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【2024/10/12】川スモールの引きの強さ:K川:徹底したスモール対策してもライン切られた件

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一気に涼しくなって、ついぞやシャツ1枚、Tシャツ1枚では日暮以降は寒さを感じますね。天気は週中で雨が降って冷え込んだり、週末は暑いくらいと変化がたくさん。
最近川で「スモール」を追いかけるようになってから、自分よりも釣りのために気候を気にするようになりました。

雨が降ると「この雨で川は濁流にならないかな?変な濁り入らないかな?」とか、暑い日と寒い日の交互な予想を見ると「ターン起こるとかあんのかな?」とか・・・。挙げ句の果てには、K川がダメになった時のために、仙台に住む仕事仲間に、「東北でスモールが爆釣する川を探しておいてほしい」という公私混同な質問し出したり・・・。

さて3連休。もちろん釣りです。今回は初日のK川を忘れないうちに。
最近仕事が大変大変忙しく、気を遣ったりすり減らしたりが結構多い週だったんで、睡眠優先で午後からの釣行。

連休だけに高速も混んでいますが、東京の自宅から1時間ほどの茨城K川へ。秋はほぼ毎週ここです。もちろんお目当ては川スモール。

川スモールの中間レポート(前回の記事)や勉強したことを実践すべく、「いつもの」ポイントで違う攻めをするために向かいました。

目次

13時30分開始:水温は23度・水位は減水

減水のまま(雨で前回と変わらないくらい)。今日は暑い、、、。冒頭で涼しいなんてぬかしてましたが、パーカー着て行ったら暑い暑い。ロンT1枚に着替えて開始。水温は23度前後、魚にはいい感じではないでしょうか。

さて、今回は「流れ」絡みのスモールに的を絞ります。
いつものポイントは、テトラポット、チョコレート護岸、沈み木など、たくさんのカバーがあります。

もちろん今日もいつものポイントで釣りをするわけですが。

しかし、今日は、「一定の水深」+「地形変化」+マストで「流れ」というテーマを持って、スモールを狙い撃ちするのです!

いつもと投げる場所が違うわけです。いつもは鉄板のチョコレート護岸+テトラの切れ目から手をつけるのですが、それで釣れるのはラージ。

前回まとめた川スモールの鉄則が頭に叩き込まれているので、今日は後回し。やはりね、ブログでね、毎回川スモールの気づきをまとめてますからね、今日という今日は狙ってスモールをゲットする覚悟がありますよ、そりゃ。

まずは沖目の流れの淀み。

流れの変化・狩場にアプローチ

とはいえスタートが14時前後で暑い。スローに丁寧に探ります。

・・・最近、K川、来るたびに渋くなっているなぁ。減水ボーナスももう終わりそうなくらい、反応が鈍いです。時間帯的にも無理ないですが。

とにかく、澱みまで遠投して、7gキャロをコロコロ転がします。ワームはレッグワーム。
しつこく、しつこく淀みの手前、奥に遠投して、ドリフト。もちろん、アップクロス(上流に向けて)で投げて、流してくる。スモールは流れてくる餌を食べるはず。
結構遠投して、流れに乗せていると

クイ。クイ。

ラインに明確な感覚はうすいものの、穂先に生命反応。
思い切り合わせます。

乗った!でも小さい・・・いや、スモールならこの実験は成功である・・・遠投しているので離れた距離でフックアップしてる=針の刺さりが心配。慎重に慎重に、でも手早く岸に寄せて、


・・・


・・・・


・・・・・


・・・・・・

うぉぉぉぉい、ラージじゃん!?流れで食うのスモールっつったじゃん!?ラージが流れで食ってきたじゃん?!


インターネットで「スモールマウスバスは流れです」と書いてあるスモール関連情報の著者全員に「すみません、ラージ釣れたんですけどスモールに変えてください」とクレームの電話入れようかと思いました。

完全にスモール理論が崩れ去りますが、冷静に苦手な秋にチビバスでもラージでも釣れたわけで。このバスでボウズを逃れができたわけです。よりスモールに集中できるようにしてくれた「精神安定剤くん」と名付け、リリース。

しばし途方に暮れます。同じような箇所ではアタリもなく、チョコレート護岸へ。

ドラグをひねり出し、フロロラインを粉砕するスモール

チョコレート護岸でも、流れの強いところとその淀みや、反転を探し出しアップクロスでドリフトに徹します。いつもはダウン(下流に投げる)でやっているところも、流れを見つけてアップで。

護岸をゴロゴロと引き続きキャロ+レッグワームでドリフトさせていると・・・

コンコン。

うわ、また小さいラージっぽい当たりだよ・・・でもはい、冷静に、フッキング!

グイーン!ロッドがしなります。このゾーンのバスは川バスだけあって、小さなラージマウスでも結構引きます。引きでサイズが判断できない:多分アタリ的に小さいだろう。強気でやり取りしてみますが・・・

グーーーーと沈みこみます(魚が全然上がってこない)

むむ??

ギリギリギリギリ(ドラグがでまくる)

え!?結構な重量感も伝わり、近くにいた嫁に「やばい、これ、デカい・・・」

グングングングンとチョコレート護岸を奥に(下に)潜るようなアタリ。
この足元くらいからキビキビしてドラグを出す引き=先週のスモールと一緒だ。

いやでも、先週のやつは上げてこられたぞ?これデカくね?

チビバスかと思って、結構パワープレイで巻こうとしてしまった体勢をリセットし、ドラグを調整しながら、なんとか引き上げようとリフティング体制に入ったその時、

プツン

・・・・竿が軽くなります。

・・・・・シンカーの重さだけが残ります。

・・・・・・・・・潜られて、チョコレート護岸の角で擦れてたんだ。フロロといえどもあの重さでコンクリに擦られたらきれますわね。
キャロのスイベルの下15cmくらいでラインが切れてました・・・ごめん、デカスモールくん(仮称)。。。
ラージだったとしてもそこそこ、いや、ラージだったとしたら、とんでもないサイズだったでしょう。ここ最近、気を遣っているドラグの調整。結構しっかりと設定していても、出方が尋常ではなかったのです。

しばらく放心状態。いや、まだ戦いは始まったばかりです。テトラ沖の流れを一通りドリフト戦法で歩き回ります。が、アタリもありません。テトラの穴にレッグワーム投げて遊んでいたら、ちびバスが戯れてきますが、今日はスモール狙いの日なので、フッキングはせずに放置して釣りません。

しばらく渋い時間が続きます。

・・・ところで、このテトラストレッチ、3連休は下流側の人がすごいことになっています。いつもは貸切の僕がやっているスポットも続々と人が入ってきましたもん。

家族連れもきています。お母さんと女の子が(きっとテトラで釣りをしている家族を待ちながら)川辺を歩いています。チョコレート護岸を歩いているわけです。チョコレート護岸の出っ張りにつまづいて、女の子がずっこけている。危ない危ない。頭打ってなかったか?。心配していると、今度は護岸からテトラポットゾーンに女の子が侵入。危なくないか?

お母さんが、

「テトラポットは足元見ていないと、護岸とテトラの間に落ちちゃうわよ!気をつけてね!」と語気を強めて注意しています。危ないな〜。ほんとにね、テトラはね。

僕も心配で、キャストをしながら子供の動きをチラチラと目配せ。もう大丈夫そうかな、とルアーを巻きながら、目を切って、歩いていると、もう一度背中越しにお母さんの声、

「あ!ほら」

声を聞いて振り向くと・・・子供がよろよろしてます。立ち止まったようで、大丈夫そうか。

・・・・と。

ボシャン!









落水しました。

・・・・僕が。


完全に子供とお母さんに気を取られて、自分が歩行していることを忘れていました。僕がテトラのないところに足をツッコミ落水。「悪い大人のお手本」となったからか、その親子は無事にテトラを歩き終えたとさ。めでたしめでたし。

*ちなみに渓流釣りでも感じましたが、キャストしながら●●●するみたいな「ながらキャスト」は絶対にやめましょう。多分水難する釣り人の半分以上はこれな気がします。海や渓流ならこのまま流されるか深みにハマって命の危険があります。

大物スポットで三度のチャンス

スモールを狩るためにトランス状態となっていた僕は、もはやずぶ濡れの左足なんぞ構うものか!と釣りを続行します。

そして、再び、日中に大物に糸を切られた護岸ゾーンでアップクロスでのキャロドリフトを再開します。どうやら周辺で釣りをしていた嫁も、その後同じ場所でそこそこのサイズをかけたらしい。痛恨のフックオフをしてしまった模様。今日はこのポイントが餌場なのだろう:次のチャンスを待つべく、同ポイントで粘ります。ワームは前回スモールを連れてきてくれたスイングインパクトへ。

時刻は16時20分。日暮まで1時間程度。やばい・・・。

護岸を沖から1mごとに輪切りにしながら、ルアーを流し込みます。
強い流れに侵入する手前を流していると、根掛かり・・・。
「あぁそうだ、ここはいつも根掛かりするんだ。冷静になることを忘れていた、ふぅ」
流れが変化しているところの近くには、大抵岩だったり、木が堆積しています。

でも、根掛かりする箇所、もっと手前じゃなかったっけ?

ロッドは曲がっていますし、ラインは動きません。

木の枝でも拾ってきたか?さっきも大きな枝拾っちゃったし、恥ずかしい。

ウニョーン

木の枝が水中で揺れているような感覚。

あぁ、複雑な枝に引っ掛けたのか・・・?もういいや、思い切り引っ張って、枝を折って寄せてきてしまおう、とグイーっとロッドに力をかけると、


グゴゴゴゴゴゴ!!!

とんでもない引きが始まります。

もちろんドラグも出ますし、上がってこない!

さっきのやつだ!(同じはずはない)。

と、先程ラインブレイクされたので、リールを5lbのリールから12lbのリールへ交換しているので、万全。思い切り巻き上げながら、一気に寄せます。

糸を切ったやつよりは体重は軽そうだ・・・・とはいえ、グゴゴゴゴとツッコミが止まりません!

コンクリに擦られたら、終わる・・・とにかく竿をしっかりしならせて、寄せると、おぉ!スモールの黄金の魚体。

慎重に、なんて言葉は全くなく、一人で「デカイかも」なんて言いながら、陸上げ!

でたぁぁぁぁぁぁ。ついにK川レギュラーサイズのスモールマウスバス!

ちょっと大きく撮ろうとして写真前に出してますが、いいサイズ。
そして、噂に聞いていた川スモール、先週釣ったスモールよりも少し大きいだけで、こんなに引くんか、くらい引きました。

川スモールは、小バス釣りのタックルでは怖いことを理解しました:ラインシステムとかリーダーとかフック全部見直さないと、40アップなんてかかったらラインブレイクの嵐じゃないか?

スイングインパクト、2週連続でスモール連れてきました。スイングインパクトは完全にレギュラー昇格確定です(前回1軍入り)。浅瀬でどんな泳ぎするか見てましたが、ちょっとした流れやアクションでテールが回りっぱなしになってくれます。きっとドリフトとも相性が良いから釣れるんだろうな。



とにかく久々に足がガクガクするような一尾に出会うことができました。

先ほど僕の落水を目撃した親子も「すごーい!大きい!」!

笑顔で「釣れました」と報告。たとえ落水しても狙った魚を手に入れるまで諦めない、これぞ、昭和生まれの僕が見せることができる大人の姿ですよ、うんうん。

きっとあの親子もこう思ったんじゃないですかね?

「絶対、あんな大人になってはいけない。いい歳して、よそ見して落水して、泥だらけのズボン、グシュグシュに水の入った靴で、外来種手に持って女子供にドヤ顔で喜んでいるなんて正気ではない、あの男」


というわけで、川スモール、今週はサイズアップができました。

一方で、今日はテトラポット周辺も含めて、ラージのちびバスやギルが少なめでした。きっと気温変化と雨でポジションも変わってきているものと思います。

数釣りができなくなってきましたが、それでもこうしたスモールが回遊してくれていることに、K川のポテンシャルを感じます。

その後はトップウォーター、シャッド、スピナベと実験したものの、日没まで反応はなく、納竿。

連休Day1はスモール1尾・ラージ1尾(+嫁も1尾)で終了となりました。

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