一昨日の釣行から2日。もう完全に春モードに入りましたね。
今日も茨城のK川。2日ぶり(笑)。
気温が上り坂ってのは春ではよくある話です。しかし、一昨日から「たった2日間でこんなに変わるのか!?」ってくらい、魚影、反応、水質に変化がありました。
結論から言いましょう。同行した嫁がバス2・ギル1、僕が2バラシ、同行のSくんが1バラシ、と魚信は増加。なんなら嫁に釣果を越されました(笑)。
釣行の概要:ダウンジャケット不要!行楽日和の春到来
- 釣行回数:#9
- 日付:2025/3/22
- 場所:K川(茨城)
- 天候:晴れ
- 気温:23度(最低気温3度)
- 水温:14~度
- 風速・風向:南西 1~3m
- 時間:12:40~18:00
- 狙いの魚種:ラージマウスバス/スモールマウス
- 使用したタックル:後述
一昨日が最高(そして釣り中も)13度、本日23度、昨日も20度前後と暖かかったので上り坂の晴れ続きです。明日は26度だって。
午前中の運転中から、日没まで、ダウンジャケットは脱ぎっぱなしで大丈夫な1日でした。もう人間にとっても春ですね。そして水温も一昨日の12度から14度(到着時、その後上昇予測)。
待ちに待った釣りシーズンです。何がって、着膨れして寒さに耐えながら、鼻水すすって北風に耐える苦行の時間からの解放ですよ!
ポイントとアプローチ
ポイント1:いつものベント部分で1日粘ることに
- 状況:水位がまた減った、南風で暖かく北からの流れとぶつかっていい感じの反転、濁りはかなり回復傾向
- 使用ルアー:キャロ・サイコロラバーダウンショット
- 釣果:0(同行の嫁がバス2・ギル1)
毎回の話ですが、いつものベント+テトラからスタート。目的はいつも書いている通り、「変化を確認するため」です。
まず、水位は少し減ってました、3月までが減水期間ですからね。晴れ続きで減ったんでしょう。一方で水質は劇的に改善しました。いつものK川。程よくクリアアップ気味のステイン。やっぱり一昨日は悪い水が入っていたってことですね。

釣り人明らかに多い、ですが高滝ほどではない十分なスペースがあります。!
生命感は相変わらずコイがたまにバシャバシャしていたりしますが、テトラ際にフナが浮いてきたりで賑やかになってきています。
さて、釣り開始早々の13時過ぎ、明らかに暑い・・・おまけに真昼間。しかし、このポイントは夏日は13時くらいにラッシュが来る時もあるので、食わせに行く作戦。
水もクリアだし、ずっと試したかったサイコロラバーをダウンショットにして、流れに乗っけてシェイクしていきます。
サイコロラバーに飛びかかってきたバス
さて、13時釣行開始早々、一昨日は全く反応のなかったこんなカバーにサイコロを直撃

このカバー沿いを表層の少し下をシェイク(しないと流れに持って行かれてカバーに引っかかる)。目にみえるくらいの浅さでサイコロをフラフラとさせます。すると・・・
3~40cmくらいのスモールマウスがサイコロラバーめがけて横っ面を見せてジャンピングバイトして反転!ロッドに「グーーーン」と重さがかかり、アワセ!
一瞬だけのゴゴゴンという生命感とともにすっぽ抜け。フックが刺さらなかったのか!
一昨日に全く反応のなかった場所だったので、完全に油断してました。というか、繰り返しになりますが、たったの2日間でバスの居場所ってこんなに変わるのか?一昨日はもぬけの殻って書いてますからね、このブログに。
僕はしばらくこのカバー周辺の反転流で粘ることに。
一方、奥のテトラ帯を攻めに行った嫁。何やら粘ってます。14時頃にはLineでギルバイトがあったとのこと。テトラを執拗に攻め立ててます。程なくして、

今季初バスをスモールという縁起物でゲットしました。水深30cmくらいの足元のテトラ穴で仕留めたそう。やるじゃねぇか・・・。この時点で「去年の秋以来沈黙していたこのポイントが復活した可能性がある、次の回遊が来るまで粘ろう」と決意し、各自が持ち場(僕=反転流、嫁=テトラ、Sくん=ブロック護岸)についてキャストを続けます。
流れにシンカーをドリフトすると飛びかかってくるバス
15時。夏日みたいになってきたので、夏日に良かったキャロを試すことに。
最初は7gのキャロでやってみるも、流され過ぎてしまう上に、風でラインメンディングも難しい。一気に18gのヘビキャロに変えて、ボトムをしっかりとることを優先します。
しかも、ワームはサイコロラバー。ラバキャロ?サイキャロ?とにかくフワフワと浮遊するサイコロを水中の変化の中で使いたいことも兼ねてチャレンジしてみます。
流れの巻いているテトラ沖にキャロを投げ、ゴロゴロとシンカーが流されながらボトムを取る感じで放置します。
・・・ゴロゴロ。テトラの斜面を転がってる感触。シンカーが重いとこれがダイレクトに感じられていいですね。
あ、また今度はコリコリしたところがあるな。よし放置しよう。15秒くらい、そのポイントでワームを放置。
・・・・コリコリ。あれ?シンカーの摩擦振動がするけど、ここ流れが落ち着いてるからシンカー動くなんてことあるか?でも、感触はシンカーがテトラに擦れる感覚・・・・(頭の中で「サイコロラバーって浮いてるから魚が引っ張ってシンカーが動いた?とポジ変換)。
半信半疑でアワセを入れると、ロッドがしなります!しかし、全然引かない。枝かあ?リフトアップしてみます・・・すると・・・・
魚くっついてるやんけ!!!!スモールだぁぁぁ!
うおーーー!!っと絶叫した瞬間、魚も反転し、スポン!とワームだけ帰ってきました・・・
サイコロがフックアップしないなんてことある?一応ガード付きのマスバリだけど、、、、。
すぐ隣でSくんもスプリットショットリグの準備をしており、バラシたことを伝えて、しばらくテトラの上でうなだれました。

しかも、その10分後には、嫁がテトラの穴釣りで2尾目となる、ラージゲットしてます。

そして「なんとしてもデカのは俺たちがいただこう」とSくんと共に流心にキャロ/スプリットをぶち込む作戦を決行します。
でも、この作戦、シンカーがとにかくテトラに挟まれるので、根掛かり外しとの戦いの時間もキャストと同じくらい多いです。スプリットに慣れてないSくんも、根掛かりに苦しんでます。「違和感感じたら、引かずに跳ね上げたり、角度変えるとすぐ取れるよ〜」なんて、Sくんに声をかけていると。今後はSくんが絶叫。
「今、きてました(泣)」
根掛かりを外そうと1分くらいワームを放置して、ポンと勢いよく外れたら、その瞬間にゴゴゴンとヒットしたとのこと。偶発的リアクションバイト(笑)。
完全に今、魚が入ってきている!とまた、嫁から着信。

ギルまで釣りやがった・・・。そして、僕とSくんは焦りとなんとか1尾という焦りから、根掛かりを連発して、セッティングに時間がかかってしまい後が続かず。
18時半の日没直前まで粘りましたが、ノーフィッシュで納竿となりました。
ただ、サイコロラバー。中途半端にクリアアップされてアピールの度合いがわからない時はすごく食わせ力がちょうどいいルアーということがわかりました。あと、ノンソルトは浮遊するので、ドリフト放置にも良いかも。
使用タックル
タックル1:スピナベ・ヘビーバーサタイル
- ロッド:TULALA Baksyn Heavy Wire 70MH
- リール:SHIMANO カルカッタコンクエスト100HG
- ライン:シーガーフロロリミテッドBASS 12lb
今日はそんなに投げず。スピナベで簡単なチェックとスリーク躱マイキー(ちょっと軽すぎた)だけたまにさらっと。
タックル2:ダウンショット・キャロ・スモラバ・シャッド
- ロッド:Fishman Lower 73L
- リール:Loongze AirLite DBC A100(右)
- ライン:ハードブル1号+リーダーフロロマイスター5lb
3.5gサイコロラバーダウンショット〜18gキャロまで今日のバイトは全てこのタックル。しかし、40近いスモールを想定すると、僕の実力だと5lbラインは不安すぎるので帰りに太いライン買い直しました。
ヒットルアー:OSPサイコロラバー(ノンソルト)の3.5gダウンショット/5gキャロ
フワフワと表層を漂わせていると、下からスモールがバクン!ノンソルトで沈みが遅いので少し操作は難儀しましたが、結果的に浮いてるところ食ってきました。
キャロではテトラに引っ掛けて放置してたらきてました・・・。
何が春のトリガー?ショートバイトってこういうこと?
春のバス釣りって一体いつからが対象でしょうか?一昨日「肌寒い」なんて書いたこのブログ、同じポイントで魚が回ってくるまでになりました。たった2日ですよ?暖かい日なんて3月は上旬にもありましたから。3寒4温の不安定な気温はまだしばらく続く中での何がトリガーとなって魚たちの春になるのでしょうかね。
あとは、今日の飛びかかってきたバスのバイト。きっと僕のサイコロのセッティング(でも陸王見て同じ付け方したんだけどな)なんでしょうが、とにかくフックアップしない。出方は全然低活性とは思えないのに、フックアップしない・・・。もしちゃんとフックアップできていれば、3月に早々の2連勝を飾れたのに・・・。もどかしい!
5. まとめ

この日の釣果は以下の通りです:
- 2バイト(フックオフ)0フィッシュ
- 累計:1
- 累計釣行回数:9回
- 累計キャッチ数:1匹
とはいえ、嫁が釣ったし、同行のSくんも初バイトということで、完全に春モードに突入、タックル構成も再構築しないとですね!