イギリス人って仕事の後に庭仕事をする人が多いらしいんです。その理由って、「仕事で誰かの指示に従って、”やらされ”感あるから、家に帰ったら、そんな思想からの解放されたいらしいです。「誰にも指図されない自分の庭を自分で全部決めて作り上げる」ということをするそうな。
でも釣りもそうだよな〜と。どこいくかも決められるし、何使うかも投げられるし・・・多かれ少なかれ、趣味ってものには「自分の好きなようにできる」ってある気がしますね。
そんな僕はこの1週間会議やら、出張やら年2回のイベントやらで、脳みそに何も入らなくなるくらいストレスフルな日々を送ってました。やっとこさ解放の瞬間です。
さて、今回は大漁でした。3人で30本超。個人的にもキーパーサイズ中心に16尾のキャッチでした。
釣行の概要:初夏らしい蒸し暑い日も、風が救いに。
- 釣行回数:#27
- 日付:2025/6/7
- 場所:房総某所リザーバー
- 天候:曇り時々晴れ
- 気温:25度(最高気温26度・最低気温20度*釣行中は20~25度前後)
- 水温:23度(表層)
- 風速・風向:南南西1~5m
- 時間:5:00~18:50
- 狙いの魚種:ラージマウスバス
- 使用したタックル:
- ヘヴィバーサタイル:スピナベ・ヘビキャロ・小型ビッグベイト
- ロッド:TULALA Baksyn Heavy Wire 70MH
- リール:SHIMANO カルカッタコンクエスト100HG
- ライン:シーガーフロロリミテッドBASS 12lb
- ライト:ダウンショット・ジグヘッド・シャッド・ライトキャロ
- ロッド:JACKALL×SHIMANO 24POISONアドレナ 164L-BFS/2
- リール:Loongze AirLite DBC A100(右)
- ライン:ハードブル1号+リーダーフロロマイスター6lb
- ヘヴィバーサタイル:スピナベ・ヘビキャロ・小型ビッグベイト
6月にもなり、週中も25度前後の夏日。週前半には雨もありましたが、週後半3日は曇or晴れ。スーツを着ることもありましたが、夜中に歩いていても蒸し蒸しでジャケットを脱いで移動しないと汗だくになりました。
そして、仕事で結構大きなイベントがあり、釣行前夜は遅くまで二次会・・・。不眠で(もちろんお酒が抜けていないので運転は嫁に任せて)、3:00出発で行ってきました。
川もいいけど、リザーバーに行きたい
さて、今回はリザーバーです。リザーバーに行きたかったのです。
そのワケは、ここ最近行っている川は、よく釣れるし、釣れたらデカくて弾きの強い川スモールが釣れていいんですが、
根掛かりがエゲつない
スポットが1人ずつしか立てない
同じ環境が続くので、ランガンしても同じ環境でやり続ける形になる
と言うわけでボトム変化があり、地形変化もあるリザーバーで「これぞバスフィッシング」みたいなのをしたくなりました。
ストレス解消の房総リザーバー
そして、このリザーバー、高滝と並んで有名なリザーバーです。おかっぱりはかなり混み合って朝は立つ場所も無くなるくらいなので名前を伏せさせていただきますが、よく釣れます。
岬や岩盤、川筋とバス釣りの教科書みたいなところ。房総だけあって騒がしくもないので、気持ちの良い環境。
とにかく仕事のイベントでストレス満タン。これはバスに癒してもらうしかない!
たくさん釣れたので、ポイントだけ書きます。
釣れた要素
マヅメはあるけど日中でも釣れる
同行のササタケくん、嫁全員で子バス含めて30本ほど釣り上げたわけですが、

これは小バスも含んでいますが、キーパーサイズで考えると

こんな感じ。キーパーサイズに限定しても、9:30~12:00以外は毎時間キャッチできました。気温が25度前後で日も高かった日にも関わらず、日暮よりも、日の出~9:00,16:00~17:00が好調だった日。
基本的にはフィーディングに上がってくる魚を要所で捉える釣りをしてたってことでしょうかね(いわゆる回遊待ち)。川筋やバックウォーター方面は人がひっきりなしだったので、避けましたが、出会う釣り人皆さん、川筋はそこまでパワーがなかった様子。本湖勝負で回遊がいい具合に来てくれました。
17:00を超えた瞬間にギルが死んだふりしたかのように動かなくなり、伴って沖でのバスの当たりも消え、18:00には少しずつギルも見えなくなっていきましたね。あの動かなくなるのは何?カニに狙われそうになってても止まってたらしいです。寝てんの?
ボトムを這うアクションでしか食わない
この日の特徴はなんといってもボトムをいかに丁寧に引けるか。バス釣りの基本と言われますが、意外とライトリグやノーシンカーで投げているとボトムを切ってしまうことがあります。
僕はこの日、ジグヘッド+サイコロラバーのみでずっとやってしまったんですが、ブレイクでの回遊フィッシュは、極端なくらいボトムでしか食べませんでした。少しでも切ったコースを引くと、全く当たりません。(シャッドでボトムノックしても1時間粘ったとてダメだったので、一概にボトムではないようでしたが)逆に沖に投げて、しっかりと時間をかけて落とし込み、ラインも沈ませるつもりで、ズルズルでシェイクすると、
ココ!というあたりとともにラインが引き摺り込まれるようなあたりでした。トップやスピナベで出ても良いくらいベイトの存在や風もありましたが、この食い方は夕方まで一貫してました。

沈み込ませてる途中、ボトムについてワンテンポでラインをグーーっと持っていくように食う、ほぼフォーリングなバスも。

一方で少し浮かせると食べてくるのはチビバス。しかも絶対数は少ないです。
ブレイクより浅い足元で食べてきます・・・

シャローを彷徨いているこんな感じの子バスがギルと食べてきちゃう。
ベイトは浮いているのに、一段奥のブレイクで回遊していて、ボトムに追い込んで食ってた?
でも嫁の放した小型バスにデカバスが襲いかかると言うこともあったので、シャローにはいたんでしょうけど・・・。
結構早めにこの傾向に気づいたんですが、その実証実験か知りませんが、うちの嫁が左手に冲釣り、右手でフィネスのシャロー狙いを二刀流してみたところ


やっぱりフィネスサイドは小バスでしたね。
結構徹底してボトムを叩くと、周囲よりも少し数を釣ることができた気がします。途中何度かポイント被って、挨拶したり、ポイント譲り合った若いお兄ちゃんたちにも、びっくりされたのは嬉しかった(笑)。
浮いてるサイトの魚は表層ピクピク
実は朝イチ2投したところで、足元に見えバスがいて、表層シェイクで食べたんですね(乗らず)。前回の釣行でもこのリザーバーは見えバスが素直に食べてくれるので、別の場所で見えバスの群れを発見し、サイコロラバーを高いところから投げて、表層で踊らせていたたら、1尾が浮き上がり、華麗なUターンを見せて、食べてくれました。

ギルシーズン開幕でベイト+ブレイクの一等地で回遊を待つ
ギルネストシーズンなのか、浅瀬には大量のギルが子バスと溜まってました。
下の画像の左下と真ん中右上みたいな小型のギル。

前述の通り、嫁がリリースした子バスにでかバスがボイルする、みたいなことがあったんですけど。程なくして、そのポイントの沖で連発しました。同じように、夕方、ギルと戯れていた子バスがギルがギランと光って動くとといきなりギルを捕食したりしていたわけです(さっきまで友達だったやつを無慈悲に裏切るヤバいやつですね、バスは)。溜まり場は決まってシャロー、そして、その奥のブレイクを引きずるとレギュラーサイズが釣れる、みたいな釣れ方でした。
シャローにいるギルやバスにリンクして釣果が変わる、回遊・フィーディングの教科書みたいな日だったんです。
逆に、ギルがいない川筋では、いいシェードになっていて、ブレイクや岩盤があっても、全くアタリが出なかったんですね。
ブイの周辺にギルが溜まっていて、その沖で回遊のタイミングが2回ほどあり、まとまって3〜4本釣れた時に「やっぱりベイトって大事なんやなぁ」と感じました・・。

ヒットルアー
超極端で、ダウンショットよりも、何よりも、サイコロラバーの日でした・・・レインズスワンプやその他のワームだと全然で、サイコロのジグヘッドだけにバンバン来ました。岩が点在しており、ダウンショットだと岩にシンカーがスタックしてしまいますが、ジグヘッドでかつ軽量ジグヘッドだとロストなしでいけたので、今後は重用したいところです。
沈ませるならマックスソルトが良かったのですが、切らしていて、ノーマルサイコロにジグヘッド1.8g。このジグヘッドも昔適当に買ったやつですw
1尾だけ沈み蟲で子バス。
まとめ

この日の釣果は以下の通りです:
- 20超バイト16フィッシュ2バラシ+同行ササタケ4本,嫁13本
- 累計キャッチ回(1尾以上キャッチできた回):11(バス9/渓流2)
- 累計釣行回数:27回(バス24/渓流2)
- 累計キャッチ数:43尾(バス39/アマゴ4 *ナマズ2は未カウント)
毎週のように釣りに行ってますが、子バス・ギルが出てくるようになると、ハイシーズン到来って感じしますね。
いいサイズを釣ることはどんどん難しくなりますが、魚とは出会いやすくなる季節。今日はサイコロ頼りでしたが、色々なルアーで釣り上げたいものです。