さて、先週霞水系でコテンパンにノーバイトを食らってしまったので、土曜日仕事後に2時起き(2時間睡眠)、3時出発、4時開始〜17時までというハードスケジュールで、川スモールに行ってきました。若い頃って、2時間睡眠でも帰りの車まで元気いっぱいだったと思うんですが、この数年はもう帰り道でPAで15分でも寝ないとやってらんないお年頃になりました。
行きつけの関東K川とK川2を行ったり来たりする複合ゲームです。
先週午後で4本と奮闘できたK川2ですが、状況は激変。タフの中で何とか1本捻り出せたものの、同じフィールドでもこんなふうに「タフる」のかと。
釣行の概要:体感温度低下・水質悪化・冷たい風
- 釣行回数:#25
- 日付:2025/5/24
- 場所:K川2
- 天候:曇りのち雨(この日から天気が崩れ出す・18時台にはポツポツ・20時にはシトシトレベルに)
- 気温:20度(最高20度前日比-2・最低気温14度*釣行中から帰宅まで常時18度前後、薄手シャツ+レインコートでは風でかなり寒い)
- 水温:K川中流20度・K川中流19度
- 風速・風向:北東の風4m程度
- 時間:4:00~17:00
- 狙いの魚種:ラージマウスバス/スモールマウスバス
- 使用したタックル:
- ヘヴィバーサタイル:スピナベ・ヘビキャロ・小型ビッグベイト
- ロッド:TULALA Baksyn Heavy Wire 70MH
- リール:SHIMANO カルカッタコンクエスト100HG
- ライン:シーガーフロロリミテッドBASS 12lb
- ライト:ダウンショット・ジグヘッド・シャッド・ライトキャロ
- ロッド:JACKALL×SHIMANO 24POISONアドレナ 164L-BFS/2
- リール:Loongze AirLite DBC A100(右)
- ライン:ハードブル1号+リーダーフロロマイスター6lb
- ヘヴィバーサタイル:スピナベ・ヘビキャロ・小型ビッグベイト
安定した天気で暖かい日が続いた週中でした。しかし、釣行日から少し冷え込み、夜からは雨予報。
この数週間、「良い風が吹いている」なんて詩人みたいなこと言ってましたけど・・東風と言いつつ、ほぼ北方向から川を吹き抜けてます。寒い・・・先週の6mよりは穏やかな3~4mくらいの風ですけど・・・風向きでこんなに体感変わるの!?ロンTにレインコートでずっと寒かったレベルです。
前回の一等地:水門からの合流岬をチェックしようとするも・・・
前回の記事で4本+嫁も1本と連発したスポットに一番乗りに入るために4時到着で駐車場に到着したんですけどね・・・すでに2台あって、準備完了のアングラーさんがいらっしゃいまして、僕らが準備を始めるとささっと、そのポイントに入ってらっしゃいました・・・。
そうです、先週は爆風だったから人がいなかっただけで、ここ、ハイプレッシャーポイントなんです。
そして、そこから数百mは、根掛かり=ルアー殉職確定の巾着袋エリアでしかも魚影が極端に薄くなります。
嫁とともに数投しつつ、「自信のないストレッチで無駄なキャストはやめよう」と決意し、上流に歩いて釣り上がります。
以前釣果があるテトラポイントに嫁が入り、僕はさらに開拓を進めて、このストレッチで唯一反転流が発生しているポイントを発見。陣取り、朝まづめはここで心中することにします。

僕のポイントですが、反転流がありますが、なぜか水がとってもきったないです。ゴミのような匂いも。冷え込んで水が変わった??雨が降ってるわけでもないんですが・・・田植え?水質がとにかく以上レベル。
しかし、なんと目の前でスモールマウスがボイル!スモールのボイルを近距離で初めて見ましたわ・・・すごくスピーディです。5:00~断続的に中大型のスモールが岸際で何かを追っかけるような動きでバシャバシャしてます。
小場所ですが、フィーディングの魚がいることはわかりました。粘り甲斐がありそう。ボイル付近に色々と投げるも何も起こらず・・・。写真奥のブッシュに投げて、岸沿いの変化(手前には巾着)をジグヘッドサイコロでじっくりとトレースします。
すーっと目の前をスモールが走っていきます。バスが入ってきているなぁ、と少し期待をしていると、
ココン!とロッドの穂先に明確なアタリが出ます。しかし、乗らない・・・。スモールは強烈な引きの割にアタリは繊細。しかし、同じ場所で何度も来てくれることがあるので、サイコロラバーをノーシンカーにしたり、ダウンショットにしたり、して、同じような場所をネチネチと攻めます。
そうして1時間ほど粘り、6:30過ぎ。嫁からライン。

テトラの影でボイルっぽいのがあり、釣れたそうな。シャッドテールのダウンショットですって。シャッドテールなんてもってたんですな。
Line返しながら場を休めて、僕も水面から距離をとって、足元も攻めてみると、
ココン!と弱いあたり。念の為もう1回あたりを待って・・・ココン・・穂先が少し入ったタイミングでフッキング!
乗った!結構良い引き!デカイ時のスモールは、下にゴゴゴゴと潜っていきます。しかし、昨年からの先週までのスモールとのファイトで、「どのくらいラインが無理したら切られるか」は何となく理解しています。
ロッドが絞り切られて、手首に重みがかかり出したら、とにかくドラグを緩める(禁忌ですが、クラッチ切って親指ドラグで糸を出す)。ロッドが自然にしなって、ラインが無理なく張っているくらいに調整すると、2、3秒で浮いてきたりします。逆に、ここで無理をすると、ブッツーンと切れます。カバーに擦られた時も一緒。強引に抵抗するより、一旦(数秒ですけど)ドラグを緩めて、無理のない負荷をロッドにかけながら走らせてしまった方が、擦れてブレイクすることは少なくなります。
上記みたいなことを繰り返して数分ファイト、そして疲れて浮いてきたところをハンドランディング!

45cm(ざっくり)!想像よりデカかった・・・(笑)
その後、沖側の沈み物を探したりしますが、ここは沖がのっぺりで何もないです。そして、最近1軍入りさせたいRVバグをリーダーレスダウンショットにして、フラフラとさせます。
すると、ココン・ココココンとヒット!フッキングすると一瞬走って、ロッドがしなったところで抜けます。重み的にはバスだったな!勿体無い!
その後、ボイルも落ち着きあとが続かず。期待していた岬も場所が空かず、K川移動します。
水通しがもう少し良いところを探すべく、川を変えてみます。
K川へ移動
10:00前に移動完了。秋口に調子の良かったポイントへ。まぁこの時期は増水で釣りができるところは限られてきてしまうんですが、

すんごい増水。わかりにくいのですが、次の写真がほぼ同じ場所の冬の水位。橋が同じ物です。テトラポットが沈んでいる、というのが伝われば、増水具合が何となく伝わるかも・・・。

というか、フィールドに立って早々、ラージが数匹群れて泳いでいます。水通しも良い。流れは消えているものの水温も20度。これは期待大ですね。バスの、群れは岸沿いを徘徊しており、何度も誘うもルアーガン無視です。何度も通るくせに、ネコリグ、サイコロ、全部ダメ・・・
水辺にはみみずもたくさんいます・・・ふと皆さん、気になりませんか?
「スレたバス、ルアーは食わずに、天然の餌は食うのか」。僕も気になります。
・・・
しかし、ルアーフィッシャーマンたるもの、ルアーでの限界を突き詰めるべし。
・・・・・
エサなんぞには頼ってはいけないのです。
・・・・・・
それにしてもこのミミズ、ちょうどいいサイズだなぁ〜
・・・・・・・

すみません、ふと我に帰った頃にはみみず、つけてしまってました(笑)。
見えバスのルート上に放置して、タバコ吸いながら待っていると、魚が寄ってきます。さすが餌!決着が早い。しかし、巨大コイでした・・・Lロッドは折られそうだったので吸い込む前にピックアップして追い払いました・・・。ちなみにバスは素通りでした(泣)。ミミズリリース。
ちなみになのですが、こんなことしている最中ず〜っと背中の方でバイクの音がしてたんですよ。ブー、ブーって。ただ、一向に音が遠くならないなって振り向いたら、
スズメバチがカチカチ言いながら、特定の植物とおそらく対岸になる拠点を往復してました。時折お尻から謎の液体出して・・・。
K川は名物巨大ウシガエル(この日もバカデカイのが浮いてましたね)やマムシやスズメバチがいるので、装備はしっかりとして対策しないとですね。
沈みテトラは、多くのベイトやバスを目撃できたものの、全く反応なし。シャッドにギルがちょっかい出しただけで、K川2に戻ることに。
朝のポイントで2バイトも載せきれず
そして、朝のK川2へまた戻ります。入りたかった岬は今度は大声で話す外国人っぽい方々が占領。
朝、粘ったポイントに入り直します。
くどいので、省略しますが、朝のポイントでは、たまにボイルがあり、朝同様の方法で2バイトがありますが、乗らず・・・。
そしてやっと空いた岬が空いたので入ると、


岬はゴミだらけ。うちの嫁が片付けたの含めると袋目一杯です。これ不法投棄でしょ?差別になるので、あれですけど、外国の方ってなんで、草にラインをぐるぐるして帰るんでしょうか?昔江戸川でも同じようになっていましたので、探してみたら案の定上記の写真の通り、複数のラインが。次見つけたら怒鳴りつけて警察呼んだろか。
大切なポイントを荒らされた怒りで釣りに集中できずでしたが、北風も強まり、先週の雨と南風のような流れを変える要素もなく、1日叩かれてポイントパワーダウンした念願の岬は沈黙。
17時、少し早いですが納竿となりました。
5. まとめ

この日の釣果は以下の通りです:
- 5バイト1フィッシュ+嫁40cmスモール1
- 累計キャッチ回(1尾以上キャッチできた回):10(バス8/渓流2)
- 累計釣行回数:25回(バス23/渓流2)
- 累計キャッチ数:27尾(バス23/アマゴ4 *ナマズ2は未カウント)