Youtubeのサジェストにですね、歌丸さんご存命時代の笑点が出てきました。寝る前に聞いてると改めて、歌丸さんとメンバーの掛け合いの時代の大喜利ってやっぱり面白くて、何度見ても笑ってしまいます。
そんな歌丸さんって渓流釣り大好きだったらしいですね。それも、独学ではじめて、自分で0から海から地図を読み解いて、川や沢を見つけ出して、(当時は町の電話帳があったから)その周辺の住民に「ヤマメは釣れますか?」とひたすら電話して探し出す、みたいなこと、1つのポイントに行くまでに何年もかけてされていたそうです。
国民的な落語家として多忙な中で、釣り日誌ちゃんと書いて、行く時は数日山小屋こもって入り浸ってたらしいですよ。
なんでそんな詳しいかって?実は僕も落語が得意で
歌丸さんって生前、釣りの本をしたためてらっしゃったんですね。買って読んでみたら、これがまた、サンデーアングラーにはためになることばっかりで(上述の地図の話とかね)。釣りの楽しさとか、仕事外で釣りされている人にはぜひおすすめしたいです(歌丸さんは餌づりですけど、それ関係なく、釣り人の役に立つことや気持ちが上がることがたくさん書かれてますよ)。
ヘビとかカエルみて引き返すくらい大嫌いな話とかは、僕も全く同じ人種なので、共感できたり(笑)。*僕は印旛でウシガエル見ると竿を畳んでポイント変えます。
名人になる人は何に対しても徹底するんだなぁ、と。今や、地図も、電話も、SNSでの情報収集も1台のスマホでできることなのに怠けている自分はなんなんだ!
というわけで歌丸さんに負けじとアタシもK川行ってまいりました。秋になって7回目!もはやホーム!
10月下旬にも関わらず気温29度、水温24度!夏やん
14時開始。最近は17時過ぎにはもうラインが見えにくくなりますね。なので実質3時間程度の釣り。早めに勝負をつけたいところです・・・が暑い・・・。
先週は夕方にはパーカーがないと寒いくらいで、今回も少し上着着込んで行ったんです。でもね、開始10分で脱ぎました。暑い!水温測ったら24度よ。水の中はまだ晩夏なんじゃないですかね。先週小型の動きが悪かったのは、一時的に水温落ちて、流れが当たる場所やっていたから?水が悪めだったとかあったんじゃないかと思ってます。
減水は進行、水も澄んでて、もう目の前数mは水中丸見え。風が吹いてくれてるのが救いです。
ベイトっ気あり!ボラっぽい銀魚
生命感は結構あって、小型のカエル(小型はギリ平気)が水辺を徘徊していたり、カマキリが流れていたり、ベイトがキラキラと岸際を泳ぎます。
・・・というか、K川って、先月末くらいから水中で結構でかい魚がギラギラ、群れでボトムをついばんで彷徨いているんですけど、これなんの魚でしょうかね?目の位置と護岸の間の土をついばんでいるところ見るとボラかな。
今日は減水もあって、なんとか撮影に成功しました。
この写真に反射してる25cm前後の魚の後ろに5尾くらいちっこいのが群れてて。ボトムをつついてるんですよ。それもず〜っと岸をうろチョロして。
・・・まぁとにかく生命感があるので、よしとしましょう。
キラキラベイトに合わせてシャッド巻きでスタート
キャロを投げれば反応がありそう、というのはわかっているのですが、このキラキラしたベイトに絡んで流れに潜むスモールにスイッチを入れたい!。
というわけで、このブログでは桧原湖でギルを釣って以来全く使っていなかった、僕が今から春先までにどうしてもマスターしたいルアー:シャッドを投入します。
見ず知らずのフィールドでトリプルフックを投げると、大抵根掛かりをしますが、このポイントはもう何度も来てますからね。安全圏でアクションチェックしてスタート。
しかも、いきなり新品とか、無くしたら心の病気になりかねないので、メルカリで練習用のスーパースレッジを買ってあります。
さらに!フックを、スモールが食いやすそう+根掛かり少なそうサイズのものに変えておきました。我ながら歌丸師匠に負けない準備周到さです。座布団1枚!
シャッドの基本はただ巻き。まずは巻きます。クランクほど強くないし、ワームほど弱くもないアピール。流れで全身をフリフリしてくれるのもナチュラルアクションさがあっていいですね。
時折、トゥイッチしたり、ジャークしたりね、すごい、使い勝手のいいルアーです。
岸際のキラキラベイトたちは、全くバスに襲われている感じがありません。
水も澄んでいるため、目立つ色のシャッドが周りに魚がいないところをダラダラ泳いでる姿しか目に映りません。。雰囲気ないなー
なんなら試しにギルや小バスがたまるテトラの穴でスイムテストやアクションチェックしてみたら、ルアーにアクションかけた瞬間、バスはびびって逃げて行きました(笑)。
・・・ちょっと僕にはシャッドはまだ早いかも・・・!というわけで、キャロライナリグで魚を探します。
18g+スイングインパクトの巻きキャロで「ブラックバス」をGET
今日はどうしても18gでキャロをやりたかったのです、というのも、先週届いたNEWロッド!
Heavy Wire 70をK川で入魂させたいからです!
なぜ軽いルアーを扱えるLightWireではなく、Heavyにしたのか、それはもう半分くらい(スピナベ基軸の釣りをしつつ、渋くなったら)「ヘヴィキャロをやり込みたい」という思い入れなのです。
もちろんワームは、今僕のタックルボックスの中でメキメキとその信頼度を高めてくれている(今更使い始めるバサーは僕くらいの有名な)スイングインパクト!
早速リグってキャスト!
バビューーーーーーーン!!
・・・めっちゃ飛ぶ。何これ。今まで少しロッドが負けてたって思うくらい反発して、キャロがいつものカバーより奥にすっ飛んでいきます。
そして、ドリフトしている感覚はそのままちゃんと手元に伝わります(感度重視では作られていないので、普通にわかるくらい)。
・・・
・・・・
・・・・・
10投くらいしても反応がありません。おかしい、いつもなら小バスの反応くらいはあるのに。
15時を回るくらいまで時間が経ってしまいます。
もういいや、せっかく巻物ロッドだし、スイングインパクトも巻くとテールがしっかり回るし、丁寧に中層をゆっくり巻いてみるか。
スピナベと同じように、丁寧に、まっすぐ、同じレンジを直線で巻けているのか軌道をイメージして巻きます。
ちょうど倒木が絡む流れのヨレをスイングインパクトが通過したその時。
グワーーン。
ロッドが重くなります・・・まだ信じません。だって倒木あるもん、引っかかってるかもしれないすからね。
巻いてみます・・・巻ける。。。これはスピナベがかかる時と同じ感覚、
ロッドをしならせ、巻き合わせすると生命感!
いつもだとドラグがギーギー出るじゃないですか?
Heavy Wireというロッドなんですけどね、、、アメリカを意識して製造され、大型のフロリダバスがいる琵琶湖のビッグバスで実験されただけあってですね、全然余裕で魚をカバーから引きづり出せます(笑)。今までのスモールの引き、なんだったんだくらい・・・。冷静に岸まで寄せると、スモールっぽい魚体!口をリフトして、キャッチ!
30弱のドス黒スモール!やった〜HeavyWire入魂!1尾目がスモールだなんて縁起のいいこと。
カバーにいたから黒いんでしょうか!。とあるブログで「ブラックバス」は実はスモールの体色が由縁と読んだことがありますが、これはまさに「ブラック」なバスですね。高級車のような艶もあり、筋肉質なスポーツカーみたいな魚体です。なんかよくわかんないけど、尻尾が下に曲がってるんですよこの子。
新たな相棒ロッドの入魂を済ませ、その後はキャロワームをホッグ系でザリガニを意識させてより大きな個体を探りましたが、テトラでギルっぽいあたりのみ。
嫁は溜まり場で3本
前回のK川釣行で、「このポイントには溜まり場がある」と書いたのですが、今日もそこは健在。うちの嫁がずっと粘ってやっていたんですが、時折少し大きいサイズをバラしながら、小型中心にダウンショットで16時までに3本。
流れのヨレと切れ目、変化を狙っていたのでスモールも混ざってました。
嫁も春先までは、釣りに行けば根掛かり、ライントラブル、投げミスでボウズ率高めだったのが、最近はほぼボウズがありません。多分この2ヶ月で20本近く釣っているのではないでしょうか(汗)。自分で魚外して写真撮って、リリースして戻ってきます(笑)。立派な戦力になってくれています。その釣果を支えているのは実はたった1つのワームらしいです。僕のタックルボックスから、「ノリでくっつけた」というMPS(OSP)のダウンショット。
僕がラバージグのトレーラーで買っていたワームをダウンショットで使って、ずっとそれで釣り続けてます。一芸を極めてますね。。。公式でもダウンショットも推奨だったので、いい動きしてるみたい。僕もMPSで何かリグってみようかな・・。釣具屋に行くたびに補充していて、我が家の机がゴキブリみたいな形したMPSだらけの日もありました。
同じポイントを攻めさせてもらいますが、そこもやっぱり「シャッドで釣りたい」。
シャッドを溜まり場付近にドリフトさせますが、これまたギルっぽいあたり(トリプルフックに”コツコツ”と当たってきて乗らない時点でバスではなさそう)。
日暮前にはスピナーベイトも投入し、攻め切りますが、反応はなく、日暮で納竿!
キャロやジグヘッドなどで攻め切れば数は取れたかもしれませんが、今日は練習テーマ(シャッド使ってみる)と目的(HWの入魂)を決めていたので、これでよし!
明日からは気温が10度近く下がるらしいですね。夏パターンの延長線上で釣れるのは今日までだったりして・・・本当に苦手な季節がやってきそうです。