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【ベイトPE/バス釣り】飛距離目的のオカッパリタックルでベイトPEをおすすめしない理由

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バス釣りにおいても徐々に勢力を伸ばしつつあるPEライン。海釣りでは定番となっているPEラインですが、バス釣りでは、2000年代なんて一部のコアの人が使っていると噂されていたくらいでした。今ではベイトPEと言われる、ベイトにPEを巻いていくアングラーも少なくはありませんね。

僕はというと、2020年代までPEは未体験。「フロロでえ〜やろ」とずっとフロロ、たまに気が向いたらナイロン使うくらい。今でも、渓流やベイトフィネスで、下巻き程度に巻いているくらいです。

理由は、「リーダーの結束がめんどくさい/不安」に尽きます。結束部がキャスト中にガイドやワインダーで悪さしてバックラッシュしたり、昨年の春には、初の魚信時に切れるという事件があり、ノットの強度や快適化に自信がなく避けてきました。

しかし、IMZを手にして完全な「遠投中毒者」に成り下がった本年。改めてPEの威力を知りたい、もっと飛ばせるのではないか、というスケベ心で、丸1日やってきました、オカッパリdeベイトPE。その体験と感じたことを記事にしてみようと思います。

目次

結論:オカッパリバス釣りだとPEよりフロロでいい

はい、結論。僕の釣りにおいては、ベイトPEは全然必要ないと今では思っています。来週には、PEは一旦巻き取って、フルでフロロに巻き替えてしまおうと思ってます。

そして読者の皆さんにお役に立つ言い方をすると。。。

飛距離が伸びる!!という目的だけで、安易にベイトをPEにすると、思っているよりトラブル多くなるので注意しましょう。

フルキャストで遠投するスタイルの場合には、絶対に一度はトラブります。

逆に、そこそこの飛距離を平均して力まず投げるスタイルの人、超ありです。

・・・カバーの乏しいリザーバーや川幅あるリバーで遠投中心僕の釣りには今はいらないな、と思った次第です。

僕の釣り、というのが大事で。投げ方なんです(この記事で何度も出てきます)=つまり僕あんまりキャスト上手くないってことなんですけど、これは後述します。

まず、タックル。今回僕が試したタックルというのが、IMZ+ハートランドの802MHR。具体的な目的は、

・18g以上のキャロ/10g~のフリーリグの遠投(フルキャスト*これ大事)

次にフィールド。

・カバーが少なく、基本はオープンウォーターの遠投
・減水もあるが、基本は5m以浅のシャローで沈みものを探す釣り

で最後が一番重要。投げ方。

・飛距離を出すときに力を込めて振り切るスーパーフルキャスト。IMZだろうがバックラッシュを起こすパワーを込める。これ好きな人はPEはおすすめしません(笑)。

PEがマッチしていそうな遠投タックルですが、僕はそれでもフロロの方がトラブルなく飛距離を出せて釣れるだろうなと思いました。飛距離においても、構造上はPEが飛ぶんでしょうけど、僕のキャストだと、おそらくフロロの方が出るのではないかと。

こんな人ならおすすめ

逆に、こんな人ならおすすめだろうというのも書いておきます。

平均的に力を入れずにそこそこ飛ばし続けたい人

・常に軽い力でもリールポテンシャルの(フロロ時の)80~90%の飛距離を安定して出したい
・感度を追求したい

こんな人はベストマッチングです。正直爽快感抜群です。スイーーンって軽い力で伸びていきますよ。別のリールみたいに。

ただ、僕の目的にはマッチしなかった・・・その目的や使用感を書いていきます。


飛距離・感度でベイトPEを試してみた

ベイトPEとした目的は、主に飛距離アップ(による釣果UP)です。この目的だと上述の結論なんです。

・キャロの飛距離を伸ばす

・遠距離の感度を上げる

です。僕が現在攻めているフィールドは、減水に悩まされています。いつもはブレイクだったところが剥き出しになってしまっていて、一段下だったところがシャローフラットみたいになってます。もう1段奥まで投げ込んでみたい、そんな目的であります。

遠くまで飛ばしたワームの操作やアタリをダイレクトに感じたい、伸びがないPEでの感度UPとフッキングUPを狙ったセッティングで臨んでみました。

どんなセッティングで試したか

PE1.5号180m(IMZ100は200m巻けますが少し少なめ)+フロロ16lb(のあと高切れして12lb)で試してみました。

リーダーは5ヒロほど。結束は堀田式FGノットです。

ラインはデュラセンサー1.5号。ダイワ(DAIWA) PEライン UVF PEデュラセンサーX8+Si2 1.5号 200m マルチカラーってやつです。ツルツルだしバックラッシュもほどきやすくて、すごくよかったです。2号にしなかった理由は、強すぎて根掛かりの時に引っ張るの大変そうだからです。

飛距離は伸びなかった(投げ方と精神力)

現在キャロにおいて、最高で70m強ほどの飛距離を100mまで伸ばせないか(笑)。試してみましたが、結果を出してみましょう。IMZのデータからライン放出量で計測してみました。

200投程度のベスト5をIMZで計測しました。主に横風。18gのキャロ。

・フロロ12lb時の飛距離:55~60m前後


・PE1.5号+12lb5ヒロ時の飛距離:45~50m前後

です。

PE装着時は、ロングキャストモードでやってみたんですけど、トップ5にはならず。ちなみに別でインプレしますが、IMZ100のPEモードは相当優秀です、2以上だと、もうオート調整リールです(代わりに飛距離は・・・)。

つまり、現時点では、別のベイトPEにしたところで飛距離が伸びるわけではない、と思ったんです・・・が。これですね、重要なことを言わないと、PEディス野郎に成り下がるので、補足します。

「投げ方」が全然違う!

上記の僕の飛距離ですが、「フロロの時にやるフルキャスト」をPEでやって、1回高切れして、その後、ヒヨリまくっている時の飛距離です。

PEはPEの投げ方をしないとすぐにバックラッシュします。

具体的には、

力んでロッドの初速やしなりの初速を上げては絶対にならない、のです。

これをすると、一発でバックラッシュ。ガツン!というサウンドと共に、バックラッシュして、飛びかけたルアーが戻ってきます。結束が甘いと、ルアーだけが吹っ飛んでいってしまいます。僕は1回これをやって、FGノットを死ぬほど確認して投げるようにしました(一応その後は高切れはなしだけど、ノット不安で結構精神的にヒヨりました)

じっくりと重さをロッドに乗せて、その重みでラインを持って行かせるような、力まないキャスト、が必須となります。

逆に、力まない投げ方でやっている限りは、かけている力が少ない状態にしてはよく飛びますし、軽くなったスプールがスルスルと出て行って、伸びやかなキャストフィールになり、気持ちがいいです。これが本来のPEキャストなのでしょう・・・。

感度や操作性はエゲつなく上がる

では、感度はどうか。沖のアタリをもっと明確に感じてアワセたいというのが目的です。60mくらいの沖でキャロでかけたとします。今の僕のタックルだと、明確なバイトはのぞいて、モワーンと重くなるようなむこう合わせがほとんどでした。別にこれはこれでバラしが多いわけではなく、釣れてはいるんですけど、もう少し前触れからわからないかな、というスケベ心です。

これは効果テキメン。40m以上先のハードボトムの解像度が一段上がります。ハードボトムにぶら下げといて、ギルが食ってきた(目の前でフックオフ)ことがあったのですが、わかりますね。

ただ、これ、PEが張っている前提なんですが。試しにギルバイトの時に緩めてみたら、「無」になりました。ラインがスルスルっと出ていくだけ。ボトムサーチにはいいですが、釣り方は選びそうです。後に書きますが、ラインが水に浮くので一概に扱いやすいかというとそういうわけでもない・・・。

一般的に言われるし実際メリットに感じたこと

ここまでネガ方向で書いてきましたが、とはいえ、一般的に言われるメリットは享受できました。

・軽い力で飛んでいく(平均的にしっかり飛んでいく)
・遠方の感度がすこぶる良い
・いつもより軽いルアーが気持ちよく飛ぶ

スプールが軽くなる分、とにかく軽く飛ぶ、軽いものを幾分か快適に飛ばせる。これは本当にその通りでした。その延長線で、軽い力で結構な飛距離を飛ばすことができ、人間的に省エネです!

前項の通り、感度は良い。伸縮がないので、感度が良くなる。いつもの1.5倍くらい石ころ的なものや枝に当たった時の解像度が高いです。

それでもPEを続けるのが難しいと思ったデメリット

でも・・・それでも、やっぱりフロロに戻そうと思ったデメリットがありましたので、書いていきます。

前提:投げ方の矯正が必要

繰り返しです・・・僕の投げ方が結構起因しています。常に新記録距離を目指すべく、思い切りロッドを曲げて、思い切り振り抜く・・・・これはPEでのハイリスクな御法度の投げ方・・・気持ちの良いPEのスプール回転を見ていると、つい、「もっと振り切ったらもっとすっ飛ぶんちゃうか!」「遥かかなたのハードボトム、あるんちゃうか!」とどんどん力んできてしまう。

なので、おそらくPEに慣れているお方が同じタックルでやったら、もっとトラブルもなく飛んでいる・・・という世界線が存在することは記しておきます。

結束に起因する懸念が多すぎる

では本題です。僕がPEで気を病んだポイントは以下です。
・高切れ
・根掛かり外すのが大変
・バックラッシュが複雑
・結束部の
引っ掛かり(なのかどうかの判別)

高切れの恐怖

特に問題は、バックラッシュ時の高切れ問題です。FGノット+力まないキャストのコツを掴んだあとは、バックラでも根掛かりでも結束部でのブレイクは無くなりましたけど、それでも、最初にフルキャストして高切れ起こして、キャロのセット一式を湖に奉納してしまった時の罪悪感は今でも結構残ってます。環境にも、だって、フロロならバックラッシュしても、あんな切れ方はしませんから。

そこからまたリーダー付け直して、結束確認して、またセットして、はテンポも悪い・・・。

根掛かり時の恐怖

根掛かりをしましたが、1.5号のPE、普通に20lb以上の強さがありますね。グローブはめて引っ張っても結構手に食い込みます。素手なら切れて裂傷負ってるんじゃねぇか、と。ロッドに力かけてみたらえげつない曲がり方して、扱い間違ったらガイドないしティップ破壊するんじゃねぇか、と。

結束がちゃんとできてからはちゃんと結び目でキレてくれたり、フックを曲げて回収できましたが、1回だけ、結束で切れてしまいました。これも結構な量のラインを湖に置いてきてしまいます。

多分、フロロなら、結び目だけだったんだろうな、と。

そこからまたリーダー付け直して、結束確認して〜〜(無限ループ)。

バックラッシュの質が違う

はい、そして、バックラッシュ。想定よりもスプールが回る、とか、結束部分が引っかかって抵抗が増えると、即バックラッシュして、ガツン!と放出が止まります。

その度に結構なレベルのバックラッシュが起こります。結構なレベルというのは、(ベイト使ったことがある人ならわかると思いますが)、メインラインの上に別のラインが重なってロックされてるようなやつです(反対に、ただラインが浮いているだけなら軽度のやつ)。

一見複雑でもちゃんと引っ張り出せば意外とすぐ治るんですけど。それにしても、張りがないから、掴みづらい。張りがないから、関係ないところにラインが引っかかったりで結構めんどくさいです。バックラッシュ直すのは結構得意というか好きなので(?)、直った時の達成感はありますが、バックラ直すのではなく釣りをしに水辺に来ているのでね(笑)。

結束部は意外と抜けてくれるけど

結束部がちゃんとガイドを抜けてくれるだろうか、悪さして高切れにならないだろうか・・・意外と僕の拙い経験でも、スプール抜け、ガイド抜けでのトラブルはバックラッシュしない限りはなかったです。しかし、「もしかしたらこのバックラッシュは結束がガイドに干渉したからか?」とか、ハッキリ言い切れない/わからないことで、恐る恐るキャストしていました。精神衛生に影響があります。

風と波にラインが流される

流れや風がある時、水に浮くPEラインは流されます。これは良し悪しですけど、普段フロロを沈めている僕は、(リーダー部分は沈んでくれていると確信していても)ルアーの軌道が変わるのではないかと思いました。

投げている最中にすでに風向き方向に過剰に寄せられますね・・・。

総じて思い切りキャストできない

総じて、PEにアジャストされた遠投フォームを習得しない限り、結構なレベルで気を遣うのが現段階のベイトPEへの体感です。繰り返し、結束周りへの恐怖が取れずにずっと遠慮気味なキャストをし続けることになってました。

結束もFGをしっかりやっていれば、バックラッシュでも根掛かりでもそうそう切れることもないし、ガイドもしっかりと抜けてくれていましたけど・・・でも、やっぱり・・・怖さを持ってやり続けること自体がどうなの?という感想です。

ベイトPEを試して得た学び

(5回目ですが)投げ方が全然違う

総じてこれです。ベイトPEは平均して少ない力で飛ばせる、ライン(スプール)が軽い分、軽いルアーの飛距離も上がります。

ただ、基本は力んだら即バックラッシュです。その代償として高切れや煩雑なバックラッシュ。その代わり、力を入れずにブンワーンと重さを乗っけて投げるとスルスルとルアーが飛んでいく。

平均して飛ばしたいならアリ・常に最長距離を狙うならナシ、が今の所の僕の結論です。

かの村上さんも「フロロでバックラッシュしている人はPEでもバックラッシュする」みたいな話をしていましたが、その通りで、普段から繊細にサミングしていて、リールの回転をイメージして、コントロールできるキャスト技術がないと、 ベイトPEはトラブルと向き合い続けることになると思いました。

でね、でね、じゃ〜覚える努力をしなさいよ、と思ったでしょ?それからあ〜だこ〜だ言いなさいよって思ったでしょ?

いや、普段何本か使っているタックル。そのうちたった一本のタックルだけ違う投げ方をいちいち習得するかって問いにぶち当たるわけですよ。

僕は・・・めんどくさいんで、ナシにしました。

ベイトリールはラインの重さと飛距離の相対性が少ない?

そんで、思ったんですが、よく言われる、スプールが軽い=よく飛ぶ。物理上は絶対的に正しいのでしょう。殊スピニングリールではもっと明確に差が出るかもしません。しかし、一説だと、ベイトは構造上そんなにラインの重量の飛距離影響を受けないという話もあります。その真偽はわかりませんが、その相関性をぶち壊すのが投げ方と恐怖心。

ベイトリールで遠投するという観点においてでいうと、前項の正しい投げ方がちゃんとできるまで高められていない状態では、PEで軽くなったスプールが必ずしも一番飛ぶ、ということにはなりません。

恐怖心という最強のブレーキがかかってしまうからです(爆)

遠心・磁力・そして恐怖心という3種類のブレーキのうち恐怖心が一番の性能を誇りますからね。

この要素が一番スプール重量と飛距離の相関性を破壊しているということです。

ベイトPEを有効活用する活路

ただ、メリットもあったので、こんな時に使いたいな、という場面を想像しておきます。

ディープ/遠距離でしっかり操作したい・アタリを取りに行く釣りで使う

ぶっ飛ばすほどの遠投はせずとも、そこそこの距離で、ディープの釣りや操作性の釣りをするとき。伸縮の少ないPEで、キビキビとワームを動かし、アタリをしっかりととる釣りには、きっとPEは向いています。僕は真っ先に先日のシーバスで20mフォールさせた釣りを思い出しました。もうルアーがどこで何しているかあまりわからない(笑)。そういう時はPEなんじゃないかなって。

でも、先日のリザーバー、減水していて、釣れる水深、数mなんですよ、なので全然、PEじゃなくてよかったって思いました。

あとは、近距離のフィネスでカバーに引き込まれたくない時に直線強度を活用して引っ張り出していくような釣りでもよく使われますが・・・。

下巻としてスプール軽量化の材料にしてしまう

Youtubeでも有効とされている、ロングリーダーってやつの極端バージョン。ちなみにロングリーダーってのは、PEの上に2~30mくらいの長いリーダーをつけてしまおうという代物。高回転の時にはフロロが出ていくので、PEのトラブルも少なく、フロロがボトム付近の擦れを担ってくれるので、良い、という結構ポピュラーなセッティングです。

僕は、これは根掛かりの時に万一結束で切れたら嫌なのでナシ。代わりにもう下巻にしちまおうというやつ。

今一番考えているのが、これです。上述のフロロの時の飛距離が70m弱。スプールに負けるラインの量100m強。スプールの30m分くらいを太めのPEで巻いてしまう。実際にキャストされる70mをフロロにしておく。

PEを太めにしているのは、細いPE使うと糸噛みとか、逆に巻きすぎて重くなるんちゃうか?という仮説なので色々試してみます。

こうすれば、スプールは軽いままで、フロロの投げ方をしても実際にスプールから放出されるのはフロロ部分だけになり、PEのバックラッシュは発生しない構造になります。そして、万一、フロロが全て放出されて、PEに切り替わっても、その時には、もうスプールの回転は終速で落ちているので、大きな力がかからずに高切れになりにくいのではないか・・・・と思ってます。

PE=無敵のラインじゃない

というわけで、僕のベイトPE体験記を書いてきましたが、僕の大きな勘違いとして、PE=軽くてよく飛ぶ、強度もある最強のライン、という謎の信奉論がありました。でも、PEはPEで、良し悪しあるわけですね。

僕のオカッパリでシャローの釣りだと、まだフロロでやり切れるな、と。というより、用途をちゃんと考えて使わないといけないなという学びがありました。

なので、これからベイトPE活用をご検討の皆さんもスタイルや用途を考えて、PEを活用してもらえたらと思っています。

捨てるな!PEライン

記事とは別に注意喚起:

PEライン、流行るようになってから釣り場で手元ぎりされているようなかたまりを見つけることが多いです。減水した僕のホームダムでも、とんでもない量のPEが落ちている時があります(おそらく、手元切りしたものが湖底に残っていたんでしょう)。

しっかりと結び目で切る自信がない人はPEは使わないようにしてください。僕も非力で、先日根掛かりを外そうとした時に、ひどい力をかけないとつけないといけなくなり、手元ぎりする人いるだろうな、と想像がつきました。

手持ちのペットボトルとか、太い枝でもいいので、巻きつけて、引っ張って、必ず水の中に残るラインを最小限にする努力を前提にできる覚悟を持って、PEは使いましょう!

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