あけましておめでとうございます。2024の振り返りと2025年の抱負は別記事でちゃんと書くとして、早速今年も行ってきました。2025年のバス釣り開幕。
1月にバス釣り・・・数年前の僕なら「こんな寒い時期にバスとか。狂ってんのか?」と言い放ってると思いますが、今でもそう思います。
もちろんね、釣れなかったですよ。1月のバスなんて釣れると思ってやってないですから!とはいえ、冬の釣りは、集中力が高まりますし、そして根掛かりが少ない分ルアーの理解に繋がりますからね。
今回はさらっと釣りの記録だけ。
初場所中川、噂の「温排水」
初場所は釣り仲間の希望で中川へ。中川・・・その名は何度か耳にしていましたが、しっかりと調べたことも見たこともありませんでした。何やら温排水の有名なポイントがあるらしい、と。そして、虎柄のやつがいると。
温排水・・・そう、冬にバス釣りをする人なら誰しもが選択肢にあげるポイント。冬なのに、温かい水が流れ込むという幻のスポットであります。変温動物である魚。ぽっかぽかの温排水スポットでは、夏祭り気分でるんるんしているとかしていないとか。僕も印旛や琵琶湖でそんなスポットがあるという話は知っていましたが。ハイシーズンしかバス釣りしない勢であるから、釣りは全くの未体験でした。
ネットで調べて、都内から40分ほどで到着。
江戸川を狭くしたようなポイントです。水門から温排水が出ているらしい。有名ポイントだけあって、数十メートルの範囲にたくさんの釣り人が並んでいます。
水から潮っぽい香りもするものですから、水を舐めてみたら、真水でした。その後温排水が出ている水門を見上げると
「下水」
って書かれていて、自分がとんでもないものを舐めていたかもしれないことに気づき、今日まで不安な日々を過ごしております。
水に手を突っ込んでみると、確かに劇的な冷水ではないです。水温計を使います。
・・・14度。
・・・・・14度!?1月に水温が14度だと!?気分がぶち上がります。
フィールドを見渡すと、釣り人の数と同じくらいの鵜が浮いてます。バシャバシャと小魚を咥えまくってます。その鵜から逃げ惑う小魚が水面を波立てながら、岸ギリギリまで泳ぎ回ってます。
魚もいる、それを狩る鵜も回遊している。これはパラダイスではないかと。
通りがかった若いアングラー。都内から埼玉の川に詳しい人でした。会話をしていると、ギルならこの数日つれている、しかも岸際で。冬に岸際シャローゲーム。楽園かよ。
というわけで、少し季節を巻き戻した釣りで、強気にシャローゲームを展開します。
・・・バシャン
・・・・・・バチャチャチャチャ
・・・・・・・・・シャバシャバシャバ
水面がうるさい。鵜が無限に湧いてきては、水中に潜り魚食いまくってます。こんなに鳥が暴れてて、バスはいるのか??(汗)。これ人間界に喩えたら、近隣で、熊が友達食われまくってる状況でしょ!?のこのこ回遊して捕食しないって。
陸王かなんかで、川村光大郎が鵜が魚を捕食していたポイントを見つけて、鵜を追い払ってデカバス釣りまくってましたけど。あれ、1尾じゃん?中川、人間対鳥の集団戦に持ち込まれたら確実にやられるレベルの数がシャローで魚に襲いかかってます。ルアーに特攻かけてくるんじゃねぇかとヒヤヒヤです。
こうなったら、とビッグスピナーベイトを投入。中層巻いているのに、ゴツンゴツンブルンブルンと感触が変わります。浅いのかな?ともう少し表層を巻いても・・・ブルン!ブルン!試しに合わせても何も起こりません。
・・・「ここ、なんかいます?(焦)」と先ほどのアングラーに問いかけると、「ここ、あり得ないくらいボラがいるんで、巻物だとラインか、ルアーにぶつかります(笑)」とのこと。
15時〜日暮までの2時間程度でもちろんボウズでした。
しかし、温排水での自然の動きを見て、水温での動物の動き変わるんだな。ふむふむ、勉強になりました。
水温8度の高滝湖下流でバスを目撃
そして翌日は13時過ぎから高滝湖へ。高滝湖の冬、1月ってどうなんだろう?と探索目的です(嘘です、ワンチャンでかバス獲ってヒーローになる妄想しかしてませんでした)。
いつもは本湖の浅いポイントにエントリーしますが、今回は、下流。冬のバスは下流なんじゃないか、という憶測です。ボート侵入禁止の下流エリアへ。水温は8度。食うやつ上がってくるんじゃないか!?期待が膨らみます。
もうわかっていたことですが、減水がすごいですね。キャロでボトムを探ったり、シャッドで中層を巻きますが反応なし。沖で1度だけボイルがありました。
メタルジグを遠投します。というか、メタルジグ、飛ぶな・・・。しかし反応なし。
岸を眺めていると、水深30cmくらいのところにバス発見!1月にバスを拝めたよ!投げようと振り向くと、すごい速さで逃げて行きました(泣)。
その後は魚探を投げて、いくつか魚影反応がありましたが、無論ノーバイト。
減水した有名ポイントのボトムを見学しよう!と道路跡、神社下、対岸をちょろちょろ回って終了となりました。
ベイトも少ないね、当たり前だけど。
まだあと1ヶ月半くらいはこんな感じなんでしょうが。冬のバス釣りは勉強期間。簡単じゃないので、いいのです、これで。