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2ピースのSTEEZ・5g~1oz対応が嬉しいダイワ 25スティーズ SC C69M+ -2・ST『FIRE WOLF』2025モデルインプレ

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嫁に使わせつつ、嫁が飽きたら僕が使えるようなMのバスロッドないかなぁ〜と考えていたのが今年の1月。
僕はMHとLロッドでオカッパリをしていますので、間のMなんてあったらいいな〜、嫁もいろんなルアー使えるし、僕も持っていないラインナップだしこれまた嬉しいしな〜、と。

そして、何より我が家の釣り環境と住宅事情。

「手荷物が制限されるオカッパリでは1~2本でなんでもこなしたい」「保管場所・移動シーンから2ピースロッド」「せっかくならそこそこのハイエンドを使いたい」。

移動手段も車が中心なものの、人数が多いと1ピースが積めない・・・。出張で移動手段も新幹線やら飛行機なんてこともある。毎回移動環境が違うあっしのようなアングラーは常日頃考えとるわけです。しかも都内のお世辞にも広いとは言えないマンションに住んでると尚更。

そんでマルチピースロッドを探します。
ワーシャの登場でマルチピースもブームとなり、輸送費の高騰も相まって2ピースのハイエンドロッドも増えてきました。2024~25、DAIWAの新作、オカッパリの貴公子川村コータロー先生渾身の一作、STEEZ SC C69M+ -2・ST=ファイアウルフの2ピースモデルが発表されました。

実際フィッシングショーでも、川村さんは実機を手に解説してくれてまして、当日実機に触れたりもして、コータローフリークの嫁に買うという名目のもとで家庭内予算承認(フリーパス)を経て、購入したわけであります。

人生初のダイワのハイエンドロッドでございます。2ヶ月ほど使ってみまして、さすがスティーズ!という使用感を感じたため、インプレしようと思います。

目次

ダイワのフラッグシップブランドの2ピースモデル

ダイワが誇るフラッグシップシリーズ「スティーズ」。高水準な性能はそのままに、汎用性を追求した一本が「SC C69M+ -2・ST」、通称『FIRE WOLF』です。このファイアウルフは、オカッパリの貴公子こと川村光大郎さんプロデュースのオカッパリ万能ロッドのブランドライン。ショアコンペティションと謳ってるわけですから、ショア(オカッパリ)でしっかり使える汎用性をさしています。

センターカットの2ピースというのがかなり衝撃でした。スティーズを2ピースで所有できるわけですから、サンデーアングラーこそ嬉しい仕様です。

🔧 基本スペック

  • 全長:2.06m
  • 継数:2本(センターカット2ピース)
  • 仕舞寸法:107cm
  • 自重:115g
  • 先径/元径:2.0mm / 12.9mm
  • ルアー重量:5~28g(3/16~1oz)
  • 適合ライン(lb):8~20lb
  • カーボン含有率:99%
  • テーパー:レギュラーファースト(RF)
  • メーカー希望本体価格:75,000円(税抜)
  • ティップタイプ:ソリッドティップ

グリップデザインやブランクスのカラーリングもこだわって作られてる感じがあります。特にリールシート周辺は、見る角度によって、紫に見えたり、緑に見えたりします。所有感も満たされますね。あくまで所有感ですけどね(笑)。

にしても7.5万円!昔ってハイエンドでも5万円でしたよね?インフレすごいな・・・。

5g~がベイトで投げられるってのもありがたい。
対応ルアーですが、要は全部です(笑)

■適用ルアー:LURE APPLICATION
Snagless Neko Rig /No Sinker Rig /Down Shot Rig /Texas Rig /Leaderless Down Shot Rig /Free Rig /Rubber Jig /Spinnerbait /Vibration /Crankbait /Crawlerbait
メーカーサイトより


🌟 主な特徴

ダイワのハイエンドが初めてなので、何がどうすごいのかイマイチわかりませんが、どうやらスティーズには色々なテクロジーが組み込まれている様子です。

Vジョイント

要は2ピースだけど、ジョイント部分からしっかり曲がってくれるって機構らしい。実際に使っていても全く不便がないです。

AGS(エアガイドシステム)

カーボンフレームのガイドを採用し、軽量化と超高感度化を実現。水中の僅かな変化も逃さず、手元にダイレクトに伝えてくれます。

CWS(カーボンラッピングシステム)

ガイドやリールシートをカーボンクロスで固定。従来のスレッド固定に比べて軽量で剛性が高く、ネジレにも強い設計です。

SVF COMPILE-Xナノプラス

高密度のグラファイトカーボンにより、軽さと強さを両立。ロッド全体がしなやかにしなり、且つ情報伝達性にも優れます。

X45フルシールド(コブラシールド)

45°のバイアスクロス構造がロッドのネジレを防ぎ、操作性とパワーを最大限に引き出します。


実際の使用感

🎣 使用シーンとターゲット

『FIRE WOLF』は、カバー周りやストラクチャーへのタイトなキャストなども意識して作られたそう。その上で、スピナーベイトやチャターベイト、テキサスリグなど、多様なリグを高精度で扱う汎用性を装着したらしい。

微細なバイトを捉え、素早くフッキングできる高感度設計という触れ込み。なんでもありですな。

うちの嫁の1stスティーズフィッシュ。コータローさんの真似をして、オーバーハングから穂先突き出してスモールを釣ってました。スピニングだと危ういカバーで持ち替えたところ、フッキングストロークが取れないオーバーハング下でも、ティップがしっかりと入ってかかったそうです。フックアップまで持って行ってくれて、ロッドパワーで寄せられたとのこと。

🎣強靭さ/張りがあるミディアムパワー

Mパワーのロッドで、メーカーによってしなり方がまちまちなんですよね。MLなんじゃないかくらいベニャンと曲がるMもあれば、MHなんじゃないかくらいパリっとしたMがあります。僕が昔持っていたABUのファンタジスタの65MRとかはMLよりで、スピナベなんて背負おうものなら、グニュアアアンって曲がってましたからね。

このファイアウルフは間違いなく、MH寄りの張りのあるバットです。ただソリッドティップということもあるのか、ティップにかけては、「ざ・真ん中」というMパワーのしなやかさがあり、ハードな使い方に答えてくれる強靭なバットとなんでも使えるティップセクションが混在している感覚です。

🎣サイドキャストやティップキャストがしやすいテーパー設計

飛距離をバシバシと叩き出すようなレングスでもないですが、とはいえ、6ft9inは十分なレングスです。なんなら低身長の自分らにはロングロッドと言っても良いくらい。川のカバーや小規模リザーバーオカッパリしていて不足を感じるようなことはもちろんないですし、ファースト気味のテーパーが作用しているのか、サイドハンドやティップに重さを乗せて小さなストロークで運ぶようなキャストがしやすい設計になっていると思いました。

🎣 3.5g+ワームの軽量リグから操作できる汎用性あり

陸王でも結構軽量なリグを使うコータローさんですが、ファイアウルフは実際に3.5gシンカーに小型ワームで概ね5g前後からキャストできます。実際に飛距離はそんなに伸びませんが、撃ち込める程度のキャストは十分にできます。上述のスモールやリザーバーでのバスは3.5gテキサスのシェイクで仕留めました。多少繊細なライトな釣りでも、しっかりとできる汎用性があります。

🎣とにかく軽い!

僕も何度も投げていますが、とにかく、軽い!!僕のベイトロッドには比較的重いロッドが多いので、リールをつけた状態でもとにかく軽さに感動しました。持ち疲れしないです。

軽量ついでにジリオン(ダイワの軽量ベイト)を装着していますが、非力なうちの嫁でも、ギリギリ振り切れる感じに仕上がりました。

🎣専門家じゃない故にいい意味で尖ってないロッド

デメリットでもあるんですけど、このロッドは、●●ルアー専用というロッドではありません。故に、スピナベも無難に巻けますし、テキサスも投げてズル引きができる。でも感度がキンキンにいいわけでもなければ、超絶ロングキャストが決まるロッドでもありません。

これをどう見るかですけど、(価格とのバランスは考えものですが)これ1本持っておけば、ほぼバス釣りのルアーは使える竿です。

🎣センターカット2ピースは車載と自宅保管に安心感あり

2ピースはほんとにマンション住まいや車が毎回変わる僕には助かります。保管がとにかく楽。2ピースむけのセミハードのケースに突っ込んでおけばスペースも取らないですし、センターカット故に移動中や取り出し時にティップをぶつけるリスクも低いですから。

新幹線に乗せて移動もしてみましたが、邪魔にならない長さなので、安心して移動〜帰還ができました。


📝 オカッパリはこれ一本で行けますね

スティーズ SC C69M+ -2・ST『FIRE WOLF』は、適応ウエイト、操作性、キャスタビリティとも万能性があるオカッパリ1本完結型のロッドです。陸っぱりの休日釣行ではMパワーのロッドは結局汎用性で使用頻度が決まるものだったりしますからね。

個人的にはずっとロッドはダイワと縁がなくて、シマノやコアなメーカーモノを使ってきました。あくまでぱっと見の印象ですが、シマノは最近はポイズンやバンタム以外は結構ワールド志向のパワフルなロッドが多く、ダイワは国内のバスを意識した汎用性高いロッドが多いように映っています。そんな汎用性が極限まで高められたロッドだな、と感じている次第です。

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