最近、比較的イージーに魚に触れるリザーバーばかり訪れていて、新しいチャレンジをしてません。どこに行こうか・・・。
川・・・リザーバーとは異なる難しさがある、フィールド。というか、探す範囲が広すぎて、短期間集中だろうと、長期期間だろうと通わないとわからんのではないか、みたいにずっと思っているタイプのフィールドです。
強烈な引きも味わいたいな・・・スモール・・・水温、カラー、場所結構ナーバスな魚ながら、食うと決めたらナーバスなんて嘘なんじゃないかくらいひたすら何度でも食ってくる魚。この強烈な引きに魅了されるアングラーも多い
うん、久々に川スモールやるか・・・と嫁と二人で行ってきました。
ちなみに本当は友人も誘っていたんですが、常に未来を見て先進的な僕は、友人にも1週間先の日付で伝えてしまっており、前日に集合時間を連絡したら「来週だろ、あたおかか」という返信をもらうという大失態を犯しました。ちなみにこの友人には、「スモールが釣れるところに連れて行ってやるよ」という誘い方をしてしまったんですが、来週は高滝湖です。高滝湖でスモールが釣れることは稀(1度だけまぐれで釣ったことがある)ですが、一応「ここのところの台風で空に飛ばせたスモールが流れ着いてうじゃうじゃいる」とは伝えておきました(いません)。
釣行の概要:冷え込み、雨風の人間にはタフな日
- 釣行回数:#49
- 日付:2025/10/11
- 場所:茨城県某川(2本)
- 天候:雨(1mm前後)時々曇り
- 気温:16度(最高18度前後)
- 水温:19~20度(表層/午前)
- 風速・風向:0~2m・東時々北東(午前は少し南が混ざる)
- 水位など:K川は大減水・K川2は少し減水気味(気にならない程度)
- 時間:K川:5:30〜10:00・K川2:14:30~17:30
- 狙いの魚種:ラージマウス・スモールマウス
- 使用したタックル:
- ヘヴィバーサタイル:スピナーベイト・ヘビキャロ・フリーリグ・ラバージグ
- ロッド:TULALA Baksyn Heavy Wire 70MH
- リール:SHIMANO カルカッタコンクエスト100HG
- ライン:オルトロスフロロ 12lb
- ライト:ダウンショット・ネコリグ・チェリーリグ・ライトキャロ・ジグヘッド
- ロッド:JACKALL×SHIMANO 24POISONアドレナ 164L-BFS/2
- リール:Loongze AirLite DBC A100(右)
- ライン:ハードブル1号+リーダーフロロマイスター6lb
- ヘヴィバーサタイル:スピナーベイト・ヘビキャロ・フリーリグ・ラバージグ
寒い!!20度を超える日が続いていた10月でしたが、急な冷え込みで車の温度計は18度を指しています。道路の気温計は14度。
予報は雨、釣り出したら、本当に雨(とはいえ1mm前後ね)。ロンTとジャージで釣りを開始しましたが、スースーするし、雨が降ったら手が悴み、もはや終日「夏服では確実に寒い」レベルでした。
去年の10月下旬のK川の記事を見ていたら、気温は29度、水温も24度。気温は10度落ちて、水温も5度違う。この日だけのことならいいですが、このまま冷え込むとシーズンオフも早まっちゃう?なんて少し先のことまで考えて不安になりました。
日の出は5:30、日の入りは曇りだともはや17時台です。どんどん釣りができる時間が短くなっていきます(泣)
大減水のK川:水はよくなったけど、魚が少ない
K川は僕たちのお決まりポイントからエントリー。普段の秋なら魚影の濃いこの場所でいつもコンディションをチェックします。バスかどうかは知りませんが、魚っけはあります。
8月末に来た時には茶色い水+匂いも激しかった水質が、非常に綺麗になっていました。でも、逆にクリアアップしすぎじゃないか、くらい。
それにしても、真冬ばりの大減水してます。本来はテトラはもう少しだけ埋まっていますし、対岸の中洲は真冬に顔をだすはずなんですが・・・

いつもなら反応がある、テトラの際や周辺のベント・・・全く反応ありません。
テトラ際には謎のベイトフィッシュが溜まってます。なんなら小バスも混ざってます。全然襲われてる感じもなく。


岸際からテトラ周辺まで攻めます。しかし、反応なし。
時折テトラの穴で嫁が釣ります。バスがいることは確認できます。


テトラの穴にいるのはこのサイズ・・・テトラの外は反応が薄いし、巨大レンギョ風和魚やらボラやらがたまに浮いてくる程度。小バスは時折テトラの中に3尾単位くらいでやってきます。嫁が遊びで小バスのサイト釣りして数本追加してました。
僕はというと、ひたすらノーバイト、1回だけ沖でキャロに強いバイトがあったものの、それっきり。しかも、沖のハードボトムが少なすぎて、キャロをやっている意味も全然ないので、10時に一旦撤収。いつか回遊来るのではないかな、と思いましたが、4時間くらいあ〜でもない、こ〜でもない、でダメ。久々だったから状況が分からず、雨と水質良化に期待してしまい、時間使いすぎました・・・。いつも人の絶えない人気ポイントですが、他のアングラーさんは早々に退散してましたから、多分ダメなんでしょう。
・・・それにしても寒い・・・手は悴んだ上に痺れてますし、薄着だったので体温が奪われまくってます。
というわけで一旦鬼怒の湯にいって体を温めて、腹を満たす休憩+仮眠。
K川2:鬼の根掛かりも、活性は悪くない
午後は、K川2へ。K川は減水が酷すぎて、釣り場を見つけられる気がせず、K川2の、水量も水質もきっとちょうどいいであろうポイントを選定しました。
予想通り、程よく濁りつつ、流れがしっかりとあるスポットが空いてます。ここも結構人が絶えないポイントのはずですが、雨風でアングラー激減、貸切状態です。
このポイントは、正直釣れます。過去、嫁マルチフィッシュ含む勝率10割、ささたけくん40UP、僕バラしで1回ノーフィッシュ(釣れてへんやんけ!)なポイントです。
釣れるなら先に行けや!って思うでしょ?僕がこのポイントにあまり入らない理由はですね・・・
ドリフト中の根掛かり頻度が半端ない=ストレス満点
まじですよ、本当に1投2根掛は必達です。しかも、そこに他のアングラーのねがかったラインやらトリプルフックのルアーが埋まってるもんだから、もう水中はカオスです。この日も2個、ラインを伝ってメタルバイブとバイブを回収しました。
ノーシンカーだと根掛かり少ないんですけど、流れも強いので、思ったラインを転がすのが難しかったり、すぐ浮いてきてしまうので神経使います。だから、あまり来ないんです。
でも今日はなんとか1尾は獲りたい・・・ということでハードな根掛かり覚悟でキャスト開始。
バイトが続く魚影の濃さ
K川2は川幅があるので、遠投で竿抜けスポットを探します。28gキャロ。ぶっ飛びます。前回の倍くらいの距離を投げてみます。流れに対応するように、買ってから2回くらいしか使ったことのないヤマタヌキで。28gのシンカーに比較的比重あるヤマタヌキ。投げると、
バビューーーーーン(遠投)・ボッシャーーン(着水)
流れがあるからまだいいですけど、これ、静かなリザーバーとかでやったら怒られそう・・・。と、着水の近くでボイルが・・・放置してみると
コココココン!
なんと着水後放置でバイトが、ただ、遠すぎて、フッキングなんて決まる間もなく終わります・・・ん?フックサイズが合ってない?(後で気づきましたが、全然小さいフックで、僕が指で動かしてもフックがうんともすんとも言わなかったのでフッキングするはずない状態で投げてました)。何投かしますが、その間にヤマタヌキさん殉職します。ちょっと荒らしちゃった感あるので、場を休ませます。
チェリーリグ、始めました。根掛かり回避率倍増
そして、今回根掛かり対策で導入した新兵器を足元で試します。

自家製チェリーリグです。ワイヤー版ダウンショット。ワイヤーがテコになるので根掛かりが少ないという代物。作ってみました。
確かに根掛かりが少ない+取れます!これはいい!金属リーダーゆえに動きがキビキビしているのがいいのか悪いのかはわかりませんが、とにかく機動性を落とさずにハードなところを攻めることができます。すごいな、これ、量産しよう。
こいつを岸と平行にドリフトさせると、こっちでも小さなバイトがあります・・・がもちろんワイヤーの重さがもろにワームにかかるので、魚が違和感なのかで持って行かずに終わってしまうバイトが3回くらい。
再び遠投
でも活性悪くない、沖でも、ボラや和魚に混ざって時折バスっぽいボイルはあるし、魚はいる!
スタックと戦いながら遠投での勝負に出ます。嫁もドリフト中に1バイト。
思い切り遠投して、ずるずるしながら流して、沈みものを慎重に退けて・・・
カツ・・・・あ・・・・やばい・・・これ抜けない根掛かりだ・・・
ウワーンと半泣きで嫁に「またねがかったよ〜」と嘆いて、ロッドを高く構えて、ラインの角度で根掛かりを外しに行きます。
スコ!・・・あ、抜けた、よかった・・・多分ワームが死んでるから、回収してしまお・・・とリールを巻くと、ロッドが曲がったままです、根がかりの沈みものを拾っちゃった・・・あ〜場も荒れちゃうめんどくさいやつだ・・・嫁に「根掛かりごと拾ってきちゃったよ〜」と嘆き声で伝え、根掛かり物がまた別のものに挟まっってしまう二次被害(ここではよくあること)を防ぐためにロッドで持ち上げて回収。
・・・・グゴゴゴゴゴゴ。強烈な突っ込み気味の感触がロッドを襲います。
さ、魚だ・・・・!根掛かり嘆いた苦悶の表情のまま「やばい、バスだったよ〜」と喜びを伝えてファイト開始。
引きが完全にスモールのそれです。「これはスモールだろ!」とファイトしていると、体高あるスモールの魚体が水面へ!
デ、デカい・・・やばい、リーダー5lbだから、岩に擦られたら、終わる・・・岸際までは問題なく持ってきたものの、スモールの引きの真髄は岸際です。足元から深場にグングン突っ込んでいきます。こいつらの岸際の抵抗はドラグ調整をしっかりしないと、ブツンと切られます。例外なくこやつも岸際でラインをゴシゴシ擦るレベルで突っ込み、こちらが抵抗すると沖に全速力で帰ろうとします(この時に切れることもあるので、とにかくラインの圧力を常に見ていないといけない)。
結構な時間格闘して、浮いてきたスモールをハンドランディングして・・・

40UPきた・・・・最近40UP釣ってなかったからめっちゃうれピィ・・・・。スタックが取れた時に食ってきたのか、フックも口の前の方・・・いいフッキングに結果的になっていました(ドリフトはバイトが取れないと飲ませるえぐい釣りになってしまうので・・・)。
リーダーラインはザラザラでした、根掛かり外す時、そしてファイト中に絶えずハードなものに擦れていたのでしょう。リーダーもっと太くすること決定。危ない。
この後は、根掛かりを回避すべく、チェリーリグと今後極めたいサカマタシャッド5inchでドリフト。ちょろっとバイトはあったものの、乗らず。夕刻にはスポットが、ボラのハイジャンプだらけになってしまい、17:30に着水が見えなくなってしまったので退散しました。
ヒットルアー
バークレー パルステール3inch
毎度これですね。紹介不要ですね。ヤマタヌキはもう少し勉強しないと・・・
まとめ:
久々の大型スモールの引きは最高でした。スモール、これだからたまにいきたくなります。ただ、K川2の根掛かりストレスは毎週行っていたら、ハゲそう・・・ワーム代で財布のダメージも計り知れませんし・・・。
この日の釣果は以下の通りです:
- 5バイト1フィッシュ0バラシ
- 累計キャッチ回(1尾以上キャッチできた回):29(バス27/渓流2)
- 累計釣行回数:49回(バス47/渓流2)
- 累計キャッチ数:179尾(バス175/アマゴ4 *ナマズ3・フナ1は未カウント)