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【25/4/26】某リザーバーで12本、3人28本!!いつもと違う釣り方をひねり出した話 GAME#16

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とある釣り方でいい思いをしてしまうと、ひたすらどこでもその使い方をしてしまう・・・僕は結構あります。

その考えに至る理由って3つくらいあると思っていて、

1:その釣り方そのものを突き詰めたいor好きでこだわってやる:スピナベで巻いてつるんだ!とか
2:楽に釣れる、釣れるんだからこれっしょ:僕でいうレインズスワンプDS
3:それしか知らないからそれをやる

僕は意外と1だったんですが、このブログをするようになってからは確実に2です(笑)。が、やっぱり飽きてくるんですね、それで、昨年秋にキャロに目覚めて、1の思考でキャロをしてきましたが、もちろんキャロにも適用できない場面はあって、そうすると2でいつも通りの釣りに戻って思考停止する、みたいなこと、多いんです。

話は変わって、陸王を見ていると、前半全然不発なのに、後半、攻略法を見つけて一気に巻き返すみたいな展開を目にすることがあります。紀の川の青木さん・府中湖の藤田京弥さんの回とか。いっつもすごいなぁと思って、見てますけど、自分も活路を見出せる変化に果敢に挑戦したいと考えるようになってきました。とはいえ週1回の釣りで何でもかんでもできるわけではないですし、質の低いアレもこれも、はより釣れないわけで。

難しい・・・。

さて、今回は、嫁とささたけくんと、久々のリザーバー釣行してきました。

結果は3人で28本。今回は本編も長いので、タックル紹介など割愛。ほぼキーパーサイズ。正直多少ネストの魚をやってしまった感はあります(回遊に合わせて数は釣ったつもりなのでフィーディング中心だったことを祈ります・・・)。

目次

釣行の概要:少し冷え込んだ4月末の土曜日

  • 釣行回数:#16
  • 日付:2025/4/26
  • 場所:房総某所リザーバー
  • 天候:曇り時々晴れ
  • 気温:16度(最低気温13度*釣行中は15度前後)
  • 水温:17~19度(表層)
  • 風速・風向:北東 0~4m/午後は南風に変わったタイミングあり
  • 時間:5:30~18:00
  • 狙いの魚種:ラージマウスバス
  • 使用したタックル:後述

週中は少し雨が混ざりながらも、20度以上が続く安定した気候でしたが、釣行の土曜日は5度気温が下がる谷間の冷え込みのような日でした。北の風も混じり、午後までパーカー羽織っててちょうどいいくらい。

3:30出発で5:30の釣行開始。久々の早起き+長時間で、この記事を書いている翌日も眠気が止まりませぬ。日の出は5:00だったので、いい時間逃してそう・・・水温は朝の表層で17度。気温が落ちたばかりで、水温は生きてます。


いつもの釣りからもう一歩行きたい!

この釣行ですが、同行は嫁と前回寄稿してくれたささたけくんです。彼らはこの数回の釣果の90%がダウンショットというダウンショット勢です。かくいう僕もこのブログ始めて3年はダウンショットでしか釣ってませんからね。

かつてゲーセンで禁止されたストリートファイターIIの絶対負けない戦略「待ちガイル」と同等の意味で、仲間内では「ダウンショット」という言葉が使われるくらい、ダウンショットの釣果が他を圧倒しており、今日はダウンショット勢とそれ以外の熾烈な戦いのゴングがなっているわけです。

ポイントとアプローチ:答えに辿り着くまで

ポイントとアプローチ:春の小規模フィールドをランガン

  • 状況:冬より減水・朝マヅメで時折バスがうろつく・超絶ハイプレッシャーで人だらけ
  • 使用ルアー:キャロ・ハイカット(シャッド)・スピナーベイト・ジカリグ
  • 釣果:0・同行の嫁・ささたけが1フィッシュずつ(ダウンショット)

久々のフィールドで、まずは駐車スペースからフィールドを一望・・・めっちゃ人います。このリザーバーは、高滝湖よりも狭いので、すぐ人で埋まります。まぁ、そこそこ有名なフィールドっすからね。とうわけで、贅沢にスポット探しをする暇もなく、西岸の比較的ブレイクが近いストレッチ。橋やコンクリ斜面も絡んでおり、何かしら反応は得られそう。

3人で並んで、岩の絡むブレイク周りを流します。僕は「巻きたいなぁ」なんつって、ハイカットのフローティング(根掛かり怖いから)でサーチを開始。
開始3分、バシャバシャ!と音がして振り返ると、嫁のロッドが曲がってます。

はい、一本目。ダウンショットで的確に1尾ゲットしてました。


そこからさらにスピナベ・シャッドでフィーディングバスを探していると、30分たったあたりで、今度は、ささたけくんのロッドが曲がってます。



ささたけくんもゲット。ダウンショットで確実に1尾ゲットしてました。しかも彼、僕ら夫婦がプレゼントしたスピニングリールを持っています。
「僕はワンタックルで全てをやりたいんです!」と釣りをスタートしてから、ベイトタックル一本、そして現在はブラックレーベルのバーサタイルモデルで奮闘していた彼の手に、スピニングタックル。
ファイナルファンタジーVIでドリル装備(防御力が最高になる裏技装備)している友達を見つけた時の「あ、やってんなこいつ・・・」な気持ちでした(笑)。

そこから、嫁はランガン開始。僕は田辺哲男さんが大分のダムでやっていたブレイク絡みのストレッチの釣りをやってみたかったので、もう少し粘ります。
ジカリグで岩をコリコリしながらエスケープツインをズルズルしてみますが、反応なし・・・。もう結構明るくなってきてしまいます。

このリザーバーはほとんどの場所を徒歩で一周できます。なのでランガンは各自の自由にできるのもいいですね。それにしても、15度前後でも風が吹くと寒い・・・パーカー着てきて良かったです。

2:北の川筋でサイトフィッシングデビュー

  • 状況:冬より減水・たまにバスが浮いてくる
  • 使用ルアー:フリックシェイク、ジカリグ
  • 釣果:0・嫁が1フィッシュ(ダウンショット)

嫁は昨年40UPを釣り上げた北の川筋に入ります。それを追って僕たちも川側へ。移動の折、Lineがなります。嫁から「釣れた」とのこと。

43cm。デカ・・・・川筋の岸際で仕留めたらしい。

8:00ごろ、嫁が撃ったであろう川筋を上がっていきます。川筋側の水中はダム側と違ってフラットにちかい地形。減水してるため去年よりもカバーがプアになっています。

とはいえ、少しでも地形が変わっているカバーを見つけようとフラフラ歩いていると、バスが浮き上がってきます。

岸際から離れて、隠れながら、フリックシェイクを投入。

バスの前に落として、フラフラとアクションをかけると、

・・・・パク!食べた!!少し食い気味にフッキング!

一瞬ビクンという感覚と同時に、吐き出されてワームが飛んできます。人生初、サイトで食わせたのに・・・。


ここからこの川筋は対岸で何人か釣ってらっしゃる方がいましたが、我々は上流まで駆け上がるも反応なし。
~10:00は全員ノーバイトの時間が続きます。

3:東岸の岬

  • 状況:減水、北風で流れ発生=波立つ、
  • 使用ルアー:キャロ・スピンナッツノーシンカー・スピナーベイト
  • 釣果:1・嫁・ささたけくんも1フィッシュずつ

10:00になり、いよいよ明るい日中の時間がやってきます。マヅメが終わり、釣り人もどんどん減っていきます。

夏であれば、僕たちも暑いからどこかで休憩・・・。しかし春は気候的に全然やれちゃいますね。

というわけで、僕の希望で東の小さな岬へ。朝は人が入っていて動けなかったんですが。張り出していて、流れもあたる「いかにも」なポイント。去年来たときは不発でしたけど、ここはいい場所だなぁとずっと思っていたんです。

岬の付け根には時折バスが見えます。しかし、天才くん、ルアーをガン無視。あれやこれやと試しますが、途中で、というかきっとネストを守っているだけで、食性はないのでは?と我に帰りいつもの自分の釣りへ。

岬は少し離れるともちろんブレイクです。シャローには、ベイトフィッシュがいますが、それらを全く食していない見えバス1尾以外魚影はありません。ここは岬が並んでいるような地形。そこに北風でできて流れが当たって、フィーディングの魚がいれば、きっと拾えるはず。

岬と岬の間に5gキャロをぶん投げます。

知り尽くしていないフィールドではシンカーをしっかりとつけて、ボトムを取る。ボトムの変化で釣る、が去年学んで楽しめている釣りです。

沖側に岩を発見、コリコリと音を立てて、少し放置・・・産卵時期のバスは、音を嫌う、なんてこともあるそうですが、地形把握とフィーディングバスがターゲットなので、関係ねぇ。岩の上にワームを乗せるイメージでズル引いて、止めておくと・・・

ココン!とアタリが、ここまでノーフィッシュ、焦り気味にフッキングすると、しっかりとフッキング!

ボウズ回避〜〜〜〜!!!

30cm前後ながらなかなかの引きでした。・・・しかもキャロ、嬉しい。

ボトムがわかってきたので、カバースキャット投げたり、スピナーベイト投げたりして喜びながら次の岬に目掛けて歩いていると、嫁がデカバスを手に持ってました。見えバス、2投で仕留めたとのこと。

コータローフリークなのでMPSのマイクロピッチシェイクで仕留めた模様・・・見えバスを狙うものではないカバースキャットをガン無視された旦那とは大きな力の差です。

その後、風向きが逆になり、岬の反対側で粘っていたささたけくんのセンコーにもヒット。近くのおじさまもヒットしていたので、回遊が入ってきたのでしょう。

少しズレたタイミングで僕もヒットしたものの、すぐバレちゃいました。

岬近くのゴージャスなカバーは全くのお留守。昼過ぎまで粘ったものの、一旦ご飯休憩。

ここまで嫁が3尾、ささたけくんが2尾、僕1尾。

ダウンショット勢の優勢です。

4:西側のインターセクション〜川筋で攻略法発見

  • 状況:減水が進行、東風が吹いたり止んだり
  • 使用ルアー:ブレーバーネコリグ・サイコロラバーetc
  • 釣果:10・嫁8・ささたけくんも3

13時に再開。今度は西から注ぐ川の合流店に移動します。高台からスポットを見渡すと、流木のカバーに見えバスを発見します。

川岸に降りずに、高い足場からブレーバーのスナッグレスネコリグをセットし、キャスト。ささたけくんもバスを見にやってきます。

流木は結構激しく絡み合っているので、針先を隠すためにスナッグレスネコ。なんて初めてやったので、本当にフッキングできるのか半信半疑で使ってみます。

1投目。バスの背中側に投げてしまい、なんならバスは少し離れてしまいます。

2頭目。今度はバスより1mくらい離れたところに着水。バスがワームをみます。さらに幸運。高い足場から投げているので、ロッドを操作してしまうとワームはもちろん上に上にきてしまいますが、ラインが流木の枝に程よく掛かり、枝にワームを吊るすことに成功。

そこでシェイクしていると、バスがグーーーっと寄ってきます。一時停止したと思いきや、一呼吸するかしないかのタイミングで、

パクっと食べて反転。

しっかり反転したところを確認してフルフッキング!!乗った!!

枝に巻かれそうだが、多分ここなら陸から手が届く!ロッドを高く構えたまま、急いで斜面を駆け降りて、カバーから浮き上げて、手を伸ばして、キャッチ!

2尾目。サイトで食べるところは、陸王の藤田京弥さんの会でよく見ていましたが、自分で体験できて、結構感動しました。今日1回バラしてるし。

ふと対岸を見るとうちのように夫婦ないしカップルできているアングラーもフィッシュオン。回遊なのかネストなのかは分かりませんが、とにかく好調に釣り上げてます。

ここから、嫁とささたけくんはリザーバー本湖側、僕は川を上がっていきます。

すると、またまた流木と排水管?給水管?が絡むカバー。こっちはギルもたくさんいます。そこに混ざって見えバスが!

見失いつつ、流木の下に入ったのだろうと、カバーの間にブレーバースナッグレスネコを入れます。全体的に岸際は30cmくらいしか、水深がありません。しかしリザーバーなんで、傾斜がかかって深くなっていくような地形です。

水中に沈む排水管と表層に浮かぶ倒木の影になっていて、少し深くなる・・・簡単にいうと、人間からは暗くて見えなくなる水深と影があるところなら、食ってくるのではないか、と。

すると、ギラン!と金色の魚体が見えて、翻ります。ロッドに重みが・・・!

しかし、合わせるとすっぽ抜けます。フックアップしなかったので、まだいける!ともう一度落とすと、全く同じ流れで金色の魚影が。

でもまたダメ・・・どうしたものか・・・流石に2回もダッシュさせてしまったので、ギルバイトにすり替わります。というかギルは表層でも突いてきますからね。

ここから1時間、このカバーのバスと僕との戦いが続きます。

その間も嫁とささたけくんは順調に釣果を積み重ねます。嫁に至っては3本追加して6本。圧勝の空気です。

僕は手を変え品を変えで、あらゆるワームを投下していきます。ギルがいるからブルフラットの2inを見えバスに投下すると、急いでUターンしていきました(笑)。

*見えにいくいですが、画面の真ん中と右下にチビギル

おまけに、先ほど書いたように、「少し水深があるところに落とさないとバスは食わない」・・・でも、枝があるからダウンショットだとピックアップでシンカーが絡む・・・うーん・・・きっとブレーバーでも釣れるんだろうけど・・・・と思いついたのが、サイコロラバーのガード付きジグヘッドです。

サイコロラバー(ノンソルト)はほぼ沈みません。しかし、それだと時間がかかりすぎます。ならば、ジグヘッドでノンソルトだけど程よいところまではじんわりと落ちてくれるはず。名付けて、サイコロを沈めてしまおうホトトギス作戦です(今考えました)。試しに投げてみると、ガードが枝へのフッキングを防止できそうです。

気を取り直して、排水管と岸際の倒木で影になっているところにサイコロを落とすと、ズン!!アタリもなくラインが重みを伴って沖側へ動きます。1秒くらい何が起こったのか、わからなくなったものの、フッキングすると、結構いいサイズ!先ほどから僕のワームを弄んでたバスじゃないかもしれませんが、カバーに行こうとするパワーをドラグを操作しながらなんとかいなして、キャッチ!

結構でかい!!

気づけば13:30~1時間以上、この類のバスをゲットするために試行錯誤しました。良いサイズで、嬉しさ倍増。しかも、サイコロラバーのカードジグは本当にラインメンディングさえちゃんとすれば、枝のカバーに変な根掛かりをしないので、釣りのリズムが良さそうです。

5:岸際3mルールで回遊攻略。夕方まで8本を追加。

ここから、サイコロラバーの猛攻が始まります。この川筋は、ず〜っと斜面が水面に刺さっているようなところです。

岸際には流木があったりなかったり。おそらく、ネスト以外でも回遊ルートになっているのでしょう、たまにバスが入ってきているよう。

カバーがなければ岸から3mくらい沖にサイコロを投げて、一回沈めて、踊らせながら岸と平行にアクションしてくると、確実に食うのです・・・。

カバーがあれば、枝と枝の間で上述の通り、暗くなっているくらいの水深のところに落として、数シェイクしているとギランとバスが食っていきます。

バスがいそうな、でっぱりや沈みものから、自分は5m以上離れて、しっかり岸から一段沖目に落とすことがコツ。

ダウンショットだと根がかる、スモラバだと、食わない、という状況にもなぜかサイコロ(バスのバイトでなくなってしまう以外)は無事帰還します・・・。

これをランガンしながら繰り返していくと、一箇所1〜2尾ずつ拾っていけました。結局2ー3時間で8本追加。リミットメイク待ちのささたけくんも呼んで、実演しながら2本追加、

やってみてもらっても同じように釣れるので、おそらくこれは今日の攻略法なんでしょう。

ノンキーは1本のみで結構いいサイズも混ざります。回遊時間とリンクしているようで、17時にはパタリと反応がなくなりました。

ただ、このフィールド、カニがいて、途中でカニと睨めっこしてるネスト系のバスがいたんですよ。子ギルもたくさんいたものの、襲われている様子もなく、ってことは、ここのベイトって意外とカニもいたりして、そうなるとサイコロが相性いい理由もなくもないのでは?

最後は嫁が釣っていた合流部で締めの一本を釣って、12本でゲームセット。3~40cmのバスとこんなに会えたのは、人生初。

正直、ネストっぽいのも結構いてしまったと反省しますが、こればっかりは避けられるほどの技術もないので、来年には見分け方も覚えたいものです。

ヒットルアーと教訓:攻略法を捻り出す

今回は、前半ダウンショッターに圧倒され、途中は大好きなキャロで1stフィッシュ。このままキャロで押し切れるかな、と思ったら、続かず。

サイトをきっかけに、今日のバスは何に口を使うのかを考えて、最後に自分なりの攻略方法に辿り着けたことが最大の学びでした。

特に、慣れてる釣りで押し切りがちなんで、実はもっとシンプルに、これ試してみよ、とか、こんなアプローチしてみよう、ってやることで攻略法にはもっと早く辿り着けたかもしませんね。それは場所選定しかり(岬よりもインターセクションから川の方が良かったわけですし、減水しているからこそみたいな要素もあったはず*昨年のk川とかもそうだったし)。

多分ダウンショットでも、ネコでも釣れたんでしょうけど(実際に対岸のバサーもたまにポツポツと釣れてましたから、僕も回遊の流れで連発だったのかもしれませんし)、明らかにサイコロのジグに反応が良かった時間帯もあり、これが今日の自分の答えだ、というものに辿り着けた気がします。

あとは、圧倒的な釣果不足で、数釣り大会で大差負け濃厚なところから午後に一気に積み上げられたのも色々試したからこそ、今後も誰かに釣られまくっても諦めずにキャストできそうです(笑)

5. まとめ

この日の釣果は以下の通りです:

  • 20バイトうち12フィッシュ*同行の嫁が11尾GET/ささたけくん5尾ゲット
  • 累計キャッチ回(1尾以上キャッチできた回):4
  • 累計釣行回数:16回
  • 累計キャッチバス数:15尾

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