先週桧原湖に行ってから、思うんですよ。田舎もいいもんだなぁって。流石に桧原湖レベルの田舎(熊や蛇がいて、コンビニも24時間じゃないとか)は、僕みたいな自炊レベル1(米炊けない)人間には、生存不能レベルだと思いますけど、程よく田舎とかに住むのはいいなって。
自分はいつまで東京にいるのだろう?と。いや、そんなかっこいいものではなくですね
東京って生活コスト高すぎだろ!!と。
バカ高い家賃に、物価、余暇に遊び行くにしても、喫茶店・飲み屋やら何やらでたくさんお金払って、泥酔したらタクシー・・・RPGの毒状態バリに動けば動くほどお金かかってるもんなわけですよ。
若い頃はね、六本木のロックバーやら、やれ今日は新宿だ・渋谷だ・銀座だって、目を輝かせて楽しんだもんですが、最近はもうそう新鮮でもないわけで。もうすぐ40代。出張で行く四国とか、釣りで行く東北や茨城などはすごく良く見えてしまいますね(住んだら住んだで不便はあるのでしょうけど)。
釣り行くための車の駐車場ですら地元の4倍・・・「仕事は東京に近いところに住んで常に動けるようにしておくほうがうまくいく!」なんて昔の上司に教えてもらって、確かにそうなったんで、そう易々と動けるもんじゃあないんですが。なんとかやりくりできてますけど、元々千葉の田舎の出身ですし、印旛水系30分・霞・高滝1時間のところに住んでいたもんなんで、最近は、より田舎への憧れは強まるばかりですね。
いずれはどこか田舎で過ごしたいもんです・・・・知ってる土地以外住めないくらいの不安症な性格ですけど。
というわけで、今回は電波が入らない田舎のリザーバーいって来ました(なんてまとめ方笑)
釣行の概要:夏の冷え込み+減水のリザーバー
- 釣行回数:#33
- 日付:2025/7/12
- 場所:房総リザーバー
- 天候:朝は曇り・昼前晴・夕刻曇り時々晴れ間
- 気温:27度(最高気温28度・最低気温20度*朝は23度・日中は27度)
- 水温:朝24度、その後上昇
- 風速・風向:朝北風4m前後、午後は弱く0~2m
- 時間:日の出〜19:00
- 狙いの魚種:ラージマウス
- 使用したタックル:
- ヘヴィバーサタイル:スピナーベイト・フリーリグ・ラバージグ
- ロッド:TULALA Baksyn Heavy Wire 70MH
- リール:SHIMANO カルカッタコンクエスト100HG
- ライン:シーガーフロロリミテッドBASS 12lb
- ライト:ベントミノー・ライトキャロ・ジグヘッド
- ロッド:JACKALL×SHIMANO 24POISONアドレナ 164L-BFS/2
- リール:Loongze AirLite DBC A100(右)
- ライン:ハードブル1号+リーダーフロロマイスター6lb
- ヘヴィバーサタイル:スピナーベイト・フリーリグ・ラバージグ
北風ビュンビュンでロンTだと寒い
さて、夜中の運転中満月が見えて、「バスって満月の日は夜に食うらしいよ」とか(*本当かどうかは知りません)話しながら移動。日の出前に釣り場に到着。このリザーバーは高滝と並んでとんでもないプレッシャーにさらされており、いい場所には一番手で到着しなければ入ることができません。
ただ、満月と同時に気になっていたのが、風。夜中にも関わらず、木々が揺れています。結構風強そう。
基本的には風は歓迎ですが、車降りてびっくり、曇り空に北風だと、夏でもめっちゃ寒い。23度。結構気温も下がっている上で北風なので、アウトドアの風を通すロンTでは寒いです。
減水著しい夏のリザーバー
梅雨にあまり雨が降らなかったからか知りませんが、減水。まず、これが6月の写真↓

同じ場所の釣行当日の写真↓

ガッツリ下がっていますね。適度な減水はオカッパラーにはいいことも多いので歓迎ですが・・・
ブレイクが丸見えになってしまっている箇所もあって、ヒットするスポットが変わりそう・・・
実際、バスの居場所、少し変わっていました。
スピナベ・フリーリグ・キャロの練習
日の出とともにいつもの岬に一番乗りで釣り開始。北風で水面は波立ってます。最高です。
テンポ良いスピナーベイトからスタート
- 真夏に水温を冷やす北風
- 水面結構ザブザブで水が動いている
- 満月で明るかった(から夜に飯食ってる奴らが残っているかも)
- ベイトが結構岸によってきてピチピチ浮いている
- 相性の良いリザーバーなのであとで数は釣れそう(という淡い期待)
そんな朝まづめ、どうせなら強いルアーで行きたい・・・スピナーベイトで岬をランガンします。
数mワンキャストずつで、どんどん岬のシャローとブレイク周りを斜めに切って歩きます。減水で足元は当たり前にかなり浅い・・・ブレイク周りまで投げないとバスが入って来られなさそう。
ボトムはあとでじっくり攻めるので、表層ちょい下をリトリーブして回遊に入ってくるバスを探します。・・・・昔はねぇ、こうして竿一本でね、どんどん歩いてやってたんですよねぇ。
岬の端っこまで打ち切って、流れ込み(この日は枯れてしまって水は動いておらず)の合流部に投げてみると、着水してブレード1巻目でロッドに重みが、バイトを確信して巻き合わせ!

外がかりだったから、もうオチパクだったんでしょうね。スピナベじゃなくても獲れた魚かも・・・。巻き合わせ間に合いました。普段からスピナベはキャスト中に持ち替えて、着水すぐに巻けるようにしておいてよかったです。
このあと、周辺のスポットに徐々に人も入ってきていたので、動き回るよりも岬を細かく攻める作戦にチェンジ。スピナベは1尾だけになりましたが、3月以来のスピナベフィッシュ、嬉しかった!!
ガイドに教わったフリーリグで7本
いつもなら、「キャロ」「サイコロラバージグヘッド」なんですが、今日は違う攻めを。
この日のテーマは先週のガイドで教わったテクニックの習得!
強めのラバージグで攻めますが、反応がないのと、浅くなったこの日にはちょっと根がかりが多いので、フリーリグ。
浅くなったコンディションに合わせ、ジグより軽い5gフリーリグで、フォール+ズル引き。
明るくなるとギルが接岸してくるので、これまた先日習得した魚型のパルステールで回遊のベイト食いバスを狙います。回遊が入って来たのか、ブレイクより上の足元で、ヒット!

同じワームでテキサスしていた嫁にもヒット!回遊ですね、僕もすぐに、今度はブレイク沿いズルズルでヒット!サイズダウンしたものの、この釣り方がフリーリグの使い方かどうかはおいといて、良い滑り出し。

このあと、9時までに5本。もう十分に学べました(笑)
しかし、流石に10時すぎくらいから、シャローはギルの群れで占領され、バスの反応が遠のきます。
ギルだらけのシャローでバスのスイッチを入れる方法
朝まづめが終わり、一時的に晴れ間がでます。ブレイクでの反応が鈍くなり、ダウンショットしている嫁にかかるバスもどんどんサイズダウンしていきます。いつもは必殺のサイコロラバージグヘッドも反応がありません。
岸際にはギルがたくさんいます。ワンドでは、ゴリが接岸したのでゴリ食べてるのかな?たまにギルがバシャンとバス(なのかなぁ)に襲われていたり、小競り合いしたりしています。こんな浅いところで。

・・・どうせ釣れない時間なら、遊んでみるか・・・以前書いたこんな記事を元にこんなことやってみました。

- 岸際のギルの群れにワームをぶん投げる
*ラバージグだとビビって逃げるが、ワームとシンカーが離れているフリーリグやキャロだとむしろ寄ってくる - ギルが散りつつ、また動いて突きまくってくる
- そこにバスを召喚できるか試してみる
すると、ギルバイト中にギルがワッシャーと散る瞬間があり、ギルとは異なるバイトが!

ギルの中にバスあり!このあと3本、キャロで実験も含めて、同じパターンを実験。お昼まで小さいながらもバスがゲットできました。初夏〜夏はギルを意識するのも良いってのはどこでもよく語られはしますが、やはり春先から通っていると、水辺の変化で実感がありますね。
が、流石にこのサイズが量産されてしまうといけないので、昼休憩。

休憩前にサイトで一本
ほぼ不眠の釣行なので昼は近くの温泉施設で一服。その前に自販機で水分補給。水を飲みながら湖面を眺めると、減水で、ボトムがよく見えます。遊歩道から、5m下、いつも根掛かりがひどいポイントを見下ろします。

こんな木が沈んでいるですねぇ〜なんかいいポイント〜。
・・・と木の根本をみると、バスが泳いでる・・・!
車に積んである中から、一番投げやすそうな、16lbの丈夫なラインに、テキサスリグがセットされている嫁のスティーズを咄嗟に選んで、5m上からキャスト。
バスは真ん中の立木を左に向かって泳いでます、ちょうど、バスの泳いでいる方向の1m先(写真で一番左の木の根本)に落ちます。すると、バスが寄ってきます。
木の根元にワームをおいて、シェイクしていると・・・
ジーーーっと見て、1回、2回とついばんでます・・・(こうやってバスって当たるんだね)
今年は何度もサイトをしているので焦ってフッキングは良くない・・・そして
3回目、パクッと食べて、翻った!ここでフッキング〜〜!!
傾斜を駆け降りて、ジャンピングランディング。

痩せているけど、40前後のバスをゲットできました!

午前最後にいいバスゲットして、12時から14時すぎまでは温泉+2時間睡眠タイムとなりました。
午後はよりディープがあるダムサイト側へ
さて、午後はまた曇ってます。いつも午後調子がいいダムサイト側へ。
ここはダムサイト側になるので、水深があります。ハイプレッシャーですが、定期的に魚が回ってくるので、マヅメどきには常に人がいます。が日中は人が減るので、入れるタイミングがあり、今回もそんなタイミングで入ることができました。
それにしても減水してます。左の壊れたブイの抜け殻(?)があるところがいつもは水に浸ってるところ。ブレイク丸出し。

なだらかなブレイクがずっと続いています。ギルも岸際にちょろちょろ。しかし、近場ではチビバスが絡んでしまうので、あくまでさらに深いところでの魚を狙います。遠投してフリーリグで丁寧に探ってみると・・・

いい感じのサイズが回って来ました。これも午後の回遊か、このあと、フォーリングでもう1本続きました。
減水で見つけたもう1つのブレイク
しかし、このブレイクも沈黙気味に。16時台にはパタリと反応がなくなります。というか、反応がなさすぎて、バサーも少なくなっていきます。いつもは常に満員の朝釣りをしていた岬を見渡すと、誰もいません(笑)。
ダムサイトの奥を見渡すと、減水でもう1つ岬が姿を見せています。ちょっと撃ってみるか。
足元はものすごく浅いのですが、なだらかに深くなるのは先ほどのポイントと一緒ですが、ダムの真ん中に張り出しているので、ディープが近いんじゃないなかな、と。イメージこんな感じ。典型的な岬ですけど、ダムの真ん中に迫り出していることに意味がありそう。

フリーリグと5gキャロ(ドライブクローでも釣りたいし)で攻めていると、浅いところではギルや小バスっぽいバイトがあります。この奥なんだよなぁと遠投してみると・・・

釣れました。このあとバラシもありつつ数本あげました。勝負はなだらかな後の急深なブレイク。イメージは下図。左端の赤いところをズルズルしていると反応がありますね。しかも方向と距離がピッタリ合わないと美味しい傾斜を攻めることができないので、ちゃんとスポットを覚えないといけませんね。


最後にキャロで小バスをゲット。日没前にはギルも岸際から去り、反応もなくなり納竿となりました。
ガイドで学んだリグを活かせた
ブレイクを攻めるフリーリグ・食わせのキャロ
回遊メインの釣りですが、陸上カバーが乏しいこのリザーバー。ウィードもない。
朝以降はどうしても、ブレイク沿いの回遊をどう拾うか、が大事になります。いつもはキャロでやりますが、フリーリグを遠投して、ラインを出してブレイク沿いをじっくりフォールさせる、ダメなら、テキサスよろしくズルズル。
それでダメなら、5gキャロで小型ドラクロでブレイクのコリコリポイントをフワフワさせるのも効きました。ゴリ食い?
ま、本質はどちらもズルズルするものですけど(笑)。
深さによるシンカーの重さ選択もだんだんわかって来ました。
桧原湖でボトムの釣りをしまくったからか、根掛かりの予兆もつかめて、スタックも減りました。ロストがわずか1(重すぎるラバージグでやってしまった・・・)でちょっとうまくなった気持ち(笑)。
まとめ
夏になって小バスが混ざる率が上がって来ましたねぇ。小バスって普通のフックでも結構カエシまで入っちゃうとダメージ食らってそう。これだけ小バスハンターだった僕でも、最近は避けたい気持ちになって来ました。とはいえ、それを避けれるほどの技術はないので、ワームの釣りはバーブレスとかにしてみようかな、なんて思ったりもしました。

この日の釣果は以下の通りです:
- とんでもなくたくさんバイト16フィッシュ2バラシ
- 累計キャッチ回(1尾以上キャッチできた回):16(バス14/渓流2)
- 累計釣行回数:33回(バス31/渓流2)
- 累計キャッチ数:82尾(バス78/アマゴ4 *ナマズ2は未カウント)