整体で腰痛がかなり良化してきました。整体の先生が言っていたんですが、人間は基本的に一番痛い1箇所の痛みを優先的に感じるようになっているらしくて、もしその痛みが消えると、次に痛い場所に痛みを感じるそうな。僕の腰ですが、元々は右臀部が痛みだったんですが、背中の真ん中が痛くなってきていて、おそらくこれまで隠れていた暫定2位の痛みが繰り上がったらしい。早く良くしたいもんです。
ところで、ブログで投稿している釣行記録ですが、GAME#46が欠番しています。先週祝日の23日に整体行って、仕事して、夕方都内水路にちょい釣りしたもののギルバイトだけで書くこともなかったので割愛します。一応ボウズ記録もカウントしておくためにGAMES数にはいれておいてますので悪しからず・・・。
今回も房総リザーバーです・・・が、今回は趣旨を変えての釣行です。
これまで、このブログにごくごく稀に出てくるTOMくん、最近頻出のササタケくん(とその彼女)、レギュラーと化した嫁という多くの初心者がこのブログを参考に僕に放置されながらも自ら学びバスを釣れるようになってきました。
そんな釣りチームに、ブランク勢が参加したのです。今回はその彼にも釣ってもらおう企画です。

誰かに釣ってもらう経験
今回は「自分も釣るけど、自分じゃない人に釣ってもらう」というコンセプトです。このブログの同行者は大抵、うちの嫁か、ササタケくんカップルがよく出てくるわけですが、彼らはもう勝手に場所を決めて、好きにリグを操り、釣ってきます。つまり、僕が教えるよりも自分等で釣れるわけです。
今回は別でもう一人が参加なのです。
詳細にいうと、大学〜若手社会人時代に一緒に釣りに行きまくっていた友人。若い頃は、霞に通い詰めたものの、仕事の多忙化を機に、
引退状態になり、バス釣りするの5年ぶり。
たまに酒を飲んだり、Lineをしたりするたびに、「釣り行こうや〜」と誘ってきたんですが、全く行く気のない「うん」が返ってくるので今回は外堀を固めまくり強制送還させたという経緯です。
そうです、今回の僕のミッションは、この人に1尾以上釣ってもらうこと、なのです。
ちなみにハイシーズンは毎日霞に通いつめ、最新ルアーは一通りキャッチアップしていた彼の今回の第一声は以下です。
「バス、触りたくないかも。雨だったら、やらない」
多分この数年の間に頭に強い衝撃を受けたか何かで、記憶喪失か何かになってしまったんでしょう、かつて大雨の霞で何時間も釣った彼の記憶は消去されたようです。
「とりあえずフィッシュグリップも用意するし、足場はいいところにするからこい」と。
こう書くと僕が旧友を釣りに連れ出し、釣らせてあげようという聖人のような人間の美談と読者の皆さんは思っていると思います。
「僕も坊主だけは絶対嫌だ」と最近はお留守番のベイトフィネスタックルを持参し、「坊主逃れたらガス代全部お前持ちな」という裏メッセージを入れたことはシークレットです。
誰かに釣ってもらうための学び
誰かに釣ってもらうためには、
①釣れるところ(フィールド・スポット)
②攻め方(季節の傾向やルアー操作)
③道具
当たり前ですけど、この3つが必要です。
①房総リザーバー、釣れるんです。一定のレギュレーションと、多分バスにとっての天敵が少ないからでしょうけど。そして回遊が回ってきやすい水中岬やチャネルもあります。
②とはいえ、何でもかんでも釣れるわけではなくて、やっぱり攻め方で差が出るのはこの1年とってきた釣果から明らかです。特定の釣れ方に偏重します。ある種教科書的ですが、季節でレンジ、水位、あとはベイトも変わりますし、伴って有効なルアーが変わります。③そんでもって、その攻め方ができる道具:ロッド・リール・ルアーがないと、下手するとボウズになることすらあります。一定まで遠投が効く(とはいえ、琵琶湖みたいな感じではない、普通のフルキャストが快適にできるくらいの)、根負けしないパワーがある、程度のものですけど。シャローの魚が減る日は、これで倍くらいの差がつくことがあります。その場所にあったor対応できるタックルが揃っていることが大事になっています。
前週も房総リザーバー行ったのはこの①と②のためです。結果的に行っておいて良かった(汗)。
完全に遠投ゲーに変わり出していましたので・・・。結局①〜③を経験からどれだけ引き出せるかにかかってます。僕もこのリザーバーでの最初の釣りは2バイト・ノーフィッシュ。今思い起こせば、リザーバーの釣りではなく、カバーの釣りして、今では回遊撃ちの確信ポイントとか余裕で「何もないからここでやっても意味がない」とか言ってスルーしてましたからね、減水時期にボトムを見て回ったり、春夏と通いつめてわかってきた、そんな感じです。
③は徒労でした。その友人、道具はこだわるタイプかつキッチリ綺麗にとっておく人間なので、朝集合すると、彼の右手には
ワールドシャウラ1652とアンタレスDCMDが握られていました。
ただ、小さな小さなタックルバッグには、i字系・クランク・スピナベと強気なハードルアー。うん、申し分ない、ただ、ワームは?ときくと、
何でそれなん?っていうよくわからないエビのワームだけが入ってました(爆)家にそれしかなかった模様。
釣行の概要:水温も落ちて初秋モード突入
- 釣行回数:#47
- 日付:2025/9/27
- 場所:房総リザーバー
- 天候:大雨から徐々に晴れ
- 気温:20度〜最高27度前後
- 水温:21度(表層/夕方)
- 風速・風向:0~1m・北
- 水位など:減水
- 時間:5:30〜18:00
- 狙いの魚種:ラージマウス
- 使用したタックル:
- ヘヴィバーサタイル:スピナーベイト・フリーリグ・ラバージグ
- ロッド:TULALA Baksyn Heavy Wire 70MH
- リール:SHIMANO カルカッタコンクエスト100HG
- ライン:オルトロスフロロ 12lb
- ライト:ダウンショット・ネコリグ・ライトキャロ・ジグヘッド
- ロッド:JACKALL×SHIMANO 24POISONアドレナ 164L-BFS/2
- リール:Loongze AirLite DBC A100(右)
- ライン:ハードブル1号+リーダーフロロマイスター6lb
- ヘヴィバーサタイル:スピナーベイト・フリーリグ・ラバージグ
予報は前日まで、曇り時々雨だったんですが、出発の4時台から、都内〜千葉はゲリラに近い大雨。釣り出来なさそうなレベルの降り方に至った瞬間も。急いでコンビニでカッパを買っているうちにパラパラとした雨に落ち着きスタート。8時までは降ったり止んだり、お昼には雲も減って晴れ、気温も上がるような天気でした。
水温は徐々に落ちてきていて、25度を切ってきました(雨もあったのでしょうけど)。ターンなのか、くるたびに水の緑色が強くなってきています。同時に初夏にはあれだけ盛んだった朝のボイルも沖でたま〜に起こっているくらいに落ち着いてます。ただ、岸際のギルは増えてるな〜。よくわからない季節感ですね。
雨は降ったものの、水位は先週より少し減っています。水中岬がちょっと陸上に出てきてしまいましたから。まぁ、ここの減水は極端じゃなければ魚の密度が上がるので悪くはないはずです。
続キャロ作戦
予報は晴れ時々曇りでしたから、きっと晴れてしまう・・・。雨パワーがあるうちに釣りたい!というわけで、早速スタート。雨のおかげでいつもならハイプレッシャーなこのフィールドも、人が少ないです。回遊が間違いなくくるスポットを押さえることができました。
有望な岬は嫁が押さえて、僕は友人を連れて、朝夕に有望な水没岬へ。ちょっとガイド気取りで
「この水中の岬は朝ならハードルアーだ」とほざき散らしながら、ベイトフィネスで自分はワームをセットします(爆釣)。友人がベントミノー(ちなみにこの岬は高活性の時には本当にベントで派手なバイトが見られます)で攻めるも不発。
6:00を回ると、回遊が入ったのか、岬の根本(奥は友人に残しておく)でちょろちょろ投げていた僕のライトキャロにヒット!他人にリスクを負わせて自分は釣るというとんでもない曲芸を見せつけます。

7:00までに3,4本続きます。

その間に同行の嫁、ササタケ君・彼女も別の岬でファーストキャッチ。これで岬周りのワーミングに確信がもてたので、友人タックルにもキャロをセッティングし、岬の奥、両サイドを攻めてもらいます。この間、僕はなるべくもうキャストせずに(*押さえきれずに10投は余裕でしていた)。
先週の傾向だった
普段は届かない距離の・コリコリしている・傾斜に投げればいつかは釣れる
をさせてみると、とりあえず一本でた!

朝の回遊が終わったので、8月〜、日が上るとバスが立ち寄りがちな別の岬に移動。とにかくあの浅くなってる島に投げろ〜とキャロを投げてもらうと、追加。

遠投モードに入ったので、僕もヘビキャロに付け替えて良型が入ります。

先週、ヘビーシンカーがなかった嫁も、一人でキャスティングに行って仕入れてきたベビーウエイトのフリーリグで良い型をあげます。

その後も各自で散って釣りをしていると、友人が「ん?」と声を上げます。嫁と雑談していた中で振り向くと、ロッドの先がビクビクいうてます。「それきてるよ!」。ワールドシャウラ映えするレギュラーサイズ入魂。

「木を引っ掛けたのかと思った」とのこと。ナイロンラインとRテーパーのMロッドだと、確かにキャロの当たりってあまりわからないな〜とワーシャの2や嫁のスティーズのMを使ってみるとわかりました。それでいて、ロッドにパワーがあるから、一定サイズのバスはロッドのしなりで引っ張ってこられちゃいますからね。
ちょっとだけランガン
この時期のこのリザーバーは回遊ルートに届くポイントから動かないことが肝で、春先有望だった川筋などは渇水でランガンになりません。しかし、二人とも数本釣ったし、日も昇り切っちゃったし、いつもは人がいていけないところに行こう!と岬の奥のワンドを散策。
ここはリバーチャネルに隣接しているワンドで立木が生えていて、初夏には見えバスがうろついているところ。根掛かり地獄です。というか、根掛かり地獄だから、いつも攻めないんですが、チャレンジ。流石にキャロでは、線で引っ張ってこられないので、フリーリグで攻めると、立木の根元でグーーっと重みが、

レギュラーサイズが出ました。縦の釣りかな〜とダウンショットも投下すると、あかんサイズが釣れました。13:00に迫る時間となり、休憩。

ハードルアー縛り
休憩施設からの移動中に友人と「ハードルアー縛りしてみよう」という話になり、15時半から午後の部は僕はシャッド・メタルバイブ・ベントミノーを投入。
友人はクランクで攻めます。
・・・このリザーバー、ハードルアーだとマヅメを除くと結構キャッチ数が落ちます。そんな先入観もあって、ネガティブな気持ちで投げていると、なんと友人にヒット!

これですよ、かつて、お互いに切磋琢磨してバス釣りで戦っていた頃。片方がAの釣り方をするともう片方が天邪鬼な釣り方をして釣って優越感を得るというバトル形式。まさかこいつハードルアーで釣ってくるとは・・・。
片や僕はひたすらバックラッシュと戦っていました。FFテーパーの僕のベイトフィネスロッド、午前中のライトキャロや1.3gダウンショットはすこぶる快調に飛ばせていたんですが、ハードルアーを低弾道でしなりを使って投げたり、風を受けると瞬殺バックラッシュ・・・バックラッシュと格闘しているうちに、友人もクランクでは続かず、タックルバッグに入っていた、セイラミノー(i字)のでかいのを投げてます。
流石に無理でしょ、なんて冗談言いながらバックラッシュ直していたら、次に僕が顔あげたらヒットしてました(笑)

しかも2尾連発。このスポット、夕方になると必ずミノー系を持って投げに来るアングラーがいるんですが、きっとこの釣り方してるんだろうな、と学びました。
僕はもう「やっぱキャロで魚に触らせてくれ」と、ワーム解禁。このフィールドは日没直前にはなぜか連れなくなるので、夕方のうちにあと1尾くらいはね、釣りたくて・・・

キャロにした瞬間、2尾続いて、日没。納竿となりました。ハードルアーはね、またの機会にね。
ヒットルアー
さて、いつもスピナベかベントミノー以外はワームばかり紹介しているこのヒットルアーコーナーについにハードルアーを掲載する日が来ました、僕じゃないけど(笑)
ジャッカルセイラミノー
本日夕方のハードルアータイムで友人が2連発したi字系ミノー。僕はi字系って使ったことがなくて、信頼もないので、サイコロラバーのi字引きで済ませてしまう派でしたが、こういうフィールドでは有効なんですね、秋の岡山野池で試してみようと思います。
OSPブリッツ
久々に名前聞いたな、ブリッツ(笑)。今も売ってますかね?システムクランクベイトとして集めて入門していくにはわかりやすいし、スタンダードなクランクです(僕はハンチ派でした)。
あとは全員、パルステールでした。
まとめ:
復帰勢の友人も6本、嫁9本、ほか同行のササタケカップルも合わせて全員で30本の釣果となりました。爆発する時のこのリザーバーはこんなもんではありませんが、ササタケくんは最近はスピニングの釣りに開眼し釣りの幅を広げていますし、友人はハードルアーで新しい扉を開いてくれたので、実りある釣行でした。
まぁ、今日友人がノーフィッシュだったらきっと釣りを完全引退されていたので、延命は成功でしょう。彼の本格復帰を心待ちにしつつ、来年は、ササタケくんカップル・嫁・友人でコンペしたいもんですね。すんごく上手くなれそう。
この日の釣果は以下の通りです:
- たくさんバイト8フィッシュ2バラシ
- 累計キャッチ回(1尾以上キャッチできた回):27(バス25/渓流2)
- 累計釣行回数:47回(バス45/渓流2)
- 累計キャッチ数:165尾(バス161/アマゴ4 *ナマズ3・フナ1は未カウント)