今更ながら昨年振り返りシリーズいきます。2024年は初夏からバス釣りに本腰を入れて、多くの釣り場を巡ってきました。2024年は、関東の湖川や地方のフィールドで僕だけで50尾以上、同行者を含めると100尾以上のバスを釣ることができました。
今回は、その釣果を支えた「釣れるワーム」5つを紹介します。初心者にも使いやすく、実績も十分なワームばかりなので、ぜひ試してみてください。
ただ、この記事で伝えたいのは「これを使えばそれでOK！」ということではありません。ワーム選びで大切なのは、水中での動きや効果を理解して使うことです。その点も超簡易ですが、記事に入れました。他人のおすすめだけに頼らず、自分の経験を積みながら感性を磨いていくのが釣りの醍醐味。この記事を参考に、自分に合ったワームを見つけてみてくださいね！
ワームの使い分け方：状況に応じた選択が釣果を左右する！
バス釣りのワーム。意外と「あれが釣れてる」「新作のこれがいい」と、なんとなくで選んでませんか？僕はそうです（笑）。今回の記事で僕の気づきを1つシェアします。ワームは名前やブランドではなく、「機能」で選択しましょう。そのワームがどんな水流を出すのか、でもいいと思います。その場の状況に合ったワームを選ぶことが釣果を大きく左右します。
例として、流れという要素で話をします。
僕が今回紹介するワームには、テール付きのものとテールのないものがあります。テールという部品が作り出す機能に注目して、使い分けてみました。この違いを理解し、状況に応じて使い分けることが釣果アップのカギです。
流れがある時はテール付きワームでアピール！
僕がテール付きのワームを多用する理由は、風や流れが当たるスポットで釣りをすることが多いからです。テールで水を掻く動きが、活性の高いバスにしっかりアピールしてくれます。例えば、流れの強い川や風が吹いているリザーバーでは、ケイテック スイングインパクト3やゲーリー レッグワームのようなテールアクションが強いワームが効果的です。
流れがない時はテールのないワームで食わせる
逆に、流れが弱かったり、ほぼない場合、あるいはバスの活性が低いと感じたら、沈み蟲のようなテールのないワームを試してみましょう。ナチュラルなフォールアクションで、警戒心の強いバスにも口を使わせやすくなります。
僕の経験談：流れのあるK川 vs 野池の風裏
僕の経験では、流れのあるK川では、テールを激しく動かすワームがよく釣れました。特に風が吹いている日に、ケイテック スイングインパクト3をジグヘッドで中層を引いたところ、10匹以上のバスをキャッチできました。
一方、野池の風裏のように流れがほとんどない場所では、沈み蟲1.8インチが大活躍しました。ノーシンカーでゆっくりフォールさせてズルズル＋放置で、バスがココン！と食いつくシーンが何度もありました。
【2024年実績No.1】ケイテック スイングインパクト3
特徴と魅力
- サイズ：3インチ
- リグ：キャロライナリグ、ジグヘッド
- フックサイズ：#1～#2
救世主。昨年はスイングインパクト無くして語れません。初心者でも扱いやすいんです。それは、セッティングのしやすさ。少しフックセットがずれても、テールがしっかり動いてくれるのでアピール力抜群。流れがあるエリアで強い波動を生み出し、活性の高いバスを引き寄せます。K川、高滝湖、香川の野池、もうどこでもやってくれましたよ。
実績エピソード
流れにドリフトさせるK川。フックセッティングをミスって大抵のワームがクルクル回転してしまう中、こいつだけはテールをフリフリして泳ぐんです。キャロライナリグを使い、合計20匹以上のバスをキャッチ！特に秋の減水時期に、流れのヨレるスポットで大活躍しました。ジグヘッドでも釣れるし、この強烈なケツフリ（スイング）がなんでも解決してくれます。
繊細なバイトも逃さない！ゲーリー レッグワーム2.5
特徴と魅力
- サイズ：2.5インチ
- リグ：キャロライナリグ、ジグヘッド、ダウンショット
- フックサイズ：#4～#2
ド定番なんですが、今更こいつの威力を知りました。スイングインパクトと双璧をなす実績。テールが程よい波動を放つのです。スイングインパクトより、小バスを含めた食わせ力はあります。繊細な動きに対応するからでしょうか。ダウンショットが定番ですが、ジグヘッドに適当につけたり、キャロで使っても釣れました。
実績エピソード
テトラ帯の奥に1.3gのジグヘッドにちょんがけして、テトラを舐めるように巻いて遊んでいたら、バイトが止まらなくなりました。テトラから出てきてバスがついばんで持って行きます。全部小バスでしたけど。初心者でも繊細なバイトを取りやすいアイテムです。
万能選手！ISSEI 沈み蟲1.8/2.2
特徴と魅力
- サイズ：1.8インチ / 2.2インチ
- リグ：ノーシンカー、ネイルリグ、キャロライナリグ
- フックサイズ：#4～#1
もはやレジェンド級の釣果を全国各地で叩き出してます。流行りのワームってあまり使わないようにしていたんですけど、これ、釣れますわ（笑）。イモグラブ＋水流に逆らう手足。浮かせても沈めても、漂わせても釣れる万能ワーム。警戒心が強いバスにも有効です。
実績エピソード
K川、房総リザーバー、桧原湖、香川、岡山、全部釣れました。僕の初のキャロフィッシュワーム。定番のネイルスライドもいいですが、表層を漂わせたり、フォーリングするなど動かさない釣りでも釣れるから不思議。表層をバズベイトみたいに水流を立てて巻いていても、小バスやギルが飛びかかってきました。
嫁が爆釣！Bottom Up MPS
特徴と魅力
- サイズ：2.4インチ
- リグ：スモラバ・ダウンショット
- フックサイズ：#6～#4
本来はスモラバのトレーラーで購入したんですけど、単独プレイもできるイカしたエビ。小刻みなシェイク（マイクロピッチシェイク、だからMPSなのね）でピンポイントで口を使わせることができます。小型でナチュラルな動きが特徴。初心者にも扱いやすい食わせ特化型ワームです。
実績エピソード
うちの嫁、多分これで昨年40尾は釣ってます。元々僕がスモラバ用にストックしていたんですけど、何かの拍子にダウンショットで使い出し、デカスモールから、小バス、ギルまで根こそぎ釣り上げてました。その後我が家に大量のストックがされていて、形的にゴキブリ飼っているような気分になったことは言うまでもありません。
まとめ：状況に合った選択で釣果を伸ばそう！
今回紹介したワームたちは、僕の実績に基づく信頼の「釣れるワーム」です。ただ、どんなワームを使う場合でも、状況に応じた選択が大切です。風や流れ、バスの活性を観察しながら、適切なワームを選ぶことで釣果を大きく伸ばすことができます。
ぜひ次回の釣行で試して、自分に合った「釣れるワーム」を見つけてみてください！
