためて1本だけ竿を持って行けと言われたらLOWERくらい信用しています。

目次

総評:長さを感じずピンスポ可・適合ウエイト広・フッキング良!1本でなんとかなるロッド

7ftのロッド、数本所有してきたり、今でも投げ比べたりするのですがね。

バス・ライトゲームのオカッパリゲームでは、これ1本でほぼやり切れちゃう。というのが1年以上愛用しての感想です。特に古今、バスのリグやルアーも小型化・軽量化していることを考えると、「釣る」だけなら、この竿だけ持って行きます。LOWERを持っていくかどうかで、バス釣りでも結構釣果に影響します(つっても小バスのね笑)。理由は小型ワームからコンパクトスピナベくらいまでならバシバシ投げられちゃうから。

Lというより、下限の広いMLとして、投げる・掛けるを高いレベルで幅広いルアーに対して、やり続けられるロッドです。

次の項に詳しく書きます。

概要:3g軽量~20gの中量ルアーをストレスなく低弾道で投げ倒せる技巧派バーサタイル

先に結論を書いておくと、上記のような感じです。
飛距離抜群というよりレングス相応の飛距離+LOW+ERという名前の通り、低弾道でもバシバシ決めていけるロッドです。ピッチャーで言うとですね、技巧派です。中日の山本昌やヤクルトの石川です(古い?)。写真は7gのジグ投げてますが、すんごいしなります。


バス業界(?)だと7ftって遠投を意識したバキバキ系のロッドが多いのですが、こやつは違います。しなりまくるのでコントロールが6ft台みたいです。その代わり、バキバキのロッドが織りなす瞬発で決めるような爆発的飛距離は出ないな、と思いました。瞬発ではない代わりにしなり時間=有効のリリースポイントが長いので、コントロールが聞きやすくトラブルレス。*飛ばない、のではなく、しなりの割に「普通」くらいですね。詳しく書いていきます。

購入前のメインタックル

僕は現在渓流とバス、たまにライトゲームをしています。
購入以前は、以下のタックルを使用していました。
●BC4 510LH(一般のMHロッド):バスのバーサタイルやシーバスのハードルアー
●Beams Blancsierra 52UL equality:中規模渓流〜バスのセコ釣り
●Beams Blancsierra 39UL:小渓流

リールは、
●21カルカッタコンクエスト 100HG
●17カルカッタコンクエスト BFS
●22アルデバラン BFS

ぶっちゃけですね、セコ釣りなら、52ULで結構いい思い出来てたんですよ。52ULなめちゃいけないくらいパワーあるので。

購入背景:霞ヶ浦とライトゲーム対策+本流やってみたい

メインタックルの課題として
●ULよりは少し強めでライトリグやライトルアーを扱えると心強い
がありました。それでも、バスと渓流はカバーできていたんですが、きっかけは霞ヶ浦・北浦釣行です。

●広いところ、足場が高いところをショートロッドで攻略しにくい

そこから派生して、

●北浦にシーバスが釣れているという情報から、北浦シーバス+海釣りもやってみたくなった
●近所にクロダイが釣れるポイントがあるが、足場が高くてもう少しレングスほしい
●鬼怒川などの本流などに挑戦するときも来るだろうからそこそこ長い渓流ロッドも持っておきたい

となったわけです。

スペック:inte64ULとめっちゃ迷った

  • 全長:223cm(7.3ft)
  • 継数:3ピース
  • 仕舞寸法:88cm
  • グリップ長:40.5cm
  • 自重:132g
  • 素材:4軸カーボン
  • ガイド:Kガイドチタン+ステン
  • ルアーウェイト:3~20g
  • ライン:PE1~3号
  • 価格:47,800円(税抜)
    メーカーサイトより

ビームス ローワー 7.3L 本流、止水、汽水、海、湖とフィールドを選ばない、しなやかなベイトロッド。

同サイトより

簡単にいうと3g~20gが投げられて、場所を選ばぬロングなロッドなわけですね。いいです、すごく。うん。

そこで迷ったのが、inte64ULです。Fishmanの動画みていたら、
inteも
●ライトゲームで使い勝手良さそうだったり
●渓流で使用されていたり
しているわけです。その上、
●まだ在庫があった時代にキャスティングで「バスのベイトフィネスで無双」的なキャッチで売られていた
●0.8g投げられる・・・(昔52ULにリール相性起因でジグ単投げられなかったことがあり)

でブレそうになりました。しかし、

どうせ買うなら7ftだろ!+Lowerでメバルもシーバスもクロダイもバスも釣ってる記事や動画にヤられて

Lowerに決めました。
*Lowerにも6ft台のモデルがあるのですが、同じ理由で7ftにしました。また8ftはバスで使えなさそうと思ってやめました(その後フォロワーさんからクローラ92L+を譲っていただいたので結果的に7ftにしてよかったと思ってます)

メリット:しっかりしなって低弾道!守備範囲・対象魚種が広い!

使っていて感じたメリットを書きます。

ズバリ、投げやすさと守備範囲の広さ!LからMLまでカバーしてくれるような範囲です。3g~20gまで行けるので。

●投げやすさ:7.3ftですが、投げている時は6.3~5ftなんじゃないかくらいです。7ftのバスロッドを使った後に、手に取ってみると、よくわかると思います。
7ftでコントロールがつけずらい人が使うと、きっと、びっくりするレベルで、コンパクトな投げ方でしっかり距離も出て、ピンポイントに落とせます。バスで、背中側に草木が生い茂るポイントでもコンパクトに振り抜けたり、テトラ帯でフリップキャストをしたりできます。毎回感じます。

●3g前後もスーッと投げられる
カルコンBFSでもアルデBFSでもなのですが、2~3gのジグ単もスーーーっと飛んでいきます。
●7g~14gも無理なく投げられる
軽量に寄っているロッドって思いルアーはダルダルになる傾向があるのですが、14gのヘヴィキャロでドリフトさせたり止水域でも全然ズルズルできます。7~14gのメタルジグもストレスなく(リールはカルコン100)でバシバシ投げられます。3/8(ブレード含むと14g前後?)のスピナーベイトも、水門の下や桟橋の下にブッ込めましたし普通に巻いて釣れます(全てやってみました)。
●リールを選ばない
上記にあるようにBFS系もバスリールも用途に合わせて組み合わせることができるので、とりあえず釣りすっか!のときに便利。ウエイトさえ間違わなければ、いずれのリールもバックラッシュもほぼなく、テンポよくキャストできます。
●魚種を選ばない。
おろしたてのその日にバス4本、その後、ギル、ナマズ(4~50cm,5lbライン)、雷魚(5~60cm、5lbライン)、メバル、カサゴとGetできました。
●普通にパワーがある
海釣りしていたとき、結構大きめの魚をかけました。ラインが3lbだったので切れてしまいましたが、リフティングは全然できてしまうくらいのパワーがあるので、Fishman印の「不意な大物にも対応」が受け継がれています。特に、不意にかかってしまった、雷魚、ナマズはセコ釣りしていてヒット。5lbラインでもしっかり寄せてリリースまで持っていくことができました。
ただ、大袈裟にしなるので、小バスでも「でかいのきたか!?」って思います笑。

●オートフッキングばりの絡め取り力
元々がチヌトップやメバリング向けのセッティングなのか、バス釣りのワーミングでも勝手にフッキングされていることが多かったです。感度は特段いいわけでもありません(inteの方が全然いいです。もさっとラインや手元に感覚が来る程度の感度。)が、メバルのフォールのあたりなどは普通にカツン!と感じられます。



デメリット:仕舞寸歩はどうしても長め+感度は64ULに劣る

その中でデメリットもあるにはあって
●仕舞寸法が88cmでグリップ以外の仕舞長が悪くてちょっと取り回し悪い

グリップだけが短くて、他は長いので、ちょっと歪だったり、他の所有ロッドが60cm以内なので長く感じますね:駅でもケースに入らず裸で持ち歩いてました。一応、3等分equalityっていうモデルもあるのですが・・・多少張りがあるのかな?

●感度は64ULに及ばない
これは64ULを購入して明確に感じたのですが、感度は並くらいです。もちろん感度重視のセッティングにすれば不満を持つことはないと思いますが、感度に寄った竿ではないです。竿そのものだけ比較して、リール同じで感度を取って64と比較したのですが、結構な差を感じました。バスのワームのヒットとかは明確に差があります。感度音痴な僕が、アタリからわかる=64,気づいたらモゾってかかっている=73です、コンセプトの違いなのでデメリットに書くのはアレですが。
●1/2以上の巻抵抗系はちょっとだるい
これはそもそもLというパワーですから、デメリットっていうかどうか迷いますが、重すぎるルアーはだるいし、根掛かりしやすくなりそうです。
●しっかりバイトを絡めとる設計なので、スタックしやすい
バスロッドのようなバキバキのハリがあるわけではないので、キャロやダウンショットで意外とスタックしてしまったり、ウィードも拾ってくる感じになることがあります。
●手に入りにくい
このLower、意外と現物触れる店舗が少なかったり、ネットでも、いきなり入荷されていたり、取り寄せになっていたりと供給大丈夫か?って感じで手に入りにくいです。8ftと6ftは結構見かけるんですけどね。一応楽天探したら在庫ありそうな店あったのでリンク貼っておきます。

なんでも投げられて楽しいロッド

色々書いてきましたが、実際に使用していて感じるのは、投げていて楽しいロッドです。
しっかりと曲がって飛んでいってくれるので、ポンポンとキャストが決まるFishmanの醍醐味はありつつ、レングスもしっかりと確保されていて場所を選びません。

軽めのルアーを低弾道で打ち込んでいきたい、でも、飛距離も普通以上は欲しい、そんな人向けの技巧派ロッド。

これからシーバスもバスもライトゲームもやりたいって方には超おすすめです。

その他Fishmanロッドのインプレ記事も掲載しています!

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次