毎年恒例、GWは嫁の帰省に中国地方に赴きます。嫁の実家は山あいにあります。飛行機・新幹線などを駆使したとしても、陸路での運転が結構な時間必要になります。さらに我が家は変則です。嫁の帰省ルートって結構変わっていて・・・
東京→大阪(で義妹夫婦のお車を拝借)→場合によりお墓参りや親戚への立ち寄り→実家
こんなルートです。伴って、移動で1日〜2日使えちゃうわけですね。
前述の通り、嫁の実家は山あいにあるガチな自然地帯になりますから、基本的にはルアーでヤマメ釣りをするのが恒例になっているんですね。しかし、嫁がバス釣りにハマってくれたおかげで、バスフィールドを開拓するようになってきています。
なんでのっけからこんな話するかというと、今回。連休に際して、祝日がポツンと水曜日にあります。
嫁「最近土曜日も働いてるし、GWくらいは間の平日も休みにしてよ」
僕「お、おぅ・・・(いや、でも仕事しないとな〜的な返事)」
嫁「合間の時間で釣りしようよ」
僕「はい!喜んで!」
・・・確かに。ここのところ、土曜日を仕事で潰すことも多く、4月下旬はまさかの8営業日連続顧客との会食という記録を樹立し。家で食卓すら囲んでいない日もありましたしね。
というわけで、間の平日はお休みとして、帰省への移動しつつ、僕は残務を処理しながら、諸用をこなし、釣りをするという予定を立ててみました。
岡山県北で過ごすつもりが旭川ダム
で、通り道に岡山の県北エリアがあるわけですね。で、そこに1つだけ釣りができて、過去にも釣れたことがある貯水池があります。今回は中継地をそこにする予定だったんですね。
ところがこの貯水池。春は満水でキャストできる場所が限定される上、県北という言われているだけあって、関東よりも1ヶ月くらい季節進行がおそい。真夏は小バス50尾コースなのに、昨年もこの時期はコテンパンのドボウズ完全試合を食らった時期なのです。
で、移動1日目の29日祝日は貯水池、行ってみたんですよ。やっぱり満水。そして、寒い・・・。現地のアングラーさん曰く「急にまた寒くなったから、今日はダメですね」。
一応、サイトとライトキャロで2本。20センチくらいの。


うち1尾は完全にネスト・・・この時期にスポーニング・・・その上、この釣果であればこの貯水池で留まる理由はありません。
さて、連休中の釣行計画どうするか。
で、湯原ダムとか、緑水湖とか色々考えましたよ・・・ただ、冷え込みがきてるとかいう情報に対して、湯原は標高が上がるわけで。さらに寒いだろうと・・・。そこでネットで見つけ出し、貯水池からもそう遠くないエリアに存在する、
旭川ダム。
トーナメントも開かれる岡山県のメジャースポットです。そもそもオカッパリできるのか?釣れるのか?全くわからないまま、
ただ帰省の中継地点から近い
という理由だけで挑戦してきました。
しかも3日連続で(笑)
結果的にこれが功を奏したのですが・・・。
旭川ダムのオカッパリポイントは限定的である
さて、本題の旭川ダムです。岡山県でバス釣りフィールドを調べると必ずと言っていいほど上位に登場するフィールド。レンタルボート店もあり、トーナメントも開催されるスポットです。
でも、オカッパラーにとってはどうなんでしょうね??というわけで行ってきました。
結論から言いますと
オカッパリポイント、超絶限定的です。初見ですぐわかるのは2〜3箇所くらい。
しかも、全部同じような景観です。
下流は絶壁・上流は流入ワンド数箇所とボディーウォーターのワンド
僕が車で回った感じは以下です。
下流は降りたら、命を落としかねない絶壁でした。下流のボート屋さんに話を聞いても「下流はドン深だから、オカッパリができるところは多くはない」ということでした。うん、みていてもドンぶかで恐怖しかないですね、うん。
上流側は、流入河川がいくつも流れ込んでいますので、川の合流部などで降りられるところが点在しています。ただ、歩き回るほどの距離がなく、ピンポイントの釣りになります。
そして、唯一歩き回れるのが、本湖のボディウォーターにある小型ワンドの密集地です。赤土があったり、岩盤があったり、フラットがあったり、今回キーになった要素は凝縮されています。でも、おそらく1~2時間もあれば全部撃てる規模感です。
なので、1日かけて湖全部見る、みたいなランガンはできない、小場所の集合体みたいな場所として、陸っぱり推奨度は低めですね。
実際に、連日、オカッパラーは2人程度でした・・・普段人だらけの関東でやっている自分にとっては、それが一番いいところですが!
トイレや自販機は意外とある
一説だとトイレなどはないという情報はありますが、コンビニは全くないものの
・ボート店や食堂があり、そこに自販機やお手洗いなどがある
・湖畔の公園やみち停あさひというところがあり、そこでも簡単なお手洗い休憩ができる
ので、給油や食料だけは出発前に準備しておくべきですが、簡単な休憩は安全なところで可能です。
自然豊かで気持ちいい場所ではある
ちなみに、余計に護岸されていない湖なので、ベイトも豊富ですし、野生動物もたくさんいます。

上流の旭川は、ヤマメ・ニジマス・アユつりで有名ですし、ハヤとかのベイトも豊富。
ちなみにうちの嫁がカジカ?ゴリ?を釣ってました。

濁った日でもこれくらいの水質なのでクリアウォーターに部類されるかも。

シカ。

黒い蝶々。

景色がいいので、気持ちよく釣りはできます。後述の通り、ポイント少ないので、釣りは単調になりますけど(笑)
4日間:肌寒い雨から夏日の快晴に向かうバッドコンディション
本来は平野に降りると山間の県北エリアよりは7度くらい暖かい・・・いや、暖かいには暖かいのですが、僕が赴いた数日間は急な冷え込みと雨に襲われた日程でした。
| 情報 | 練習試合 | Day1 | Day2 | Day3 |
|---|---|---|---|---|
| 日付 | 4/29 | 4/30 | 5/1 | 5/2 |
| フィールド | 県北某貯水池 | 旭川ダム | 旭川ダム | 旭川ダム |
| 天候 | 曇り | 雨 | 曇り時々晴れ | 晴れ |
| 最高気温 | 16(急な冷え込み) | 18(冷え込み続く) | 16 | 25(急回復) |
| 最低気温 | 12 | 14 | 12 | 11 |
| 水温 | 18 | 16 | ?? | 20 |
| 風向き | 無風 | 西4m前後 | 無風時々南3m前後 | |
| 水位 | 満水 | 減水 | 減水 | 減水 |
| 水質 | クリア | クリア | 濁り | 濁りから回復 |
| 釣行時間 | 13:30~ | 9:30~10:30 | 9:30~ | 9:30~ |
| 17:00 | 12:00~17:30 | 17:10 | 17:00 |
雨は良かったんです、結果的に。しかし、最終日の夏日は低気圧後からの一気に高気圧。正直かなりタフでした。シャローからベイト消える、雨の濁りが広がってなんだから水の感じが変わってくる・・・。
旭川ダムのポイント&実釣ハイライト
Day1は雨パワーの流れ込みが良かった
まずエントリーしたのは、流入河川の流れ込み部分。渇水しているので、渓流みたいになってますが。この日は雨。雨で生き物が流されてきてるんじゃないかな?という淡い期待と、ぱっと見で、程よい濁り(あわやゴミが多すぎない、濁りの範囲がすごく狭い)かなと思って、入ってみました。

時間は9:00過ぎていましたので、ゴールデンタイムではないものの、
雨と絶妙な濁り、そして、流れによって雰囲気があります。ベイトが岸際やら水面を占拠してます。

流れ込みが作り出したであろう岸際の抉れにシングルコントロールをジグザグ(ロッドをシェイクしながら)リトリーブ。濁りが強いので、アピール強めのシンコロ+抉れにブッシュが絡んでいたので、誘いのつもりでジグザグに。
ブッシュの隙間に差し掛かると・・・グーーンと根掛かりのような重み。「あれ?ブッシュに絡まったか?」と引っ張ってみると、
ブルンブルン
強烈な引きが!!リフティングさせてみると、結構でかい!てか引きが強い!!
抉れに潜られと面倒なので、一気にぶち抜いて・・

いきなり・・・スピナベでイメージ通りに釣れてしまった・・・。あ、雨パワー・・・?コンディション良さげ。やばいやん、旭川ダム。
実は11:00から有給前に入れてしまったオンラインの仕事があったんで、下手に釣れてしまっても・・・なんて、とりあえず様子見モードでスピナベでささっとフィッシングしてたんです。仕事前に一尾とれてしまい、完全に仕事をやりたくないモチベになりました(笑)。その後、嫁をポイントにおいてオンラインで会議に出て、またポイントに戻ります。
1時間して昼前。ポイントに戻ると、
嫁「バラしたんだけど・・・フリーリグでガツンっていう結構なあたり。ブレイクに擦られて切れた」
やはり、この流れ込み・・・雨のパワーでポテンシャルありやがる。入れ替わりで魚が入っているのかも。俄然やる気になり、今度はカバスキャで流れ込みが作るアウトサイドベントに流し込み、ボトムジャーク+放置。
時間は正午過ぎ、もうだめかな、なんて嫁と雑談していると、重みと共にドラグが勝手に出ています。
嫁「なんでドラグ出てんの?」
え?少しロッドにきくと、ラインが右に走ります。先ほど嫁がラインを擦られたブレイクショルダーを浮かせてかわし・・・


また40・・・・。
その後も絶妙な濁りアタリは結構あったりして、やはり定期的に魚が入ってきている模様です。ラバージグでラインが走る最高のヒットがあったもののも、ゴロタにまかれて痛恨のラインブレイク・・・この地をホームとしているバンビも登場。岸際で水飲みされて荒れちゃったんで、移動。

ちなみにDay2は強風と濁りの広がりでダメ、Day3も濁りが蔓延してしまい、オカッパリからはブレンドされたちょうどいい濁りにアプローチできず、だめでした。
Day1~3:主戦場の回遊まちワンド
その後は、小規模ワンドに移動。というか旭川ダムはオカッパリまともにできるのここしかないです。


一見ドシャローですが、ところどころ赤土っぽい岩盤で一気に2mくらいまで落ちる急深ポイントが絡みます。3日間通して、これが結構キーな気がしました、田辺哲男さん的にいうと・・・
「ディープ隣接のシャローですよ」です。
岸際にはベイトがいます。シャロー脇で深くなっていく岩盤にラバージグを落とすと、フォールヒットがあるものの根掛かりの嵐、ジグだと簡単にスタックしてしまいますね。
小規模ワンドでは唯一ディープっぽくなる岩盤隣接のハードボトムに狙いを絞ります。シャローに投げて、ジグをそわせて落とす。ハードボトムでシェイク・・・結構根掛かりますね。Day1には、根掛かりだと思っていたら、かかってた!しかし、時すでに遅しでバラし。夕暮れ前、最後に同じ場所に落とすと、フォール中にラインがスーーっと動きます!
ランディングしてフック外して、掴もうとした時に暴れて、帰宅されちゃいました・・・しかし、Day2、またタイミングで似たような場所でラバージグをシェイクしてみると・・・


嫁もワンドの水中岬の際をキャロでズルズルして旭川バスゲットしてました。
ドピーカンのDay3は流石にだめでした。
Day3:いきなり高気圧でシャロー壊滅・・・キャロの遠距離戦で50UP
そして、Day3は、雨からの曇りからの快晴。無風。気圧の急上昇=オワタ・・・・。予想通り、あれだけバシャバシャいってたシャローに、ベイトも少ない。魚っけがなく、雰囲気が全くありません。実際に投げていても、これまでの2日間は定期的にあったバイトもない・・・。
フレンドリーなボーター(岡山の方で、たまに東京にいらっしゃるらしい*足立区のマニアックスに出入りされている岡山のアングラーさんとのことで、SNSあったらぜひ僕のXまでご連絡ください笑)の方とも話しましたが、岩盤で一尾出た程度で多少渋いとのこと。朝から投げてますが、反応がないまま、正午を周ります。
マジでどこに投げても反応がない・・・。こうなったらいつもと違うことをしてみよう。岩場への根掛かりで傷んだフックを研ぎながら、周囲を見渡します。

前日まで無視していた、シャローフラット側。ここは、ベイトはよりついていますが、ず〜っと同じボトムが続いていて、なだらか。ハードボトムも乏しいので前日まではろくに投げずに放置していました。そのなだらかなブレイクに待機しているやついないんだろうか・・・ヘビキャロをセットして、大遠投・・・。
ドッボーン。21g重過ぎたかな・・・爆発のような着水で沖に着弾・・・・気を取り直して、ズルズル、ポーズ、2回目のズルズルをしようとすると、重みがかかります。このシャローフラットは泥土系の地面。シンカーが土にめり込むことがありますが、この重み・・・・遠くでキャロヒットした時の感触。結構な距離なので、鬼の高速巻き合わせ!
のった!!!・・・・ん、、全然浮き上がってこない。絶妙に伝わる生命感はありますが、全然浮いてきません。というか重いし走りまくります。コイ??いや、コイならもっと走る・・
遠距離につき、とにかくラインをたまわせないように寄せてみます。
浮き上がってエラ洗いする空気感を感じたので、水面ギリギリでロッドを下げて抑止すると、水面下に、とんでもないサイズの魚体がギラン!多分デカい!
一気に緊張が走り、ドラグを調整。なぜならラインが8lb。あのサイズだと無理するとリーダーが切れる!しかし、ドラグ、ゆるませると延々とラインが出るし、締めると、ラインがバチバチに張ります。これ、切れそう・・・
御法度のクラッチドラグして、左右に走りまくる魚をいなして、エラ洗いに浮いてきたらロッドを下げて・・・・ってうわ、浮いてきた
バッッシャシャシャシャ!!魚体登場・・・・みたことない大きさ(笑)。
1人しかいないワンドで
「これはやばい・・・どうしよう・・・お願いお願い」
はたから見たら、東京で人生に絶望し、地方に逃げてきて湖畔で念仏を唱える、中年オヤジが棒を振り回して新手の宗教にハマっているようしか見えない状況。
ビッグバス教に入信するために恥は耐え忍ぶ覚悟で、ラインを擦られるとやばそうな深場や岩場を交わしてゆっくり、ゆっくり浅瀬に寄せ切って、

下顎55、上顎52。超絶太い。。。。綺麗な魚体。
なにこれ・・・。人生最大ウエイトを釣り上げることができました。
全く投げる気がしなかったシャローエリアのブレイク。。一投できてくれた・・・。しばらく放心状態のまま、関係各所やなぜか親戚にも連絡(笑)し、その後もこのエリアを行ったり来たりします。しかし、相変わらず反応は乏しいですが、シャローはベイトも小バスの反応もないので、沖の釣りに徹します。
そして夕刻、別のワンドの沖。キャロにゴゴゴ!とヒット。すかさずアワセて、一度ラインは緩んだものの、乗せました。写真だと小さいですが30前後のアベレージでしょうか?。

同様に最後にヒットがあったもののアワセた後に手前に走られてしまいフックオフ。
嫁実家へのタイムリミットが迫り、マヅメ手前で納竿となりましたが、おそらくマヅメ時間にはもう少しシャローに動きが出たかもしれませんね。真っ黒になるまでやってみたい・・・!
3日間で6本:状況に合わせた釣りで絞り出せるリザーバー
打ち手を全部やって当たりを引くしかない
というわけで初場所旭川ダム、3日で、6本・・・まぁ、僕にしては、良かった気がします。一般的なバスフィールドとしては、ちょいむずい感じがしました。
何が難しいって、場所が限定的すぎて、打ち手を全てローテーションさせていくしかないからです。
雨・風・ピーカンといろいろな水質や天候を体験した結果としては、気候や変動に合わせた釣りをすれば、バイトは取れる・・・という感じでしょうか。
ちなみに、ショートバイトも多かったです。うちの嫁も2ケタ近いバイトがありつつも1本。僕も雨の初日はバイトは結構ありました。
ヒットルアー:ベイトがデカい?強い釣りで結果が出た
そして、今回、旭川ダムで釣れたルアー・・・
全部普段僕が関東でやっているものでカテゴライズすると
でかいんですよね。
逆に初場所では魚探がわりの必殺ダウンショット、軒並み無反応でした・・・こんなことあるのかってくらい。
シングルコントロール22g
流れがあって低気圧の状況で釣れました。濁っていたので、デカくて波動が強いものにしただけなので、いつでも効くわけないっていう感じですね。
カバースキャット2.5inch
マヅメが終わったタイミングで静かにボトムを狙いたい時には、関東同様に聞きました。1つでかい3.5inchでもバイトはありましたので、やはり僕のいつものワームカテゴリで言うとデカいのに食ってきますわ・・・
ラバージグ+ブルフラットorベローズギル
7g前後のフットボールジグにギル型ワームをつけて倒立させて、ハードボトムにシェイクしていると2本釣れました。ダウンショットがわりで使ってました。ただ、旭川ダムの急深ポイントは結構スタックするので、そっと動かして根掛かりを防ぐのが吉です。
ギル型ワーム:ブルフラット3.8inch
時期的になのかブルフラやドライブギルが活躍しました。キャロによる遠投とズル引きで数本釣れました。
簡単ではないけどコンディションが良いバスが釣れる!
というわけで3連日に渡る旭川ダムの釣行記録をお届けました。
ま、メジャーフィールドで、ボートメインの場所みたいですから、岡山の人からするとわざわざオカッパリで行くようなところではないのでしょう。
しかし、自然を楽しみたい僕としては、県北や鳥取山間部よりも暖かいし、景色も抜群なので、結構好きな場所です。そして、何より、このアフターの時期にコンディションの良いお腹ボッテボテのバスが釣れちゃうわけで。

簡単じゃないですが、粘って一尾の喜びに浸りにGW、もう1日に行っちゃおうかな・・・笑
- たくさんバイト8フィッシュ(県北貯水池含む)2バラシ
- 2026累計キャッチ回(1尾以上キャッチできた回):14(バス10/カサゴ1/シーバス3)
- 2026累計釣行回数:21回(バス19/ライトゲーム1/シーバス1)
- 2026累計キャッチ数:30尾(バス25 カサゴ2*訂正 シーバス3 *ボラ1ソウギョ1フナ1は対象外)
- 2025~累計キャッチ数:217尾(バス208/アマゴ4/シーバス3/メバルorカサゴ2 *ボラ1ソウギョ1フナ1は未カウント
バックウォーター
ワンド
流れ込み
イモグラブ
ドライブクロー
シングルコントロール
カバースキャット
ナカタジグ
ナカタジグ
ブルフラット
ブルフラット
