「川にぃ、ヤマダヌギを〜ぶん投げてぇ放置しときや〜釣ぅれますよ〜(東北訛り)」
昨年桧原湖で出会った阿武隈アングラーとの会話。桧原湖アングラーは優しい東北訛りでなんでも教えてくれます、毎年現地のアングラーと友達になれます。そんな中での一言です。
「ヤマタヌキってやっぱりスモール釣れるんだ」
と印象的な会話でした。結構Xでもスモールが釣れてるシーンが多いんですよね、このワーム。
ゲーリーといえば、カットテール、グラブ、センコー、レッグワームという四天王みたいな釣れ釣れワームがありまして、これらがタックルボックスに入っていれば、究極なんてとかなるなんて話をこれまでの記事でもしてきましたが・・・。
そこに割って入って、少し前から愛用してみているのが、このヤマタヌキ。

確かによく釣れる。しかし、購入した昨年は使い方よくわからなくて全然釣れなかったんですよ。なので、今回は、僕が人柱となって、釣れるまでに勉強したヤマタヌキについて解説していこうと思います。
「買ったけど使い方が分からず釣れない日が続いている」
「どんな状況で使えばいいか分からない」
こんな初心者の方をイメージして書いてますので、ぜひ参考にしてみてください。
ヤマタヌキ2.5inchのスペック:2020年代話題の新作
今回はヤマタヌキの初期モデルサイズ且つ誰にでも使いやすい2.5インチについて解説します。
オカッパリフレンドリー+多くのリグ対応=ユーザーの声から生まれたワーム
ヤマタヌキは、2021年、ゲーリー待望の新作でした。バス釣り黎明期から定番として名を馳せるかつてのワームとの違いがあります:ゲーリーの河辺総帥がユーザーの声から作った新世代のゲーリーワームです。SNSとかで情報集めて作ったんだって。2020年代ぽいですよね。
《ストーリー》
ゲーリーインターナショナル(株)公式https://www.gary-yamamoto.com/newproducts/yamatanuki
河辺がSNSのフォロワーさん達との交流の中で、どんなワームが欲しいのか問いかけてみたところ、「オカッパリで使いやすいもの」、「川、池、湖など場所やシチュエーションを選ばず釣れるもの」、「いろんなリグでオールマイティに使えるもの」などのご要望を数多くいただきました。
簡単にいうと、オカッパリでどんなリグでも使いやすいワームをリリースしたってことですね。
ゲーリーの素材の強みと河辺総帥のユーザーフレンドリーな運営方針が生み出した期待のワームです。
自重5.3gでも程よいアピール+よく飛ぶモデル
ボリュームのあるボディは、十分な自重を持たせることでオカッパリでの使いやすさを実現し、ベイトタックルでの使用も可能にしました。
ゲーリーインターナショナル(株)公式https://www.gary-yamamoto.com/newproducts/yamatanuki
今までに無い特徴的なYAMATANUKIテールをプルプルさせることで静と動を意識的に演出でき、 小ぶりながらもしっかりと存在感をアピールします。
また、トゥイッチでのダートアクションも秀逸です。
丸みを帯びた転がりやすい形状は、流れの中での使用ではころころと転がりながら自発的テール波動でナチュラルにアピールします。
ほぼ全てのリグ、季節、場所、シチュエーションを問わずにオールマイティに使用できるワームです。
ボディ全体に入ったスリットは浅いバイトも確実にフッキングに持ち込みます。
全長 : 2.5インチ
自重 : 5.3g
※4インチグラブ:3.5g
価格:1パック/10本入り/1,150円(税込1,265円)
ポイントは重量。何もつけなくても5gあります。このサイズのワームでは重量級です。ベイトで使えるよ、と書いてある通り、比重がありますので、タックルを選ばず使えます。セッティングがハマると、恐ろしくぶっ飛んでいきます。形状としても抵抗あるパーツがほぼなく、尻尾までギュッとゲーリー素材が詰まっている形状。つまり、飛距離が出そうな形になっているんですね。
フックは1/0フック~
ヤマタヌキ、見るからにフッキングが悪そうです。そこで、最初からちゃんとボディの真ん中にスリットが入ってまして、正直かなり効果あります。これなかったらフッキングしないくらい、ボディがふっくらしっかりしているわけですね。なので
フック選び、大事です。
推奨1/0フックなので、1/0以上のサイズでしっかりとフッキングできるようにしましょう。小さなフックでバイトを逃したことがあります。ワームだけフックの形にずれて戻ってきます。
僕はライトニングストライクの1/0。根掛かり少ないなら2/0(テールは脆くなりますが)でフッキング重視にしてます。
スモールマウスバスに相性がいい
ちなみに僕はというと・・・最初はタヌキ型可愛いから
「なんじゃこれ?またまたこんなのだしてぇキャラ売りかよ」
と全く手を出さなかったです。しかし、界隈では
「川スモールに相性が良いらしい」と。試しに使ってみると
50クラスが次々と(!?)襲いかかってきました。偶然にも直前に使っていたカバスキャだとラージが釣れて、タヌキにすると、スモールが釣れました(これは多分偶然ですが)。派手すぎず地味すぎない感じがスモールに効くんでしょうね。
まず、川でも50。

リザーバーでも47。

それ以来、「またまたこんなのだしてぇ」とか言ってる人には平手打ちを欠かさず、神ワームとして崇めています。
ヤマタヌキの使い方
様々なリグに対応できるのがヤマタヌキの開発コンセプトですが
結局何すれば釣れるんや・・・・
になると思います。ので、今回は絞ってご紹介します!
ノーシンカー+放置
まず、MやLロッドで食わせに行くなら、ノーシンカーがおすすめです。
ソフトにテールが揺らぎながら、フォールしていきます。フォール姿勢としても頭と尻尾それぞれに重心が分かれているので、水平ぽくフラフラと頭とテール側に交互に揺らぐように落ちていきます(頭からズボ!っと落ちる感じではない)。
シチュエーションとしては、
・活性がそんなに高くないorわからないからまずはソフトに探りたい時
・カバーを静かに探りたい時
だと効くかな、と。水の動きが強すぎないところや、カバーで食わせに行くシチュエーションで使うと有効です。僕はこんな岸際でオーバーハングと岩盤にフォールさせて、放置して釣れました。

基本はフォール中はラインをダルダルにして放置。その後、ズル引きや軽いトゥイッチでボトムを釣るイメージ。派手に動かさなくても、スーっとラインが走っていくことが多いので、まず釣りたいのであれば、フォール+放置が有効です。
フリーリグ+ドリフト/ズル引き
流れが強いとか、沈みものや水中カバーがあって、餌場になっていそう・・・そんなところでワームの場所やボトムをしっかり把握してやりたい時には、フリーリグです。
7g/11gでMHタックルで使うと、さらに飛距離が伸びますし、ボトムもしっかりと取れます。
僕が使うシチュエーションは2つ。
テトラなどの高さがあるカバーの隙間に落とす時。ズル引きします。

テトラの隙間を縫うように落としていると・・・

次に、流れの強いスポットでドリフトする時。コロコロとシンカーを転がしてここぞのポイントに流し込みます。シンカーは流れの強さに応じて、7g~調整していきます。

ヘビキャロ+ズル引き(シンカーの重さは重くする)
確実にボトムに送り込みつつ、フワフワと漂わせておきたい場合に使います。ただ、シンカーなくてもよく飛ぶのがヤマタヌキなので、キャロよりはフリーリグの方が使い勝手がいいですね。しかも、5gあるヤマタヌキをキャロで使うと、重量が分散されてしまうので、飛距離は落ちることもあります。
ノーシンカーでは届かない遠くのサンドバーに届かせたい!みたいな時にすごく重いシンカーくっつけてやったことはありました。バイトは結構あるものの、なかなか乗らなかったですね・・・。
ヤマタヌキを投げるタックル
様々なリグに対応しているので、一概にこのタックル!というのがないのもヤマタヌキのいいところです。
なので、バーサタイルロッドでもライトタックルでも、しっかりとボトムが取れれば問題ないです。当たりはかすかに出ること多いのと基本はカバーの釣りなので、フロロラインでやっています。
僕が実際に釣れたタックルですと、
◆ノーシンカー:ベイトフィネスのLタックル+6lbフロロ *スピニングのMLとかでも使えると思います
・ポイズンアドレナのワーミングロッドJACKALL×SHIMANO 24POISONアドレナ 164L-BFS/2
◆フリーリグ:MHタックル+12lbフロロ
テトラやゴロタで流れを攻めるので、ハートランドの802MHRB=8ftの長尺のロッドでやってます。
飲まれます!!対策を!

スモールがただでさえ飲み込み型の食い方をする上に、流れだったり、カバーで食わせるワーム。比重もあるので、アタリがすごくわかりにくいです。なので、飲み込まれた時のために
バーブレスにしておく
オエオエ棒なり、フォーセップを用意しておく
はマストです。デカイ個体ほど、飲みます。この数週間でも、喉奥が2尾、オエオエ必須が1尾でした・・・。
川スモールのオカッパリで汎用性あるワームとして常備できるワーム!
一説には川バス向けのドリフト対策で製作されたという逸話もあるヤマタヌキ。
まずは2.5インチで食わせてみる、がおすすめです。派手すぎず地味すぎない、でもゲーリー素材でしっかりとバスを惹きつける新世代のゲーリーワーム。
ぜひ試してみてください!
