腰痛+仕事多忙・・・週中は結構疲労が蓄積して、おまけに朝から関係ないことでもビービービービーケータイが鳴るもんだから睡眠が妨げられ、熱っぽいような目と頭のぼーっと感が取れなくなり、肩腰がバッキバキ・・・やばいぞ、この元気が取り柄の僕が。これはまずいって。
そんなストレスフルなエブリデイが連続すると、僕は決まってしていることがあります。
全てを放棄して湯治(温泉に使って、静かな地で寝まくる)+大自然レイクへの遠征
です。こういう調子悪い時に、お家でゆっくり過ごす、ってのはね、逆効果なんですよ、きっと。もう振り切って温泉で疲れを癒しつつ、大自然で釣りをしてしまうという心も体もフル回復させるのが一番。
もちろん行き先は
桧原湖。
です。東京から4時間弱、高速道路はほぼ一本道。温泉と釣り場が近い。ザ・日本の観光地と違って静か。ケータイの電波も弱いのであれこれうるさい通知に悩まされることもない(いや、おやすみモードにしろやって話!)!
というわけで今回は桧原湖突撃遠征を記事にしていきます。
結果的にはですね・・・
1日目:船10本(船中24本以上)
2日目:朝だけオカッパリ2本
と過去最高の釣果を記録することができました!
これで坊主だったら、現実世界に戻れなくなるところでした。
釣行の概要:裏磐梯は涼しい
- 釣行回数:#31-2
- 日付:2025/7/5~7
- 場所:桧原湖
- 天候:朝は両日とも雨・その後晴れ
- 気温:30度(最高気温31度・最低気温20度*釣行中は23~27度前後)
- 水温:不明だが20度台で関東より一段低い
- 風速・風向:北やら西やらとにかく山の天気に翻弄される
- 時間:DAY1:6:00~17:00 DAY2:4:30~7:00
- 狙いの魚種:スモールマウスバス
- 使用したタックル:
- ヘヴィバーサタイル:フリーリグ・ラバージグ・キャロ
- ロッド:TULALA Baksyn Heavy Wire 70MH
- リール:SHIMANO カルカッタコンクエスト100HG
- ライン:シーガーフロロリミテッドBASS 12lb
- ライト:ノーシンカー・ジャーク・ライトキャロ
- ロッド:JACKALL×SHIMANO 24POISONアドレナ 164L-BFS/2
- リール:Loongze AirLite DBC A100(右)
- ライン:ハードブル1号+リーダーフロロマイスター6lb
- ヘヴィバーサタイル:フリーリグ・ラバージグ・キャロ
5:30に有名な早稲沢キャンプ場に到着。この時期は早稲沢周辺のポイントがアツいらしくて、かなりの船がボートをローンチしにスロープに往来していますね。
桟橋周りを散策して6:00のスタートを待ちます。風もあって薄手のアウトドアTシャツでは肌寒いです。風を通さない薄手の羽織が必要なくらいです。涼しい!水綺麗!
ただ、写真の通り、朝は一時的な雨が降るみたいです。風も木の枝が音を立てる程度には揺れています。山の天気ですねぁ。

DAY:1:7年ぶり?にガイドをお願いしてみた
さて、今回は1日目にガイドをお願いしてみました。本当はここでそのガイドさんを紹介したいくらいいい想いさせていただいたんですが、「今は新規のガイドはあまり集客されてない」とのことで控えますが、とても良かったです。
なぜ、ガイドを入れたのか?プロから学ぶのが一番早い
せっかくの日々の癒し、釣りたいからってのは大大前提で、そのために考えたんです。
主に3つです:
・フィールドを正しく知りたい:もっと桧原湖のことを詳しく知るためには、ネット情報よりも何よりも、現地のプロと実釣するしかないと思ったんですね
・ボート・操船のトラブルを解消したい:過去にボートを借りた時、ボートがわからなすぎて、釣りにならない時間が多かったトラウマがあります。エンジン上手にかけられない・風で座礁する・ポジションキープが難しい:初心者+免許不要船では非常に難しい=釣りにほぼ集中できないのです。今回はガイドさんのバスボートにお任せしようと・・・。
・苦手な釣り方の克服・新しい釣り方の習得をしたい:やりたいけどやり方がわからない釣り方、1人やいつもメンバーだとどうしても途中で諦めて習得してない釣りって多くありません?やりきれないやつ。それを学ぶためにプロと釣りをしたかったのです
結果として、僕を担当してくださったガイドT(高梨さんではないです)さんは、この要望に完璧に答えてくださり、「こんなに釣れることはあんまりないですからね(汗)」くらいの釣果を提供してくれました。しかも聞き上手な紳士な方で、、気を遣う事なく釣りをさせていただけました。
桧原湖の地形を景色からピンポイントで指し示せるくらいに理解していて、釣り方も基本的にゲストの僕達の釣りやすさに配慮いただき操船、地形などの攻め方までレクチャーくださる・・・最高でした。
釣るだけであれば、小型のライトリグが手っ取り早かったんですが、上述の理由から、今回、ダウンショットは1時間もやらず。数尾かけたくらいで釣果も0。代わりに学びたかった釣り方でのみ、釣果を挙げることができました。これも良かったです。釣れてない時間に学び続けられる。
さて、6:00に挨拶を済ませ、早速スタート。久々のバスボート移動。

速いっすね・・・帽子は脱がないとフッ飛ばされます。100kn/h以上とか出るらしいです。
ガイド内容を記載するにあたって
さて、今日の記事は桧原湖の7月の攻略になるのですが。当たり前にこの情報は純度100%でガイドさんのものです。
今後の自分のためにもこうして記事にしているものの、書きながら「この情報って書いちゃっていいのかな」かと。
・・・もちろん、ガイドさんの稼ぎの種になるような内容やコピペは絶対的に伏せていますけど、書いていいと思った理由があります。
文字で読んだくらいじゃ絶対再現不能なくらいガイドさんがすごすぎるから。
+
使ったルアーは市販/定番品であり、特別なカスタムもしていないから。
=
ガイドさんが一緒にいないと同じ結果は無理ゲーだから書いても問題ないということです。
なんと言えばいいのでしょうか、例えば、このブログで当日のポイントを写メで晒したとして、ちょっとずれただけでも釣果が違うほどのものです=一緒にやらないと釣れないんですよ。
そりゃそうで、文字見て釣れるなら、世の中の「桧原湖 ポイント」なんていうサイト見ればボコボコに全員釣れるわけですからね。
繰り返しになりますが、こんな1アマチュアのブログ記事の情報程度では、単独では再現不能+特定不能なくらいの精度で実地でガイドされるわけです(後述のハンプの段落を読んでいただけるとそれが伝わると思います)。
インプットのない僕がいくら文字にしても、桧原湖マスターの皆様からしたら「ッたりめ〜なこと書いてるよこいつ。そうじゃなくてこうなのにな、プププ」レベルなわけです。同じくらい通い込んで、釣りまくってないと再現は無理だと思いました。だから、基本的な情報は書いてます。
恵みの雨?試練の雨?
で、早速釣り場に到着!この雲の色、もう完全に結構な雨と風です。ガイドさんに雨具着用を促され、完全防備に。

というかですね、桧原湖きて、雨が降らなかったことの方が圧倒的に少ないんです。本気で自分は雨男と思っていたんですが、これ多分普通に桧原湖(というか山の天気)はこんなもんなんでしょう。
この後6:30~8:00にかけて、3mmくらいの結構な雨風でした。でも、僕、雨ってずっと釣りにとってはポジティブな印象を持っていて、内心、雷とやばい風にならなければ、大丈夫だろうと思っていました。
ガイドさんも「この雨はいいですね〜」「ずっと暑いだけだと逆にヤバいって思います」って感じだったので、恵みの雨の予感です。
7月初旬の桧原湖、回復著しいスモールを狙う
ガイドさんの一押しの北のバンク沿(馬の首の一帯らへんだそう)いから、早速スタート。ここは7月いっぱいが勝負とのこと。
7月頭の桧原湖では、アフターから回復した個体も増え、回復中と回復完了の個体が半々くらいだそう。実際に釣れた魚の体格を見ても、アフター特有の痩せた魚と、しっかり回復してパンパンな魚が混在しており、両極端な状態でした。
アフターのスモールは、労力をかけずに食べられるエビを求めてシャローに入ってきているそう。確かに岸際でエビボイルしてる。
ここで僕は早速無謀な挑戦をします。
「ガイドさん、フリーリグで釣ってみたいんです・・・」。
ガイドさんが利用前に事前の準備リストを送ってくださったんですが、そこに「フリーリグ」って書いてあって、道具は一通り揃えてきたんです。そして、僕はフリーリグで釣ったことがありません。
「あ、いいんじゃないですか」というさらっとした返答で、セッティングして投入。
ウィード・ブレイクが絡むバンク攻め
投げて、ラインを出してちゃんとシンカーを送り込んで、放置して着底までを待って・・・を教わりながら、ウィード・赤土が絡むバンクに投げ込み、ディープに落ちるブレイクやウィードエッジでのバイトを待ちます。
風があたっていて、雨も降っていて、本当にいい感じですが、なかなか反応がありません。いや、反応がないのではありません。たかだか30分くらいですよ、反応がないの。人間卑しいもので、ガイドを受けてるから釣れるだろうというクソみたいな他力本願の期待値が高すぎて、早く釣れないか、釣れないか、で焦ってるんですね。
ブレイクに向かってダウンヒルで7gフリーリグ。ガイドさんに「あの立木に投げてみて」と言われ、数投目。立木にいい感じで絡めるコースにキャストできました。
ズルズルしていると、ロッドに重みが・・・。「立木に引っ掛けたかも・・・」と思いつつ、巻ける。いつものオカッパリなら、思い切りフッキング決めて、カッコつけますが、根掛かりだったら超絶恥ずかしい・・・と思って、控えめにロッドを立てると、重みに生命感を感じます。
いつもなら「キタキタ〜!」なんて言っちゃう僕ですが、しばらく「本当にバスだよな」とサイレントファイトして、控えめに「バスっす・・多分きてます(小声)」と申告し、ヒット!

いきなり40UP・・・。フリーリグで釣ったことのないアマチュアに一撃でポイントを指定して、40UPを釣らせる・・・ガイドさん、えげつねぇ。*これはお腹的にもアフターですね。
そして、このバンク沿いは回遊ルート。時折思っていたのですが、桧原湖では、「回遊」が非常に大事。実績のある場所に入っておけば、回ってきたタイミングで2〜3人同時ヒットも珍しくありません。実際に僕がこのバスを釣った後、近くのボートも釣ってましたし、ダウンショットしていた嫁にもヒット。

嫁は結構ラッシュ。ダウンショットで8尾くらい釣ってました。

僕の方はアタリはあるものの乗らない上に、ダウンショットに比較すると反応が悪い様子。ガイドさんからダウンショットのススメ。僕はスピニングタックルを持っていないので、ガイドさんのスピニングをお借りして、なんとエステルラインのダウンショットに挑戦。ヒットも、ラインブレイク。リーダーで切れてしまったみたい・・・
ん〜やっぱりベイトでやったことのない釣りがしたい!迷惑な客全開で「ラバージグも挑戦していいですか?」。桧原湖では有効と呼ばれるけど、やり切ったことのもなければ釣ったこともないラバージグをセット。
なんなら、僕、人生で
「ラバージグ、フォーリング以外で釣ったことない」
小学生の頃も、大学生の頃も、つい数年前も、全部フォール(またはフォールして放置)。
ちゃんとボトムの釣りをジグをやり切りたい。冠水ブッシュの絡むバンクを流しながら、丁寧にズルズルします。
ガイドさん「ラバージグは好きになると、ヒットする感触にハマってジグばっかり使うようになってしまう人もいるんですよ」とのこと。そうなりてぇ!
・・・と、コンコンと穂先が引き込まれるアタリが。「当たりました!でも乗らないです!」と申告すると、ガイドさんからアドバイス。そのアドバイス通りにしてみると、そのあたりから10秒後くらいでしょうか、もう一度アタリがあり、今度はフッキング!

ジグで釣れた〜!
日差しがさしてきて、完全に晴れモード。
少し移動した先のバンクをジグで様子を伺います。ココンと2回あたって、フルフッキング!うん、楽しいぞ、これ!そして上がってきたのが

45あるなし!デッカい!ジグ楽しすぎる。この後もジグで2本程度追加して、午前中終了。

ガイドさん曰く、まだ午前の大雨のいい影響が残っているから、アピールの強いジグでも釣れたのでしょう、と。なるほど、雨の効能は持続する時もあるのですね。
ウィード攻略を体得せよ
さて、時間が前後しますが、桧原湖で語られる要素にウィードもあります。「当たり前だろ」と思っている桧原湖マスターの皆さん。印旛出身で高滝オカッパラーの僕にとって、ウィードは経験したことのないに等しい代物なんです。できることといえば、上っ面を巻くことくらいでした。
桧原湖ではウィードの場所を理解して適切な攻め方をしないといけません。この日のバンク沿いもそうでした。しかし、これは昨年桧原湖で出会ったアングラーさんに教わった知恵が役立ちました。
ウィードの上にワームなりシンカーを乗せ、わざと引っかけてからゆすり、落とす。その際、ルアーの移動距離を最小限にしてリアクションバイトを誘うのがコツ。
ジグはピンポイントで使うのが基本。ウィードを拾いやすいため、広範囲を探るには不向きで基本は落とし込むような使い方。
また、オカッパリからドライブクロー2インチを使ったキャロライナリグでは、沖のウィード切れ目で3回の遊バイトがあり、反応の強さが際立っていました。
ハンプ攻略:場所の精度がモノを言う
さて、午後はハンプの釣り。回遊待ちではなく、ハンプに長時間とどまって捕食する個体を狙う釣りです。主に月島周辺でよく言われる釣り方です。
・・・僕は去年の桧原湖ボートで、ハンプを狙って何もできず、コテンパンにされましたので、ハンプというのは、実は存在しなくて、ツチノコや座敷童と同じジャンルの迷信と思っていました。
・・・ありましたわ、ハンプ。でもですね・・・めっちゃ思ったんですけど。
あえて言おう
「素人が釣れるハンプを探り当てるのは、チョコボールで金のエンジェル当てるくらい無理ゲーである」と。
プロはですね「山立て」+「魚探・GPS」+「その場で投げた感覚でズレを修正する技術」でハンプを把握しています。
お経ですよ、覚えている限りの話をすると・・・
写真見てください。素人から見るとただの沖の何もないところですよね?目の前何もないですよね?

「ここからあそこまでがハンプになっていて、だいたい長さは●●mのハンプです、天井はこのボートくらいの広さで、その周りがウィード。周囲の水深は17mでそこから5mくらいまで云々・・・」
つまり、この水面下に広がる地形をピンポイントで理解しているわけですよ。聞いてても、「なるほど」とか言ってますけど、心の中は「え、魚探あるって言っても、そんなパッパとわかるのやばすぎ」なんですよね(笑)。
もうこのブログでこんなこと書いても伝わらないことわかっていただけます?明日1人にされて、「同じ場所連れて行って」と言われても行けるはずがないのです。能力者かと。
話によると、ガイドさんはGPSがない時代から、ひたすらハンプを見つけては釣り歩いて、景色を目印に脳内にインプットされたらしいです。すごいですよね。
僕に反応がない時、ガイドさんが、「ちょっとこの方向かどうか念の為確認しますね」とキャストするんですよ・・・1投で釣れるって現象が2回ほどありました(めっちゃ謝られましたが、いいもの見せてもらいました)。そのくらい、完璧に場所が頭に入っているわけですね。
しかし、ハンプは、僕のジグやノーシンカーでも嫁のダウンショットでもほとんど反応がありませんでした。
ふとインスピレーションで、この1年修行を重ねてきたキャロがよぎります。
僕「キャロ投げてもいいですか?」
ガイドさん「いいじゃないですか!キャロ多分釣れますよ!」(僕がジグにこだわっていたから、ルアーチェンジを自重してくださっていた)。
ハンプにキャロを通すと反応が明確で、1投目から沖に走って持っていくようなが出ました。そこから1投1バイトの勢いでキャロ無双になりました。ダウンショットからキャロへチェンジした嫁にもバンバンヒットしてました。

キャロはたくさん練習してきたので、フッキングはミスなく決まりました。ハンプの上り坂でグーーっと持っていくバイトが多かったです。
とにかくテンポよく、「いるハンプ」「いないハンプ」を見極めることが、釣果を大きく左右しましたが、このいるハンプ、いないハンプの判断こそがガイドさんいてこそなのですよね(苦笑)・・・
2人で24尾、自分は苦手ルアーも含む10本
午後は、どんどん晴れてきてしまって、午前中ほどの連発はありませんでしたが、キャロで巻き返し、最後はバンク沿で遊んで、10本で終了。
6:00~17:00で嫁含めて24本。ガイド頼んで本当に良かった。
ウィード・ハンプ・5m前後のラインといった関東シャロー出身の僕には馴染みのない釣り方を骨の髄から、桧原湖を教材に学ばせていただきました。
ガイドについては、とても学びが多かったので、また別記事を更新しようと思います。
DAY2:日の出〜7:00のオカッパリ
前日はその後温泉+21:00には就寝し、早起きをしてホテルの朝食タイムまでの朝イチ釣行を敢行しました。この日はオカッパリです。帰京せねばいけないので、朝イチ勝負。
ポイントは、桧原湖では激戦区のあの桟橋です。
回遊ルートのウィード攻めで2本1バラシ
朝はこの日も雨が降っています。しかし、予報は晴れ・・・ほらね、桧原湖ってそうなんだよ。
日の出と同時にいい場所が取れたので、嫁はダウンショット、僕はラバージグでスタート。
僕は昨年この場所で、プロのアングラーの方と出会い、このポイントの地形を教えてもらっています。なので、狙うべき場所は。沖のウィードエリア3箇所。そして、ここは回遊勝負。
予想通り、まずは嫁にヒット。その後、朝挨拶して少し情報交換した隣のアングラーにもヒット。完全に回遊来てます。
そして、別のポイントを撃っていた僕も回遊を待ちます。が、ジグの反応が良くないので、キャロにチェンジ。
5g+ドラクロ2inに変えてすぐにヒット!しかし、ベイトフィネスタックルのラインブレイクを恐れているうちにフックオフ・・・。
ちょっとラインブレイクが怖いので、MHタックルに結び変えて再トライ。
しかし、数投しなおすと、またまた同じ場所でヒット!

さらに、2箇所目のウィードスポットに入れて、(MHタックルに5gは軽すぎて)バックラッシュ直しているうちに、ヒットして、39cm!お腹がへっ混んでいないフィーディング系のお魚さんです。

昨年手も足も出なかったポイントで、1年の修行+ガイドさんに教えていただいたルアーチョイスの成果を見せることができました。このあとは雨が通り過ぎ、日も上り、完全に雰囲気がなくなり、納竿。2時間の釣りで2フィッシュ・1バラシなら大満足です。
桧原湖は皆友達?福島のアングラーさんと仲良くなる
昨年のブログで、この場所でプロの方と仲良くなったって話を書いた覚えがありますが、今回はこのポイントも事前にその方にSNSでいろいろ情報をいただいてました。「オカッパリは相当渋いのでボートにした方がいい」「このポイントを攻めるなら●時頃まで」。惜しみなく情報をいただけて、釣れましたのでありがたい限りです。
そしてこの日も、2本を連続して釣っているのを見て、東北訛りの若いアングラーさんが寄ってきてくれて、少し話しながら一緒に釣りをして、友達になりました。instaでこれまた色々と情報をくれます。
なんですかね、桧原湖で会うアングラーはみなさん人懐こくて、すごく打ち解けやすいです。前述のプロの方も「次回桧原湖くる時は言ってね!」とおっしゃってくれて、本当に連絡すると、ちゃんと教えてくれるんだから、社交辞令じゃないわけで・・・。
今回の若いアングラーさんとも9月の再会をinstaで約束し、次回への楽しみがまた増えました。
いい気分でホテルに戻り、朝飯を食べ、温泉に入り、もう一眠りし、帰京となりました。
桧原湖釣行で活躍したルアーたち
ガイドさんから独自に勧められたルアーは除外して、今回よく釣れたルアーを紹介します。
ラバージグ
桧原湖では釣れる、釣れる、言われているフットボールラバージグ。僕は信じてませんでした。だって、釣れたことなかったんで。
今回、ラバージグってこんなに釣れるのか!と学びました。ぶっちゃけラバージグならなんでもいいとは思うんですが、僕は今回、ちょっとしたスジでおすすめされたこのナカタジグでやりきってみたら、ハマると連続で釣れましたので紹介しておきます。
トレーラーは我らがブルフラの3inchです。アピール強めですが、雨風で荒れた前後は特に反応が良かったです。
ブレイクなどを丁寧にズルびくと反応があります。
ドライブクロー2in
オカッパリは全部これでした。ガイド中は結局使わなかったんですが、エビ食べているバスがウィードに刺してきたら使えるんだろうな〜なんて思って、投げていたら、バックラッシュ直してるうちに飲む勢いで39cmのスモールがきました。
キャロでウィード攻めする時に使えますね。
桧原湖釣行を重ねてきて
ウィード+ハンプ+深めのブレイク+ベイト
バス釣りの教科書のようなこと書いてますね。これ、バス釣りでは基本のキで語られていることですけど、やっぱり僕はこの重要度の認識と解像度が低かった。
ウィードレイクをちゃんと攻めたことがないとか、5mを超えるような水深を攻めることも稀です。
ハンプなんて、バス釣り30年やっていて、昨年調べたとき、「何それ食えんの?」でしたからね。
そして、季節による食べ物の変化。スモールの方がルアーシェイプなどベイトによって釣果へのフィードバックが大きい。
地形や水中カバーの攻め方〜食べ物、そして徐々にディープに落ちる動きを頭に入れないと、例年のように、「桧原湖行ったけど釣れない」になるわけです。
「月島が釣れるよ」「いかり潟が良いよ」と聞いても、季節とレンジですっからかんになるのが関の山。旬な情報やパターンは一通り経験しておき、「いつ」「どこのレンジで」「何を」
今回は典型的桧原湖のパターンを順序立てて体験できた。とても大きな経験です。
やっぱり情報と経験
そんな桧原湖の環境に、幾度か釣りをして、その地のアングラーさんと会話していくうちに、
「あ、ここはキャロだな」とか、「今はこのワームだな」とか、そういうチョイスが生まれて、釣果に跳ね返って来ます。もし、昨年キャロのことを教えてもらわなかったら、そして、昨年から練習を続けなければ、今回の2日間でキャロが選択肢に入ることはなかったでしょう。
事前情報+スポットをしっかり触りにいく経験でしか、新しいフィールドは攻略できないのだな、と改めて感じた次第です。
惰性でね、オカッパリしてるとね、どうしても「行きやすい」「やりやすい」から入ってしまいがちですし。
まとめ
夏の桧原湖遠征。過去最高の遠征になりました。
いくたびに桧原湖の解像度が上がりますけど、ガイドさんから学べる情報や技術は釣りの10回分くらいになるんじゃないかとすら思いましたね。
翌日の陸っぱりにもフィードバックできたことが嬉しい・・・!
関東に帰ってもこの学びは生かしたいものです!

この日の釣果は以下の通りです:
- とんでもなくたくさんバイト12フィッシュ5以上バラシ
- 累計キャッチ回(1尾以上キャッチできた回):15(バス13/渓流2)
- 累計釣行回数:32回(バス28/渓流2)
- 累計キャッチ数:66尾(バス62/アマゴ4 *ナマズ2は未カウント)