年末は嫁の実家の中国地方で過ごしました。
その道中、11月に爆釣した野池も含めて「地方野池を巡ってみよう」というわけで、
◆美作市のKN池と名も無い野池
◆11月の某著名野池
に立ち寄ってみました。2Daysで3つの野池を巡りました。
結果はですね・・・
1C0B0F1D(ワンチェイス・ノーバイト・ノーフィッシュ・1ダイヴ)でした。はい、年末に落水しましたよ。厄を落として清められましたね。
*年末に水死して、釣り禁止増やしたりしたら大変なので、ライフジャケットは必須ですね。
というわけで年末ですし、さらっと釣行記だけ書かせていただきます。
釣り禁止ではない野池の探し方:Google MapとDeeper
これ、あんまり書くと宜しくないかもしれないんですけど、マナー向上のために(?)。今回の野池釣行に際しては、事前にGoogle Mapでめぼしい池は探しておきました。目的は「釣り禁止の池を知るため」です。
こちとら東京から地方に行って、隙間時間で釣りをするわけです。釣り場について、「釣り禁止でした」はロスが大きいです。そのため、ネット情報+GoogleMapを活用しました。
「当たり前だろ?」って思うかもしれないのですが。GoogleMapで使うのは歩行者の視点で見られる「ビュー」(Googleアースみたいなやつ)って機能です。
これで道路に面しているところから池を写し出します。そうするとですね、
池の入り口には、「看板」があるんですよ。その看板の文字、GoogleMapからだと結構ちゃんと読めるんです。
そこに釣り禁止って書いてあると、その池は除外できます。あと、口コミ見ると、なんとなくわかったります。
そして、今回、とても役に立ったのが、Deeperのマップです。Deeperはパソコン版限定で過去にGPSオンで魚探をかけた場所が記録されるのですが・・・なんでか知らないですけど、「他の人が魚探をかけた場所にフラグが立つんです」。今回は中国地方のフラグをあさっていたら、いくつか誰かが魚探をかけた形跡がありそこから「釣りができる」と目星をつけることができました。(ま、ボウズなんすけどね)
調べてみると、岡山の野池、かなり釣り禁止が多かったです。房総の野池も知名度が上がって一気に釣り禁止が増えた、なんてことも聞いていたので、どこも同じなのでしょうね。農用車の邪魔になったり、ゴミなどで迷惑をかけないようにはしたいものです。
美作野池は水温5度
さて、今回は大阪から車で徐々に中国地方に向かっていったわけですが、何を血迷ったのか、あたたかい兵庫の野池ではなく、ゴリゴリに山中にある美作市の野池にチャレンジ(帰省の道中で交通の便がいいのです)しました。
13時すぎ。Deeperで見つけた池に到着。美作では釣りができることで有名な野池。。野池というには整備され過ぎている、公園みたいな池。20分もあれば歩いて1周できてしまいそうな池です。
「年末の真冬に野池に挑戦するのは自分らくらいだろう」なんて嫁とたかを括っていたのですが。着いてびっくり。4人くらいのアングラーが入れ替わり立ち替わりで野池をランガンしています。
地元民と思しきアングラーに声をかけると・・・
「いや〜・・・釣れないっすね〜」
そりゃそうだよね、真冬だもんね。最高気温10度切ってるし、最低気温予想は0度切りそうだし。気温3度の高滝湖の朝マヅメも経験していますので、頑張ると決めます。水温は5度。僕のバス釣り史上最低水温でしょう、きっと。
少し遠投すれば、池全体を探れそうな狭さの池。キャロでボトム変化を探りますが、ほぼフラット。ほんとに公園の皿池の様相です。無反応。日が上がると水温は10度弱まで上がります。
DEEPER投げたりして魚がいそうな場所を探しました。魚探反応はあるものの、シャッドを投げども、スピナベ投げども、メタルジグで誘っても無反応です。
いつもダウンショットの嫁に至っては、ボトムのコンクリブロックにシンカーが挟まるから根掛かり地獄だそうな。
1時間程度で切り上げ、次の野池へ。
コイ釣り仕掛けとクランクベイトの残骸残る野池
次はGoogleMapで見つけた釣り禁止の標識がなかった野池へ。
・・・とんでもなく狭い道、道の両サイドが森、という結構カオスな道でした(笑)。
到着早々、コイの遊泳姿と木の枝に釣り糸を発見。ウキがついていたのでヘラかコイ釣りでしょう。
15時到着で日没まで頑張ってみました。
オーバーハングも点在し、夏にはオイシそうなポイントが溢れる野池です。バックウォーター?は水が枯れかけていますが、日差しで水温が高まっているのか、コイがステイしていました。
途中、嫁が漂着したクランクベイトを発見。バスもいる・・・かも。
堰堤も水深があり、深場をバイブやジグで探りますが、無。メタルジグ8gで、リアクション狙いに切り替えます。
岸際に生える大木たちの根本(木の根本はエグレていてバスがいるかも)に落としては、優しくピラピラと・・・。
毎回落ち葉を拾ってきます(泣)。だめだだめだ。
また、落ち葉を拾ってきたよ・・・もう・・・。落ち葉を落とすべく水面でジグをシェイクしていると、魚が浮上!
なんだか頭に傷のあるバスかギルらしき物体。鼻先まで近寄って、またボトムに消えていきました。
食いっ気低・・・釣れるんだろうか・・・?そんなこんなしているうちに日没の耐え難い寒さが到来。Day1は納竿となりました。
Day2:11月子バス爆釣の野池へ
2日目。美作から30分の11月にいい思いをした野池へ。水温は8度。まだ戦えそう。プランクトンが死滅したのか、11月よりもクリアアップしてる。
季節進行しているとは分かりつつ、11月に爆釣した岬へ。北風をブロックする地形でもあるので、可能性に賭けます。*上記の写真の対岸の水際、みておいてくださいね。
が、もちろん反応なし。ディープに落ちてるんだろうな。一番ディープに近そうな張り出しまで練り歩き、遠投するも、反応なし。
こうなったら、来年に備えて、地形を頭に叩き込もう。そこからバックウォーターまでランガン!岸際を練り歩いて、バックウォーターまで駆け上がります。傾斜の激しい岸際を慎重に歩き、バックウォーターを発見。なるほど、ここは夏場は水が供給されて、流れもあって良さそうだな〜。もちろん、この季節はだめだろうけど。浅いし。でも、地形が把握できたので戻ろうと、Uターン。また岸際を歩きます。
・・・あれ、こんなに傾斜激しかったっけ?ふと気づくと、僕はとんでもない傾斜を夢中で歩いてきていたらしく、水面ギリギリを歩かないと元きた場所に戻れないと悟ります。傾斜はこんな感じ。
「行きでこられたんだから大丈夫だろう」と水際に足をかけた瞬間。ズルズルズル・・・
はい、下半身落水しました。というか、これ、雨の日だったら這い上がって来られないくらいの傾斜だろ・・・。なんとか上半身が岸に引っかかってくれたんで、這い上がりました。
防水パンツだったんで水があまり染み込まず、寒くはなかったですが肝を冷やしました。
水深のある堰堤側へ。
堰堤には地元の少年が自転車で釣りに来ていました。しかもハーパン。子供のタフさには驚きます。小学5年生で自転車で通っているそう。やっぱりこの池も、12月は全然釣れていない様子(途中嫁が話を聞いたベテランアングラーも「10月くらいまでしか釣れない」とのこと)。
根掛かりを外してあげたり、ワームをプレゼントして、一緒に釣りをしながら、堰堤も、くまなく探索も、反応なし。その後、池を半周しましたが、やはり真冬は容易ではなく、納竿となりました。
真冬で経験のないポイントで、そりゃ釣れませんよね。
ただ、冬に濁りのとれた水での釣りは学びになります。ルアーの動きがよく見えるわけです。植物も枯れていて、根掛かりも少ないので、シャッドを投げ倒したり、メタルジグのアクションを確認したりできました。ルアーの経験値稼ぎになりました。シャッドは春先にも使い倒したいので新しいテーマになりますね。
というわけで、釣り納めはデコくらいましたが、これで年間50釣行達成!社会人人生で一番釣りに行った年になったかも!
ライトな記事ですが、50回記録で投稿してみました!