熱い。あのね、27日に東京で街中で仕事してたんですけどね、もう、グアム行った時より焼けましたわ。
そして、いつもの釣り友との約束で行った高滝湖。衝撃ですよ、気象庁の最高気温ランキングで1位ですって。
しかもね、のんびり行こうと思っていたら、思いの外早くついて、14:30~スタート。つまり、最高気温記録中に普通に釣り開始する愚か者だったわけですね(笑)。
ここからは冗談抜きに、
◆帽子
◆偏光グラス
◆タオル
◆水や麦茶、スポーツ飲料(500mなんか一瞬でなくなりますので3本~4本)
は必須で釣り場に行きましょう。人里離れた釣り場で熱中症や脱水症状になるともう危険しかありませんから。まずい!と思ったらすぐ撤収して車で涼むとかね。
喉が渇く前に一口飲料を摂取。ニュースサイトによると30分に一度少しずつ摂取しておくと熱中症の予防になるみたいです。荷物が増えても水分と日差し対策だけは怠らず!
というわけで今回はですね、友人ともどもついに今季初バスゲットしました。
今年バスは嫁に先越されましたからね、よかった。
記録とっておきたいと思います。
相変わらずギルの巣。まだまだギルがバイトしてくる
いつもの小規模ワンドでいつものセコ釣りセットで突入します。ここはギルの稚魚がたくさんいるのでギルを食べる餌場なわけですね。なので、セコ釣り用のミニセットが効いてるんだろな、と。

緑がかった水色。高滝湖は茶色だとタフ、緑は釣れるという個人的な経験があります。あまりの暑さに、ゲリラ豪雨とかで泡立つような茶色かな、なんて思っていましたが。しかし、思いの外クリアなのが気になります。
茹るような水温にもかかわらず、水深1m前後では相変わらずギルのアタリがポツポツ。まだまだギルの巣は残っているようです。バスが混ざりません。
巨ギルも嫁にヒット(その後連発してました)。ワンド奥のカバーでラバージグしてても
いやいや、もうええて・・・にしても、最近、でかいな高滝ギル。
暑すぎる時間はキャロライナリグのテスト+地形探索
ギルはもういい!ということで、日が傾くまでの間は、ずっとテストしたかった釣り方、
◆キャロライナリグ
を試します。目的は
◆地形の把握です。
普段、1g台のシンカーで浅場ばかり狙っていると、シンカーが軽すぎて、手の感覚で底が取れなくなります。この重さは上級者の方でないとなかなか底を感知することができない重さなんです。僕も相当集中しないとそもそも底から浮いちゃうんですね。軽いから。
底がどんな地質で、どんな形をしているのかが、シンカーが軽すぎると取れないということです。
これ結構大事なことで、根掛かり以外の地形の変化を意識することがなくなります。
釣りが上手な人は、「頭に地形が入っていて、その地形に合わせて、ルアーや釣り方を決めて」しっかり魚を釣っています。そのために、底がどうなっているのか、常に把握しているんですね。
くどいんですが、「水中がどうなっていて、なぜそこに魚がいるのか」という想像をしておかないと、再現性がない釣りになってしまうんです。奇跡的に通りがかった魚を、なんか知らないけど釣っちゃった、みたいな。
これまで僕は、目にみえる範囲の変化は撃っていたものの、いつものシャローの奥が、具体的にどうなっているのかは調べもしていませんでした。
そこで役立つのはキャロライナリグです。詳細は別記事としますが、根掛かりしにくく、そして重めのシンカーで底をズルズル引っ張ることで、水深や底の形をとっていく作業をしたということです。
というわけで、釣れない時間帯に5gのキャロライナリグを組んで、見ると、
◆ギルのあたりがあるタナの一段沖側にも生命感がありました(アタリ+リーダーより先を根に巻かれた)
モアモアとした底質から、ザラザラとした感覚に変わり(コンクリが入りだし)、階段状にブレイクになっている(というのは想像通りでしたが)。そしてアタリはザラザラゾーンで出る。
仮説として、一段深いところから、夕方になると上がってきているんだろうな、と想定します。
夕マヅメにバスが入り出す
そんな風にそのうちバスが混ざるから待ってようぜ〜なんて話をして、2時間粘りフィーディングを待つと、17時
まずは後輩が1尾ゲット。粘った甲斐がありました。ここは待てばバスが入ってくるので、ひとまず安心。とはいえ、浅場はギルバイトも減ってきている・・・。
18時、先ほどキャロライナリグで調査した、「一段深い」コンクリゾーンをダウンショットで丁寧にシェイク。
ロッドにヌーン(重み)→僕「ここに根がかるようなものははなかった=魚だ!」
先々週にスマホ見ていてバラシた後悔をはらすべく、思い切りフッキングすると生命感!人生で一番アワセ決まったんじゃないかくらい会心のフッキング。
リフティングして手前の障害物を超えて無事キャッチできました!
30cmくらいのバス。やっぱりバスの引きもいいもんですねぇ。海や渓流に浮気していたので、もうバス釣りはやめようかなんて思っていたものの、この「探す、誘う、合わせる、ランディング」一連の流れはバス釣りの楽しみでもあります。
日暮まで粘りましたが、バス「っぽい」が相方に何回か当たった程度で撤収。お隣のカップルも何尾かキャッチされていたんで、猛暑日ですが、土曜に叩かれた後の日としては、悪い日ではなかったのかも。
Beams inte 64UL入魂インプレ:感度に寄せつつ、パワーもあった
Beams inte64ULがそういえば入魂でした。軽く振り返ります。
●Fishmanシリーズでは感度がいい
バスのモワッとしたバイトもしっかりと取れます。明らかにLowerなどよりは良いかなと思いました。
●30cm台のバスであれば余裕でいなせる
5lbラインを張った上でULロッドということで、正直高滝のバスでどのくらいやり取りできるのか、という不安はありましたが、全く問題なく、カバーを避けるためにリフティングさせたり、岸に引き寄せることはできました。
*実は3月に高滝でコイをかけてまして、その時は流石にドラグでっぱなしで切られてしまいましたが。
●レングスはちょうどいいし、1gのダウンショットも程よく投げられる
6ft4inはバス釣りにはちょうどよく、軽いルアーでバックラッシュすることもないため快適な使用が可能です。
というわけで、猛暑日でしたが、バス・inteともに今季初のゲットができたいい釣行でした。