さて、投稿は2週間ぶりです。先週は、栃木の方に出張があり、釣り具に関係するお客様(釣り好きが初めて仕事に生きました笑)ということで気合を入れて仕事に張り付きだったのでいつものバス釣りができなかったんです・・・しかし、このアタクシ、ただでは転びません。
事前に目をつけておいた川に日暮に数投だけしてみました。栃木の郊外で、やることのなかった仕事の後輩も「暇だから釣りを見たい」ということで、本当に遊びで数投。
そしたら、釣れたんです!でかいナマズが・・・(笑)

こんな消化不良に苛まれて、やっと迎えた週末。お盆の中国野池では10cm台のバスに弄ばれたので、もう少しだけ大きいバスを狙いに+野池で覚えたルアーの復讐に、ホームのリザーバーへ行ってきました!
釣行の概要:気温23度で涼しい緑水湖
- 釣行回数:#39
- 日付:2025/8/23
- 場所:房総リザーバー
- 天候:晴れ
- 気温:27度(朝時点)、最高35度程度
- 水温:25度(表層・朝時点)
- 風速・風向:南西 2~5m
- 水位など:大減水(貯水率40%台)
- 時間:5:00〜19:00
- 狙いの魚種:ラージマウス
- 使用したタックル:
- ヘヴィバーサタイル:スピナーベイト・フリーリグ・ラバージグ
- ロッド:TULALA Baksyn Heavy Wire 70MH
- リール:SHIMANO カルカッタコンクエスト100HG
- ライン:シーガーフロロリミテッドBASS 12lb
- ライト:ダウンショット・ネコリグ・ライトキャロ・ジグヘッド
- ロッド:JACKALL×SHIMANO 24POISONアドレナ 164L-BFS/2
- リール:Loongze AirLite DBC A100(右)
- ライン:ハードブル1号+リーダーフロロマイスター6lb
- ヘヴィバーサタイル:スピナーベイト・フリーリグ・ラバージグ
今年は幾度もきている今回のリザーバー。来るたびに減水しています
大減水で分かった釣れる理由。
いつもの水位チェックを写真で比較してみます。
はい、貯水率60%の初夏の景色がこれです:ブイだけ見ててくださいね。

今回がこれ:ブイが打ち上がってますね(笑)

はい続いて、別のスポット。
初夏の写真。後の水上橋だけ見てくださいね。

今回がこれ:ひあがってます。


こんなになっているんですね。山の川を堰き止めたのがダムとするならば、今残っているところがチャネルと言われる川筋だったところですね。
写真だけだと伝わらないと思いますが、いくつかの気づきが。
・いつも釣りをしている岬は、ブレイクが絡んでいてしかももう少し深場にはチャネルがあるわけです。そら釣れるわな。
・いつもは水中になっているところで、釣れるところには必ずブレイクがありました。何段にもわたって。ブレイク沿いを回遊するのがお魚さんの習性。セオリー通りなわけですね。
こうして通っていると、減水した時にいろいろな発見ができるからいいものです。そして何より減水はオカッパラーの味方。バスの密度が上がり、狙い撃ちが可能です。
超絶ハイプレッシャー
減水を知ってか知らずか、この日はいつにも増して人が多い!普段からハイプレッシャーなこのリザーバーですけど、見たことないくらい人がいました。
僕は朝イチにここぞ!という岬の先端を押さえることができたんですけど、もう岸沿いは、10m置きくらいに人が立っています。そうか、減水すると人の密度も上がるわけですね(苦笑)。
ちなみに僕はいつもの調子で少しランガンしたら、大岩でブラインドされていたところで、見ず知らずの人のテリトリーに投げてしまい、全力で謝罪しました(めっちゃニコニコ許してくれました)。一方で、岬で投げている僕の脇に入ってくる人もいて、難しいものだなぁ、と。
色々なルアーで釣る:ボイルあり、風も発生の好条件
日の出とともに到着したものの、すでに堰堤(水深が担保されていそうなところ)は人がポロポロ。ふと見渡すと、減水で今まで想像もしなかった水中岬が姿を表してます。湖のど真ん中に突き出る岬。しかも、水位がある時には僕が必ず攻めるブレイクの近くです。迷わず陣取ります。岬から徐々に深くなり、川筋でも隣接しているのであろう(?)と仮説を立てて、もうここから動かない、心中ポイントとします。
水面はボイルでざわついてます。南西の風が程よく波を立てて岬で流れが巻いてます。やる気出ますね。
イメージ通りの1投目フィッシュ
日の出の光を頼りにタックルをセッティングし、一番陣取りたかった岬の先端へキャスト。ルアーはベントミノー。中国野池で修行して習得したルアーです。
このリザーバー、僕、ハードルアーで釣ったことないから、修行の成果も含めて、ベントミノーで釣りたい(泣)
ボイルしてるでかいやつをとりに行きます。そう、このリザーバー、朝くらいしかシャローにデカいのが上がってきません(笑)。なので、強い釣りするなら、朝なんです。
岬の先端から数mに着水させて、岬沿いをチェックしようと、ワンジャーク、ツージャー・・・ん?重くてジャークできない?うわ、水中の枝にでも引っかかった?
いや、ライン動いとる・・・強烈な弾きとともに、早速ドラグがでていきます。同行のササタケくんに「1投目キタァ!!」と伝え、ラインブレイクしないように慎重に寄せて・・・

1投目で40弱のこのリザーバーではいいサイズをゲットできました!上記の写真の背景見て欲しいんですが、例の岬の横部分なんですが、水深はおそらく50cmくらいのドシャローです。こんな浅いところに入ってきてたんですね。

先端にいきなり立たずにチェックしておいてよかった。きっと風と朝マヅメパワーでよってきていたんでしょうね。
この後、岬の正面でも、ジャークしてるベントミノーをひったくっていくバスが見えたんですが、ミスバイト!
サブサーフェイスゲーム、バスが見えて、大興奮、面白い!ベントミノーは勝手に不規則な動きをしてくれるので、水面直下ゲームをするにはおすすめです。
フリーリグ・キャロ・ネイル・ジグをローテーション
ボイルが落ち着くと、今度はバスじゃない和魚が水面をざわつかせています。バスがついているかなぁとベントミノー投げ続けてみたり、シャッドをジャークしたりしたんですが、2時間ほど沈黙。
ボトムゲーム。いつも堅く1尾釣れてきてくれるパルステールのフリーリグ。今日は風も強いので7g。沖で食うかと思ったら、まだまだ手前のシャローで食ってきますね。

パルステールでも釣れ続けるのでしょうが、このゴールデンタイムをいろいろなルアーで試したい!というわけで、いつもは魚探がわりに使うドライブクロー2inのキャロ。でもこれは、いつも通り、釣ってはいけないサイズが来てしまうのですぐ交換。

岬の流れが巻く小型ワンドで同行のササタケ君が「バイトがありますよ」ってことなんで、1年ぶりくらいにAKパンチを使ってみます。すると、リフトフォールのフォール後にバイトがあります。乗り切らず、もう1度投げてみると、やはりリフトしてブルブルと振動した後のフォールで、
ココ!ウイーン(ラインに重みがかかる)
結構引きよかったんですが、アベレージの25クラス。

AKパンチはメタルジグみたいな、ヒラヒラしたフォールと、テールのブルブルとしたバイブレーションで、本当はリアクション狙ってるんですが、普通にこうしてフィーディングのやつがいるところで実験しても釣れたんでまた選択肢が増えました。僕はサウナが趣味なんですが、AKパンチを買ってからサウナ質がAKパンチだらけに見えてきまs(自重)。
この後全く続かず、この後9:00台からは表層も徐々に静かに。
今度はジグで釣りたい!とナカタジグ7gにブルフラをくっつけてぶん投げます。7月下旬から徐々にシャローにギルが減っています。そして、時折いるギルも小ギルで2尾くらい、しかも初夏よりも警戒心高く逃げていきます。なので、ギル食うのかな?と疑念はありつつ、ただ、ジグでデカいの釣りたい、と投げます。
早速岬のブレイクでいいサイズ!まだ浅くなる側で食います。というか、このリザーバー、ブルフラを食べるバスだけ、一段浅いところで食う上に、口がめっちゃ硬いんですね。

その後もジグを使いますが、パルステールよりバイトが減ります。「でもジグで釣りたいんよねぇ」なんてササタケくんと話していると、
ゴゴ!と強いバイト、のらず!しかし、ジグは乗らない時もシェイクし続ける・・・でも沈黙。
またズルズルしていると、何かこう、ラインにルアーの重みが感じられません。違和感を感じて回収しようとリールを巻いてみると・・・重みがかかってます。
乗ってなかったんじゃなくて、ジグ食べて、手前に走っていたんだ・・・!すぐに水揚げ!軽く呑んでました、出血なくてよかった、慎重に外します。



こやつも口がバリカタでした。ナカタジグはヘッドが変則的な形でちゃんと立ち上がってくれるのと、これは根拠ないんですが、なんか感度が良い、ガードがなくてフッキングが良いのでジグ初心者の僕には嬉しいオートマジグです。
ジグも堪能し、またベントミノーなどで色々試すも、昼前後まで反応なし。巻き替えたPEラインでトラブルなどもあり、釣り半分、トラブル処理半分の時間を熱射の中で過ごします。
嫁が見つけたリバーチャネル
そうこうしているうちに岬から姿を消した嫁が、移動さきの上流部30~40アップを連発してます。いつもは全然釣れないところです。
昼休憩でもしようと嫁の方に行くと、
「なんかこの先にブレイクがあって、そこにワームを絡めると釣れる」とのこと。減水ではっきりとしたブレイクがない状況では貴重なスポットです・・・というか、地形をよくみていると、地形が川のような形に湾曲していて、僕たちが立っている方には岸際に立木があります。投げてみると文章では全く想像できないと思いますが、対岸の地形からも、 U字というかV字のボトムになっています。
・・・これ、上流からの川のチャネルになっているってことか?
と。日中、風で流れもあり、チェネルがあって、ブレイクが絡む・・・嫁がホットスポット見つけてくれました。試しに、フリーリグ投げてみたら・・・真昼にも釣れました。

全員で1尾ずつ追加して、ラッシュ終了。
ここで体力が限界に達し、昼休憩+仮眠タイム。
夕方は朝の岬で小バスラッシュ
16:30に釣り再開。夕方目当てのアングラーが少しずつ増えてきます。
嫁はチャネルへ、僕は朝の岬へ。どっちかに回遊が来ると信じて。
17時過ぎ、パルステールのフリーリグに変えてみると、岬の沖でアタリが続きます。

最初はまずまずのサイズが出ましたが、その後は、



パルステールはラッシュ時間は本当に無双します。最近は困ったらダウンショットより信用してます(笑)

最後はアワセとともに吹っ飛んでいくバスを釣って、13尾ゲットして終了となりました。
まとめ・振り返り:減水の恩恵
リザーバーということで、ルアーローテとボトムの釣りでサイズアップを狙いましたが、結局色々混ざっていつも通りの釣果となりました(汗)。
今回は大減水ということで、ボトムいつもは想像で釣りをしている場所地形が想像と全然違う地形だったことがたくさん!
水中岬とかまさに全く想像だにしてなかったんですよね。一方で、陸上をよくみていれば気づけそうなヒントもあって、自然観察ってのはすごく大事なもんなのだなぁと思いました。
この日の釣果は以下の通りです:
- 15バイト13フィッシュ2バラシ
- 累計キャッチ回(1尾以上キャッチできた回):21(バス19/渓流2)
- 累計釣行回数:39回(バス37/渓流2)
- 累計キャッチ数:138尾(バス134/アマゴ4 *ナマズ3・フナ1は未カウント)