3月から、誰かしらが何かしらの魚をキャッチできている2025年。僕の釣果は例年通り、歴を感じさせない少なさですが。釣果も去ることながら、これまでリザーバーやシャローレイク中心だった環境から、川バスを攻略する面白さや都市型とは異なる護岸の少ない自然な川での釣りにすっかりとのめり込んでいます。
というわけで今日も行ってきましたK川・・・の兄弟川とも言えるK川No2。
嫁と僕との陸王決定戦です。
ダウンショットを極めし嫁 vs ライトキャロ信奉者の僕が川バス捕獲量で対決しました。
釣行の概要:気温・水温ともに20度突破。
- 釣行回数:#15
- 日付:2025/4/20
- 場所:K川2
- 天候:曇り時々晴れ
- 気温:22度(最低気温16度*釣行中は常時20度前後、ジャージでも寒くない)
- 水温:20.8度(表層)
- 風速・風向:東西 1~4m(たまに東風?)
- 時間:9:30~18:30
- 狙いの魚種:ラージマウスバス/スモールマウス
- 使用したタックル:後述
薄手のコートすらいらない20度台の晴れ日が続いた週でした。前日の快晴に反して、雲がかかりがちな日曜日。
そして、水温はついに20度突破。3月に14-5度になって「上がってきた!」なんて言っていた日が思い起こされます。シャローにベイトやバスが見えるシーズンインな風景になってきました。
ポイントとアプローチ:ラージマウスがうじゃうじゃ
K川No.2の開拓へ。下流のベントカーブで嫁無双

- 状況:シャローはベイトの群れが断続的に回遊、ボイルも!ツガイのバスがシャローを彷徨く・見えバスも。南の風で流れと逆に川が波立つ
- 使用ルアー:キャロ・スピンナッツノーシンカー・スピナーベイト
川 - 釣果:0(全く乗らないバイト2回)・同行の嫁が2フィッシュ
前回好調だったK川と並走するK川No.2の開拓をしてみました。スモールリバーとして有名で、K川が満水で場所が絞りきれないため、今後はK川がダメなら2へ、2がダメならK川へ、みたいなローテができるといいなぁなんて思ってエントリー。
レンタカーが朝7時開始であったため、朝マヅメは逃してしまい、おまけに入りたかったポイントには先行の方がいました。しかも僕らがつくや否や早速ゲットしてました。
さて、上記の写真の通り、ベイトが岸際をず〜っとうろちょろしてます。そして、なんなら足元でそのベイトを喰い上がるバス(かナマズ)のボイルまで拝める感じ。ラージも時々うろついて生命感がすごい。
ただ、このポイント、一部のテトラを除いて、岸際のブレイクが巾着(布の袋に岩が敷き詰められてるやつ)なんです。

霞水系で釣りをされたことのある方はご存知だと思うんですが、こいつ、僕みたいなガサツなアングラーにとっては天敵です。そう、ルアーが吸い込まれるかのように引っかかります。相性の良いスピナーベイトは沈黙して、泣く泣くワームゲームへ。針先隠したワームでもいくつか吸い込まれてしまいました。なんなんこれ。
巾着袋にウダウダ言いながら根掛かりを外していると、藪漕ぎして、テトラ帯に侵入していた嫁の方角で魚が跳ねてます。お、ボイルかな?なんて見つめていると、魚のミナモから糸が反射してます。
??
うちの嫁、ヒットしてます。電話が鳴って。「取り込みを手伝ってほしい」。薮の中でかけてるので、ロッドが挙げられず困っているとのこと。根掛かりをそのままに走って現場へ。
嫁の手元を見ると、ベイトリール・・・ん?ベイトでやってんの?ベイト初フィッシュじゃね?とか言っていると、「目の前に岩に巻かれた」とのことで、ロッドを借りて、ラインを緩ませて、岩に擦れた部分を外し、取り込み。どうやらこれまでスピニングだったので、ぶっこ抜きするのが怖かったみたいですね・・・それはさておき・・・デカくね?

猫背で41センチ。ピンと伸ばしたら、43~3位ありました。しかも太ってましたね。川村コータローフリークの嫁に高い金払って買い与えたスティーズ25ファイアウルフの2ピースとジリオンがやっと浮かばれました。
「何で釣ったん?」
「これ」
3.5gのバレットシンカーにマスバリがついていて、そこにMPSくっついてました(笑)。なんやそのリグ?これはテキサスなのか?ただ1つ確かなことは、スティーズの25ファイアウルフは3.5gのリグもベイトでぶん投げて釣れるということです(笑)。一度スピニングでラインブレイクしたから、ベイトにしたということ(嫁談)。
話が逸れますが、僕の釣り初心者の友人はみんな斬新なオリジナルなリグを勝手にしている時があります。
友人のTくん・・・「テキサスリグが釣れるんだよ」と教えてあげたら、クランクベイトやラバージグにもバレットシンカーをくくりつけて投げていた。しかもバレットシンカーを逆にして。
友人のSくん・・・「巻くならスピナーベイトを覚えるといいよ」と伝えると、スピナーベイトのブレードに糸結んでた。

そんでうちの嫁は、バレットシンカーにマスバリという、まぁ一番理にはかなってそうな斬新な発想でバスを釣り上げました。まぁ釣れりゃ〜ね、それが正解ですから。
巾着袋をパスして上流へランガンします。またまた、根掛かりにやられて1人でウダウダしていると、先行した嫁からまた、電話が来ます。しかもTV電話。「つれた、メジャーを貸してほしい」。

今度はスピニングで38cm。お昼前の時間にすでに2本目。そして、巾着の上流にあるテトラでは、穴釣りでバラしてました。
今日のK川2は、流れが弱めです。なので、シャローの落ち着いたところで結構食っている様子。ベント部は深く抉れていて、ブレイクや岩盤チックな落ち込みが点在します。ベイトが襲われている様子も少なくなってきたので、深いところにいないかな〜?
僕はボトムの変化で釣りたいな、とライトキャロへ。テトラのショルダーやテトラ周辺の捨て石を見つけて、コリコリしたところでの放置プレーをします。これって流れがあると、水流がワームとシンカーを転がして、勝手に有望な箇所にルアーを導いてくれるんですけど、流れが弱いので、色々なところに投げて手動で見つけます。結構神経使う上にブレイクの乗り越え方間違えると根掛かり必須なので、ピリピリします。
コリコリ発見。20秒ほど放置していると、
ツツン・・ツツンとロッドに反応が。ほら、僕にヒットするんだ!先週はこれで載せきれなかったから、少し待ちます。持って行くまで我慢我慢。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
当たり終了。
もう一度近いコリコリを見つけて、放置。
ツツン・すーーーーー(ラインが持っていかれた!)。フッキング!!
ワーム”だけ”がすごい勢いで浮き上がってきます。ワームもズレてない・・・。なんだこの怪奇現象。
別箇所でもバイトがなん度もあるポイントを発見しましたが、同じような現象に苛まれ、結局フックアップできず・・・。ギルかな?シャローの産卵前後の見えバスたちはもう人影見るや、ライン見るや、ルアー見るや一目散な神経質状態。朝から13時まで粘ったポイントでしたが、嫁2本、僕0で移動。
先週のインターセクション
- 状況:減水、流れ弱まる、ちょこちょこ釣っている人がいる
- 使用ルアー:キャロ・スピンナッツノーシンカー・スピナーベイト
川 - 釣果:0(コイのスレがかりっぽいの1)・同行の嫁が1フィッシュ
先週訪れて、僕以外が全員釣れて、僕が最後にバラしたポイントへ。水が減っています。おまけに流れも弱くて、5gキャロやノーシンカーでさえ、全くドリフトできず・・・。堰の上だけが激流になっているので、そこを狙うも、着水数秒で魔の根掛かり箇所へルアーが誘われるという地獄のようなポイントとかしています。
しかし、同時くらいにエントリーしたアングラーさん、普通に遠投してバスかけてます。ここは本当に腕の差が出るポイントですね。
僕はヘビキャロでいい流れを発見するも、根掛かり中のベイトリールの操作ミスでスプールが修復不能なレベルでバックラッシュ。早々にタックルが1つ減ります。
ちょこちょこ、嫁のワームにバスがアタックしているそう。フト足元にダウンショットを垂らしている嫁と話していると、嫁が急遽フルフッキング・・・・

はい、3本目。今日はもうMPSデイですな。ほんで僕はというと、先週よりもタフで全く当たりなし。根掛かりは減らせてきたものの、テンポが掴みきれず、トラブル処理ばっかりしてました。
唯一流れの強い、堰の上。そこに沈み蟲の2.2inのネイルリグを投入。流れにのせていると、ルアーが流れている方向で変な水流が立ちます(ちなみに遠浅です)。ん?と思って、ロッドを立てて、ラインを追いかけてみると、なんていうんですかね、ラインがS字になってるんですよ。
本当は自分から向かって、左に流れて行くはずのラインが、先っちょだけ、右の方に動いてます。
「これはキタ!!!!!やっぱり流れだ!」とフッキングすると、グゥぅゥゥゥゥゥンという引味。とんでもない速度でロッドが引き込まれます。
・・・絶対コイ。走り方がコイのスレがかりだよこれ。
バスってビロビロ、ナマズはウネウネグワングワン、そんでコイってグゥゥゥゥゥンって走ります。しかもあんなに水流走らせて泳ぐのは絶対コイ。
スレだったのか、ラインが一瞬だけ絡まってしまっていたのかは定かではありませんが、その後根バケ。
そうこうしているうちに日も沈み18:30納竿となりました。
はい、今日もうちの嫁はこいつで釣ってました。今年の9割これだそう。何、これそんな釣れんの?スモラバのトレーラーじゃねぇの?
使用タックル
タックル1:スピナベ・チビビッグベイトヘビーバーサタイル
- ロッド:TULALA Baksyn Heavy Wire 70MH
- リール:SHIMANO カルカッタコンクエスト100HG
- ライン:シーガーフロロリミテッドBASS 12lb
スピナベとヘビキャロで使用。岩系の根掛かりが多いところって意外とライトキャロよりも大きなオモリのベヴィキャロの方が無事だったりしますね。しかも重いからボトムの感覚がしっかりと伝わってきます。
タックル2:ダウンショット・キャロ・ノーシンカー
- ロッド:JACKALL×SHIMANO 24POISONアドレナ 164L-BFS/2
- リール:Loongze AirLite DBC A100(右)
- ライン:ハードブル1号+リーダーフロロマイスター6lb
いつもの使い方。沈み蟲2.2のネイルリグはよく飛びます。スピンナッツはスキッピングしやすいです。
流れが弱いならシャローカバーゲーム
今日は対照実験みたいなことができました。
◆嫁:ダウンショットで足元やカバー、岸からすぐの小さなブレイクでのダウンショット
◆僕:沖からのブレイク+ハードボトム探しの釣り
大遠投しているわけではないので、結果的にやっていることの半分(ブレイクの場所)は同じようなもんなんですけど。今日は圧倒的にカバーでの釣りに軍配。
流れが関係あるのかなって思いました。嫁が今日スモール釣ったところって全部「ラージがいそうなところ」だったんですよ。岸際のシャロー、テトラの穴とか。そこをネチっとやり切るといいサイズが食ってくる。
一方で沖からコリコリしていた僕は、ギルっぽいバイトだけ。流れがあるとコリコリ箇所を効率的かつ、ナチュラルに発見できるのですが、これ見よがしに流れ弱まった川でやってしますと外しまくるわけですね。
5. まとめ

この日の釣果は以下の通りです:
- 3バイト(ギルでしょ!が2と、コイらしきヒット1)*同行の嫁が3尾GET
- 累計キャッチ回(1尾以上キャッチできた回):3
- 累計釣行回数:15回
- 累計キャッチバス数:3尾